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プログレ、ジャケットの名盤...Part.2

[0] 2004/06/14 11:11

 
プログレッシヴロックには、ジャケットのアートワーク、ギミックに凝った作品が多数あります。
それらについて、お気に入りの作品を挙げていきましょう。
同時に、ロジャー・ディーン、ヒプノシス、マーカス・キーフ、H.R.ギーガー等 、
アルバムカバーアートの巨匠達についても語りましょう。

プログレ以外でも、LP、CD、紙ジャケ等の話題、歓迎です。
基本的にはPart.1からの続きです。
旧スレ
プログレ、ジャケットの名盤
アルバムについての詳細を紹介する場合 
コンセプトアルバムの 歌詞、曲、アート
名盤、名曲にについて語り合おう(新)
または、各アーティストのスレでお願いします。
 

79件のコメント 1番から79番を表示中
最新20件
[1] 2004/06/14 11:12

他のスレでもよく話題になっていますが
YES「Close To The Edge / 危機」は、ジャケットの名盤として欠かせません。
ロジャー・ディーンのイラストでは最高傑作の一つになると思います。
http://images-jp.amazon.com/images/P/B00007LTI9.09.LZZZZZZZ.jpg (表)
http://www.rstolley.com/RogerDean.jpg(内側)

[2] 涅槃 2004/06/14 11:55

どうもです。
最近すっかりジャケのこと考えてなくて
ユーロロックよりもサッカーユーロ2004なわけでですw

危機大好き。彼にしてはシンプルなデザインだけど一番好きかも
いや,やっぱリレイヤーかなァ…w

[3] ラッキーマン#9 2004/06/14 12:17

"Brain Salad Surgery/恐怖の頭脳改革"
これはH.R.ギーガーの代表作だね。

"Tarkus/タルカス"
"In The Court Of The Crimson King/クリムゾン・キングの宮殿"
これらの絵を描いたイラストレーターについて知りたいものです。

[4] はるか 2004/06/16 12:48

ジャケットアートのお好きなみなさま、はじめまして、こんにちは。

>>1-2
「危機」のジャケットはわたしも大好きです(中身の曲も)。
「リレイヤー」は、色彩が統一されているのがいいですね。外側も内側も、同系色で。
http://www.whitehole.rinc.or.jp/orbit/roger/yes02.JPG
http://www.whitehole.rinc.or.jp/orbit/roger/yes03.JPG

[5] はるか 2004/06/16 12:49

旧スレッドで、レーベルのお話が出ていて気になっていたことがあるのですが、
プログレ、ジャケットの名盤[80-]
その時に出ていた「エバーグリーン」の本来の意味を最近知る機会がありました。
下記のサイトに、エバーグリーンのレコード盤の写真があります。東芝で開発された技術のようです。
http://www33.ocn.ne.jp/~anita/ryakureki2.html
http://www33.ocn.ne.jp/~anita/menu.html の略歴ページです(島英二/ワイルドワンズ/ココナッツクラブ)

[6] はるか 2004/06/16 12:51

>>3
「宮殿」のあのジャケットを描いた方は、 Barry Godber (British, 1946-1970)
こちらに紹介がありました(英語サイト)。ご本人のお写真も出ています。
http://www.batguano.com/bgma/godber.html

ELPのジャケットアートは凝ったものが多いなぁと思います。
「タルカス」は、 William Nealのアートワークです。「展覧会の絵」も同じ人。

「タルカス」って架空の生き物ですよね…モデルとかいるのでしょうか…

[7] マルチオーディオ 2004/06/17 07:48

>>5
エバーグリーンありがとうございました。自分が最初に買ったLPビートルズのオールディーズが
まさにこれでした。yesといえば中袋にロゴが入ったものがありましたよね?
あれを転写して刺繍屋さんにもっていって、ニットのVネックのスェーターにワンポイント刺繍
したことを思い出しました。

[8] たかしぃぃ!! 2004/06/17 08:38

アニメーション広告を見るだけで、 確実に得するサイトを見つけました。
私も登録しているので、試しに利用してみては。 登録用のURLは、
http://www1.cmsite.co.jp/scripts/gwiisole.dll/m.a.c?%82%A2%82%EB%82%C1%82%B1%82%DF

フリーメールでも登録できます。

[9] むむ 2004/06/18 12:06

ビートルズのオールディーズ
プログレじゃないけど
いいジャケだった。
紙ジャケで出てほしいね。

[11] pager 2004/06/19 12:47

>>10
すみませんが、この手のもの当たったことないので。
今度からは、ふつうの発言して下さい。

[12] pager 2004/06/19 12:50

初めまして。
Led Zeppelinのジャケットの担当デザイナーが分かる人、
是非教えて下さい。
ヒプノシスは分かるのですが他のが不明です。
(3) (6)だけでも構いません。
気長に待ってますのでよろしくお願いします。

(1) Led Zeppelin

(2) Led Zeppelin II

(3) Led Zeppelin III

(4) Led Zeppelin IV

(5) A Houses of Holy
      (by Hipgnosis)
(6) Physical Graffiti
 
(7) Presence
      (by Hipgnosis)
(8) In Through the Out Door
      (by Hipgnosis)

[13] はるか 2004/06/21 02:58

>>12
ZEPのジャケットは7〜8割が、ヒプノシスって感じですねー。でもアイデアは(特に前半は)ジミー・ペイジのが多かったのではないかしら。
とりあえず、I 〜 IIIについて…。IV以降は、また今度にしますね。

(1) Led Zeppelin (Cover Design: George Hardie)

LP表 http://www.collectable-records.ru/images/GROUPS/Led%20Zeppelin/1/front.jpg 
LP裏 http://www.collectable-records.ru/images/GROUPS/Led%20Zeppelin/1/back.jpg 

 ジョージ・ハーディの手がけた主な作品…
10cc "How Dare You?" (Cover Design)
Alan Parsons "I Robot" (Design)
Paul McCartney " Venus and Mars" (Graphic Design)
Paul McCartney "London Town" (Cover Coordinator)
Pink Floyd "Wish You Were Here ( Illustrations) ジャケットに貼られていたシールなどの、機械が握手するイラスト
Pink Floyd "Dark Side of the Moon/狂気" ( Illustrations, Sleeve Art) ピラミッドのイラスト
Genesis "The Lamb Lies Down on Broadway/眩惑のブロードウェイ" ( Illustrations) ピーター・ガブリエル在籍時のジェネシスの、ラストアルバム
Yes "Going for the One/究極" (Artwork) イエスが従来の大作主義から方向転換を図った最初のアルバム

……ほとんどヒプノシスの作品ですが、ジョージ・ハーディは、ヒプノシスの一員だった人で、現在はポップアートのデザイナーチーム「N.T.Aスタジオ」の一員です。

(2) Led Zeppelin II (Artwork: David Juniper)

LP外側 http://www.collectable-records.ru/images/GROUPS/Led%20Zeppelin/2/full_fr.jpg 
LP内側 http://www.page.sannet.ne.jp/adeux/l/zep13.jpg 

  デヴィッド・ジュニパーの手がけた主な作品…
UFO "The Wild, the Willing and the Innocent " ( Illustrations)
UFO "Mechanix" ( Illustrations)

このジャケットのイラストは、ドイツ空軍のジャスタ師団の保存写真をもとに、エアブラシを使ってメンバー4人の顔写真を入れたもの(今の時代ならCGでやることですね。1970年前後の頃には、写真のようなリアルなイラストを、スプレー式の絵の具を使うエアブラシで描く作品も流行っていました)。

(3) Led Zeppelin III (Visual Creations: Zacron)

 表   http://www.stefanogemelli.com/gully/immagini/led_zeppelin/003.jpg
LP内側 http://www.interq.or.jp/bass/piro/pick_up/image/led/led13.html  

このLPジャケットでクルクル回して遊んだ人も多かったのでは? ジミー・ペイジは、春の田園風景を見て、自然や動植物の様々な季節の動きを表現したくなったのだそうです。が、デザイナーのザクロンには趣向がうまく伝わらなかったりして、アルバム・リリースが2ヶ月遅れるという結果になりました。
ザクロンは、60年代のロンドンの前衛芸術家の大物、現在はウィンブルドン・アート・カレッジで講義をしたり、詩人として活動しているのだそうです。

[14] はるか 2004/06/21 04:35

 
Part.1のスレッドで書いていたことがらですが、 ピンク・フロイドについて語り合おう[248-252] で書いた、The Who とPink Floyd の接点の続きを兼ねて、少々補足解説をします…

