旧掲示板の、PITさんが立ち上げて下さった同タイトルのスレッドの続きで、お話しできたらいいなと思います。
旧板と同じく「ピンク・フロイドのここがすごい」みたいなお話、雑談余談なども時々…って感じで、いかがですか?
オフィシャル(U.K.) http://www.pinkfloyd.co.uk/pages/main.html
BRAIN DAMAGE(ニュースその他) http://www.brain-damage.co.uk/
Pink Floyd Archives(資料色々) http://ourworld.compuserve.com/homepages/PFArchives
プログレ・リンク集 http://www.ne.jp/asahi/ken/home/music/links.html
旧板「ピンク・フロイドについて語り合おう」は、こちらです(2004/03/18現在)
ALL... http://music-6.dot.thebbs.jp/1031392627.html
最新40... http://music-6.dot.thebbs.jp/r.exe/1031392627.e40
はるかさん、スレッド立ち上げお疲れさまです。
旧版同様、よろしくお願いします。
“やっと帰ってきた、家に帰ってきた
できる限りこの家にいたい
冷えて疲れきった体を抱えてもどった時
暖炉で体の芯を暖めるとほんとに気持ちがいい
野原の遥か彼方から
鐘の音が聞こえてくる
信者たちはひざまずき
やさしい口調の呪文に耳を傾ける”
フロイドのこの曲のようになるといいですね。
※肥田慶子訳「ピンク・フロイド詩集」より
とうとう "Live at Pompeii" (DVD) を観ることができました!
(US版ですが、実はリージョン・フリーで日本語字幕も選べ、日本版
より安いのでお買い得でした。)
かっこい〜い! …こんな感想ですみません (^^;
取り急ぎ(笑)。
とうとう "Live at Pompeii" (DVD) を観ることができました!
(US版ですが、実はリージョン・フリーで日本語字幕も選べ、日本版
より安いのでお買い得でした。)
かっこい〜い! …こんな感想ですみません (^^;
取り急ぎ(笑)。
IEで前に戻ったところ、また送信になっちゃいましたね。
失礼しました。
”君にはどれだけここにいて欲しいことか!
しょせん金魚ばちの中で泳ぎ回るだけのうつろな魂じゃないか、俺たちふたり。
相も変らぬ場所を行ったり来たり、見つけたのは相も変らぬ「恐れ」だけ?
だから、だから君にはここにいて欲しい。”
・・・てえのも最高でっせ。
Breath(Reprise)ーーーこの詞の中の「鐘の音」は私にとってはフロイドの曲かも…
これの入っていた「Dark Side of the Moon」のA面には、たくさんの鐘が鳴り渡る「Time」があったのを思い出します。
「金魚ばちの中で泳ぎ回るだけの…」の詞が聞けるアルバム、日本盤のサブタイトル「炎」って、なんでついたのかなー どこかで読んだけど忘れてしまいました。でもジャケットはすごく好きです。
leidenさん、リージョン・フリーってゆうのがあるんですか。選べるのはいいですね。
最近はDVDが主流になったようですが、なるべく長く続いてほしいですね。
「ポンペイ」は、私、8ミリフィルム発売の年に、買おうかどうしようかって真剣に悩んでいました、映写機もないのに(笑)。翌年か翌々年にベータマックスで出たので早速買ったのですが、ビデオデッキを買ったのはその半年くらい後(笑)。
『炎』ってタイトルがついた理由はよく知りませんが、サブタイトルの
「あなたがここにいてほしい」というのは、フロイドサイドから日本語の
タイトルとして要請されたものだったと記憶しております。
“WISH YOU WERE HERE”の最後の数小節で聴こえるヴァイオリンは、あのステファン・
グラッペリがノー・クレジットで弾いたものです。
ついでに……
“ECHOES”のオープニングで聴かれるソナーのようなサウンドは、リック・ライトがピアノのアウトプットを
レズリー・スピーカーにつないだ時に偶然発見したものです。“ECHOES”はエアー・スタジオで
レコーディングされたのですが、このサウンドだけは再現することだできず、結局、アビー・
ロード・スタジオで録音したオリジナル・デモの音を流用せざるを得なかったそうです。
また、ロジャーはこの曲をライヴ演奏することに退屈しきっていたため、よく妙な名前で
紹介していました。例えば、「婆さんの義足の穴を覗く/Looking Through The Knotholes
In Granny's Wooden Leg」、ロジャーが応援していたアーセナルF.C.が1971年にリーグ優勝と
F.A.カップ優勝を果たしたことから、「俺たちは二冠王/We Won The Double」とか「ダム
爆破軍団の行進/The March Of The Dambusters」など。
以前どなたかが書かれていましたが、サーフィン映画『クリスタル・ヴォイジャー』のサーフボードにくくり
付けたカメラが波をかき分けるというシーンで、かなりの長さで使われました。
このシーンは1987年のツアーで“ECHOES”がライヴ演奏された際に、この映像がそのまま流用されて
いたので、あるいは生でご覧になった方もいるのではないでしょうか。
1974年のヨーロッパツアーの際に、フロイドと独のクラウツ・シュルツがおこなった
セッションの模様です。
「Heartburn Blues」(5.1M)
http://myamo.hp.infoseek.co.jp/syn/data/heartburn.mp3
と、言うのは真っ赤な大ウソです。スイマセン(笑;
フロイドとシュルツが組んだら、こんな演奏になるかも・・・?、と想像して
遊んでみた曲です。
バックを伴奏マシーンにまかせっきりで手抜きの即興作品ですが、パロディーの
つもりで、興味のある方は聞いて見てやって下さいませ。
白蛇さん、フロイドサイドから日本語のタイトルとして要請されたのが「あなたがここにいてほしい」だったっていうの、私も思い出しました。
直訳よりも、「炎」=心の暖かさを求める象徴、みたいな感じもしてきて、いい感じ。
…ロジャーって、すごくデリケートだったんですねー(今さら…ですけど(^_^;)。詩人だから。でも今現在のほうがもっとデリケートでいるんでしょうね)
『クリスタル・ヴォイジャー』は、メンバー一同(っていうか、ギルモアが)気に入ってくれたんでしょうね。ライブで体験できた方がうらやましいです。
myamoさんーーーークラウス・シュルツですかー。タンジェリンドリームやめたの70年頃でしたっけ? シンセがさえずるみたいな音がそのへんみたい(^_^;)その後アシュラへ行ってからのほとんど聞いてなくてすみませんです。
けだるいムードはフロイドの「Biding MyTime」をちょっと思い出しました…もしギルモアの泣くギターが入ったら、なんてね(^_^;)気持ち良く聞きましたありがとうございますー。
白蛇さん、今日久しぶりに狂気の5.1聞きました。前にいってた speak to meとeclipse
の件ですが、笑い声が後ろにいってる分、Lチャンネルの言葉は聞きやすくなっています。
涙の乗車券は確認できませんでした。オリジナルにもあるんでしたっけ?
でもTimeのロートタムのソロからヴォーカル始まる瞬間の音が真ん中に集まっていく感じとか、フェイザーのかかった
コーラスが宙をさまよう感じなどさすがサラウンドって感じです。
Moneyの7/4から8/8になってのギルモアのソロが3次元に拡がる瞬間とかいいですね。もちろんUs&Themの
フィードバックディレイもいい感じになってます。
ECHOESのピアノは秀逸ですよね!レズリーはビートルズも使ってましたね!自分は突然ツインドラムになる
瞬間が特に好きです。
>>11
「瞬間をデザインするPink Floyd」てな感じですね。
>>12
「瞬間」というお言葉から、何の脈絡もなく思い浮かべたアルバム「時空の舞踏」(A COLLECTION OF GREAT DANCE SONGS)。
http://www.pinkfloydcd.com/DanceSONGS/japanTOCP65744.htm
当時の友人がレコード店で働いていて、この写真のポスターもらったのです、宣伝用の大きいサイズ。
なんとなく気に入って、引っ越す前まで貼っていました。
でもこのアルバムは買わなかったんですー(^_^;) 時期的にはベスト盤が出ても不思議じゃない時期だったと思いますが、曲目がハンパすぎ…。
だけど、ジャケットは(ポスターは)ほんと雰囲気がいい感じでした♪
はじめまして。HNいいのが思いつかないため失礼します。
旧掲示板のログずっと読みながらリンク先も見てるうちに、あっという間に時間が経ってしまいました。皆さんすごくこの掲示板大事にしてこられたのだなと思いました。
自分の好きなアルバムは「おせっかい」「炎」です。プログレはフロイドしか聞かなかったのですが、フロイド以外だとツェッペリンとかドアーズとかクリーム好きでした。その後はシスターズオブマーシーやオールアバウトイブ聞いてました。
オフィシャル(U.K.)(資料)その他のリンクもはじめて見ましたが、家庭の事情でアルバムやLDを手放してしまった自分にとっては、PCで懐しい曲を聞けるサイトビデオを見れるサイト等色々あって感激です。いつかまたアルバム買いたいと思います。
旧掲示板は、1年ほど前に覗いたときはすごくひどい意見ばかりで、うんざりしたものです。
現在は参加者が完全に入れ替わっているように見え、とてもいい感じに変わりました。
類は友を呼ぶんですね。
「アニマルズ」の「ドッグ」もすごい好きです。
このアルバム全体にも言えることだけど、アコースティックなギターに絡むギルモアの切れるようなギターが最高です。
左右に振って歌ってるドラムも曲をしめてる。
ドラム、ベース、ギター、そしてボーカルの音がそれまでのアルバムと比べて非常にクリアーに聞こえる。
それぞれみんな怒ってる感じ。キーボードはかすんでるけど、その分ロック色が強くなったような。
犬の遠吠えもその中でよけい不気味に感じる。正にジャケットの重苦しい色調にぴったりあった曲。
歌詞はいろいろ批判あるけど、オーウェルの小説なんか関係ないよね。だって音楽は文字や言葉を越えてるもの、はじめから。
オール・アバウト・イヴは、80年代にわたしも聞いていました(ファミリー的な関係にあるバンドでは、ミッションが好きでした)。
ドアーズの「The End」「水晶の舟」なんかはプログレという言葉がまだなかった頃のプログレだったかもしれませんね。この二曲が入ってるドアーズの最初のアルバム「The Doors(邦題ハートに火をつけて)」は1967年のリリース。フロイドの「夜明けの口笛吹き」と同じ年。
文学青年ジム・モリソンとイメージ豊かなシド・バレットを比べるのはムリがありますが、同じ時期だったっていうのはなんかしみじみ…。
ここの掲示板わたしも途中からの参加ですが、フロイドについてのお話も、ほどよい雑談余談も、ほっとできる雰囲気に魅かれました。以来、ずっと楽しませてもらっています…それまでの書き込みをなさってきたみなさまと、いま書き込みして下さってるみなさまのおかげです…感謝♪
「アニマルズ」。
それまでのフロイドを聞き込んできたファンの好き嫌いが分かれるアルバムだったかなー(^_^;)ロジャーの詩が、だいぶ現実に目を向けてる感じになっていたし、サウンドはシンフォニーっぽさや甘いけだるさみたいなのは出てこなかったから、ハードロックに転向なのか?みたいな戸惑いを持った方もいたんじゃないかな。
でも、ひとつまえの「あなたがここにいてほしい〜炎」の『葉巻はいかが』とかは、サウンドや歌詞が「アニマルズ」に通じるようなところもあったし、それの続きって気がします…。
前に、ナガフキンさんが、<オーディオチェックレコードとして「アニマルズ」を使ってます。>って話していらしたけど(旧掲示板で「狂気」のサウンドのことでマルチオーディオさんが色々教えて下さった頃、 [267]〜[273]あたり)、たしかに楽器の音が目立っているアルバムで、アコースティック部分が多かったと思います。
ロジャーの声がシンセの音にだんだん変わっていくサウンド処理も気持ち良かったです。
(ギターやシンセの音に溶け込んでいくような声ってディープパープルやZEPが始めたのかしら、ハードロックというかメタルでは多いですよね(^_^;)
わたし的には、プログレの定義っていまだによく分からないですが、色んなことが出来るのもプログレの強みだと思ってます。ファンとしては、フロイドがこういうコンセプトでやりたかったっていう気持ちを重視したくなっちゃうし、「アニマルズ」も、フロイドの多才で多彩な面を表現してるナイスアルバムだと思います。
ドアーズの話題がでてました。地獄の黙示録で有名になりましたが、確かにコッポラは
あの映画でワルキューレがかかっている中でナパームを落としたり、ヘリコの音にかぶって
The ENDっていうのもよかったですね!ドアーズ、シスコサウンドの代表格、このころフラワームーブメント
の音楽はドラッグにかなり傾向していて、いってみればプログレみたいなものも多かったですね!
