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2012-02-10

なぜ数学を勉強するのか?なぜ数学を学ぶのか? 数学を勉強する意味は?

なぜ数学を勉強するのか?なぜ数学を学ぶのか? 数学を勉強する意味は?
これは私も中学時代に悩んだことです。「なぜ数学なんて勉強しなきゃいけないんだろう?」とよく思いました。しかし、高校や大学に進むうちに、その答えはだんだんわかってきました。

(1)「中学の数学」は「高校の数学」を勉強するときに必要になる
これはみなさんにも大体想像がつくでしょう。より高度な「高校の数学」を勉強するためには、より簡単な中学の数学を勉強しておく必要があるというのは、ちょっと考えればわかることです。

(2)「中学の数学」は「高校の物理(理科の一分野)」を勉強するときに必要になる

これは私が高校生になってはじめてわかったことです。高校でならう理科の科目の中で「物理(ぶつり)」という科目があります。この科目を勉強するときには、「中学の数学」をたくさん使います。たとえば「方程式」「比例と反比例」「連立方程式」「1次関数」「関数 y=ax2」などは、よく必要になります。では、「高校の数学」や「高校の物理」は、なぜ勉強しなくてはいけないのでしょうか?

(3)「高校の数学」や「高校の物理」は、「大学の理系の学部」で必要になる
まず、理系(りけい)と文系(ぶんけい)のことについて話します。
理系(りけい)の学部には、
理学部(りがくぶ)、工学部(こうがくぶ)、医学部(いがくぶ)、薬学部(やくがくぶ)
などがあります。
文系(ぶんけい)の学部には、
経済学部(けいざいがくぶ)、法学部(ほうがくぶ)、文学部(ぶんがくぶ)、商学部(しょうがくぶ)
などがあります。
また理系の学部で勉強するには
高校の数学、高校の理科
が主に必要になり、
文系の学部で勉強するには
高校の国語、高校の社会
が主に必要になります。

具体的には、理系では使う教科書に高校レベルの数式がいくらでも出てくる、高校レベルの数式の変形がいくらでも出てくる、といった感じです。

入学後に必要になるため、特に私立の大学の入試で、
理系の学部の受験科目には英語、数学、理科
文系の学部の受験科目には英語、国語、社会
が出題されます。
だんだんわかってきたのではないでしょうか?
「高校の数学」や「高校の物理」は、「大学の理系の学部」で必要になるから勉強しなくてはならないのです。
私は電気電子系の学科に在籍していましたが、勉強する上で、それぞれ高校でならう数学の、微分積分(びぶんせきぶん)、三角関数(さんかくかんすう)、複素数(ふくそすう)、行列(ぎょうれつ)の知識はきわめて大切だと感じています。もし私のいうことを疑うなら、あなたの行きたい大学の理系の学科の教科書と同じタイトルの本(電気電子系なら「電気回路」「電磁気学」など)を図書館などでパラパラとめくってみてください。中学生のあなたには理解できない数式が出てくるはずです(高校の数学を学んだ人は理解できることもあります)。
では「理系の学部で勉強したこと」はどう役立つのでしょうか?


(4)理系の学部で勉強したことはどう役立つか

医学部、薬学部については、医療の分野で活躍する際に学んだことが役立つのは想像がつくでしょう。 ここでは、より身近な工学部について話します。
工学部は、より細かく
機械工学科(きかいこうがくか)
電気電子工学科(でんきでんしこうがくか)
建築学科(けんちくがっか)
土木工学科(どぼくこうがくか)
応用化学科(おうようかがくか)
情報学科(じょうほうがっか)
などに分かれています。
機械工学科は、その名のとおり、機械に関する仕事をするための知識を学ぶ学科です。具体的には、世の中のさまざまな製品をつくるための産業機械・産業ロボット、ショベルカーなどの重機、自動車などをつくるための知識を学びます。
電気電子工学科は、電気に関する仕事をするための知識を学ぶ学科です。
具体的には、産業機械・産業ロボットの制御は、電気が重要な位置を占めています。また、電気製品(テレビ、ビデオ、DVDプレーヤー、オーディオ、電話、パソコンなど)をつくる際に、電気の知識が必要になります。また、発電所などで働くための知識も学ぶことができます。
建築学科は、家などを設計する仕事をするための知識を学ぶ学科です。
土木工学科は、道路・ダム・橋など、より公共的な建築物などに関する仕事をするための知識を学ぶ学科です。
応用化学科は、化学製品(プラスチック、繊維、薬など)をつくる仕事をするための知識を学ぶ学科です。
情報工学科は、主にパソコンのソフトを作ったり、情報通信などの産業に携わるための知識を勉強する学科です。