●ジャケットに見られるロックファン観光名所 ベスト5

Beatkes  "Abbey Road" (1969)
Pink Floyd "Animals" (1978)
OASIS  "(What's The Story) Morning Glory?" (1995)
Eagles "Hotel California" (1976)
Deep Purple "Deep Purple in Rock" (1970)
 
 

[15] はるか 2004/06/21 04:48

■"Abbey Road"(photo: Iain Macmillan カバーアートデザインには、John Kosh が助手で参加)
http://images.amazon.com/images/P/B000002UB3.01.LZZZZZZZ.jpg
オフィシャルサイトのVirtual Visitコーナーでは、WEB CAMERAであの横断歩道の様子が見れます…ミ⌒_⌒ミ
http://www.abbeyroad.co.uk/
有名所だけあって、類似品もいくつか出ましたが、セルフパロディ「Paul is Live」がいちばんでしょう…
http://images.amazon.com/images/P/B000002TNI.01.LZZZZZZZ.jpg

■"Animals"(photo: Hipgnosis, Nick Mason 他)
http://images.amazon.com/images/P/B000024D4R.01.LZZZZZZZ.jpg
ロンドンのバターシー発電所。ザ・フーの「四重人格」(1973)のブックレットでも使われています。
http://homepage3.nifty.com/thenoise/quadrophenia01.htm
ビートルズ映画「HELP」にも登場しているそうです。

■"(What's The Story) Morning Glory?"(photo: Michael Spencer Jones  Design: Brian Cannon)
http://images.amazon.com/images/P/B000002BBY.01.LZZZZZZZ.jpg
ロンドンの繁華街 Soho のど真ん中に向かって伸びる Berwick Street =レコードショップ街の写真ですから。
ビートルズ好きを公言しているバンドなので、これ聞いてジョンやポールを敬愛していく人達も居るわけですね。

■"Hotel California"(photo: David Alexander  Design: John Kosh)
http://images.amazon.com/images/P/B000002GVO.01.LZZZZZZZ.jpg
ロスに実在する高級リゾートホテルの写真。1912年開業の、Beverly Hills Hotel です。
LP内側の写真と裏ジャケットについては心霊写真だという噂も立ったものでした(笑)
ホテルの案内データ http://www.ab-road.net/DUS/hotel/11908.shtml

■"Deep Purple in Rock"(photo: Mike Brown, Alan Hall)
http://images.amazon.com/images/P/B000002KBA.01.LZZZZZZZ.jpg
"In Rock" 文字通り「岩」ですけど、元ネタは、アメリカのサウスダコタ州の国立公園になっている岩山(マウンテン・ラシュモア)。建国当時の大統領の4人の、それぞれの顔の高さ約20m、1927年に彫り始めて14年掛かったそうです。
マウンテン・ラシュモア http://mingmei1217.hp.infoseek.co.jp/ht.rashmore.jpg
左側から順に、ジョージ・ワシントン=イアン・ギラン、トーマス・ジェファーソン=リッチー・ブラックモア、セオドア・ルーズベルト=ジョン・ロード、エイブラハム・リンカーン=ロジャー・グローバーという位置。
一人分足りないのですが、イアン・ペイスは右下に加えるというのが絶妙ですねー。
(加入はロジャーより早かったと思うのですが最年少だから?)

ZEPの「フィジカル・グラフィティ」で使われたニューヨーク市内のアパートは現存しないらしいのでパスしましたが、"in Rock"と同じくらい有名なジャケットですね。

[16] メタスレ 2004/06/21 06:42

ちょっとスレ違いかもしれませんがデリンジャー・エスケイプ・プランの新譜のジャケはイタリアっぽくて良いですよ。

[17] はるか 2004/06/21 08:47

>>16
これですかー?
…なんか、ヒプノシスの若い頃(ってのもへんですが)のような楽しいジャケットですねー
以前のアルバムちょぴっと試聴したら、なんとなくクリムゾンとかラッシュみたいな感じがしました。
DILLINGER ESCAP: Miss Machine
http://www.kochcan.com/items/large/REL-CD-6587.jpg

[18] メタスレ 2004/06/22 02:22

それです。バンドもテンション高くて良いですよね。

[19] はるか 2004/06/22 10:16

>>18
メタスレさん、ごめんなさいねー、アーティスト名、不完全に書いちゃった。
DILLINGER ESCAPE PLAN : Miss Machine です。

ほかにもおもしろいジャケットやかっこいいジャケットご存知の方、教えて下さいね。

[20] ping-ping-ping 2004/06/22 10:23

ビートルズの「Abbey Road」は有名だけど、私はあのデザインのよさが
全然わかりません。ただ街を歩いているだけなのに。
一人は歩いていて、一人は座っていて、一人は逆立ちしていて、
一人は縄跳びしていたら、おもしろいのに。
そして、その姿がウインドウに映っていて、しかしウインドウの中では、
別の人が歩いて座って逆立ちして縄跳びしていたらおもしろいのに。

あれ? 何かみたいだね。

[21] 涅槃 2004/06/22 13:18

ときに私はヒップホップもたしなむ人間なんですがアメリカ西海岸を活動の拠点とする
アヴァンギャルドヒップホップ集団anticonの中でも最もプログレッシヴなプロジェクト,
clouddeadのジャケットを紹介してみます♪ちぇけらっちょ
http://www.dirtyloop.com/MH206.html
http://www.dirtyloop.com/MH020.html
http://www.dirtyloop.com/MH019.html

[22] はるか 2004/06/22 20:52

>>20 
ビートルズのジャケット場合、前半期のほうがおもしろいかも…。「Revolver」「Oldies 」は、イラストの中に写真がさりげに溶け込んでいて、デザイナーのセンスがいいなぁって思います。

" Abbey Road "(1969) の約1ヶ月後にリリースされたアルバムで、こんなのがありますが…
PINK FLOYD "Ummagumma"
http://www.travis-usa.com/images/Music/Ummagumma_200.jpg(937x 937pix)
ちと大きめの画像でキョウシュクですが、鏡?の中のショットでは、メンバーの位置とポーズが、別のメンバーに入れ替わっているの、わかりやすいかなと思いまして。
デザインは、鏡の中にまた鏡という感じの懲りようですが、この時代だと、ワンショットずつ撮影したんでしょうか。

>>21
なかなかシブいジャケットがそろっていますねー。
cLOUDDEADを紹介してるこのサイト内に、試聴ページがありました(アルバム"Ten"からの曲)。
http://www.dirtyloop.com/MusicandVideos.html
最近、「YES/CLOSE TO THE EDGE」のスレッドで「海洋地形学の物語」の冒頭について、キヌケンさんからのお言葉で<ラップの先駆け?>というようなコメントをいただいたのですが、cLOUDDEADの曲を聞いた後、うん、確かにそうだったかもしれないなぁって思いました(^_^)

[23] メタスレ 2004/06/24 06:50

ドイツのHRバンド、スコーピオンズの3rdは官能的でいいね。
4thも悪くて良い。プログレじゃないけど。

[24] はるか 2004/06/24 10:31

>>23
スコーピオンズ、オフィシャルサイトにある、アルバムジャケット20枚、一覧
http://www.the-scorpions.com/english/discography/records/default.htm
Virgin Killer(1976) これ問題作って言われましたね(笑)。借りて聞いたことあるけど、中身はふつうっぽいロックだったですよ。 ジャケットクリックで拡大、全曲の歌詞が見れますです。
Lovedrive(1979) Animal Magnetism(1980) は、ヒプノシスの作品です♪
Unbreakable(2004) このジャケットは、化石の三葉虫のようでちと複雑なもんがあるけど、中身は元気そうです。

スコーピオンズって80年代からは、三年に一作という、いいペースでアルバムだしてるんですね。
…よく考えたらヨーロピアンメタルの(ギターが泣かせて様式美がある)、先駆的存在ですねー。

[25] メタスレ 2004/06/25 06:20

さいです。ヒップノシスのもありましたね。
Virgin Killerなんて暗くてヘヴィで最高です。
最近のアリーナロック然としたのは苦手かな。
確かにスコピは色々パクられてますね。

私のプロフに使ってるギーガーのも不穏で好き。

[26] はるか 2004/06/25 15:26

>>25
メタスレさんのおっしゃるジャケットは、「エイリアン」がヒットした後の作品ですね♪
■ Celtic Frost/To Mega Therion 1985
http://www.jpc.de/jpcimages/big/1676475.jpg
エイリアンのデザインは似てるの多いかもしれませんが、ジャケットのほうでは意外と、さまざまなイメージの作品を残しているんですよ、ギーガー。

■ Magma / Attahk 1978
http://www.progreviews.com/reviews/images/Mag-Atta.jpg
(ジャズロック好きな方ならたぶんご存知のフランスのバンド、ちょっとほのぼの?)