そもそもクリームをプログレッシブブルースといっていました。
自分の中で自分は70年代前半をプログレを聞きまくって、70年代後半は全米Top40を基本にモダンジャズ、ファンク
サザンロック、ティンパンアレイ、フィリーソウル、サルサとなんでも聞いてしまったので、80年代以降のプログレは
あんまり突っ込んで聞いていないかも?
皆さんのじゃましないように今後も参加するのでよろしくお願いします。
PS.ジョンアンダーソンが参加したカルデラやジノバネリのファンの方はいませんか?
『炎』の「葉巻はいかが」でヴォーカルを勤めたロイ・ハーパーってどんな人?
どういう経歴の方ですか?
確か、バンドの友人で、ロジャーの声域が合わなかったから、だとか、デイヴが
歌詞の内容が気に入らず歌うのを拒否したから、とかいう理由でロイが呼ばれた
と聞いてますが、彼の詳しいプロフィールを知りません。
どなたか、ご存じの方がいらっしゃいましたら教えてください。
シンガーソングライターというくらいしか覚えていませんでしたが、気になって探してみました。ポール・サイモンなどと出会う前は色々とつらい生活だったようですが…とても人望のある交流の広い人のようでちょっとびっくり…。2001年のアルバムの参加者、ギターでギルモア、リンダ+ポール・マッカートニー 、ビル・ブラッフォード、ケイト・ブッシュ、ジミー・ペイジなど…。で、アラン・パーソンズ、エンジニアで参加でした(お仕事してたんですね♪)。
「ハッツ・オフ」というアルバムです。(1970年「ZEPPELIN _III」、ジミー・ペイジ とロバート・プラントが「ハッツ・オフ・トゥ・ロイ・ハーパー」をやっているのがおもしろいといえばおもしろい…かな)。
感想
http://www.d6.dion.ne.jp/~jirowe/reviewpt63/reviewpt63.htm
http://www.h2.dion.ne.jp/~gianluca/bfolk.html
試聴(1976年のアルバム)
http://store.artistdirect.com/store/artist/album/0,,99056,00.html
試聴(2001年のアルバム)
http://ubl.artistdirect.com/store/artist/album/0,,1143827,00.html
バイオグラフィ(英語 (T_T))
http://ubl.artistdirect.com/music/artist/bio/0,,441299,00.html?artist=Roy+Harper
ロイ・ハーパーの「HQ」にはデイヴ・ギルモア、ビル・ブラッフォード、
J・ポール・ジョーンズらが参加で、ジャケはヒプノシスです。
「アンノウン・ソルジャー」にはデイヴ・ギルモアのソロの「Short And Sweet」
(ロイ・ハーパーと共作)が収録されていますよ。
「葉巻はいかが」に参加したのは、白蛇さんのおっしゃるようにもちろん友人
だったけど、たまたまスタジオにいたんです。ロジャーの声域が合わなかったのも
事実ですが、「狂ったダイアモンド」の録音でヘトヘトになっていたからです。
デイヴは歌詞の内容が気に入らなかったみたいですね。つまり、シリアスな
フロイドのイメージを自ら壊す最初の記念すべき(?)歌詞だからです。以後、
デイヴは慣れたみたいです。(笑)
ping-ping-pingさん、「HQ」ヒプノシスのジャケット…モノクロっぽい写真で海の上を歩くロイ・ハーパー…シブいですね〜ファンサイトで見てきました。
デイヴ・ギルモアもまた交友が広いというか、結構色々なミュージシャンのワークに名前が出てきますね。
(ケイト・ブッシュは、ギルモアがプロデュースしたというので手に取ったのでした)
女性ボーカリストとの関わりでは、オール・アバウト・イヴの3rdアルバム「タッチ・バイ・ジーザス」 (1990) 、ギルモアがギターで参加というのもあります。
オール・アバウト・イヴって、80年代後半のデビュー以来、トラッド系+ゴシック系みたいな、わりと正統派のロックをやって来たのですが(ボーカルはジュリアンヌ・リーガン。清らかなパティ・スミスという感じ)、荘厳な雰囲気のメロディもある所為なのか、現在はプログレのジャンルに入ってるケースが多いので、戸惑います…わたしがゴシック方面から出会った所為かな?(ポストプログレというジャンルもなんだかなー(-"-;)
まぁ買った人が気持ち良く聞いてるのならそれでいいと思うし、呼び方は気にしないでおきますっっ(苦笑)
「葉巻はいかが」の歌詞は人気上昇中のバンドのことを歌ってて、 Oh by the way Which one's Pink? などと出てきますけど、「ザ・ウォール」の映画の主人公の名前が Pink になった経緯も、このへんから始まっていたのでしょうか・・・
>>22、>>23 「葉巻はいかが」
ロジャーも後になって自分が歌わなかったことに後悔してるとか。
2年かけてLP作ってるくせに、他の曲で疲れたから歌えないなんて怠慢だよな−。
「炎」にはすでに出来あがってた次の「アニマルズ」に入る「ドッグ」と「シープ」をB面に、「ダイアモンド」をA面にするという案もあったんだよね。
これでは全体のコンセプトはあいまいになっちゃうけど、彼らは結局この頃「狂気」を作り上げてそれが(意外にも)超大ヒットした後、精神的に倦怠期(解散の危機)にあったんだろうね。
ping-ping-pingさん、ありがとうございました。
『炎』のレコーディングの時ロイがスタジオにいたとは知りませんでした。
>>24
『炎』のレコーディングは難航を極めたそうで、確かに解散の危機にあったらしいです。
『狂気』に続くヒット・アルバムを作らなければならないというプレッシャーと、前作で
やり尽くしたという満足感や虚脱感もあったらしいですし、プライベートでもニックとロジャーは
結婚生活の危機にあったそうです。
後になってロジャーは「もし解散していたらアルバム・タイトルは『WISH WE WERE HERE(僕たちが
ここにいてほしい)』になっていたかもしれない」と言っていたとか。
ほかにも、“Shine On Your Crazy Diamond”のレコーディングでも、事件が起こってます。
最初のレコーディング・ヴァージョンをメンバーが気に入らず、セカンド・ヴァージョンを録り直し
たが誰かが誤って2つのトラックにエコーを掛けてしまった結果、セカンド・ヴァージョンもボツ。
再びレコーディングするハメになったそうです。
ミキシングの最終段階の頃、頭の禿げ上がった太目の男がスタジオを訪れ、メンバー達がテープを
プレイバックしてベスト・ミックスを得ようとしているのを見て、「なんでそんなに何度も聴き直す
んだ? 一度聴いたらそれで十分じゃないか」と意見した。それがシド・バレットでした。
>>25 ミキシングの最終段階の頃
そのときって、最初は、シドって気づいてもらえなかったのですよね。リックは、スタッフの誰かだろうというふうに考えてて、ロジャーが気づいて「シドだよ」って教えてあげて・・・
戸惑うリックに、
シド 「僕はどのパートにギターを入れようか?」
(いまだにフロイドのメンバーだと思い込んでいるらしいけど、自分のギターとかは持ってきていない。)
リック「ごめん、シド。ギターのパートはもう全部録音してしまったんだ」
(これを言うときつらかっただろうなー・・・)
シド 「何か僕にできることがあったら言ってくれよ。いつでも体を空けておくから」
(にこやかに笑顔)
ロジャーは啜り泣きの状態で、テープのミキシングを繰り返している。
シド 「なんでそんなに何度も聴き直すんだ? 一度聴いたらそれで十分じゃないか」
(シドのこの言葉で、ロジャーは、いつでもシドはレコーディングは一発で済ませていたことを思い出す・・・)
「葉巻はいかが」の歌詞 Oh by the way Which one's Pink? (ところで、誰がピンクさん?)という一節は、メンバー達が実際にアメリカのレコード会社の重役から言われたセリフなのだそうです。
結構きついアイロニーですよね(^_^;) でも一枚のアルバムとしては、「ようこそマシーンへ」+「葉巻」は、曲の雰囲気が大きく違うことで「ダイヤモンド」や「Wish You Were Here」と、引き立てあう感じになったんじゃないでしょうか。
フロイドの「炎」のジャケのある、風に舞う赤いベール。
その中に女性のヌードが隠されてたんですねえ。なるほど、なるほど。
25年間これ見てますけど今日始めて気が付いた。
(やれやれ・・・<深いため息>)
(最近どこのスレにカキコしてるのか、こんがらってきちゃった。)
>>25
>『炎』のレコーディングの時ロイがスタジオにいたとは知りませんでした。
すいません、「スタジオにいた」と言うと、同じ部屋にいたみたいに聞こえますね。
アビーロード・スタジオの別の部屋で「HQ」を録音していたので、呼びに行ったのでした。
でも、ロイ・ハーパーも録音でヘトヘトになっていたんじゃないのかな? (笑)
シド・バレットがスタジオにいたのは有名な話だけど、バッキングコーラスの
ベネッタ・フィールズもいたそうですよ。だから彼女もシドを見ているのです。
ベネッタ・フィールズは、「炎」の後はフロイドのツアーでのセッションも行なっていたりしますが、アイク・アンド・ティナ・ターナーに見出されたゴスペルシンガーなのですよね。
「炎」でのコーラスの仕事が来たときには、すでにローリング・ストーンズのアルバムなどに参加していたりする実力派の歌手でしたが、当初はフロイドの名前も知らなかったけど参加して、でも一発で気に入ってしまったのだそうです。
バックコーラスといえば、クレア・トリー…
「虚空のスキャット」ではリードボーカルをつとめていますけど、この曲は、アドリブで歌ったという話もわりと有名かしら?
最初にその仕事のオファーが来た時点ではフロイドの名前も知らなかったという点では、ベネッタと似てるみたいです(^_^;)
クレア・トリーの場合は、アビーロードスタジオへ出かけることになったその日はちょうど日曜日、平日なら一日15ポンドの報酬をもらってきた歌手ですから「日曜日だから倍の30ポンドがもらえるわ」と単純に喜んだそうです。
で、スタジオに行くと、歌詞が無くて、ただコード進行だけ教えられて、「自分がリードギターになったつもりでやってくれ」と言われたそうです(だからスキャットになった?)
