復興日記

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超レア金魚すくい準備中

アクアマリンふくしまの金魚工場。
 
津波で流されたのですが、今は震災前よりも充実しているような…
 
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今、金魚の赤ちゃんが一杯です。
 
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金魚って小さいときは黒いんですよね。
 
これから色が付いてきます。
 
 
 
 
 
 
 
 
ちょっと成長するとこんな感じ。
 
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これらを選別して、姿形が良いものを展示しています。
 
じゃあ、選別に漏れたのは…
 
アクアマリンふくしまでは、夏のイベントの金魚すくいなどに使用しています。
 
 
 
 
 
 
 
 
となると…
 
このコーナーで展示している…
 
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こんなのとかが、すくえちゃう!
 
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超レアな金魚も混ざっているようです。
 
これは庄内金魚。
 
津軽錦とならぶ東北の地金魚です。
 
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この黒いランチュウは?
 
担当スタッフに聞くと大阪らんちゅうとのこと…
 
超珍しいモノみたいです。
 
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はぁ〜、こんなレア金魚が入っているかも知れない金魚すくいって他にありません。
 
これから、アクアマリンの夏のイベントの詳細がでるかと思いますが、金魚マニアな方は要チェックです
 
 
 
 
 
ただし、こんなジャンボオランダ獅子頭になっちゃうかも知れません。
 
水槽は大きめのモノをご用意下さい(笑)。
 
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虎御前

「蛇の目ビーチ」にあるこの黄色い物体。
 
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実はアメフラシの卵です。
 
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海ソウメンとも言われます。
 
ソウメンというよりは中華そば…
 
 
 
 
 
 
 
 
梅雨の時期になると産卵します。
 
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アメフラシは雌雄同体で何個体も繋がりあって繁殖します。
 
前がオスで後がメスか…
 
海の生きものには雌雄同体や性転換するものが多くいます。
 
みんなが知っているクマノミやマダイ、ボタンエビなどなど。
 
最近、テレビを賑わしている、おネエ芸人さんたちを見ると、「自然界では普通の理(ことわり)なんだよな〜」って思っちゃいます。
 
 
 
 
 
 
 
 
「蛇の目ビーチ」にはアオサという緑の海藻がたくさんあって、増えすぎて困るので、アオサを食べるアメフラシを大量投入しています。
 
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そのため、そこら中で卵を見ることができます。
 
 
 
 
 
 
 
アメフラシの寿命は1年で、今の時期が一番大きくなります。
 
梅雨の時にたくさん見ることができるから、アメフラシと呼ばれています。
 
あと、もう一つ説があって、アメフラシは敵に襲われたときの紫の液体を出します。
 
その紫の液体が雨雲のように広がることからこの名が付いたとも言われます。
 
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漢字で書くと雨虎。
 
「虎が雨」は俳句の季語なんかで使われますが、ここからきたのかな?
 
旧暦の5月28日の事みたいです。
 
鎌倉時代の軍記物語「曽我物語」の登場人物「虎御前」と関係があるようです。
 
梅雨時でお出かけするのが億劫なときは読書にふけるのも良いかも知れませんね。
私の場合、文学は苦手なので雨でも大丈夫な水族館が良いです(笑)。
 
 
 

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シーラカンスと海のゴミ

アクアマリンふくしまの一階にあるシーラカンスの企画展示ルーム「シーラカンスの世界」
 
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このコーナーの最後には、シーラカンス調査の最新情報が紹介されています。
 
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本日、こんな写真が掲示されていました。
 
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ニュース等で知っている人もいるかと思いますが、シーラカンスの調査でインドネシアに行っているスタッフが、現地のシーラカンスの冷凍標本を解剖した結果、胃袋からポテトチップスの袋を発見しました。
 
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今回のシーラカンスは2011年7月21日に捕獲され、冷凍保管されていましたが、インドネシアの電力事情から停電することもたびたび有り、標本の状態が悪くなることが懸念されたため、この度、アクアマリンふくしまのスタッフとサムラトランギ大学のスタッフで解剖とホルマリン固定を行いました。
 
 
 
現地のスタッフが館内用機関誌に、こんな話を載せていたのでご紹介。
 
<インドネシアのゴミ>
毎回調査の度にインドネシアの調査地点であるマナド湾内のゴミの多さが気になっていました。中層ではポリ袋が流れていますし、水深300m でもビニール袋を見かけます。先日ついにシーラカンスのおなかの中からもゴミが出てきました。食べていたのはインドネシアでは人気のポテトチップスの袋でした。海底の水流に流されているものに反応したのでしょう。いろいろな味があるのですが、今回のものはのり風味でした。試しに食べてみましたが、味はなかなかおいしかったです。こんなにおいしいんだから後始末まできちんとしようよ、と言いたくなります。こちらでは結構話題にはなっていますので、これを機会に少しゴミが減ることを願い、各方面にいろいろと働きかけをしているところです。
 