H.R.ギーガーの略歴や他のジャケットも色々見てみたい方は、三ヶ月ぶりくらいに書いた随筆がありますので、お時間がありましたらどうぞm(_ _)m 絵の感想文を書くときは、別のHNですー(^_^;)

[28] Judoka.Yoshi. 2004/06/27 13:47

プログレではないですが、スティーヴ・ヴァイは、プログレっぽい曲も
有ったりしてジャケットも凝ってます。
「FIRE GARDEN」は外ジャケ中ジャケとも良いと思います。
「The Elusive Light and Sound Vol1」はヴァイの顔が3Dで浮き出て
いて立体感があり凄い。
あとキング・クリムゾンの「ポセイドンのめざめ」あまり評判良くない
けど個人的には、内容もジャケットも好きです。
リック・ウェイクマンの「RETURN TO THE CENTRE OF THEE EARTH」Mの
ジェケットも個人的には好きです。

[29] はるか 2004/06/28 10:48


STEVE VAI。ギターでは、フランク・ザッパのお弟子さんだった人なのですね。
ふむふむ、アルカトラス、デイヴ・リー・ロス・バンド、ホワイトスネイク経由で、ソロですか。
なんか、妙に心をひかれる美しいジャケット色々ありますね。

・FLEX-ABLE LEFTOVERS (1982〜83) 水道管、口紅、顔が溶けて、シュールレアリスム?
 http://lead-zepp.cool.ne.jp/p5011sv/03overs.JPG

・PASSION AND WARFARE (1990) 焔の中の魔術師?
 http://lead-zepp.cool.ne.jp/p5011sv/04passion.JPG
   Illustrations=Aaron Brown
  Art Direction= David Bett
    Aerosmith "Honkin' on Bobo" Bruce Springsteen "The Rising" などを手掛けてる人。
  
・FIRE GARDEN (1996) タロットカードみたいー。
 http://lead-zepp.cool.ne.jp/p5011sv/07fire.JPG
   Illustrations=Rob Clayton

・THE ULTRA ZONE (1999) ロマンティックで植物のようなサイボーグ…?
 http://lead-zepp.cool.ne.jp/p5011sv/08ultra.JPG

・THE ELUSIVE LIGHT AND SOUND Vol.1 (2002)(RECORDED 1991〜94) 気合いが入っておりますね(^_^)
 http://lead-zepp.cool.ne.jp/p5011sv/11ellisive.JPG
  Art Direction= Priscila Bara

[30] はるか 2004/06/28 10:51

RICK WAKEMAN
・RETURN TO THE CENTRE OF THEE EARTH (1974) (99年にも別のが出てますけどね) 
 http://store.artistdirect.com/Images/Sources/AMGCOVERS/music/cover200/drd000/d047/d0479761292.jpg
  Design=Michael Wade
  Photography=Nigel Messett, Paul Wakefield, Peter Waldman

KING CRIMSON 
・IN THE WAKE OF POSEIDON (1970)
 http://www.lapsus-gil.de/pix/kc/kc-peace.jpg
  Design, Paintings=Peter Sinfield, Richard Gardner?
見開きだとシンメトリーの位置に12神…でもギリシャ神話と北欧神話が混じってるみたいでよく分かりませんですー(汗) だけど全体的にほのぼのしてて、クリムゾンのジャケットではわたしリザードとアイランドの次くらいに好きですよ。中身のお話は、クリムゾンのスレッドにそのうちに…。

[31] Judoka.Yoshi. 2004/06/28 15:39

はるかさんの詳しさには驚愕いたしました。
スティーヴ・ヴァイの「The Elusive Light and Sound Vol1」は、実物
のジャケット、目の奥行きや頬骨の丸み、とにかく3Dの立体感凄いです。

他にも、もっと気に入ったプログレバンドのジャケットが有るんですが
マイナーなので止めておきます!!(^_^)

はるかさん、どうも有難うございました。

[32] はるか 2004/07/02 23:46

>>31
わたしのほうこそ、Judoka.Yoshiさんの趣味の広さに敬服しています。
プログレにもすてきなジャケットいっぱいありそうですよね、おなじみの巨匠以外でも。
いずれお時間のある時にまた教えて下さいね。
きょうは、PFM初期のをちょっと見てみます。

PFM では、これがきれいかなー

"THE WORLD BECAME THE WORLD / 甦る世界" (1974)
http://www.gaudela.net/pfm/covers/The_World_Became_the_World-1a.jpg
L'ISOLA DI NIENTE (1974)
http://www.gaudela.net/pfm/covers/Isola_di_Niente-1a.jpg
上のほうはEL&P主宰のレーベル、マンティコアから出たもの。下はその元になったもの。上のとは色違いなんですね。型抜きや特殊紙のジャケットなど、色んなバージョンがあるみたいですね。

あとわたしの好きなPFMのジャケットっていうと、2ndアルバム(まぁ展覧会の絵みたいですが裏では果実が出てくる絵がいいです)
Per un Amico (1972)
 http://www.gaudela.net/pfm/covers/Per_un_Amico-1-cover.html(表)
 http://www.gaudela.net/pfm/covers/Per_un_Amico-2-cover.html(裏)
1stアルバムの裏面も、レトロな雰囲気が好き。
Storia di un Minuto (1972)
 http://www.gaudela.net/pfm/covers/Storia_di_un_Minuto-2a.jpg(裏)

GENTLE GIANTのアルバムについても、今度お話したいですね。
あの、あごひげのおじさんって誰かモデルがいるのかしら…?

[33] はるか 2004/07/02 23:49

これは YES/CLOSE TO THE EDGE[38-40] からの続きになりますm(_ _)m
YESのアルバムジャケットが、ロジャー・ディーンからヒプノシスに変わったときはわたしもびっくりしました。
でも松任谷由実のアルバムに名前が出たときにはさらに驚きました。

ヒプノシスのファンも、男性のほうが多いかなぁ…大胆な構図でデザインの冒険をするようなところは男性に受けるかも。プログレッシヴロックは、っていうか、海外のロックバンドの場合、ファンには女性よりも男性の方が多いのではないかなぁって思いますけどね。
ヒプノシスで女性も心を魅かれるようなロマンティックなワークというのも、あると思うのです。
でも、ちょっとさがしてみたら、女性向けのは何となくプログレ関係になるかなという感じです(笑)

・Pink Floyd  "A COLLECTION OF GREAT DANCE SONGS"(時空の舞踏)
 http://www.pinkfloyd-co.com/disco/dance/dance_album.html
 (左側のメニュー、ALBUM ARTWORK から入るとブックレットも。
  ジャケットもブックレットも都会的なおしゃれなデザインでした。中身より外の方がナイス?
 (コンピレーションアルバムですが選曲がちょっとハンパかも…
  女性のフロイドファンの多くがいちばん好きっていうEchoes入ってないですし…)
  
・Renaissance "Song for All Seasons"(1978)
 http://www.woundedbird.com/renaissance/allseasons.htm
  ボーカルは歌姫アニー・ハズラム。この時期のプログレですから、ちょっとポップになったかも。
  
・Renaissance "Scheherazade And Other Stories" (1975)
 http://www.nlightsweb.com/lib/lyrics/scheher.htm
  ジャケットは絵本の表紙っぽいですが中身で言うならこれもいいかも。
  アラビアンナイトの世界をコンセプトにしています。
  
・Al Stewart  "Year of the Cat" (1976)
 http://tralfaz-archives.com/coverart/S/stewart_cat.html
  このジャケットでは70年代らしくKISSのパロディも見られます。
  アル・スチュワートがフォークロックからAORポップスに転向したアルバムです。
  ソフトロックの頃の"Orange"(1972)では、ジャケットがマーカス・キーフ担当、
  YESに参加してまもない頃のリック・ウェイクマンがキーボードを担当しています。

[34] Judoka.Yoshi. 2004/07/03 13:13

はるかさん、私の一番好きなPFMのジャケットどうも有難うございます!!
中でも、EL&Pのマンティコアレーベルより発売された「甦る世界」の
美しい海と島が描かれたジャケットが最も気に入っているんです。
本当にどうも有難うございました!!

[35] Judoka.Yoshi. 2004/07/16 14:28

YES(とりあえずYES名義になっている!!)の「UNION」は
美しいジャケットだと思います。
国内盤は判りませんが、輸入盤はCDプリントがしてあります。

内容は、音を聴いただけでバンドが2つある事が判ってしまいますが
ABWHのスキルの高さは認めざるを得ません。

ポップなYESが好きな人は、シンプルすぎるジャケットのトレーバー
ラビン中心の「TALK」の方がいいかも・・・。

[36] Judoka.Yoshi. 2004/07/23 15:28

ウクライナ出身の超スーパーウルトラ天才キーボード「ヴィタリ・クープリ」
率いるプログレッシヴ・メタルバンド「アーテンション」の
   『ニューディスカヴァリー』
   『セイクリッド・パスウェイ』
はジャケットの名盤に入れてもよいと思います。
つい先日(7月21日)、ニューアルバム
『フューチャー・ワールド』がリリースされ凄まじい演奏を披露しています。
ただ、個人的には期待はずれでしたが・・・。(ジャケットも!!)