その後のクレアは、アラン・パーソンズ・プロジェクト「イヴの肖像」(1979)『Don't Hold Back』、カルチャー・クラブ「Waking Up With the House on Fire」 (1984)『War Song戦争の歌』、ロジャー・ウォーターズ「RADIO K.A.O.S.」(1987)など、けっこう色々な仕事してます。
フロイドってどのアルバムまでアビ-ロードでレコーディングしてるでしょう?
エコースの話でエアースタジオの話がでてましたが、考えてみればアビーロード
っていうのは当然なんですけど、なんとなくアビーロードでとってたんだあ!?
つくづく最近思います。なんとなくエアーとかの方が似合う気がするんだけどな!!
アラン・パーソンズが、元はアビーロードスタジオに所属するエンジニアでしたから(1968年春、アラン20歳の頃からです)、「原子心母」とかの、彼の名前が出てくるアルバムなら、おおむねアビーロードって考えてもいいのでは?
あと、素朴なギモンでキョウシュクですが(^_^;)、エアー・スタジオの特徴ってどんなとこなんでしょうか?
エアーは1969年にジョージマーチンが設立したスタジオでアビーロードがEMIのスタジオで
あるのに対し、エアーはいわゆる町のスタジオってやつの走りではないでしょうか?!
レコード会社から束縛を受けないっていう意味でね!
フロイド所有のブリタニア・ロウ・スタジオで録音したのは、「アニマルズ」だけ?
フロイドがアビー・ロード・スタジオを使用してレコーディングしたのは『炎』までです。
(ロジャーのソロ『死滅遊戯』でも使われた。)
ブリタニア・ロウ・スタジオが使われたのは、私が確認している限りでは『アニマルズ』、
『ザ・ウォール』、『鬱』、ニックのリック・フェン(元10ccのギタリスト)のプロジェクト・
アルバム『プロファイルス〜ピンクの進化論』ですが、他にもあるかもしれません。
>>34
白蛇さん、ありがとう。わりと多いんですね。
私はニックのプロデュースしたダムドとか、同じくニックのプロデュースの
マイケル・マントラとか、フロイド以外のものばかり知ってました。
ひょっとして、ニックのお気に入りとか、投資とか? (笑)
ちょっと思ったんだけど、フロイドの演奏技術ってどんなもんなんでしょう?
他のプログレグループは大概すばらしい演奏技術でインプロブを売り物にしたり、それでメンバー同士でも確執があったりするんだけど、
彼らに関してはその辺の情報って聴かないんだけど、プレイテクはどうなんでしょ。うまいの?
>>36
確かに演奏テクニックをうりにはしてないけど、プレイスタイルや音質そのもの
など独特の席アを構築していますよね!
他のバンドの曲をやったら決してうまくないと思います。?
でも、逆にコピーもあまりされないんじゃないんですか?
テープエフェクトとかスタジオワークで作られてるサウンドという印象が強いけど
ライブとかでも完璧に再現されてるから演奏能力は高いとおもいます。
彼らは仲がよかったようですね。
ライブ・アット・ポンペイのインタヴューでそう語られていました。
最後にはロジャーと他のメンバーの間でおこった確執が原因で分解したけど
マネジメントのほうの問題だったんでしょうね。
それぞれの演奏がテクニカルだったというより
アンサンブルとしてバランスが取れていたという気がします。
>>37、>>38
そう言う意味じゃ、彼らってのはビートルズと同じくらい「バンドとして」天才的だったんだろうね。
(ビートルズとは比べられないか?)
傑出したプレーヤーがいるバンドならある程度売れて当然だからねえ。
もちろんロジャーがオピニオンリーダーだろうけど、「アニマルズ」以前は全員イーブンって感じ。
それぞれのメンバーが結束して知恵出し合ってながきにわたって傑作を生み出していった。
テクニックがどうか、となると確かに傑出しているとは言えないかも。
デイヴよりスティーヴ・ハウのほうが旨いと思うし、同じリックでもウェイクマンの
ほうがテクニックは上だし、パフォーマンスでもエマーソンにはかなわない。
ビル・ブラフォードやアラン・ホワイト、カール・パーマーもニックより達者。
ロジャーもグレッグ・レイクには勝ててもクリス・スクワイアには負ける……。
フロイドで天才的なのはシド。シドがフロイドを結成しなければ、その後の名声は
絶対になかったと言えると思います。
ところで、UKオフィシャル・サイトに『ファイナル・カット』が追加されてますね。
みなさん、もう見ましたか?
>>40 『ファイナル・カット』
ご紹介ありがとうございました。
当時のプロモヴィデオを通してしっかり見れました。
良く意味わかんないけど最後のほうでサッチャー首相を殺してしまうのはすごいなあ。
あんな映像許されるんかしら、イギリスでは。
ロジャーがM.モンローのファンだったてことがわかりました。
(ほんとこのLP暗いな−。ロジャーの父親に捧げる鎮魂歌でしたっけ。ちょっと退屈だね。)
サウンド面では結構斬新だったと思うだけに残念だったです。>>Final Cut
初めまして。私がフロイドを知ったのは山川健一という小説家が出していた『ニュールーディーズクラブ』という雑誌でした。好きなのは『おせっかい』です。邦題がいいですね、フロイドは。
>>43 邦題がいいですね、フロイドは。
そうですね。とは言っても全部原題の直訳ですけどね。「原子心母」もそのまんまだし。
やっぱフロイド自身がつけたタイトルがすごい!って事じゃないですかね。
「お皿いっぱいの秘密」ってなんのこっちゃ!
「ウマグマ」なんてすごい意味があるんだってね。
>>43
最近音楽雑誌って読んでない…(^_^;) フロイドのこと、どんなふうに書かれていたのかなー ヒロさん、よかったら教えて下さい。
>>44タイトル
マザーグースの国ですから(^_^;)深い意味があるのかもしれないし成りゆきでそうなっただけのもあるんでは…
フロイドに限ったことじゃないけど、歌詞やタイトルの、ダブルミーニングとか、暗喩になってることがらでは、お国柄のちがいで理解しきれないところもあるのはもどかしいです。でもしょうがないですね、そのぶん理解できるところを大事にしていくことにしましょう…
「ウマグマ」ってスラングだったと思うけど(わいせつっぽいとかの)、一種の洒落でつけたタイトルなんでしょうか…このアルバムってライブの曲は聞きやすいと思うけど、スタジオで録音した曲はあんまり聞き込んでないのでよくわかりませんーーメンバー各自の実験的な世界というか、音楽っていうより音っていう感じで味わうといいのかなー
>>45
自分も音楽雑誌よまなくなりましたね!
ミュージックライフからはじまって音楽専科、ニューミュージックマガジンあらため
ミュージックマガジン、実家に20年分ぐらいあるけど、マガジンは年鑑を数年前までは
買っていたが・・・今はもうってかんじだね!
ニューミュージックマガジン…たまに買うときは緊張したものでした、おとなっぽい専門誌って感じで(笑)。ミュージックライフ以外だとクロスビートとかバーンとか…結局同じ出版社でしたねー写真が目立つとつい手が伸びたものです。あこがれっぽい気持も大きかったもので(^_^;)…
わたしの場合、何年かのあいだ聞かずにいた所為でもあるんだけど、例えば「ザ・ウォール」ならロジャーが歌詞を書いた頃の年齢に追いついて(追い越して)、ようやく壁の中の孤独の意味が解るようになったという感じがします(大人の方が孤独は重いというか…)。 他のアルバムもそうなんですけど、自分が若かったころって、味わうことより雰囲気にひたることのが多かったのかなー(-_-;) ELPなんかは早弾きとかのテクニックにも感動しましたけどね。
あ、そうだ、久しぶりに知ったメンバーのルックスにはちょっと戸惑ったけど、新旧の曲や写真にあれこれと接しているうちにすぐ慣れました(笑) 多感なころや若いころになじんだものってそういうモノなんでしょうねー
最近はレコード・コレクターズ一本です。(気に入った号だけ)
>>47 「ウォール」のテーマってフーの「トミー」とか「四重人格」のテーマにそっくりじゃないですか?
誰でも一度は陥る「おれの存在ってなんなんだろー」、「世界が全部崩壊してしまえば楽になれる!」
なーんていう悩みは普遍的なもんだろうなあと思うし、ロックのテーマにもあってるのかも。
どちらかというとロックって後ろ向きって言うか、心のうっぷんの吐き出しという感じだな。
ロックが前向きになると、どうも「説教臭い」か「文部省推薦(死語?)」になってつまらなくなっちゃう。
『LIVE AT POMPEII』やっと見ました。
“Careful With That Axe Eugene”“A Saucerful Of Secrets”“Set The
Controls For The Heart Of The Sun”は、やはり、いかにもプログレって
感じですね。
数年前まではBURRN!誌をよく読んでましたが、最近は立ち読みパラパラで
終わってます。
ポンペイの音ってリアルなんですかねえ?
足してるとか差し替えてるとかって情報ありますか?
アビーロードの録音風景は自分には目からうろこです。
写真でしかみたことのなかった、VCS3にしても、ただ、もっとコントロールルームの
中がみたかったなあ!アランもいたりしてね!?
「LIVE AT POMPEII」野外劇場でお客さんを入れない、映像で味わってもらうためのライブだし、フロイドと映画との関係というのも深いですねー。
「ザ・ウォール」は、当時は「トミー」のようなロックオペラという宣伝記事も結構見かけたような気がします。
でもトミーのほうは自力で立ち直っていくプロセスがあるけど、ウォールは映画の公開の後にロジャーが「ユーモアがなかったから失敗」ってコメント出したくらいですし、前向きとは言い難いですねー(^_^;)
もともと詩の場合はうれしい時よりつらいときに浮かんでくるというもんでしょうし、つらいことを神様に向かって訴える黒人霊歌が人間に向かって歌うようになったのがブルースで、それがロックのルーツでしょう。フロイドとブルースの関係はそのうち考えてみたいところです。
プログレとかオペラではないんだけど、ロック系の映画だったら「ローズ」(1979) が感動でした。
(これもウォールと似てるんですけどねー(笑))
黒人霊歌が人間に向かって歌うようになったのがブルースで、それがロックのルーツでしょう。
まったく同感! 言い知れぬ差別と断絶(孤独感)からくる魂の叫びがロックの底に流れてるはず。
でもその辺「おちゃらけ」にしちゃってるんだなあイギリス人は(アメリカの歴史だからね、これは)、特にZEPあたりから。
猥褻な感じ(ブルースは正に猥褻・・・日本でも農村で堂々と春歌を歌う感じ、苛酷な労働の後はセックスなんだなあ)
と、厭世観からくるわざとらしい陽気さだけを取り出して作り上げた「えせブルース」とも言うべきロック。
っとここまで書いてここのスレテーマで自分で何が言いたいかわからなくなっちゃった。ごめん。
フランス人が黒人奴隷にシャンソンを押し付けて生まれたのがブルースで
黒人奴隷がかってに楽器を鳴らして、死んでいった仲間達を弔ったのがジャズの始まりだと
聞いたことがあります。
ブルースがロックの出発点?
そうなのかナァ・・・・・・
って事は黒人の音楽が????
ブルースが大好きだったと・・・・・思ったけど。
で、フロイドの部分はブルース人の名前からとったと
シドの趣味で「ピンク何とか」と「フロイド何とか」というミュージシャンの名前を見つけて思いついたみたい。
精神分析者のフロイドをうまくもじったみたいでかっこいいって。
デビュー前はストーンズの曲やったり、クリームに感激したりで結構ブルースにはまってたみたいだね。
でもまた話戻すけど、クリームとかZEPって古いブルースの曲やったりするけど、あれ本当にブルースって言うの?
