ライフ【花田紀凱の週刊誌ウォッチング】(372)「フリーメーソンだよ」記者を脅す首相の前後援会長+(1/2ページ)(2012.7.29 07:00

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【花田紀凱の週刊誌ウォッチング】
(372)「フリーメーソンだよ」記者を脅す首相の前後援会長

2012.7.29 07:00 (1/2ページ)花田紀凱の週刊誌ウォッチング
浮気がばれた橋下市長。週刊誌報道について「事実と事実でない部分がある」とコメントした=18日午後7時5分、大阪市役所

浮気がばれた橋下市長。週刊誌報道について「事実と事実でない部分がある」とコメントした=18日午後7時5分、大阪市役所

 記事冒頭、『週刊文春』記者に対するコメントを読んだだけで、この男がロクでもない人物だとわかる。

 〈「全力挙げて対抗する。悪いけど、それはやらせてもらう。で、あなたがどうなっても俺は知らない。アングラの世界もあるからね」〉

 要は脅しているのだ。記事の後半ではこんなことも。

 〈「マスコミの力はでかいんだよ。だから対抗するけどね。もっと上位の米国系のマスコミの元があるでしょ。要するにフリーメーソンだよ。潰されちゃうよ、(『週刊文春』の)記事なんて」〉

 結局、フリーメーソンの力も及ばなかったらしい。

 『週刊文春』(8月2日号)のスクープ「野田首相前後援会長は社会保障費21億円を詐取していた」。

 問題の人物は千葉で訪問歯科診療をサポートする「デンタルサポート株式会社」(以下DS)の社長で「DSヘルスケアグループ」の実質上のオーナーでもある歯科医師の寒竹郁夫氏。

 野田首相とは県立船橋高校の同級生で1999年から2009年まで後援会長。野田首相と中小企業経営者の「政経倶楽部」を立ち上げ、落選中、秘書の面倒を見たり、選挙では社員を張りつかせたり、むろん政治献金も。

 で、「21億円」詐取の手口は-。

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