[37] はるか 2004/08/27 22:26

紙ジャケットで、はじめてピクチャーCDに出合って、なんかうれしくなりました。昨日買ったピンク・フロイドの『神秘』と『モア』です(2001年発売の東芝EMI盤)。アルバムのジャケットと同じピクチャー♪

『A Saucerful of Secrets / 神秘』(1968) は、フロイドの2nd アルバムですが、70年代に多彩なミュージシャンの多数のLPジャケットを手掛けたデザイナー・ユニット「ヒプノシス」の、LPアルバムカバーアートのデビュー作が、このアルバムなのです。

ここまで繊細かつ審美的なアートワークってめったにないというか、多彩なイラストレーションと写真のコラージュの集大成というか…。
今現在ならCGで合成するのが容易なアートワークですが、1968年ですから、写真やイラストを切り貼りして撮影することを何度も繰り返して仕上げたと思うのです…敬服…。
LPジャケットのサイズを生かした、細かいところに凝りまくったイメージ、そして、微妙な色調も見ていただきたくて、実際のジャケットに近い色合いの画像を紹介します。
http://utenti.lycos.it/lavisione/musica/saucerful.jpg (700x697pixcel)

[38] はるか 2004/08/30 00:56

続きです…
ピンク・フロイド『A Saucerful of Secrets / 神秘』のジャケット。
原題は「お皿いっぱいの秘密」ですが、日本語のアルバムタイトル「神秘」のほうがぴったり合ってる感じのビジュアルです。

全体的には、宇宙と生命とカオスというようなコンセプトでコラージュされた幻想的なイメージですが、 
フロイドのメンバー4人の姿も、ジャケット左側の惑星が並んでいる部分のすぐ右側にあります。
水辺でくつろいでいる4人が、丸いスノーグローヴの中に居るようで、このエリアがいちばんファンタジック。
ジャケット中央付近には、1960年代のアメリカンコミック(マーヴル・コミック)に登場する伝説的なキャラクター、神秘術を使うドクター・ストレンジの姿が見えるのも、コアなファンには気になるポイントかもしれません。
このエリアは、コミックというよりタロットカードのようなゴシックロマンの雰囲気になってます。
下の方には、4つのガラス瓶のようなオブジェが並んでいますが、これは何なのでしょう…それらの向こう側には、4つの扉のようにも見えるインテリアのついたてのようなイメージ。
このエリアは、いちばん抽象的ですが、4つの謎というか4人の未来の象徴のようにも思えてきます。

[39] ゆう 2004/08/30 00:58

皆さん、始めまして。
ちょっとお尋ねしたいのですが、ジョン・コッシュの作品にはどのようなのがあります?
イーグルス、リンダ・ロンシュタット、ビートルズは知っているのですが...。

横尾忠則氏デザイン、サンタナ「ロータスの伝説」が発売された時には唖然としました。
22面曼荼羅ジャケットでしたからね。

追記:
過去ログをすべて拝読していませんので、どちらかに投稿がありましたら申し訳ありません。

[40] はるか 2004/08/30 03:15

ジョン・コッシュ(John Kosh)は、リンダ・ロンシュタットのアルバムを専属のように70年代から90年代までずっと手掛けていますね。
リンダので、好きなデザインは、『 Simple Dreams 』(1977)です。(鏡の前に座るリンダの姿を捉えるという構図)。
 http://images.amazon.com/images/P/B000002GVQ.01.LZZZZZZZ.jpg

『 Mas Canciones 』(1990)
 http://images.amazon.com/images/P/B000002H9Z.01.LZZZZZZZ.jpg
『 Feels Like Home 』(1995)
 http://images.amazon.com/images/P/B000002HGI.01.LZZZZZZZ.jpg
このあたりは聞いておりませんが、もともと美人の歌姫リンダ、年を重ねるごとに若く美しくなっているようで、うれしくなりますね♪

ジョン・コッシュのデビューは1969年(アシスタントで参加した)『アビィロード』。次の『レット・イット・ビー』で有名になりますが、ビートルズのジョン、リンゴ、T.レックスのマーク・ボランのように、バンドとソロの両方でお世話になるケースもありますね。
1970年代の半ばを過ぎると、作品のペースはやや落ちますが、リンダ・ロンシュタットでのデザインに代表されるような、わりと斬新なイメージのが多くなってますから、わたし的にはそっちのほうのが好みです。
70年代前半だと、ファミリーの『フィアーレス』(1971)、
 http://members.aol.com/songforme/albums/fear.htm
このへんは、シンプルでどことなくレトロな感じが、おしゃれっぽいかな。

[41] はるか 2004/08/30 03:16

このスレッドの過去ログはこれぐらいだと思いますー
プログレ、ジャケットの名盤...Part.2[15-] 『アビィロード』、『ホテル・カリフォルニア』
プログレ、ジャケットの名盤[9] キング・クリムゾン『RED』(1974)
プログレ、ジャケットの名盤[64-65] ファミリー『フィアーレス』『バンドスタンド』(1972)

ジョン・コッシュのワーク。とりあえず、わかるのだけリストにしておきますね。

John Lennon / Live Peace in Toronto, 1969(1969)
Ringo Starr / Beaucoups of Blues (1970)
The Rolling Stones / Get Yer Ya-Ya's Out! (1970)
The Who / Who's Next (1971)
Humble Pie / Eat It (1973)
Donovan / Essence to Essence (1973)
T.Rex / Tanx (1973)
Marc Bolan / Beginning of Doves (1974)
Bad Finger / Bad Finger (1974)
Rod Stewart / Atlantic Crossing (1975)
E.L.O. /A New World Record (1976)
The Pointer Sisters / So Excited (1982)

このほかにも、シカゴ、ジェームス・ティラー、エアロスミス、トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ、REOスピード・ワゴン、W.A.S.P、エリック・クラプトン、ムーディー・ブルースなど、ジョン・コッシュのデザインはかなりありそうです。

[42] ゆう 2004/09/04 03:59

おはようございます。
はるかさん、いろいろと調べて下さったみたいでありがとうございます。

ジャンル的にどの辺りに入れるのか分かりませんけど、All About Eveのジャケットも好きです。
あとギミックだとVertigoですね。
チューダー・ロッジとかベガーズ・オペラ「宇宙の探訪者」…Dr.Z「スリー・パーツ〜」などなどギミックの宝庫。
70年代はゲイトフォールドタイプのジャケットが多かったようなに思いますけど、どうなんですかね?

[43] はるか 2004/09/05 02:58

All About Eveは、初期のアートアルバムカバーアートが佳いですね。審美的な写真のアート。
その前にインディーズレーベルから出ていた12インチシングルの中にも
"Our Summer"などイラストでロマンティックなのがありましたけどね。

1st■All About Eve / All About Eve (1988)
http://images.amazon.com/images/P/B000001FNT.01.LZZZZZZZ.jpg
 Tansy Spinks (Photography)
  他の作品…  Maxi Priest / Intentions など 

2nd■All About Eve / Scarlet and Other Stories (1989)
http://images-jp.amazon.com/images/P/B000006SE1.09.LZZZZZZZ.jpg
 Stylorouge (Art Direction, Design)
  他の作品… The Cure / The Cure The Pretenders / Losing など 
 Holly Warburton (Photography)

女性フォトグラファーの、ホリー・ワーバートン 他の作品はやはり女性シンガーが多いです… 
 Annie Haslam / Annie Haslam
  http://www.nlightsweb.com/lib/gallery/mshadow2.jpg
 Danielle Dax / Dark Adapted Eye など
  http://www.hrmusic.com/discos/ddhw.html

[44] はるか 2004/09/05 02:59

All About Eveは、2ndアルバムがいちばん好きです。"December"はメジャーデビュー後の最初の名曲かな。
プログレに入れる人もいるしゴシック系とする人もいるし…どうなんでしょ(^_^;)
わたしは、The Missionのバックコーラスするジュリアンが組んでるバンドっていう出合い方だったから、あんまりプログレっていいたくない(笑)。
そういう意味では、元4ADレーベルのCocteau Twinsや Dead Can Danceが、ネオプログレとかポストプログレとかのカテゴライズで書かれてると戸惑ってしまいますー。
でもまぁ分類より気持ち良く聞けることが大事だから、そういうカテゴライズはあまり気にしないようにしたいと思いますぅ。