違うわねえ。ホルストの「惑星」歌った歌謡曲をこれはクラシックだよって言うようなもんだわねえ。
ロックの出発点はチャックベリーだと信じてるけど、あれもブルースみたいなポップスだわねえ。
惑星」歌った歌謡曲:音大に行っててなんであんな声量がなく歌下手なんだろうね。松田聖子の方がうまいねえ。
>>53>>54>>55>>56
黒人奴隷は、家族単位で買い取られても主人の都合で、ある日突然、親子や兄弟で引き離されて売られたりするのもめずらしくない状態でした。
悲しいことがあっても、白人の教会には出入りを許されていなかったの。
母国の宗教の神に祈ることは禁止されていたから、宗教を持つことを禁じられているのに等しい状態でした。
で、教会の近くまで行ったときに聞こえていた讃美歌を、後で思いだしたりして、なんとなく真似して作った歌を、こっそりくちずさむようになります。
中身は、神様わたしを楽にして下さいとか、お迎えがきたらこうだとか、生きる意味が分かりましたとか。
それが、「黒人霊歌」(ニグロスピリチュアル)。
解放宣言が出たのが、19世紀後半。
自由になってからは、元主人からもはなれて、一人で生きて行かなくてはならなくなりました。
で、今度は人種差別という新たな試練。お給料も少なく生活苦、不安、不満、怒り、悲しみを歌いたくなるわけ。
あぁまた月曜からは働くのかよーとか、あの女は荷物をまとめて出ていっちまったーとか。
南部の田舎ミシシッピー州からは、西アフリカのサバンナの弾き語りの音楽の系統を汲む「ブルース」が生まれました。ミシシッピー河上流にある都会のシカゴを中心に発展していきます。
(シド・バレットやクラプトンも憧れたブルースギタリストの大御所マディ・ウオーターズは、ミシシッピ出身。泥臭いところが魅力のシカゴ・ブルースを確立した人なの)
ほぼ同じ頃。
南部の都心ルイジアナの港町ニューオーリンズでは、大きな歓楽街(通称)バーボンストリートがあって、「朝日の当たる家」という名前の遊宿や賭博場もあって、客引きのために音楽が必要で、アフリカの熱帯雨林の強烈な打楽器のリズムやかけ引きみたいなのがあるダンス音楽の系統を汲む「ジャズ」が生まれました。
バーボン=ブルボン王朝のことで、ルイジアナ近辺ってむかしはフランスの植民地だったの。
ジャズの中で、明るくリズミカルな部分で作られるダンス音楽は「ラグタイム」「ブギウギ」「チャールストン」「ディキシーランド」として流行します。
北部の都市部では、衰退することになった黒人霊歌が、アフリカ特有のパワフルなところを気に入った白人たちによって合唱の音楽としてアレンジされていきました。
解放された後の黒人霊歌には喜びを歌う歌もそれなりに出来ていて、政府がバックアップする黒人学校や黒人聖歌隊もできたので、20世紀の初め頃には「ゴスペル」が生まれました。
アメリカは人種のるつぼですけどー、
アフロ・アメリカンの持ち込んだ民族音楽は、黒人霊歌経由で、ブルースとかジャズになります。
それより前の時代から移住したイギリスなどのユーロ・アメリカンの持ち込んだ民族音楽は、主にトラッディショナルのフォーク系(バラッドというか、吟遊詩人の世界)。これはやがてアメリカのフォークソングになっていきます。
アイルランドやスコットランドの場合はジグとかリールとか呼ばれる民族舞踊も入っていたのですが、主に南部の東寄りの州あたりで、「ゴスペル」のリズム とパワーに「ブルース」の弾き語りの影響が加わって出来たのが「ヒルビリー」(南部のユーロ・アメリカンという意味らしい)。
「ヒルビリー」は、太平洋戦争の前後からは「カントリー」とか「ブルーグラス」と呼ばれていきます。
太平洋戦争の景気付けもあって、ニューオーリンズのジャズは、ディキシー〜スゥイング〜ビッグバンドになり、戦後はそれが流行る必要もなくなったのでトリオとか6人とかになって、ソロ同士でアドリブを競い合う「ビ・バップ」がやがて「モダン・ジャズ」として定着。
「ゴスペル」の力強いリズム +「ブルース」の弾き語る感じで「R&B」になるのは、太平洋戦争の後。
イギリスでは、60年代の初期まではロックはアメリカから輸入してて、64〜5年頃はR&Bが流行。ロンドンで、「バンドやろうぜ!」ってなったら、建築工芸学校で意気投合したロジャー、リック、ニックのように、ブルースやR&Bのコピーから始めるのは、よくあるパターンだったようです。
64年にヤードバーズでレコードデビューしたクラプトンとか、ジェフ・ベックなどがブルースロックを支えて、ビートルズとストーンズが人気バンドになったその勢いで、イギリス出身者のロックのレコードが次から次へとアメリカへと輸出できるようになっていく時代。
というのが、ピンク・フロイドのデビュー前夜ですー(笑)。
旧掲示板にも書いてあったけど、「ピンク・アンダーソン」と「フロイド・カウンシル」から、シドが飼い猫に「ピンク」「フロイド」って名前つけてたんですってね。
余談だけどピンク・アンダーソンの本名は、ピンクニー・アンダースン(Pinkney Anderson)。息子もブルースギタリストで(ピンク・アンダースン・Jr.)レコードでの父子共演があります。
(ロジャー・ウオーターズのJrが、2002年のツアーでキーボードやってたそうですが、そういうのってバンド人生の至福のひとつでしょうね〜)
ちなみに、フロイド・何々という芸名のブルースマンは、アメリカには20人以上いるんです〜。
みなさん歴史におくわしいですね!ロックという名称はビルヘイリー&コメッツのロックアラウンドザクロックが
最初と聞きましたが、それは違うのでしょうか?
奴隷と音楽は言語を制限された奴隷たちが通信手段として音をつかったのが色んな音楽のルーツとも
聞いたのですが?エッソトリニダットスティールバンドなどは楽器をとりあげられ、島にたくさんあったドラム缶
を使って通信の手段にしたそうです。それがスティールドラムの発祥だそうです。
テニスのスコアの数え方も奴隷に負けてばっかりいたので数え方を複雑にしたってのはホンと?
>>60 ロックアラウンドザクロック
ギネスブック的にも一般的にもはそれなんですが、個人的にはまったく同時期に出た(チェス時代の)チャックベリーこそR&Rの創始者だと勝手に思ってます。
同じ意味でプレスリーもその後のブリティッシュロックには影響与えてないと思う。ただそのスタイルにあこがれただけ。(クリフリチャードは別だけど)
だってみんなコピーしたのは、ブルース系ではベリー、マディーワターズ、ハウリンウルフ、ボブジョンソンなんかだし、
ポップ・リバプール系は、ベリーに、リトルリチャード、バディーホリー、エバリ−ブラザーズ、とモータウン、ガールポップス系。
チャックベリーは今聴いても通用(感動)するくらいロックしてるけど、ビルヘイリーは何がいいのか良くわかんない。
>>61
ビルヘイリーは映画「暴力教室」とあいまってロック、反体制って感じですよね!
自分もよさはわかりません!アメリカングラフィティーでウルフマンジャックのDJに
ってかんじ!FENのウルフマンジャックショーは面白かったけど、同じオールディーズの
曲を使った映画はグローイングアップの方が選曲もよかったしなあ!
70年代はアメリカンポップにも結構傾倒してたんで、大滝詠一のゴーゴーナイアガラで
ルーツってやつは結構きいたんだけど、結果的に自分の中に残ったのはフィルスペクターだけだったしなあ!
細野晴臣がやってたアルファ・・・って番組ではトロピカル一色に染まったんでね!
あまりロックのルーツは学習してません!
映画の「アメリカン・グラフィティ」には「ロック・アラウンド・ザ・クロック」が流れますよね。チャックベリーも聞けますし、曲は50年代のヒット曲で、舞台は60年代初期です。
フロイドのメンバーたちが学生の頃によく聞いた曲もけっこう入ってると思いますー。
50年代……エレキギターが出てくる時代。
ビル・ヘイリー&ヒズ・コメッツ「ロック・アラウンド・ザ・クロック」は1954年発売。歌詞は、時計=クロックの12時間を「ロック」との語呂合わせで歌ったという感じ。最初は売れなかったそうです(ビル・ヘイリーすでに既婚で子持ちだった所為もあるのかなーー?(-_-;)。
でも、翌年の55年に映画「暴力教室」の主題歌に使われてからヒットしたので、ティーンエイジャー向けのノリのいい曲というのを広めてくれた功績が大きいですね。
チャック・ベリーのデビューは55年、シカゴで出会ったマディー・ウォーターズの所属レーベルから。
「Roll Over Beethoven」「Johnny B. Goode」 等たくさんのヒットをとばしますが、シカゴブルースにヒルビリー(カントリー)の要素を加えた、独特のエレキ・ギター奏法、シャウトする歌唱法、ステージでのパフォーマンス、歌詞がパワフルでストーリー性が含まれているところ、これらは、どれもチャックが始めたスタイルですから、最初のロックンローラーは彼でしょう。
「ロックンロール」という言葉は、1951年代にオハイオ州のラジオDJアラン・フリードが広めたものだとされています。
ビルボード誌で「R&Bチャート」が登場するのは1949年から。誌のライターだったジェリー・マクスラーの考案。それ以前は「レイス(人種,種族)ミュージックチャート」という呼び方でくくられていたアフロ・アメリカンの音楽に対して、「戦争の時ナチスを批判したアメリカが、そういう差別的な表現をやってはいかんのではないか?」って。
とはいえ、当時のアメリカの各都市では、電車やレストランなどの公共のスペースでは人種の隔離というのが当たり前になってて、白人のDJアランは白人向けのラジオ局に勤務してるので、黒人のバンドをオンエアしたくても、大っぴらに流すわけにはいかないという事情が…。
そこでアランは、「R&B」という言葉を使わずに「これはロックンロールだよ」と言って紹介したわけです。
1920年代の古いブルースの歌詞
My baby rocks me with a steady roll
からの思いつき。ブルースの歌詞にはスラングも色々あったので、rock も roll もそうらしいのですけどね。
でもまぁ、DJアランのおかげで、あとチャック・べりーのおかげで、 Rock'n'Roll の意味は「体を揺らして転がして踊りまくろうぜ!」という感じに変わったのでは…(^_^;)。
今時のR&Bは、リズムとブルースの略語っていうにはだいぶムリがありますね。80年代から90年代にかけて台頭してきたブラックコンテンポラリーミュージックをジャンル分けする時に、ダンス系でもなくラップ系でもないから、って感じで、やむをえず付けられた名称かも…。
シド・バレット脱退後、すべてが詐欺
シド・バレットを理解するのはやめよう
危ないべさ
ジャズのアドリブは、プログレのインプロヴィゼーションに相当するんだね。
あれやこれやのつながりが見えてきておもしろい。
カントリーに関してはインディアンの音楽が元になっていると思っていたので
ルーツがケルト民族からだったとは意外でした。
ギルモアの泣くギターは、ネイティブなブルースそのものだね。
私見ではありますが、よく考えてみるとフロイドは幻想的と言われる割には
プログレの中ではめずらしくブルース色が濃い。
他のプログレは、長尺になるとクラシック色かジャズ色がだいぶ強く出てくる。
故に音楽性を語れるコアなファンが多いのもうなずける。(他のプログレ)
フロイドファンサイトは音楽性よりも詩や雰囲気の精神性に片寄りがちで、
こういった近頃稀なテキストに接することが出来たことは個人的に安堵と期待が深いものです。
「夢に消えるジュリア」のフルートもどきの音、当初はフルートにしては、
何やら変な音だなと思っていました。メロトロンだったとは知らず・・幻想的で好きな曲です。
この時期ならバレットの好みでメロトロンが使われたと思えますが、
以後のフロイドはそれほどメロトロンを使っていないようですが、どうなんでしょうか。
>>67
メロトロンという機械は今でいうサンプラーなので、現在は使われてませんね。
各鍵盤に一台づつテープレコーダーがついてるようなものなので、どんな音でもでたわけですが、
もちろん全部元の音を録音して再生するんですが、微妙にピッチが安定せず、独特な音が
今で言えば懐かしく味があったと思います。
イエスのイエスソングスにおいて危機の鳥の声などもメロトロンのはずです。
ロング&ワインディんグロードのコーラスもそうだといわれていましたが、ネイキッドと聴き比べると
スタジオで単にコーラスを呼んできてオーバーダビングしたのではと思います。
フロイドはなにしろスタジオワークの中でテープエフェクトはたくさん使われていますからね!