 
今回のことが切っ掛けになって、インドネシアの環境保全に繋がれば良いと思います。
 
 
 
 
 
 
日本には日本動物園水族館協会というのがありますが、実は世界動物園水族館協会というのもあります。
 
世界中の250園館以上の動物園水族館が加盟しています。
 
現在、日本の動物園水族館で加盟しているのは
 
上野動物園
多摩動物園
よこはま動物園ズーラシア
名古屋港水族館
海遊館
そして、アクアマリンふくしま だけです。
 
正直、もう少し加盟園館があっても良さそうなんですけどね〜。
 
アクアマリンふくしまは日本だけでなく、世界にも目を向けた環境保全活動を行っていきたいと考えています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
さて、このシーラカンスの記事を見て思い出したのは、7年ほど前に乗ったサメの延縄漁。
 
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ネズミザメというサメを採集する目的で11日間、一人で北海道沖の延縄船に乗ってました。
 
ネズミザメは冷水性のサメで親潮水槽に展示するのに適しています。
 
非常に展示が難しく、まだ世界でも水族館で展示できているところは無いんじゃないでしょうかね?
 
 
 
 
 
 
 
結局、このときは輸送可能な小さな個体(70-80㎝)を3個体採集できたのですが、私の腕の未熟さもあり、最長5日間しか生かせませんでした。
 
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延縄船って結構ハードなんです。
 
11日間の平均睡眠時間4時間。それも、1,2時間おきの睡眠。
 
サメが生きている間はずっと見張り。
 
2週間で5kg痩せました(笑)。
 
このとき、指の骨も骨折してたなぁ〜(遠い目で…)
 
表面麻酔薬のキシロカインゼリー付けながら(←気休め)、頑張ってましたね。
 
まだ、若かった(笑)。
 
展示には結びつかなかったのですが、いつかリベンジしてみたいですね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
さて、前置きが長くなりましたが、延縄に掛かったネズミザメの中にこんな傷跡があるのが、たまにいます。
 
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原因はこれ…
 
ちょっとスプラッタですが、頭にビニールの輪っかがはまっています。
 
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結構、はまってから時間が経っているみたいで、輪っかが体に食い込んでいます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
これはなにかと言いますと…
 
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餌のサンマなどの箱に使われる結束バンドです。
 
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これが海に捨てられると、ネズミザメが輪っかをくぐって抜けなくなり、成長するとともに体に食い込んでいきます。
 
ネズミザメが輪っかをくぐるという習性があるのかも知れませんが、今回の漁では10個体ほど確認できました。
 
この現状を見たとき、この結束バンドが数年で分解できるような素材で作られないかなぁと思ってみました。
 
結束バンドメーカーさん、海水で分解する素材とかで、何とかなりませんかね?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
さて、余談。
 
 
 
シーラカンスの胃袋の中にあった、ポテトチップスがなぜかアクアマリンに(笑)。
 
ほう、いろんな種類がありますね。
 
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では、さっそく試食してみましょう。
 
うん? 
 
味は日本のポテトチップスと大差ないですね。
 
というか、美味しい。
 
 
 
 
 
 
 
今回、見つかったのは、のりしお味。
 
でも、パッケージには「カッパ巻き」。
 
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海苔はインドネシアでは寿司のイメージみたいですね(笑)。
 

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アクアマリン地下帝国

「なんか、水道の水が出ないんですけど、断水のお知らせとかありました?」って、教育担当スタッフに聞かれました。
 
 
はて?、そんなのあったけな?
 
 
 
 
確認しに行こうとすると、すでにこんな張り紙が…
 
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どうやら、復旧工事の業者さんが水道配管をやっちゃったみたい。
 
野次馬根性で現場を見に行くことにしました。
 
 
 
 
 
 
 
ところで、現場ってどこ?って担当スタッフに聞くと、足下を指さす。
 
へ、地下ですか?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
館内至る所に、こんな風にハシゴが付いている穴があり、地下(床下かな?)へ行くことができます。
 
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本邦初公開。
 
アクアマリンふくしまの一番下です。
 
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無数の配管が縦横無尽に走っています。
 
震災の時はこの配管がずたずたになって大変だったようです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
すっごく狭いので、こんな感じで進みます(笑)。
 
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かわぐっち 〜ひろしが〜♪ 洞窟にはいる〜♪
 
昔の探検隊の歌が頭の中に流れてきます(爆)。
 
分かる人、何人いるかな〜(笑)。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
アクアマリンふくしまの地下に謎の地底湖を見た!!
 