[45] はるか 2004/09/05 03:06

ゲイトフォールド(見開き) + ギミックのジャケットでは、>>13 で書いた Led Zeppelinの『 III 』とか、『 PHYSICAL GRAFFITI 』あたりが好きでした。
イラストレーションでは、ジャケットのフロントとバックで一枚の絵になってて、フロントだけ見ても一枚の絵としてまとまってるのが、好きです。YESの『リレイヤー』とか、ムーディー・ブルース『童夢』とかね。むかしは単行本の装幀でもそうゆうの多かったんだけど、いまは絵本ぐらいですねー。

見開きは73年頃のオイルショック〜紙不足っていうので少し減ったのかもしれませんが、70年代後半でもけっこうありますよね。
80年代になると、テクノ、パンクスのほかにニューウエーヴ系みたいな新しいジャンルが出来たり、楽器がちっと安くなったりで、新しいバンドやミュージシャンがすごくふえたと思うのね。ロックやポップスが多様化して多産系になって、アルバムデビューも当たり前っぽくなったから、一作をシングルジャケットにするのが主流になったとか、あと、MTVブームになって、ビジュアルに凝る手段がジャケットだけじゃなくなったというのもあるかな?
窓付きとか四角以外とかのぜいたくな変型ジャケットは、おそらくほとんど70年代でしょうね(^_^;)

[46] ゆう 2004/09/06 07:39

フィメールが好きな私はAll About Eve、Spriguns、Renaissanceは外せないです。
Renaissance「Ash Are Burning」の今のジャケットは「微笑みジャケット」が使われているみたいですけど、「むっつりジャケット」も結構すきっだたりします。

Hipgnosisのジャケットには怖い物もありますね。
Edgar Broughton Bandなんかがそう...Climax Chicagoも私は苦手。
アーガントの「溺れているジャケット」もちょっと...同じ水の中でもキャサリン・ホイールとかユーミン「雪月花」は好き。
Hipgnosisではトゥリーズ「水撒き少女」の人気が相変わらず高いですね。
初めて聴いた時には、アニー・ハズラムが歌っているのかと思いました...声、似てません?

過去ログにもありますけど、Scorpionsは発禁ジャケットの宝庫ですね。
何かと「Virgin Killer」が取り上げられますけど、卑猥さでは「In Trance」が一番だと思います。
「Love At First Sting」はヘルムト・ニュートンの写真の中でも好きな一枚です。

レコード時代のジャケットの方が遊び心がありますね。
紙ジャケ再販で再現してくれるのは嬉しいけど、30センチの大きさがあってこそだと思います。
少し前にジェスロタルが再販されましたけど、「天上桟敷の吟遊詩人」はレコードでも裏面は上下逆さまなのかな?

[47] はるか 2004/09/07 13:55

トゥリーズのヴォーカルのセリア・ハンフリーズの声は、ルネッサンスのアニー・ハズラムにそっくりって、よく言われますね。トゥリーズはアルバム2枚ぐらいで活動しなくなってしまいましたが・・・
『 On The Shore 』の水撒きジャケットが人気なのは、色んな理由があると思います。日本だと70年代おわりまではちょっとマニアックなプログレ専門雑誌だったフールズ・メイト誌の表紙になったからだとも言われますが、ピンク・フロイドの通称・牛ジャケット『原子心母』と同じ1970年のリリースだったことで、作風のセンスの広さや深さが注目されたのかな。
ヒプノシスの作品数がどっと増えるのは、その翌年からですね。

ちいさい画面でみると新体操のリボンのようにも見えたりするのでちょっと大きめので…(^_^;)
http://ws02.hp.infoseek.co.jp/SEVEN/7hukuzin/70/Trees_1970.JPG (768x768pixel)

アニー・ハズラムとは声質ちがうんだけど、トラディショナルで清らかなところALL ABOUT EVEのジュリアン・リーガンに引き継がれたと見ていいのでしょうか?(わたしはALL ABOUT EVEのほうを先に聞いてて、ルネッサンスは後追いでしたが、ふとそんなことを思いました…)

[49] うひょー 2004/09/20 12:31

私が好きなのはイエスのイエスソング一番最初ライブアルバム時間が止まったような世界ロジャーディーンさすが。

[50] ナガフキン 2004/09/20 14:18

先ほど久しぶりに聴いてたんですけど、FREEの2枚目「FREE」もすごいジャケですね。
一瞬ヒプノシスの作品かと間違えそうな実に意味深、まさに「フリー(自由)」のイメージ。
内容の方もポールロジャースのボーカルがすごくいかした傑作ですね。

[51] Judoka.Yoshi. 2004/09/24 10:23

【BRAND X】には、なかなか面白いジャケットがいくつか有ります。

  『LIVE STOCK』(78)
  『PRODUCT』(79)
  『DO THEY HURT』(80)
  『XCOMMUNICATION』(92)
  『MANIFEST DESTINY』(97)
  『MISSING PERIOD』(97)
  『THE X-FILES』(98)
 

[52] はるか 2004/09/24 17:45

>>49
YES "YES SONGS"(1973)
ライブのベストアルバムでしたが、このジャケットも豪華でしたねー絵巻物の世界♪ 輸入盤LPだとブックレットは屏風のように開いていくタイプでした。興味のある方はこのYESファンサイトに屏風の写真があるのでどうぞ。
http://fiw.web.infoseek.co.jp/sanctuary/yes/006.html#yessongs

[53] はるか 2004/09/24 17:50

ロジャー・ディーンのイラストレーションの世界が生まれるまでのこと、ちょっとふりかえってみましょうか。

ロジャーは1944年生れ(ヒプノシスのストーム・トーガソンと同い年)。お母さんは独身時代にファッションデザインの学校に行ってた女性……アートビジュアルのセンスは母親譲りですね。
お父さんは、イギリスの陸軍勤務のエンジニア。ロジャーはイギリス生まれですが、小学生の頃まで、お父さんの仕事の都合でギリシアやキプロスや香港などの海辺の町で暮らしていたのです……イラストに水のある風景が多いのも、西洋の神話と東洋の神秘というふたつの世界がひとつに融けあったような雰囲気も、なんとなく納得しちゃいます。
ロジャーの絵によく出てくる、尖った塔のような山は、中国の南部で見られる景色で、香港に住んでいた頃いつも感動していた、って、ロジャーはインタビューでコメントしています。

[54] はるか 2004/09/24 18:02

やがて工業デザインの学校に進んだロジャーは、卒業すると椅子などの家具のデザイナーになります。
1968年からロンドンで働くことになったロジャーは、インテリアデザインのお仕事でジャズクラブへ。そこで仲よくなったロックバンドGUNのアルバムジャケットをデザインすることになりました。
これがロジャーのアルバムカバーアーティスト・デビュー作。
イラストでは寒色が多いロジャーには珍しい、情熱の赤い炎で彩ってるので、ちょっと意外ですが、ハードロックバンドでしたから、イメージ合ってたと思います。
 GUN"GUN"(1969)
http://images-jp.amazon.com/images/P/B00004D3F4.01.LZZZZZZZ.jpg

いくつかのアルバムカバーアートを手がけて、ロジャー・ディーンのイラストが注目を浴びるようになるのは、1971年です。オシビサ1stアルバムとYESの4thアルバム"Fragile"が大好評(これがYESでの初仕事)。
その頃までロジャーは弟のマーティンと共にインテリアデザインのお仕事をしていたのですが、このあたりからグラフィックデザインに転向・専念、という感じ。
70年代はYES、80年代はASIAっていうイメージが強いロジャー・ディーンですが、ほかにも色んなアーティストを手掛けています。
Rディーン(オフィシャルサイト)
  http://www.rogerdean.com/

[55] はるか 2004/09/24 18:11

>>50
FREE "FREE"(1969)
たしかにヒプノシスと見紛う、斬新なデザインのフォトグラフですねー。青空の下で地球をひとまたぎする美脚が宇宙空間の星空になっているという、大胆かつ意味深な構図!
この頃のポール・ロジャースは、ロッド・スチュアートと並び称されるくらいのボーカリスト・・・派手にならない心地よいブルースロックです。
 http://images-jp.amazon.com/images/P/B000006YTH.01.LZZZZZZZ.jpg

ジャケットデザインは、Ron Raffaelli(ロン・ラファエリって読むのかな?)、彼はロックミュージシャンを撮るフォトグラファーです。時代的には60年代後半から70年代にかけてなので、リンダ・イーストマン(後にマッカートニー夫人)とか、ミック・ロック(シド・バレットの肖像でデビュー、Qween_IIなどのアルバムカバーも手掛けていくひとです)の同業者かな。
ロン・ラファエリ、LPジャケットのお仕事はそんなに多くはないみたいですが、多彩なロックミュージシャンの写真を撮っていますね。ジミ・ヘンドリックス、ブラインド・フェイス、ドノバン、ジョー・コッカー等々、ここで見れます。なかでも風景と人工着色した顔の組み合わせ(ツェッペリンやジミー・ペイジ等)は、カッコイイです。
 http://www.kellene.net/html/ron_raffaelli.html

[56] ゆう 2004/09/25 01:38

ロジャー・ディーンはイエスと切り離せないですね。
イエスのアルバムでは「こわれもの」のジャケットが一番好きです。
イエス以外だとミッドナイト・サンだったかな?...ガイコツが氷山に腰掛けているのは。
グリーン・スレイドも幻想的で美しいと思います。
グリーン・スレイドのジャケットはキーフが関わったのもあったような...?
宇宙キノコのデザインがロジャー・ディーンだとは最近まで知らなかったです。

キャタピラのジャケット・デザインで知られる弟のマーティン・ディーンはキャタピラ以外に何かあるのかしら?