エコーマシンもほとんどテープだと思います。いわゆるシーケンスなどもテープに録音したものをテープをわっかに
することでループしてますからね!
>>67
「原子心母」の途中の「Mind Your Throats Please (喉に気をつけて)」、コーラスやリックのオルガンのところで、メロトロンのフルートが遠くから聞こえてきます、ちょっとだけ。
「Embryo」ベスト盤などに入っている曲、リックのピアノ一本の所でメロトロン・フルート割と長め。
「See-Saw」(神秘)、リックのオルガンにメロトロン。
「Sysyphus組曲」(ウマグマのリックの曲)…キングクリムゾン的なメロトロンが聞けると思いますー。
フロイドって、プログレの割にはそんなに多く使ってないというのは確かだけど、シンセが普及してからはあんまり使ってないと思います(改良されたメロトロンは今でも使われるらしいけど)。
それにしてもですが、リックのキーボードってふわーんとした感じで、ニックの少しゆるめのドラムとしっくり合うんですよね。ロジャーの繊細な詩とデイヴの泣きのギターがしっくり合うところは、winter さんのおっしゃるようにブルースの世界かなー。
リック〜ニックが出せる浮遊感、ロジャー〜デイヴの心の琴線、というところの、つなぎというかクッション役みたいになってるのがサウンドのエフェクトという部分かなーって思いました。
マルチオーディオさんのおっしゃる<スタジオワークの中でテープエフェクト>ってシドのアイデアがいろいろ多かった頃の延長上にあるのでしょうね。
ただし、どこのバンドもそうだと思うけど、メンバーたちのハーモニーって、趣味や興味がある程度一致した後に、自然に出てくる部分もあるので、サウンドだけ語っても片手落ちになるというのはあります(^_^;)
winter さんのお言葉の<詩や雰囲気の精神性に片寄りがち>ってのは、メンバーがどうやって出会ったとかをすっとばして論じるのだとしたら片手落ちになるかもしれないですねーーバンドやるってことは共同作業だからー。
〈最近はるか理屈っぽいですねー(^_^;)m(_ _)m どなたかお気楽なおはなしも出してくださいませー(^_^)
スタンリーキューブリックが「2001年宇宙の旅」のサントラ盤を彼らに依頼するつもりだったと言う有名な(?)話を思い出したんで、
確かめようと思ってサイト検索したら、面白い話があったよ。
その映画と「エコーズ」をシンクロさせるのが今ブーム何だって。
両方大好きなんで明日早速やってみよーっと。
http://www.avis.ne.jp/~fancysc/column06-2.html
でもどちらかって言うと「神秘」の方がイメージだな−、僕としては。
「神秘」はその後の彼らを完全に位置付けてる曲だね。
(悪く言えば、後はこれの焼き直し・発展形)
>>71 ・・その映画と「エコーズ」をシンクロさせるのが今ブーム何だって・・
よく読んだら「今」じゃなくて何年も前の話だったよ。
知らなかったのは僕だけだったみたいだねえ。
失礼しました。
マルチオーディオさん、はるかさん、ありがとうございました。
自分はGoogle検索でこのスレを知りました。(この掲示板自体)
私見ですが、このスレは気楽な話を中心とするやりとりを卒業した方々の集まりのように思えます。
フロイドはセールス面での人気が高く、それがそのまま発言数にも反映されている。
しかしながら、私的な好みを主張するだけでは、遅かれ早かれ飽きてくる。
このスレが安定しているのは、「共同作業」で作る読み物的な要素を楽しめるからだと思えます。
長文の発言はプログレに多い長尺の曲のようでもあり、長くとも内容が分かりやすい所はフロイドの曲とも似ている。
どうも私見だらけで失礼しました。
>>73
私が、winterさんの言うような“気楽な話を中心とするやりとりを卒業した方々”のひとりかどうかは
ともかくとして、私のスレが比較的長いのは決して“プログレに多い長尺の曲”を意識したものでも
ありません。単にまとまらないだけで……スミマセン。
さて……
今日、『Manchester Day』というタイトルのブートを入手しました。
これは、1974年12月9日のマンチェスター、パレス・シアターでのライヴ音源で、かつて『BRITISH WINTER
TOUR '74』というタイトルで世に出たブートだと思います。
『炎』発売前のツアーですが、のちに「Sheep」と改題された「Raving And Drooling」、同じく「Dog」と
なる「You've Gotta Be Crazy」、そして「Shine On Your Crazy Diamond」の3曲の新曲が披露されて
います。ステレオ録音で音質も良好です。
この『BRITISH WINTER TOUR '74』という海賊盤が驚異的なセールスを記録したためか、フロイドはこれ以降、
リリース前の新曲をライヴで演奏することはしなくなったと聞いてます。
>>59
彼らが「ピンク・フロイド」というバンド名にする前は、
“ザ・メガデス/THE MEGGADEATHS”
“シグマ6/SIGMA 6”
“ジ・(アーキテクチュラル)・アブダブズ/THE (ARCHITECTURAL)ABDABS”
“レオナーズ・ロジャーズ/LEONARD'S LODGERS”
“ザ・ティー・セット/THE T-SET”
などと名乗っていたそうです。
>>64 シド・バレット脱退後、すべてが詐欺
>>65 シド・バレットを理解するのはやめよう 危ないべさ
pink floyd はずっと後期までシドの幻影を引きずっていたようだけど、何でだろう?
おかげでファンもマスコミもどうもシドを過大評価しているような気がして・・・。
どうも真相が見えてこない。
確かにデビュー当時はライブでもカリスマ的なバンドリーダーだったし、アルバムも当時のサイケデリックブームの中でも傑作だったかもしれない。
しかし脱退後のグループの音楽がデビューアルバムの手法を踏襲してるとも思えないし、
(これは絶対詐欺じゃないけど・・・)
シドのソロアルバムにもその後のフロイドとの共通点は少ないと思う。
なのに彼らは何でシドにこだわっていたんだろうか。
シドはそんなに後世まで語られるような才能の持ち主だったんだろうか?
ひょっとしたら彼らが意図的にシド伝説(悲劇と狂気の天才)みたいなものを作って、うまくレコード(曲)作りに利用してただけじゃないのか、
なんてのはうがち過ぎな見方でしょうか。
1stアルバムやアップルス アンド オレンジス、キャンデイー アンド カレントバン、等はあの時代にだけ作り得た傑作と思われます。ビートルズで言うならば、サージェントやストロベリー フィールズの様な物で、フロイドやバレットにもそれ以降には出来ないし、または、やろうともしない系統です。この頃私はフルーツ ガム カンパニーやモンキーズ等聴いていました。懐かしいなあー。
モンキーズ…なつかしいですねー(^_^)
ビートルズに対抗するために作られたとはいえ、TV番組が毎週あって小学生でも楽しめるという感じがよかった(^_^)
デヴィッド・ボウイの芸名は、本名だとモンキーズのヴォーカルと同じだからボウイにしたって話もありましたね。
シド・バレットも本名は別で、ロジャー・キース・バレットなのですが、これは14〜5才の頃に地元のジャズ演奏のあるパブで常連客になっているころに得たニックネームがもとになったそうです。
出演するドラマーのひとりがシド・バレットという名前で、同じバレットという名字のジャズが好きな少年という理由で、店で「シド」と呼ばれるようになったのだとか。
>>59 >>74
バンド名は、「シグマ6」で始まったんですよね、6人編成。
なんか、初期のLPにはピンクフロイドに The がついてることが多くてフロイド側がTheを外すように躍起になってた時期があったそうですが(旧掲示板にもその話が出てましたが)、ピンクにThe がついてた時期もあったんですよー
在籍メンバーとバンド名の順番は、こうなります。
Sigma6〜T-Set〜Megadeaths〜Architectual Abdabs〜Screaming Abdabs〜Abdabs(全部Theがつくようです)
ニック(dr)、ロジャー(g)、リック(k, g)、クライヴ・メトカルフ(b)、キース・ノーブル(vo)、ジュリエット・ゲイル(vo)
Leonard's Lodgers
ニック(dr)、ロジャー(b に転向)、シド(g)、ボブ・クロース(g) 、マイク・レオナード(時々オルガンで参加)、リック(途中からピアノで復帰)
The Pink Floyd Sound
ニック(dr)、ロジャー(b)、リック(k, cello)、 シド(g)、ボブ(g)、クリス・デニス (vo, 一時的に参加)
The Pink Floyd
ニック(dr)、ロジャー(b)、リック(k)、 シド(g)
Pink Floyd(アルバム「神秘」以降)
ニック(dr)、ロジャー(b)、リック(k)、 シド(g、途中で離れる) 、デイヴ(g)
マイク・レオナードは建築家で、当時のロジャーとシドが住むアパートの大家さん。建築学校の学生に部屋を貸してて(ニックやリックも住んでいたことがある)、Leonard's Lodgersのメンバーはそのアパートの地下室をバンドの練習用に使ってました。このバンド名でロンドン市内のパブに出演していたころ、レオナードが始めた派手な照明の演出は、後にフロイドの定番になります。
ある意味ではフロイドの歴史には重要な一人でしょうね。
あと(今さらですが)、ニックって、いちばん地味な存在のようだけどフロイドの前身バンドから今に至るまで唯一ぶっ通しのメンバーなんですね。クリムゾンのロバート・フリップとは対照的な例だけど、ニックの存在感は大きいと思いますー
>>78
確かにニックって地味ですねぇ。
『〜ポンペイ』を見てると、結構テクニシャンのように見えますが。
すべてのフロイド作品に参加してますが、あとでデイヴが語ったところによると、
『鬱』ではタムタムをちょこっと叩いただけだったとか。
ロジャーが“えせフロイド”だと言ったのも、そのあたりを承知してだったのかも。
>>76 >あの時代にだけ作り得た傑作
同意。シドの作品も、シド去りし後のフロイドの作品も、それぞれの時代が求めていた才能だ。
>>75
現代のものさしで過去のフロイドを測ろうとするから、かくの如き疑問愚問も出てくる。
納得のゆかない諸君には小生の結論として、旧掲示板のとあるピンクフロイド関連のスレから、名言を引用する。
「神格化されたのは新しいジャンルを作り上げたからで、このことに敬意を払うべきだ」
>>78 >唯一ぶっ通しのメンバー
ニックは「銀の匙をくわえて生まれてきた」富豪の息子、親譲りのカーレースマニアでチームに出資するような奴。