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我々、アクアマリン探検隊は地底湖の源流を探るべく、更に地下深くまで慎重に進んでいく…
 
そして、そこに現れたのは!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
滝、まぎれもなく滝である…
 
その澄んだ水はまさに水道水…
 
我々は、とうとう謎の地底湖の源流を発見したのであった(笑)。
 
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業者さんにとっては笑い事じゃないんですが、思わず、「あ、こんなもんか…」って拍子抜けしました。
 
 
 
 
 
 
 
 
どうやら、この配管の継ぎ目に加重かけちゃったみたい。
 
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これぐらいの水漏れなら、水族館では日常茶飯事
 
業者さんは焦りますが、我々にとっては、なんてことないって感じです。
 
これが、地上階で起こったのなら、大あわてですけどね。
 
 
 
 
 
 
 
写真も撮ったので、こんなカビくさいところからは、とっとと退散です。
 
途中こんな光景が…
 
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今回の工事は地下にあるダクトの交換作業でした。
 
津波でこの地下部分は海水が侵入、全て使い物にならなくなってしまったので、交換しています。
 
皆さんの見ている観覧側は、ほとんど復旧されていますが、こういった裏側の復旧工事はようやく始まったばかりって感じです。
 
こんなの見ていると、よく4ヶ月で営業再開できたな〜って、しみじみ、思ってしまいます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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海辺の環境教育フォーラム2012inふくしま

海辺の環境教育フォーラム2012inふくしまがこの3日間開催されました。
 
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北は函館、南は石垣島、全国から参加者が集まって下さいました。
 
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シアター前には環境教育に関するポスター発表もあり、なかなか見応えがありました。
 
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お、いわき明星大学さんの発表も。
 
分析化学研究室の佐藤先生、動物行動学研究室の岩田先生、いつも世話になっています。
 
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今回はボランティアとしても学生さん参加してくださいました。
 
ありがとうございました。
 
 
 
 
 
 
 
環境がテーマということで、いま福島県の環境と切っても切れない放射線問題をテーマに講演が行われました。
 
海の放射線といえば、東京海洋大学の石丸先生。
 
魚介類の放射性物質汚染のお話をして頂きました。
 
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実はこの後、私も「アクアマリンふくしまの放射線問題に対する取り込み」というテーマでお話しさせて頂きました。
 
真面目そうなタイトルですが、「俺は釣った魚食べてるぜい、ワイルドだろ〜」って内容で、お耳汚ししてしまいました。
 
参加されたみなさま、申しわけありません(笑)。
 
 
 
 
 
 
福島大学災害ボランティアセンターのみなさんも、被災者への取り組みを紹介してくださいました。
 
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特に子ども達の心の変化についての発表は、アクアマリンの移動水族館などにも参考になるお話で興味深かったです。
 
 
 
 
 
 
 
 
さて、この海辺の環境教育フォーラムですが、大人向けの堅苦しい発表ばかりではありません。
 
館内各所でいろんなワークショップが開催されました。
 
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「つくろう、ホネホネすいぞくかん!」ってなんだ?
 
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子ども達が一心不乱に作っています。
 
 
 
 
 
 
仕事さぼって参加していたスタッフの作品(笑)。
 
なかなか、お土産には良いですねぇ。
 
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こんな丸太切りの体験ができて…
 
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コースターかな?まで作れちゃう。
 
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サンゴについて理解を深められる、こんな巨大スゴロクがあったり…
 
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実際に見たり…
 
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こんなパズルまで。
 
今日、来館されたチビッコはラッキーでしたね。
 
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一番、良いな!って思ったのはこれ。
 
蛇の目ビーチで行われていた…
 
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シーカヤックかな?体験。
 
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実は船底がスケルトン。
 
海の中がよく見えます。
 
子ども達、船底に張り付いて、全く顔上げなかったり(笑)。
 
漕ぎ手は神奈川県ライフセービング連盟の本物のライフセーバー。
 
「ち、ちょう〜漕ぐのうめぇ〜」って見ほれてしまいました。
 
あれなら、乗っている人も怖がることなさそうです。
 
 
 
 
 
 
 
それにしても、うらやましい…
 
自前でナントカ、アレができんかな…
 
と考えていると、こんなモノが!
 
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蛇の目ビーチなどで作業するときにたまに使っているボートです。
 
これ、船底くりぬけば使えるんじゃない?
 
アクリル、シリコンで止めて…ブツブツ…
 
うん、本当にやれそうかも(笑)。
 
「蛇の目ビーチ」は結構魚が入っているのですが、いつも、「なにもいない」って言われちゃうので、こういうの有ったら面白いですね。
 
 
 
 
 
 
今回の海辺の環境教育フォーラム2012inふくしまは3日間に渡って開催されました。
 
大水槽の前でお泊まりしたり、バーベキューやったりと盛りだくさんの内容でした。
 
参加された皆様、スタッフの皆様、お疲れ様でした!
 
 
 
 
 
 

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