[57] ゆう 2004/09/25 02:02

宇宙キノコではなく宇宙クラゲでしたね...どうもクラゲってよりはキノコに見えてしまいまして。
ヴァージンのレーベルも印象的でした...シャム双生児みたいで。

ブラムストーカーは誰が書いているのでしょう?
私が持っているのはCDでオリジナルのジャケットとは違うんですよね。

[58] うひょー 2004/09/25 15:44

はるかさんアリガトウ私の持っているイエスソングは西新宿のディスクロードで買った米盤です。屏風のジャケです。家に帰ってジャケ開いてびっくり凄く得した気分でした。曲の方はギターに不満をおぼえました。でもイエスのメンバーって神様みたいだなと思いました。

[59] はるか 2004/09/26 19:36

閑話休題(^_^;)

>>58
西新宿は、80年代に輸入盤のビニール盤買うときにわたしもよく行きました。ウッドストックとかね。
プログレ系は、あんまり買いませんでした。
でも、旅行や出張仕事で訪れた街で、なんとなく衝動買いしちゃったことは何度かあります。お店の名前までは覚えていないのですが、どれも音楽雑誌「フールズ・メイト」や「DOLL」の広告でチェックしてたレコードショップでした。
ピンク・フロイドのイメージビデオという感じの、『クリスタル・ボイジャー』は、札幌で買いました(裏参道と呼ばれているエリア)。23分の「Echoes」1曲にサーファーの目で捉えた海の映像を組みあわせた作品です。
YESの初期ベストアルバム『クラシック・イエス』は、大阪のアメリカ村で買ったものでした。
80年代当時はプログレというカテゴリーには入っていなかったけど、ALL ABOUT EVEの12インチシングルを色々買い込んだのは、名古屋の大須です。このときはコクトーツインズとか12インチシングルをあれやこれやで合計10枚以上買っちゃって、持って帰るの大変だったから宅配してもらいました(笑)

[60] はるか 2004/09/27 07:57

>>51 BRAND X

フィル・コリンズがジェネシスとは別に参加してたフュージョン系グループっていうくらいのことしか記憶になかったのですが、試聴してみたらなかなか気合いが入った音で心地よいです。
ジャズロックお好きな方々はお詳しいでしょうね。

再結成以前は殆どがヒプノシスです。オフィシャルアルバムを一気に見てみましょう。
美脚シリーズも、このBRAND Xで見れます…(^_^)。
▲印は、ヒプノシス。
★印は、>>51 Yoshiさんのおすすめです。

[61] はるか 2004/09/27 08:00

 ▲『 UNORTHODOX BEHAVIOUR 』(76)
  http://images.amazon.com/images/P/B000000HRP.01.LZZZZZZZ.jpg
ジャケット...Hipgnosis
ブラインドのすきまから覗き見してる男性の顔が見えるという図。デビューアルバムです…。

 ▲『 MOROCCAN ROLL 』(77)
  http://images.amazon.com/images/P/B000000HRU.01.LZZZZZZZ.jpg
ジャケット...Hipgnosis
砂塵の町モロッコにたたずむ後ろ姿のスーツの男性。スーツの色がベージュで建物や壁の色と同系色。
後ろ姿で魅せるヒプノシスは、松任谷由実さんの『 昨晩お会いしましょう 』(81)で女性のトレンチコート姿というのもありましたね。

★▲『 LIVE STOCK 』(78)
  http://images-jp.amazon.com/images/P/B000000HRQ.01.LZZZZZZZ.jpg
ジャケット...Hipgnosis
車のドアがあいて、降りようとしてるみたいな、ミニスカートの両脚。上半身が見えない構図だから、そそるんですよね。セピアがかった色合いもオシャレです。

  『 MASQUES 』(78)
 http://images.amazon.com/images/P/B000000HRT.01.LZZZZZZZ.jpg
ジャケット... Chris Kutschera (Photography) 
アフリカや中近東辺りにいそうな、黒いヴェールで顔を隠した女性。背景のないアップだからちょっとこわいかなー

★▲『 PRODUCT 』(79)
  http://images-jp.amazon.com/images/P/B000000HRS.01.LZZZZZZZ.jpg
ジャケット...Hipgnosis
薬品の瓶や工場の内部みたいなイラストに、大小の人物写真のコラージュがおもしろいです。科学や社会の進化に翻弄される人間の姿なのかなぁ、明るい色合いだけどなんだかシニカルな姿勢も感じますね。

★▲『 DO THEY HURT 』(80)
  http://images-jp.amazon.com/images/P/B000000HRR.01.LZZZZZZZ.jpg
ジャケット...Hipgnosis
道の真ん中にワニ。ひざ下丈のスカートの裾を揺らしながらハイヒールの女性がそっちへ向かっていく図。『 LIVE STOCK 』(78)に続く美脚ですが、これも上半身が見えない構図で、女性の表情は想像におまかせって感じ、ワニのポーズはなんだか女性を怖がってるように見えます(笑)。

  『 IS THERE ANYTHING ABOUT? 』(82)
ジャケット... Andrew Douglas (Photography)
シルクハットを片手に、挨拶する男性の姿が、曇りガラスの向こうにぼやけて見えるという図。
写真家アンドリュー・ダグラスのジャケットは、このほかにEcho & the Bunnymen『What Are You Going to Do with Your Life?』(99), The Jam『Setting Sons』(2001)などで見ることができます。

[62] はるか 2004/09/27 08:04

★ 『 XCOMMUNICATION 』(92)
  http://images.amazon.com/images/P/B000001Y0T.01.LZZZZZZZ.jpg
ジャケット...  Laurence Horvitz (Art Direction, Design) 
これはぜひ見て下さい。バンドは再結成です。ジャケットは美脚シリーズ復活なのですが、デザインしたローレンス・ホルビッツは、1stアルバム『 UNORTHODOX BEHAVIOUR 』と 3rd『LIVE STOCK』を組みあわせて、ヒプノシスへのオマージュを捧げてるようです。

★ 『 MANIFEST DESTINY 』(97)
  http://images-jp.amazon.com/images/P/B00005FRKU.09.LZZZZZZZ.jpg
ジャケットデザイン担当者はわかりません。電子顕微鏡で撮った微生物や細菌の写真なんですって。赤で縁取られたバンド名がサイケなイメージを作ってますねぇ。

★ 『 MISSING PERIOD 』(97)
  http://images-jp.amazon.com/images/P/B00004U8TQ.01.LZZZZZZZ.jpg
ジャケット...  Franz Pusch (Design)
宇宙の彼方の恒星と惑星の軌跡が描かれています。小惑星か衛星のなれのはてみたいなゴツい岩の塊は、左上の明るい星と対照的です。
このアルバムはビートルズで言うとアンソロジーシリーズみたいな、正式デビュー前の作品集なんですね。ジャケット担当のフランツは、BRAND Xのコンピレーションアルバム『Trilogy』(2003)ではキーボードやエンジニアリングやってるサウンドデザイナーです。

★ 『 THE X-FILES 』(98)
  http://www005.upp.so-net.ne.jp/rifle/mbra17.jpg
 ジャケットデザイン担当者はわからないのですが、色んな時期の曲を入れたコンピレーションアルバムです。
オリオン座の馬頭星雲の頭部の写真がまんなかにあって、周りにこのバンドの中心メンバーJ GoodsallとP Jonesの演奏姿。
サブ・タイトルが「Starring Percy Jones & John Goodsall」となっているアルバムですから、スターと空の星、二重の意味なのかな。