一見地味でも趣味は派手だよ(笑。
まあドラムと同じで本質は育ちのよさから来るおっとり型といったところか。アマチュア期から彼の存在がメンバー間のクッション役になったであろうことは容易に推察できる。
>>70 >>74
歴史を紐解き遺産を知ることは先人への敬意だ。長文、期待してるよ。
ここは評論家ではなく愛好家であろうとする諸兄姉の態勢が長文短文問わず心地好い。
『〜ポンペイ』の頃のニックはたしかにかっこいいですねーもちろん銅鑼を鳴らすロジャーも絵になるんだけど。
ロジャーはソロでワールドツアーやるようになったころかなー?「太陽讃歌」の演奏のことでニックからOKもらったとかで、そこらへんからロジャー/ニックは和解はしているみたいですね。握手してる写真が雑誌に載ったりしてます。
親譲りのカーレースマニア…
「カレラ・パンアメリカーナ」という、『鬱』のちょっと後に出た、カーレースの映画の音楽担当も、そこいらへんからなのですね。ニックふだんからフェラーリとか乗り回してるのかなー(^_^;)。
ドラマーとしてはリンゴ・スターも、ジョンやポールのおかげで何たらを言われたクチだと思うのですが、リンゴも俳優やら写真家やらの副業でそこそこのお仕事残してるし、まぁ色んな意味で精神的に余裕があったということなのかな…。
デビュー当時のライブとかプロモショーンフィルムを見ると、シドにつぐNo.2と目されてたのはリックライトだったんじゃないかなあと個人的に思う。
(アップの回数がシドの次に多い)
(僕の大好きな)「ユージン」とか「神秘」の後半の美しい旋律はリックのオルガンソロをベースにしてるし、
「原子心母」の箱根ライブを見るとリックが展開の主導権握ってる。
「ウマグマ」もリックがソロ曲主張したおかげで出来た作品だった。(当時「ザ・マン」というトータル大作が準備されてたにもかかわらず・・・)
「おせっかい」まではリックとロジャーの才能がうまく拮抗して、各メンバーの協調性もうまいってた時期なのかも。
「エコー」はリックの貢献大の作品だね。(イントロの美しくも不気味な感じは彼ならでは。)
ギルモアーは「狂気」とか「炎」まではあんまり前面に出てきてないね。(最初はギミック奏法ばかりで、ブルース味あふれるソロ聞かしたのはだいぶ後になってかだね)
リック自身も後々までそんなプライドが結構残ってたりして、結局主導権握ったロジャーに首にされちゃったのかなあ。
>>76
シドは「ビートルズ」に傾倒していた。
デビューアルバムはビートルズのエンジニアーだったノーマンスミスがプロデュース。
だから「パイパー」はビートルズの「ペパーズ」の系統なんでしょうね。
メンバーの言葉によれば実際に当時彼らがやってた音楽とは相当ずれがあったみたいだけど。
彼らの意志とは別の当時の売れ筋を狙ったアルバムなんでしょうね。
だからシドもTV番組なんかでアイドル然として歌わされるのに相当ストレス感じていたかも・・・。
日本で初めてポンペイが放映されたのは72年頃、NHKのヤングミュージックショーでしたよね。私は放送見るまではインドのボンベイと思っていました。その当時はこの様な放送は貴重でしたよね。だから真剣に見ていましたね、カメラでテレビに向かって何枚か撮りましたよ。この映像は、その1年後に再放送した分と2
回しか見ていませんが今でも昨日の様に覚えております。ポンペイの放送の少し前位に青空のファンタジアのプロモーションフイルム見ました、11pmと言う番組でやったと思いますが、映像は白黒でした、しかし初めて見るPFに
感激しましたね、ギルモアがやけに色っぽく見えましたね。同じ時期に放送したヤングミュージックショーでストーンズのハイドパークコンサートがありましたが、そのコンサートの前座がキング
クリムゾンの有名なデビューコンサートなんだ!ということ想像しただけで興奮していました
そう言えば32年位前ミュージックライフと言う日本の音楽雑誌の中のビルボードトップ100
にキング フロイド(団体、個人かは不明)と言う名前、見た事が有ります。
>>84 ポンペイ
やっぱこれファンには必見ですよねー。
僕が持ってるビデオは当時15,800円でした。(その頃は消費税なんてなかったよ−。)
今じゃ格安でDVD見れるんですよねー。いい時代になったね−(シミジミ)。
青空のファンタジア : B面が(オリジナルでは)「ユージン」で、このもろビートルズの「LUCY」のパクリ曲と聞き比べて、
いつも複雑な感慨をおぼえるのは私だけでしょうか。
キングフロイドってのは全然別人なんでしょ?名前だけはちらって聞いたことある。
あいさつが遅れましたが、私、浮気者と申す者、ロック愛好歴37年。PF
ファン暦32年。初めて買ったレコードは、モンキーズのデイドリーム。初めて買ったPF
のレコードは、4曲入りコンパクト盤(来日記念盤)。今でも1stアルバムは、
『サイケデリックの新鋭』と言う、1ファンで、好きな曲は、絵の具箱です。
PFは、67〜72頃がいいですね。
最近は、amon duul2に29年ぶりにこっています。
よろしくお願いいたします。
始めてリアルタイムで聴いたロックがジョージハリスンの「マイスイートロード」
初めて買ったレコードはビートルズの「イエスタディー」
始めて聴いたPFは「夢に消えるジュリア」、LPは「原子心母」
PFのレコードは全部借り物で聴く。当時プログレには興味なし。
その頃レコードはビートルズ一本だったし、パープルやヒープのコピーに忙しかった(ボーカル)
モンキーズも大好きで「ヘッドコーターズ」がお気に入り
「サイケデリックの新鋭」はモノラルで聞く今日この頃「ルシファーサム」がお気に入り。
「アモンデュール」は挫折した。
>>83
フロイドのデヴュー・アルバム『夜明けの口笛吹き』のプロデューサー、ノーマン・スミスは
ビートルズの『ラバー・ソウル』までの全アルバムのエンジニアだったが、フロイドのフロデュースを
することになったため、ビートルズの次作である『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・
バンド』のレコーディングには関わっていません。
で、フロイドが『夜明けの〜』をレコーディングしていたアビー・ロード・スタジオの真向かいの部屋で
ビートルズは『サージェント・ペパーズ〜』を録音していたのです。
ポール・マッカートニーはフロイドのレコーディングを見にきたそうで、後のインタヴューでフロイドの
デヴュー作に「ノックアウトされた」と語ったとか。
ちなみに、アルバム・タイトル“THE PIPER AT THE GATES OF DAWN”はケネス・グラハムの小説『ウィンド・
イン・ザ・ウィロウズ/WIND IN THE WILLOWS』の中の章の題名から取ったのだそうです。
私はこの小説を読んだことがありませんが、バレット・マニア必読の一冊だとか。どなたか、読んだ方
いらっしゃいますか?
>>85
青空のファンタジア……「ポイント・ミー・アット・ザ・スカイ」のオリジナル邦題ですね。
日本でシングル・リリースされた時のB面は「アーノルド・レーン」で、日本盤では初登場でした。
>>84,86
浮気者さん、はじめまして。白蛇と申します。
私がフロイド歴30年くらいですから、先輩ですね。いろいろと教えてください。
よろしくお願いします。
始めてFMラジオの米国ヒットチャート番組(小林克也がキャッシュボックス本社に電話して聞くやつだったかな)で
「マネー」聴いたときはスゲーと思って、思わず受験勉強そっちのけで感動しまくった経験あり。(おかげで2流大学)
そのずっと前に「吹けよ風」もヒットチャート番組で聴いた記憶あるけど、幼かったんで感動したおぼえなし。
ロック愛好歴は33年。PFファン歴・・忘れた。
リアルタイムで聞いたロックはおぼえてていない。初めて買った洋楽は「男の世界」チャールズブロンソン
のマンダムのCM曲です。PFの最初の出会いは、吹けよ風・・か、夢に消えるジュリア、どっちにしろ
自分のその後に与えた影響は夢に消えるジュリアです。ある意味人生が変わりました。
わたしのフロイド歴は、旧掲示板でも書いたことと重複しますが、最初に絵画や美術の好きな友だちから勧められて「原子心母」+「おせっかい」--->「あなたがここにいてほしい」(この辺からリアルタイム、デビュー以降のアルバムをあれこれ聞いてはまりこむ)--->「アニマルズ」--->「ウオール」--->ベータのビデオでようやく念願の「ポンペイ」を見る--->映画館で「ウオール」---
今年の2月上旬に、フロイドを10年ぶりくらいで聞きました。きっかけは、「ローラン・プティ振付ピンク・フロイド・バレエ」を見に行ったこと。出かける前はいろいろいそがしくって、CD聞くヒマもなかったので、生演奏ではなくてもホールのPAで聞いたからあぁフロイドってやっぱりいいなぁ〜って感じで… 数日後に、この掲示板に混ぜていただくことになりましたm(_ _)m
洋楽歴は、親がスイングジャズを好きだったもので、物心つく頃からそればっかり聞かされていたような…78回転の。45/72の再生はモンキーズでやっと時代に追いついたという家でした(笑)
>>88
「たのしい川べ」岩波少年文庫 または 「川べにそよ風」講談社青い鳥文庫
イギリスの田舎の小川のほとりで暮らすアナグマ、モグラ、ネズミ、ヒキガエルなどの動物が、みんなで旅に出て色々な事件に遭うというような童話です。
なんでもシドがいちばん好きな童話なんだとか…わたしが読んだのは岩波のですが、シドとは全く関係なくて、たまたまTVで見た「ナルニア物語」にはまって原作を手にした頃に、ついでに読んだ覚えがあるというもの(^_^;)
とはいえ、上のような経緯で復帰?したせいか、いまのところは初期のフロイドから順に聞き直してみようかなという気持はけっこうありますよ。
この童話は映画にもなったし、ピーターラビットやマザーグースなんかとおなじくで、シドに限らずイギリス人の多くが子供の頃に出合う世界だと思います。ロジャーの「コーポラル・クレッグ」なんかは(それと近い時期だからシドのおとぎ話路線の影響?)どうもマザーグースっぽいノリだけど、詩が内省的になる前の、非現実的な世界で気ままに遊ぶフロイドというのを楽しめる時期ですね。
ビートルズの「レディ・マドンナ」「シルバーハンマー」なんかは、詩がマザーグースのパロディになってるです。
なにげに検索したらテキスト全文が出て来ちゃった(^_^;) 英語)。最初の目次を見ると、第7章のタイトルがそうなってます。
「THE WIND IN THE WILLOWS」Kenneth Grahame
http://www.knowledgerush.com/books/wwill10.html
そういうと、夢ジュリには、ミックスの違いで、
2バージョンありますが。他にもこの様なの、あるのでしょうか?
