ロック全般の流れと共に、プログレとは何か?を考えてみたい人、
記録より記憶に残るアーティストの名曲や歩んだ道を振り返ってみたい人、
当時のライヴ、ビデオ、アルバムにまつわる話等も、気軽に書いて下さい。
主に60年代後半〜70年代〜80年代の初期ぐらいで短文長文不問です、よろしく。
連絡先はこちら。http://1490.hito.thebbs.jp/Prof/
アートロック(含・60年代アートロックの影響)
60年代 ヴァニラ・ファッジ、クリーム、プロコル・ハルム、ドアーズ、ジェファースン・エアプレイン
70年代 ロキシー・ミュージック、デヴィッド・ボウイ、T-レックス、ディープ・パープル
80年代 ジャパン、エコー&バニーメン、ヴィサージ、アート・オブ・ノイズ
プログレッシヴ(含・60年代アートロックの影響)
60年代 ムーディ・ブルース
70年代 ピンク・フロイド、イエス、キング・クリムゾン、ELP、ジェネシス、タンジェリン・ドリーム
80年代 ?
過不足もあるとは思いますが、このあたりですか?
プログレは「ネオ」「ポスト」がつくとキリがない…
アートロック
60年代(アートロック) VANILLA FUDGE CREAM DOORS VELVET UNDERGROUND
70年代(グラムロック) ROXY MUSIC DAVID BOWIE T.REX
80年代(ニューウエイブ、ネオサイケ) VISAGE ECHO&THE BUNNYMEN JESUS&MARYCHAIN
プログレッシヴ
60年代
(アートロック) PINK FLOYD GENESIS KING CRIMSON
(シンフォニック) MOODY BLUES
70年代
(シンフォニック) PINK FLOYD YES E.L.P
(クラウト) TANGERINE DREAM
(カンタベリー) MIKE OLDFIELD
80年代
(プログメタル) DREAM THEATRE
90年代が入ってないので・・・
TOOL
GODSPEED YOU BLACK EMPEROR
TORTOISE
GASTR DEL SOL
ROVO
すいません。アートロックって何ですか‥?
説明願います。
はじめまして。このスレッドに並んでいるアーティスト名、わたしの聞いていたものが半分以上なので、なつかしさも深いのですが、アルバムでは聞いたことのないアーティストも含まれるので、ちょっと躊躇していました。
おおざっぱに言っちゃうなら、アートロック=サイケデリックなサウンド+芸術的要素が濃いロックミュージック。
アートロックという呼び方は、1960年代の後半に一時的に広まっていました。
レコード会社のどなたかが作りだした言葉だと思います(ヴァニラ・ファジ、ドアーズ、ジミ・ヘンドリックスなどの、>>1-2 の60年代のアーティストの場合、LPジャケットの帯に使われていました。あと音楽雑誌などにも)。
サイケデリック・サウンドというのは、アップテンポでもスローでもドラッグで幻想を見ているような浮遊感のあるサウンド、なのかなぁ…でもリズムやピッチが不正確になるわけではないです。…上手く言葉では言いにくいです(苦笑)。
でもドラッグやりながら作るオンガクというわけではないです(笑) (中にはそういうふうに噂される曲もあったみたいですが、ドラッグやってないときでも作れた名曲と言われることが多いですよね…)
アートロックとと呼ばれる場合は、バンドではオルガンなどのキーボード奏者がクラシック音楽の経験を生かしつつ前衛的幻想的に弾くことが多いので、それで芸術的なロックミュージックという意味も含まれています。
あと、アルバムのジャケットやブックレットで凝ったイラストレーションとか、ライブステージの舞台美術に凝るとか(照明に凝るだけというのもありましたが)。歌詞もたいていは文学的に凝っています。
…音楽と美術と文学が密接な関係にあるのも特徴、かしら。
はるかさん、ご説明ありがとうございます。
自分は、Mike Oldfield最近好きで聴いてますが、彼もクラシックが結びついてるのかなぁ‥と。
というか、プログレは高度な技術を用いた精巧な音楽に思えますが、クラシックからきてるんですか?
質問ばかりで申し訳ありません。自分もクラシックやってるんですが、プログレに惹かれるんです。
GODSPEED YOU BLACK EMPERORの「LIFT YR. SKINNY FISTS LIKE ANTENNAS TO HEAVEN!」はかなりいいです!