この後のコンピレーション盤いくつかは省略m(_ _)m
こうやって見てみると、BRAND X ヒプノシス期のジャケットはすごく想像力をかきたてるアングル。その後のジャケット担当者も、ヒプノシス期のそういうセンスを踏襲してるような感じ。アルバムタイトルをすごく意識してる所も似てます。

[63] はるか 2004/09/27 11:35

>>56
ロジャー・ディーンの絵って、人物というか人間はあまり登場しないんですけど、
アルバムカバーアート始めてまもない頃には、YES以外のいくつかのジャケットで描かれてますね。

ゆうさんのおっしゃってたミッドナイト・サン2ndアルバム。氷山に座ってるのは、人間の骸骨だと思うけど尾があるみたいで…(^_^;)?
Midnight Sun "Walking Circles"(1972)
http://www.geocities.co.jp/MusicStar-Piano/3420/progressive/midnightsun/midnightsun04.jpg

ミッドナイト・サンは、デンマークのジャズロックバンド。
わたしは聴いたことがないのですが、この1stアルバムもロジャー・ディーンで、こちらはなんだかアンデルセンの童話の絵本の表紙のようで、お城へ向かう馬車に乗った貴族や道端の村人やカエルなどが登場して可愛いですー。でも中身は渋そうですね。
Midnight Sun "Midnight Sun"(1971)
http://fiw.web.infoseek.co.jp/sanctuary/pic/midnightsun.jpg

童話の世界+神話っぽいのでは、ユーライア・ヒープの『悪魔と魔法使い』もそうかな。
URIAH HEEP "Demons And Wizards"(1972)
http://fiw.web.infoseek.co.jp/sanctuary/pic/u_heep1.jpg

[64] はるか 2004/09/27 11:40

>>56
グリーンスレイドの1stアルバムは、もうだいぶ神話の世界という感じ。ロジャー・ディーンが描いたのは神の一族?左腕が3本あります。
Greenslade "Greenslade"(1973)
http://fiw.web.infoseek.co.jp/sanctuary/pic/greenslade1.jpg

2ndアルバムにもおなじ一族らしい、緑色の腕を5本か6本持つひとが描かれてます。夜歩きする怪人というイメージなんだけど、どこか上品さがあって、どろどろした怖さが出てこない、気品のあるファンタジーなのですね… ロジャーの人間性が反映されてるのかな。
Greenslade "Bedside Manners Are Extra"(1973)
http://fiw.web.infoseek.co.jp/sanctuary/pic/greenslade2.jpg

[65] Judoka.Yoshi. 2004/09/28 13:34

>>60>>61>>62

これはびっくり!! はるかさん、参りました。
私は、各ジャケットの事をここまで詳しくは知りませんでした。
特に『MANIFEST DESTINY 』のジャケットが、電子顕微鏡で撮った微生物
や細菌の写真だなんて知りませんでした。
大変勉強させて頂きました。有難うございます。

それにしても、はるかさんはどこでそんな情報を入手されているのですか?
何でも知ってらっしゃるんですね!本当にびっくりしております。

[66] Judoka.Yoshi. 2004/09/29 12:08

オーストリア出身のプログレッシヴ・ロックバンド、イーラ・クレイグ。
彼らの唯一CD化されていない作品『ヴァージン・オイランド』。
とてもエロチックですが美しいジャケットです。
内容も好きなのでCD化して欲しいなぁ。

[67] はるか 2004/09/30 07:30

>>66
Eela Craig "Virgin Oiland" (1980) 
 http://mitglied.lycos.de/pruckner/eela_craig_oiland44.jpg (433x433pix)
これは5枚目のオリジナルアルバム。何でこれだけCD化しないのかなぁって待ってる人Yoshiさん以外にも多いと思いますよ・・・最初にLPだしたときのレーベルの関係とかでCD化まで時間がかかっちゃうのかしら?
ジャケットを見るかぎりでは、旧約聖書の世界をコンセプトにしてるみたいですね。未来の時代のアダムとイヴなのかな?ハトやヘビもあたたかいタッチで描かれています。
ほかのアルバムジャケット見ると宇宙のロマンっていう雰囲気のが多いですが、何となくあたたかさがにじみ出てる感じもしますね。
上記の画像の出所、ドイツのファンのサイトのようですが、7枚のジャケットをクリックで拡大できますから、興味のあるかたはどうぞ♪
 http://mitglied.lycos.de/pruckner/eelastory.html

[68] はるか 2004/09/30 07:38

>>65
すみません、ヒプノシス関係だとどうも力が入ってしまうみたいで(笑)

昔のことですが、LPのアルバムカバーアート画集みたいなのを何冊か持っていました。サイズがLPジャケットと同じなの。
いま手元に残ってるのは、80年代のイギリスニューウエーブ系と70年代のハードロック系をあつめた2冊ですが、後者はストーム・トーガソンとロジャー・ディーンの共同編集なの。"ALBUM OF COVER ALBUM"(日本語版は"レコードジャケットカタログ")という本です。
奥付を見ると79年発行になってますが、当時はヒプノシスとストームの関係を知らずに買っていたのです…あ、ヒプノシスの作品がいっぱい載ってるわ、なんてね(笑)
ストームさんが(独立するのは83年頃ですが)メインのデザイナーって知ったのはその本見てからでした。

[69] はるか 2004/09/30 07:41

その時期には、ピンク・フロイドにはまるという感じになっていて、どのジャケットもヒプノシス担当っていうふうに出てくる名前なので、このデザインチームとフロイドっていうのは共存関係にあるのだな、という風にあこがれていました。その捉え方はまぁ当たっていたけど、ヒプノシス名義で多数のアーティストを手掛けていると知ったのは、そういったアルバムカバーアート画集を見るようになってからです。

数年前に引っ越したときLPやLDが実家の物置に行っちゃって、うーんLPのアートってよかったなぁとか、却ってあこがれが…(笑) 
それぞれのアルバムデザインした人たちが気になりだしたのも、それからです。
画集には制作者のクレジットはあるけど詳細は書いてないですから、名前を頼りにしてWEB上から探してますー。
遅ればせながらで紙ジャケットの存在も今年になってからWEBページで知りました(^_^;)

[70] Judoka.Yoshi. 2004/10/04 10:01

>>67
そうです!!このジャケットです。よくありましたネ。感謝です。
LPの帯もジャケットに負けじと結構気合入っています。

・・・長いので途中省略・・・
「旧約聖書の創世記からインスパイアされたこのトータル・アルバムは未来世界のアダムとイヴ物語
 となっている。あのクラシカルなキーボードとギターを中心としたサウンドは今までどおり。中々
 の力作なのだ。」

ちなみに音はそれ以前の作品と比較するとポップでエレクトリックな感じがします。
でも、力作です。

[71] Judoka.Yoshi. 2004/10/04 10:20

>>68>>69
LPのアルバムカバーアート画集なんてあったんですかぁ。
しかも、サイズがLPジャケットと同じだったんですかぁ。
だったら、同じものを2冊購入して、気に入ったジャケットだけ額縁に入れて飾り
たいですネ。
私も、ピンク・フロイドのCDを結構持っていますが、彼らのアルバムジャケット
結構面白いですよネ。(タイトルの日本語訳も・・・。)

ところで、最近ほとんどの有名どころのアルバムが紙ジャケ化されていますね。
他にも、デジタル・リマスター盤やDVD等の発表で同じアルバムを買い直しされて
いる方、私以外にも結構多いのではないのでしょうか?