ちなみに私の持っているオランダ盤の夢ジュリは(ベスト盤)
サビの部分のエコー又はフェイズのかかりが、
従来盤よりも深くなっています。
わたしには、フロイドの海外盤もってないから分かんないですが、ただ、昔レコード店で、ブートじゃなくても、モノラル盤とステレオ盤では若干バージョン違いってなる例がよくある、という話を聞いたことがあります。
>>93
こう言う話題はオリジナルモノをこよなく愛する俺が出番だー、って何か言おうと思ったけど、
逆にステレオ盤(シングル曲は「レリックス」)が手元になくて(実家の物置)最近モノしか聞いてなくて何もいっぱしのこと言えないよ−。
ただモノはボーカルがオンになってて全体に迫力あるよー・・程度しか言えん。
だったらいちいちレスするな! ってお叱りの声がきこえる〜。 ごめんなさい。
>>93>>95
『夜明けの口笛吹き』はモノラル・ステレオの両ヴァージョンがあります。
「シー・エミリー・プレイ」は英国盤LPには未収録ですが日本盤とアメリカ盤LPには
収録されています。
『神秘』もモノラル/ステレオの両ヴァージョンがあります。
『原子心母』はクアドロフォニック仕様(4チャンネル方式)でリリースされました。
『おせっかい』もクアドロフォニック・ミックスがあったというが、これはただの噂らしい。
「吹けよ風、呼べよ嵐」は「青空のファンタジア」「夢に消えるジュリア」「シー・
エミリー・プレイ」とともに4曲入りEPとして日本で発売されました。(これが浮気者さん
が初めて買ったものですか?)また、「シーマスのブルース」とのカップリングでシングル
盤もリリースされました。
そして、『狂気』も4チャンネル・ヴァージョンがあります。通常盤と最も違いが顕著な
「狂人は心に」と「狂気日食」は『ワークス〜ピンク・フロイドの遺産』でも聞くことができます。
“THE DARK SIDE OF THE MOON”〜英国オリジナル盤LPには“THE”が付いてるんですよ。
また、このアルバム・タイトルは1971年にメディシン・ヘッドが同名のアルバムをリリースして
いたため、一時的に『ECLIPSE(日食/月食)』に変更されていたんですが、メディシン・ヘッドの
アルバムが売れなかったため、元のタイトルが復活したのでした。
「マネー」はアメリカでシングル・カットされたのですがその際、短縮されたエディット・
ヴァージョンが使われています。
『炎』も4チャンネル・ヴァージョンのLPが作られています。そのほか、世界各国で2種類の
異なったデザインのピクチャー・ディスク、数種類のカラー・ビニール盤もリリースされてます。
ちょっと長くなってしまいましたので、『ザ・ウォール』以降の別ヴァージョンは次回の
スレッドにします。
海賊盤の中にはもっとすごい(ひどい)のが有りまして、『グランチェスター牧場』
ですけど、本編では、RWが一人で歌っていますが、この盤ではサビをDGが歌っていて
メロも一般受けしそうなものになっている、
話しは変わって、レディマドンナってマザーグースのパロディなんですか!
1968年、レディマドンナにするか、モンキーズのデイドリームにするか、レコード店で
悩みました。当時シングルは380円。結果デイドリームを買いました。
今でもあります。
はるか様は、詞の内面的な角度から聴いておられるのですね。私は曲の表面しか聴いて
いないので、聴きながらとにかく想像するだけです。音だけで情景や色を想像します
PF曲はそれが一番出来た様な気がします。
しかし『狂気』以降は、あまり想像出来なくなってきました。
「おせっかい」までのPFと『狂気』以降のPFとでは、だいぶ違って感じます。
「雲の影』はかげがうすいので何とも言いようが有りません。発売当時もそうでした
『狂気』いつ発売か!と、まってていたら突然出たのが『雲の影』
「原子心母』『おせっかい』での飛躍と『狂気』への期待との間にだされた
『雲の影』、、、、、かわいそうでした。1972年
すみません、バージョン違い、なんて言い出したから却ってお手間を…でも色んなバージョンがあるって分かると、わくわくしますね(^_^)白蛇さんの続編楽しみ。
モノラル、ステレオ、クアドロフォニック…は、おもいっきり暇があるとき聞き比べたら面白そう。(クアドロフォニクスのことは、わたし今年になってから東芝EMIのフロイドのサイトで初めて知ったことばなのですー詳しくはマルチオーディオさんが御存知??コンサート用と録音用のちがいがどこにあるのかわかりませーんm(_ _)m)
>>97 『グランチェスター牧場』
デイヴの故郷、ケンブリッジのグランチェスターという緑の豊かな町ですし、でもロジャーやシドも同郷の近所の町で同じ高校ですから、ロジャー、デイヴどっちが歌ってもいいとか…(^_^;)
「シンバライン」っていうのも、アルバム『モア』ではデイヴがヴォーカル、映画『モア』ではロジャーがヴォーカルになってるそうですー
『グランチェスター』や『シシフォス』の入ってる「ウマグマ」のスタジオ録音パートも、わりと影がうすいんですよねー(シブイというか地味というか…)「雲の影」は、ジャケットも地味め…(^_^;)
「原子心母」「雲の影」「おせっかい」の順で(またはこの逆順で)聞くと、いいのかも(わたしは長い曲の時ほど詩の意味はあんまり考えないで音に浸ってますー)。
>>96
『おせっかい』もクアドロフォニック・ミックスがあったというが、これはただの噂らしい。
噂ではなく、公式文書に制作したとあります。ただ、リリースはしなかったのでしょう。
ひょっとして、「エコーズ」だけでやめたとか? (笑)
ビートルズ関係、ちょっと余談で書いてしまいますね。
SF文学やヒッピー文化に関する情報を集めた場所として、1966年2月にオープンしたロンドンのインディカ画廊(本屋兼業)。1966年11月にジョンとヨーコが出合う場所。若いミュージシャンたちの溜まり場で、シド・バレットや、ドノヴァン、スモール・フェイセスなども常連だったそうです。
●レディ・マドンナ
金曜の晩は スーツケースも持たずに来る
日曜の朝は 尼さんみたいに忍び寄ってくる
月曜の子供は やっと靴ひもが結べるようになる
あの子たちが走ってくのをごらんよ
レディ・マドンナ……
火曜の午後は 果てしなく長い
水曜の朝は 新聞が来なかった
木曜の晩は 君のストッキング穴だらけ
あの子たちが走ってくのをごらんよ
●月曜生まれの子供 Monday's child
月曜生まれは 器量よし
火曜生まれは 品がいい
水曜生まれは 悩みが多い
木曜生まれは 遠くへ行くよ
金曜生まれは 人なつっこい
土曜生まれは 働き者だ
お休みの日に 生まれたならば
可愛く明るく 気立てがいいよ
子供に曜日の名前を覚えさせる歌 兼 占い歌らしいです。
原詩と曲MIDI
http://kididdles.com/mouseum/m065.html
ほかのマザーグースビートルズ
http://www1.linkclub.or.jp/~pannoki/mothergoose/mother.html
http://www1.linkclub.or.jp/~pannoki/mothergoose/mother2.html
ちなみに、わたしは、木曜生まれ(^_^;)
自分の曜日を知りたい人はここでどーぞ。
http://www.geocities.co.jp/MusicHall/1173/game_youbi.html
ロジャー 1943/9/6 月曜
ニック 1944/1/27 木曜
リック 1945/7/2 土曜
シド 1946/1/6 日曜
デイヴ 1946/3/6 水曜
当時マルチチャンネルはマトリクス方式とディスクリートと2種類ありました。
PFはEMIだったんでマトリクス方式??ちょっと記憶が定かではありません。
もしかすると4トラックテープであったのかなあ?でもそんな機械は民生機であったのかなあ?
さて、現在のマルチチャンネルオーディオの現状ですが、DVD-AUDIO、SACD,HDCD(だっけかな?)
など種類がでてます。ユニバーサルプレイヤーを使えば、DVD,CD,SACD,DVD-AUDIOと再生できます。
スピーカーはやはり5本、そしてサブウーファーが必要です。現在、自分はサブウーファーないんですが、
最近必要性をかんじております。ユニバーサルプレイヤーも高かったんですが、自分の買ったのは2万円
でした。これはお徳と狂気を聞くために促、購入しました。
マルチチャンネルのソフトの状況ですが、ほとんどがハイブリット盤です。これは2層記録されていて、
普通のCDプレイヤーでも演奏可能、SACDトラックで、5.1とステレオとまあ、3種類の音が聴けます。
DVD=AUDIOはハイブリットではなく、DVD-AUDIO出力とドルビーDかDTSが入っています。
値段はUS盤ならほとんど、2000円ぐらい。ヨーロッパ盤は3000円こえますが、リリースはヨーロッパの方が早いです。
狂気は2000円きってませんか?さて、肝心のソフトですが、プログレではイエスのこわれものがDVD−Aででてます。
ロジャーのウォールとインザフレッシュがでてますね!EL&Pもあったかな?
あとはチューブラーベルズとか、70年代、80年代のリメークもでてます。
新譜ではピターゲイブリエルのUP,コステロのノース、デビットボウイのリアリティーなどなど
狂気は想像を絶する作業の結果として、かなり忠実にサラウンド化されています。
テープエフェクトの部分までどうやって同期取ったのだろうと思うほど、分解された上でサラウンドミックスされています。
私は、実を言いますとジャケットおたくでもあります
むかしはLPでもっていてもシングルを買っていました
PFのLPのほかにシングルでは
# 光を求めて/追想
夢に消えるジュリア/サマー68
ナイルの歌/メインテーマ
青空のファンタジア/アーノルドレーン
吹けよ風、呼べよ嵐/シーマス
フリーフォア/アブソルートリーカーテンズ
# 葉巻はいかが/ようこそマシーンへ
# アナザーブリック1/ワンオブマイターンズ
# コンフォタブリーナム/ヘイユー
以上は日本で発売されたシングルです、他にエミリーがあるはずですがB面が不明です
上記のうち今では手元に4枚しかなく(#印)、あとは私の記憶だけですので間違え
もあるかもしれません。
吹けよ風、、、は、後にブッチャーのテーマになって再発売されています。
LPでは米国製ウマグマ(イスの左下の絵のないやつです〜なぜ描かれていないのかは不明)。
サイケデリックの新鋭 日本製初版OP-8229(日本で初めて発売した時のものです、
ジャケットはぺらぺらの薄い紙で、内カバーには、東芝で当時発売中のレコードが沢山紹介してあります。
加山雄三、植木等、ベンチャーズ等)
ボディー(Rウォーターズ/Rギーシン)日本製74〜5年頃購入 レコードの帯が気に入っています
雲の影 日本ではつるつるなジャケットですが米国製はざらざらしたジャケットでした。
以上が気になるLPジャケットです。
フロイドのシングル盤のジャケットというのも、今度WEBから画像をさがしてみようかなぁ…EP で、ヒプノシスとかストーム・トーガソン担当のは、含まれていますか?