GODSPEED YOU BLACK EMPEROR!、まだ聞いたことがなかったので、amazonその他で試聴して参りました。90年代からカナダで活動している9人編成のバンドなんですね(カナダっていうとRUSHをちょぴっと聞いたくらいです)。
受けセン狙いじゃないというか、繊細かつ過激なインストがいいですね。"Lift Yr. Skinny Fists Like Antennas To Heaven !"にはメッセージで始まる曲もあっておもしろそうです。
MIKE OLDFIELDもインストが中心ですよね。初期の三部作はわたしもよく聞きました。展開はクラシックのシンフォニーと近いものがありますよね。
"Tubular Bells" (1973)、"Hergest Ridge" (1974)、"Ommadawn" (1975)。
歌詞があるものだと、やっぱり、Moonlight Shadow かなぁ、これは色々なアーティストのカバーバージョンもありますが、アルバムでは"Crises"(1983)に収録されていますね。
プログレバンドのミュージシャンって、ヴィーガンさんのようにクラシックになじんでいる人も多いと思いますよ(YESのリック・ウェイクマン等)。
あと、バンドにもよりますが、インプロヴィゼーションとか言われる即興演奏とか変拍子とかも多いので、そのへんは1950年代の終わり頃から流行ったビ・バップ〜モダンジャズの要素でしょうね。
KING CRIMSONは最初はロックでデビューしたけれど、途中からはジャズかも…?
わたしもプログレや音楽の歴史はごく一部しか分かっていませんので(汗)、ちょっとずつでも勉強していきます…
>>2 カンタベリーにはSOFT MACHINEの方がふさわしいのではないでしょうか。
MIKE OLDFIELDは、カンタベリーの代表とするよりも、
クラシック、ミニマル・ミュージック、トラッド・フォーク等を融合している特異なミュージシャンとして
別個に考えるべきではないでしょうか。
YESやE.L.Pは、ロックとクラシックを融合させましたが、
SOFT MACHINEやCARAVANは、ロックとジャズを融合させて
それぞれに独自の音楽性を作っていきました。
マイルス・ディヴィスやマハビシュヌ・オーケストラなどから影響を受けたと本人たちが語っているそうです。
アートロックと呼ばれたミュージシャンのワークの中で、愛聴したアルバムのひとつです・・・が、時代的にはサイケデリックブームが薄れた頃で、これはハードでストレートなロックなんですけどーーー
"MORRISON HOTEL"(1970)
サブタイトルは、Hard Rock Cafe。そういう名前のカフェレストランのチェーンがありますが、もしかしてここからとったのかなぁ…?
Side A:
1. ROADHOUSE BLUES
2. WAITING FOR THE SUN
3. YOU MAKE ME REAL
4. PEACE FROG
5. BLUE SUNDAY
6. SHIP OF FOOLS
Side B:
1. LAND HO!
2. THE SPY
3. QUEEN OF THE HIGHWAY
4. INDIAN SUMMER
5. MAGGIE M'GILL
なんとなくA面ばかり聴いていたけど、1. Roadhouse Blues のノリの良さが 2. Waiting For The Sun でドアーズっぽいヘヴィな哀愁になる辺りが好きでした。ドアーズにはめずらしくなんだか元気の出るアルバムです。
この時期のドアーズは、初期の頃のサウンドに立ち返ろうとしていたようです。
初期の3大シングルヒット「ハートに火をつけて」「ハロー・アイ・ラブ・ユー」「タッチ・ミー」もよかったですが、それより好きなのは、67年の1stアルバム"THE DOOS"に収録されている美しいバラードの「Crystal Ship / 水晶の舟」。
アートロックと言われるとしたら、ジム・モリスンの作る歌詞が、厭世的な文学志向になっていたことが大きいのかも。ギリシャ神話やボードレールの詩などをお好きだったようです。
>>1-2のお二人の60年代でエコー&ザ・バニーメンが共通しているのも、なるほど、って思います。
PEOPLE ARE STRANGEなど、ドアーズのカヴァーをいくつかリリースしていますし、バニーメンがデビューした頃は、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドに似ているということもアルバムのライナーノーツに書かれていました。
>>10
カンタベリー系ならやっぱりソフト・マシーンを連想しますね(深く知らないわたしでも思い浮かぶ名前(苦笑))。
マイク・オールドフィールドさんご本人はカンタベリー出身ではなかったと思いますが、彼のセッションした人たち、同じVIRGIN レーベルだったバンドなど、周辺にはカンタベリージャズロックのミュージシャンが結構多かったと思います。
それゆえで場合によってはカンタベリー系プログレという風にカテゴライズされることもあるのかな…?
ごめんなさい、年代をまちがえましたm(_ _)m
>>11
誤 >>1-2のお二人の60年代でエコー&ザ・バニーメン
正 >>1-2のお二人の80年代
Deep Purpleが出ていない・・・
第一期はアートロックの旗手とも重鎮とも言われたんだけど・・・