塩沢集落への道
今夏も「18きっぷ」が解禁日を迎えたので、さっそく利用させてもらうことに。
ということで、東海道線と飯田線を乗り継いで、やって来たのは秘境駅として名高い小和田駅。これまでもちょくちょくここへは来ているけど、だいたいこんな感じで 満足していました。でも今日はもう少し冒険してみるつもりです。
電車でしか来ることができないと言われている小和田駅ですが、塩沢集落へと続く登山道のような道があるらしく、実際どんなものか辿ってみようとの試みです。駅前にあった道標によると、徒歩一時間となっていますが、ウワサによるとかなり困難な道らしく、携帯も繋がらないだろうから万一のことがあったらそれこそ一大事にもなりかねず。でもそれだけに大いに興味をそそられ、とにかく行ける所まで行ってみるつもりです。
駅前からは、しばらくはなだらかな道が続きます。眺めもよくハイキングには最適かも。
駅から15分ほど歩くと、一軒のみ存在する人家が見えてきて、そこが塩沢集落への分岐点となります。左へ行くと、橋が落ちていて道が途切れる高瀬橋へと続いていて、これまでの行動範囲はここまででしたが、今日はこの塩沢集落へと続く道を辿ってみることにします。
歩き始めると、すぐにこのような金網で足場を整えただけのスリリングな道が続きます。その先に待っているのは、これまたスリル満点のゆらゆら揺れる吊橋で、ここを大勢で通り抜けるのはかなり危険な気がします。
その後は、果てしなく続く階段と急な登り坂。行けども行けどもただひたすら登るだけで、休めるような所は一切なく、登山道としてもかなり過酷な部類に入りそうです。日頃の運動不足も祟って、もはや完全に体力の限界を越えるほど。けれどもここで引き返してはきっと後悔すると思うので、とにかく死力を振り絞って何とか食らい付いて行きます。それにしても、いったいどこまで続くのか。さっきの人家のあった分岐点から40分となっていたけれど、一時間を過ぎても一向にゴールの気配は感じられず。だんだん不安になってきます。
所々こんな分岐があり、道標もないのでどっちに行けばいいのかかなり迷います。でもとにかく登る方へ進めばいいらしく、それを信じてさらに先へと進みます。
ざっと一時間半はかかったでしょうか。やがて上の方にガードレールらしき物が見え、普通の道路に出ることができました。どうやらここが塩沢集落のようで、辿り着いてみれば、特別な所といった感じではありません。しかし小和田駅へと通じる道の入口は、このようにガードレールの僅かな切れ目の所にあり、案内板もないため、地元の人以外では、このルートを見つけることはかなり難しいでしょう。
確かにここは塩沢集落のようです。ここの最寄駅は一応小和田駅ですが、実際利用している人はいるのでしょうか。でもとにかく辿り着けることができてまずは一安心。今日一日でざっと10年分くらいの運動をした気分です。
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1 ■無題
1時間30分お疲れさまでした☆
スリリングな吊り橋楽しそうですо(ж>▽<)y ☆
参考になりました
次回チャレンジしてみます( ´艸`)