いかがですか?工学部だけをみても、世の中の役に立ちそうな仕事をするための知識が学べるということがわかったのではないでしょうか。


(まとめ)

要するに、
大学の理系の学部で学ぶためには高校の数学や物理が必要
→高校の数学や物理を学ぶためには、中学の数学が必要
→だから中学の数学を勉強しなくてはならない
ということになります。


(文系にすすむ人たちへ)
将来文系に行くから数学は学ばなくてもよい、とは思わないでください。 高校受験には、必ず数学が出題されますし、高校でも数学をまなばなければ卒業できません。しかも、大学の経済学部では高校数学のひとつの微積分を使うことがあります。また、法学部に進んで、税金などの計算などを学ぶ場合も、中学数学程度の知識があると、すんなり理解できます。

学校で教えてくれない英語発音原理

最初の記事として、英語の記事を書きます。

皆さんは、break、beautiful、boat,likeなどの発音がなぜ「ブレイク」「ビューティフル」「ボート」「ライク」などと発音するのか、中学校のときに疑問に思ったことはありませんか?beautifulについては「ベアウチフル」などと覚えていた記憶はありませんか?breakやboatを「ブレアク」「ボアト」と覚えていませんでしたか?likeを「リケ」と覚えませんでしたか?

私が受験時代に発見したnijinohako式母音発音原理によれば、なぜbeautifulを「ビューティフル」と読むのかがわかります。

早速nijinohako式母音発音原理を紹介します。
それは次の3点に絞られます。
(原理1)一部の例外を除き、母音字が2文字以上になる場合、どれかの文字ひとつだけを選んで発音する。
(原理2)a,e,i,o,uを「エイ」「イー」「アイ」「オウ」「ユー(またはウー)」と発音することもある。特に、likeのようにkのような子音字のあとにeが入っている場合はその前の母音字は「エイ」「イー」「アイ」「オウ」「ユー(またはウー)」と発音することが多い。
(原理3)yはiと同じで、wはuと同じ、というようにyやwは母音として扱う。
これだけではわかりにくいでしょうから説明を加えます。
例としてbreakを挙げます。
breakの「ea」は原理1によって「ea」のうちの「a」だけを取り出して、これを原理2によって「エイ」と発音すればいいのです。

下は、原理1によって発音すれば正しい発音ができる中学〜高校レベルの単語です。


「A」を「エイ」とよむ
break
May(yを母音字として扱っている)
rain
wait

「E」を「エ」とよむ
bread
head
ready

「E」を「イー」とよむ
between
clean
either
each
feel
teen
keep
need
people
please
sea
sleep
speak
teach

「I」を「イ」とよむ
build

「I」を「アイ」とよむ
die




「O」を「オウ」とよむ
boat
grow
know



「U」を「ユー(またはウー)」とよむ
beautiful
blue
two(wを母音として扱っている)




以下は、原理2によって正しく発音できる単語の一覧です。
ざっとみればわかるように、「e」でおわっている単語がおおいですね?これが、
(原理2)a,e,i,o,uを「エイ」「イー」「アイ」「オウ」「ユー(またはウー)」と発音することもある。特に、likeのようにkのような子音字のあとにeが入っている場合はその前の母音字は「エイ」「イー」「アイ」「オウ」「ユー(またはウー)」と発音することが多い。
の後半の力が発揮される単語です
「A」を「エイ」とよむ
face
game
lake
late
make
name
same

「E」を「イー」とよむ
me



「I」を「アイ」とよむ
child
find
fine
five
kind
life
light
like
night
rise
rice
right
time
right


「O」を「オウ」とよむ
home
hope

「U」を「ユー(またはウー)」とよむ
use






続きです。

(原理1)では、「一部の例外を除いて・・・」という部分がありましたので、今日はその「例外」をお話します。

(例外1)ou,owは「アウ」「ア」と発音する場合が多い
例:「アウ」out,allow,about,cloud,loud,now,thousand
「ア」double,young,touch,country,enough

(例外2)au,awは「オー」と発音する場合が多い
例:automatic,law,awful,autumn

(例外3)ooは「ウー」「ウ」と発音する場合が多い
例:「ウー」loose,cool,food,moon,room,soon
「ウ」book,cook,wool,wood,foot,good