時代は、プログレファンにとって良い方向で風が吹いていますネ。

[72] はるか 2004/10/06 06:41

>>70
ピンク・フロイドのアルバムの邦題は、当時のEMI JAPANのディレクター氏が考えたそうですが、「原子心母」「おせっかい」なんかは直訳でうまくハマったという感じですね。「炎」は、フロイド側からのお願いでその邦題になったそうで、ジャケットのなかにある、炎を背負った男性の姿と合ってたと思います。
邦題はそのあと87年の「鬱」で復活し、レコード会社もすでにCBS SONYへと変わっておりますが、やはりディレクターさんのアイデアじゃないのかなぁ、「炎」にあやかったのかどうかはわかりませんが、その頃の「鬱」「対」「光」は、原題からちょっとはなれた漢字一文字シリーズ。
94年の「対 (The Division Bell )」は、ジャケットの絵が、ふたつの横顔が向かい合ってるように見えるから、なんでしょうけど、ひとつの顔が正面向いてるようにも見えるという、だまし絵のようなストーム・トーガソン作品です。
http://images-jp.amazon.com/images/P/B000002A3T.01.LZZZZZZZ.jpg
でもこれちょっと見コワイですし、だまし絵っぽいデザインは、そういうの色々手掛けてるデザイナーの方が得意分野でしょうね(^_^;)

[73] はるか 2004/10/06 06:46

↑すみません、上の >>70は、>>71が正しいです。

EMERSON, LAKE & PALMER 1970 - 1979[38-] の続きになりますが、
紙ジャケで、EL&P「展覧会の絵」の次に買ったのは、キング・クリムゾンの「リザード」。これは、EL&Pのときみたいに最初に聴いたクリムゾンってゆうわけじゃなくて、LP時代からジャケットにホレボレしてたのです。
「ジャケ買い」という言い方がありますが、クリムゾンの名前を知らなくても手を出してただろうなぁ…わたし(笑)。こういう、アールヌーボーっぽいロマンティックな様式美にはつい心が傾いてしまうというか。バンド名とアルバムの題名のアルファベットが紋様になってるの。
http://mitkadem3.homestead.com/files/King_Crimson_Lizard_Cover.jpg

[74] はるか 2004/10/06 06:49

「紙ジャケ探検隊」というサイトによると、最初に世に出た紙ジャケは、ジャズのCDなんですってね。
ソニー・ロリンズ「サキソフォン・コロッサス」
(1994年3月発売。オリジナルは、1956年6月レコーディング)
 http://www.indierom.com/kami/db/no1.htm
うーみゅ、紙ジャケには、もう10年の歴史があったのか…ってびっくりしました。
ちなみに>>68-69でお話しした、LPジャケットの画集にも、アルバムカバーアートは、ジャズのLPから始まったというふうに出ています。ジャケ写真は編者のおすすめだけ1ページ大で他のは1ページに4つとか9つですが、最初の方のページには50~60年代のジャズのジャケットがずらーっと並んでいるんですよ。

[75] ゆう 2004/10/14 07:00

ヒプノシスだとコーチやフラッシュなどエロティックな物も好きです。
バース・コントロールやアシュ・ラまでいくと遣りすぎかも。
ウーノのドイツ盤、キャパビリティ・ブラウンの「お口にチャック」も忘れられない一枚です。
UFOでは「ノー・ヘヴィ・ペッティング」。
ウィッシュボーン・アッシュは...「アーガス」しか持っていないなぁ。

[76] はるか 2004/10/16 21:09

>>75
いろっぽいのでも、カルトっぽいのでも、なんでもやっちゃうヒプノシスって感じがしますね…(笑)

★FLASH
"Flash" (1972) ......かわいい誘惑。花模様みたいね。
 http://www.connollyco.com/discography/flash/flash.jpg
"In The Can" (1972) ......おとなの誘惑。
 http://www.connollyco.com/discography/flash/inthecan.jpg
"Out Of Our Hands" (1973) ......ヒプノシスは起伏のある砂漠って好きみたい、よく使うです。
 http://www.connollyco.com/discography/flash/out.jpg

★COCHISE
"Cochise" (1970) ......一見、砂漠の風景。ナイスの"エレジー"(1971)とか、ヒプノシスが起伏のある砂漠を時々使う理由が分かるような気も…
 http://rateyourmusic.com/album_images/115433.jpg

気になるから他のもちょっと確認しておきましょうか(笑)。
みんなヒプノシスです。

★BIRTH CONTROL
"Birth Control" (1970) ......ピルケースなのね。
 http://www.birth-control.de/CoverBirthControl.jpg
"Increase" (1977) ......青空の下の砂漠に、垣根を造るように男性の上半身が並んで埋まってる図。
 http://www.birth-control.de/IncreaseDuenencover.jpg

★CAPABILITY BROWN
"Voice" (1973) ......お口にチャック。
 http://freespace.virgin.net/janet.crame/images/voice.jpg

★ASH RA
"Correlations" (1979)
 これはわりと有名かな、水の好きなヒプノシスらしい(笑)。
 http://www.progreviews.com/reviews/images/Ashr-Corr.jpg

★UNO
"Uno" (1974) ......イタリア盤はメンバーの顔写真で、イギリスやドイツ盤はこれ。
 http://hem.passagen.se/nyeland/uno.jpg

[77] はるか 2004/10/16 21:12

ピンク・フロイド、10CC、アラン・パーソンズ、ZEP、ルネッサンス、ブランドXでお馴染的なヒプノシス。UFO、ウィッシュボーン・アッシュも、いつもヒプノシスなので、数が多いのでした。

★UFO
"Phenomenon / 現象" (1974) ......これはまぁ郊外の健全な家庭の風景ですね。
 http://www.ufo-mistygreenandblue.co.uk/UFO/album/phenomenon.jpg
"Force It" (1975) ......米盤はカップルの姿がぼかしてあった。これは英国盤でちゃんと出てたほう。
 http://www.ufo-mistygreenandblue.co.uk/UFO/album/forceit.jpg
"No Heavy Petting" (1976) ......お猿さんと一緒。セピアカラーで処理してて上品かな。
 http://www.ufo-mistygreenandblue.co.uk/UFO/album/nhpettin.jpg
"Obsessions / 宇宙征服" (1978) ......同じ時期のアシュラやP.ガブリエルのソロと近い、カルト映画のようなイメージ。しかし中身はポップでよく売れた…マイケル・シェンカー在籍最後の一枚だしね。
 http://www.ufo-mistygreenandblue.co.uk/UFO/album/obbalbum.jpg
"Strangers In The Night " (1978) ......粒子を荒くしたドット印刷はヒプノシスにはめずらしいです。
 http://www.ufo-mistygreenandblue.co.uk/UFO/album/strangers.jpg

[78] はるか 2004/10/16 21:36

■WISHBONE ASH■ヒプノシス

 2■"Pilgrimage / 巡礼の旅)" (1971)■...... アブストラクトな絵のようです
  http://www1.neweb.ne.jp/wb/prideworks/music/classic/wishboneash.jpg

 3■"Argus / 百眼の巨人アーガス)" (1972)■...... ウイッシュボーンのヒプノシスではいちばん有名でしょう。古代の戦士の見つめる森の向こうにはUFOが…。今思えば前作よりもぱっと見て分かる的インパクトがあったし邦題もインパクトがあったですね。
  http://www.saunalahti.fi/~fubb/pictures/ownpics/argus_remastered.jpg

 5■"Live Dates " (1973)■......ライブ盤。ヒプノシスのイラストスタッフ、コリン・エルジー画。彼の得意な繊細であたたかい色使いがいいです。
  http://www.saunalahti.fi/~fubb/pictures/ownpics/livedate.jpg

 6■"There's The Rub / 永遠の不安" (1974)■......ヒプノシスのスタッフでカラーリング担当リチャード・マニングのワーク。妙に人恋しい色合いだわ。
  http://www.saunalahti.fi/~fubb/pictures/ownpics/therbger.jpg

 8■"New England" (1976)■......半裸だけどモノクロなのでわりと上品になるですね。
  http://www.saunalahti.fi/~fubb/pictures/ownpics/newengla.jpg

 9■"Front Page News" (1977)■......ハードボイルド映画のポスターみたいに4人のメンバーが…
  http://www.saunalahti.fi/~fubb/pictures/ownpics/frontuk.jpg

 ■"Classic Ash" (1977)■......コンピレーション盤。熱そうな砂漠にリゾート風プールという組み合わせです。英国盤LP。
  http://www.saunalahti.fi/~fubb/pictures/ownpics/classlpf.jpg

10■"No Smoke Without Fire / 因果律" (1978)■......コリン・エルジーが人体解剖図をコラージュして、喉から耳へと伝わる様子を描いてます。
 表 http://www.saunalahti.fi/~fubb/pictures/ownpics/nosmoke.jpg
 裏 http://www.interq.or.jp/bass/piro/pick_up/image/wishbone/wish03.jpg

11■"Just Testing" (1980)■......これもコリンのワーク。表と裏でギターの形がちがうとか人々の姿勢がちょっとだけ動きがあるとか。
 表 http://www.saunalahti.fi/~fubb/pictures/ownpics/justtest.jpg
 裏 http://www.saunalahti.fi/~fubb/pictures/ownpics/justback.jpg

12■"Live Dates Volume 2" (1980) ■...... 73年のライブ盤とジャケットの雰囲気も似てます。ヒプノシスのフォトアシスタント、ロブ・ブリムソンが写真担当。
   http://www.saunalahti.fi/~fubb/pictures/arguspic/live2.jpg

(この後のオフィシャルアルバムは、13th Number The Brave"(1981)から28th"Bona Fide"(2002)まで、色々な人がデザインしています)

[79] air 2004/12/04 18:42

プログレではないけど旧4ADコクトー・ツインズとデッド・カン・ダンスのジャケットは洗練された美意識が貫かれていて佳かった。

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