> ジャケットおたく
「エコーズ〜啓示」のCDジャケット、過去のフロイドのアルバムに出ていたアイテムでコラージュされているのですよね。
このブックレットは、LPサイズでほしいよーーーって思うのはわたしだけでしょうか。。。
「エコーズ〜啓示」のジャケットは、「ウマグマ」のジャケットと構図が似ているんですよね・・・
シングルジャケットデザインは
光を、、LP神秘の裏を利用。
ナイル、、映画のシーン。
夢ジュリ、、メンバーのスナップ。
青空の、、全体に青空、小さくメンバーのスナップ。このスナップは来日したときのもの。
吹けよ風、、どうしても思い出せません。メンバーの顔があったとおもう。
フリーフォア、、記憶にありません。
葉巻は、、、イラスト(日本人が描いたみたいな。)
アナザー、、ウォールと同じ。
コンフォタ、、ウォールの内側のイラストです。
>>107 EPジャケットのことどうもありがとうございました。
LPジャケットの場合は、何々盤という限定版みたいなもの以外でも、国ごとにちょっとしたところが変わるみたいですねー(曲目も変わることもあるみたい)。
>>79
>>80
ニックは、意外なところでフロイドのお仕事をしていますー「ピンクフロイドの道 / Relics 」で、カバーイラストの原画を描いたのでした。
わたしは日本盤のLPで買ったから白黒のペン画のジャケットで見ていて、CDを見た時はそっくり同じデザインでカラー写真っぽくなっていたのでびっくりしました。その時点では、英米ではLPになったときからカラー版のほうだったとは知らなかったのです。今は「リマスター盤」とかいうもので白黒ペン画のCDも出てるようです。
なんだかマニアックなフロイドWEBサイトに出合いました。
目次のページには、日めくりカレンダーというのか、4/20は、ピンクフロイドの歴史の中では、1967年に「アーノルドレーン」がUKチャートに登場した日だとか、1991年にニックがレースに勝った日だとか書いてある…
http://www.pinkfloyd-co.com/mast_idx.html
GAMES FOR MAY ---> One Of These Days
ジャケットの絵を16分割して遊ぶパズルのようです…できない(T_T)
DISCOGRAPHY…
各アルバムのブックレットなどの画像がいっぱいありました。
LISTEN …
ライブ音源を9曲、リアルオーディオで聞けるページ。
ストリーミング方式なので22分の「ECHOES」が待たずに聞けるのはありがたかったわ。
VIDEOGRAPHY--->Video Jukebox
これも同じ方式で、小さい画面で見るムービーファイルが色々。10分近い「A SAUCERFUL OF SECRETS」は、『ポンペイ』の、です♪
>>109「A SAUCERFUL OF SECRETS」/『ポンペイ』、久々に見ました。
はるかさんは面白いサイトをよく御存知ですね。
こちらの皆さんの音源の情報は大変有り難いです。
オフィシャルサイト『エコーズ』『ファイナル・カット』は毎週末見て(聞いて)おります。
以前に購入したフロイドのボックスに無い分を昨年CDに買い替えました。
しかし現在長期出張中でディスクも持って来ておりません。大変重宝しております。
>>109
この「エコーズ」はサックス入りですね。73年頃のかな。
>この「エコーズ」
Real Playerでお気に入り登録やダウンロードのとき出てくる文字列ですが、タイトル名として [ Echoes 6-18-75 ] が組み込まれていました。
これが日付、って可能性も、あり、でしょか…?
>ping-ping-pingさん
Wish You Were Here北米ツアー75年の、 JUNE 18 - Boston Gardens, Boston, Massachusetts
という日付は下記で見ました…
http://ourworld.compuserve.com/homepages/PFArchives/tourdate.htm#1975
>ラジャーさん
たまたま辿り着いたサイトです(汗)。
(CDボックスは、高くて買えなかったです(^_^;)
おいらバレット派てほどじゃないけどフロイドとは別に気に入ってまし。
バレット、ウオーターズを悪く言うヤシは何もわかってないつか
自ネタから反論盛り上るの楽しもうとしてるんだから真に受けないほうがいいっすよ(W
ところでシド・バレットのブートレグ聞いた人いる?
今すごく興奮してます。
「the man 〜 the journey」を聴きました。
(1)初期フロイドと「狂気」を直接結びつける音楽をここに発見。「狂気」のモチーフ、いやその後の「ハウスオブジェクト」の片鱗がもう随所に現れている。
妥協の「ウマグマ」とギーシンの「原子心母」は彼らにとって回り道だったのか?
(2)既発表曲もアレンジされて入ってて初期の集大成という感じだが、逆に新作としてはうまくまとめられず発表できなかった。
その内容からシドなら大傑作に作り上げることができただろう事がわかる。
この後、「炎」まで彼ら悩ましてきたシドの幻影はこの時作られたのではないか!
「シド」ならきっとこの時期この作品をうまくまとめあげたんじゃないかっていう。
これほど実験的で、演劇的で、ブルース的で、美しい作品なのに失敗した。売れない!
そこから彼らの深い憂鬱と回り道が生まれたのか?
能力も意欲もあるのに、何かが足りない! 「それを魅力的かつコマーシャリズムに押し上げる事の出来る才能=シド」が足らないんだ!
この曲を聴いたことのある方と議論してみたい。賛論、反論、レス待ってます。
>>115
“THE MASSED GADGETS OF AUXIMINES”を聴かれましたか!
<THE MAN>40'50"
1 DAYBREAK……「グランチェスター牧場」のバンド・ヴァージョン
2 WORK ……おそらくリックのトロンボーン・ソロがフューチャーされている曲。スタジオ・ヴァージョンは
「バイディング・マイ・タイム」
3 AFTERNOON……バンドの休憩時間。ローディー達がお茶を持ってくるというもの。
4 DOING IT!……短いドラム・ソロ。
5 SLEEPING……メンバーは文字どおりステージで寝ていたそうだ。
6 NIGHTMARE……「シンバライン」と同じ。
7 DAYBREAK……インストゥルメンタル・ヴァージョン。
<THE JOURNEY>39'48"
1 THE BIGINNING……「グリーン・イズ・ザ・カラー」と同じ。
2 BESET BY CREATURES OF THE DEEP……「ユージン、斧に気をつけろ」と同じ。
3 THE NARROW WAY……『ウマグマ』の同曲のパート3をバンド全員でプレイしたもの。
4 THE PINK JUNGLE……「パウ・R・トック・H」と同じ。
5 THE LABYRINYHS OF AUXIMINES……「星空のドライヴ」の中間部をベースにしたインストゥルメンタル。
6 BEHOLD THE TEMPLE OF LIGHT……インスト曲。
7 THE END OF THE BIGINNING……「神秘」の第4部“セレスティアル・ヴォイシズ”のパート。
という内容のはず。もちろん、ブートですよね。
『AMSTERDAM 1969 COMPLETE』2枚組CD-Rが\\4,800で販売されてますね。
>>116
題名違うけど、これです。アムステルダムのライブ、サウンドボード録音ですごく音いいやつ。
いやー、詳細な曲紹介ありがとうございます。僕は面倒で書けなかった。フォローおおきに!
白蛇さん! ご感想お願いします。
僕が感動するほどたいしたことありません?
>>96
の続きです。はるかさんに期待されると力が入っちゃいますね。
『ザ・ウォール』のアルバムそのもののヴァージョン違いはありません。
しかし、収録曲の中に異なるヴァージョンが作られたものがあります。
映画のみ収録された「WHEN THE TIGERS FROKE FREE」はイギリスでは映画のスチール満載の
見開きジャケット仕様でシングル・リリースされました。このシングル・ジャケットには
「アルバム『ファイナル・カット』より」と書かれていて、これは元々『ザ・ファイナル・
カット』が『ザ・ウォール』のアウトテイクと、映画のサントラとして予定されていた名残りです。
「アナザー・ブリック・イン・ザ・ウォール(パート2)」はシングル・リリースされました。
その際、8秒間のインストゥルメンタルのイントロが追加され、歌詞の“how can you have any pudding”
という台詞が入る直前のところでギター・ソロがフェイドアウトしてます。
「マザー」は別テイクのリリースではありませんが、アルバムと映画とでは歌詞が一部異なっています。
アルバムではドラムスを故ジェフ・ポーカル(元TOTO)、ギターをリー・リトナーが弾いてます。
リー・リトナーは「ワン・オブ・マイ・ターンズ」でも弾いてます。
「イズ・ゼア・エニバディ・アウト・ゼア」この曲は後にロジャーによって、慈善団体のCM用に再レコーディング
されてます。
「ブリング・ザ・ボーイズ・バック・ホーム」は映画版ではポンタデュレー男子合唱団の歌うコーラスをフューチャー
した新録音ヴァージョンが使われ、「ホェン・ザ・タイガー・ブローク・フリー」のシングルB面に収録されました。
「ラン・ライク・ヘル」のポツダム・ミックスがロジャーの「アナザー・ブリック・イン・ザ・ウォール」のベルリン・
ライヴ・シングルのB面に収録されました。
「アウトサイド・ザ・ウォール」も映画版ではポンタデュレー男子合唱団の歌うニュー・ヴァージョンが使われてます。
……ついつい長くなるなあ。以下次号につづく。(別に引っ張っているわけではありません。)
>>117
いや、お褒めにあずかり光栄です。
さて、内容は文句なしですよ。
“THE MAN”と“THE JOURNEY”の2つの組曲をアルバムにするというアイディアは
あったらしいです。結局、実現しませんでしたが。
でも、これが「原子心母」「エコーズ」そして『狂気』につながっていったのは
明らかです。
ナガフキンさんは『炎』までシドのことで悩んだ、と書いておられますが、私自身は
“悩んだ”かどうかはともかく、シドの幻影は『ザ・ウォール』までも続いたと思ってます。
なぜなら、「NOBODY HOME」にシドのことを取り上げたと思われる歌詞が登場するからです。
“I got elastic bands keeping my shoes on”という一節は、脱退直前のシドの行動を
とらえたものとしか思えないのです。
それはともかく、この実験的な試みは、彼らのその後の傑作の誕生前夜を大いに予感させますね。
『ウマグマ』も様々な試行錯誤の産物でしょうが、この組曲も「生みの苦しみ」にも似た胎動を
感じさせてくれる……確かに、シドがいればどんな仕上げになったか……と思いますね。
>>119
この曲に出てくる、走り回る足音、時計の音、ぶつぶつしゃべり、ギルモアーの「タイム」や「マネー」で聴かれるブルースっぽいギター、ざわざわしたSE。
全部「狂気」で再現される。
その反面、デビューアルバムや「狂気」で見せるサイケデリックなギミック音も健在。
その演劇的な要素は映像で見れないのがすごく残念ですね。残ってないかなあ映像。
シドはやっぱり彼らにとって何らかの「トラウマ」みたいなもんだったんでしょうか。
僕は「ウマグマ」とか「原子心母」が彼らが気に入っていないっていうのが気になる。
(難問:白蛇さんはパープルとフロイド、どちらがお気に入りですか? どっちも最高ですよね)
>>118
『THE WALL』、ツアーもあったし映画にもなったし、ベルリンの壁のライブもあったし演劇のほうでミュージカルになったりもしてるので、色んなバージョンが出たのも当然って感じですね。
最近聞き直してるアルバムは『鬱』なのですが、いま聞くとわたし的にはロジャーに去られたデイヴの淋しさいっぱいっていう感じ。
でも『ウオール』の頃のロジャーも、デイヴがあんまりやる気出してくれなくてさみしかったと思います。
(『炎』以降は、4人とも人生の折り返しみたいな年齢的なところから来るナーバスな心境というのもあったと思うのです。4人とも再婚とか再々婚って感じで今日に至っていますしー)
ただ、96年にリックが雑誌のインタビューで諍いのあれこれに答えているコメントが、リックのファンサイトにあったのですが、リックの結論らしき言葉は「あの頃わたしたちは若かったから」「以前は友だちで今は尊敬している間柄だ」。 たぶん今もそうなんだと思います(^_^;)
ローランプティの「ピンクフロイドバレエ」(2004/2/7〜2/8NHKホール)では、「Run Like Hell」が二回かかったのですが(第一部のオープニングと第二部の途中)、第一部のは79年の『THE WALL』からで、第二部のが『THE WALL-LIVE EARLS COURT 1980-1981』からで、ロジャーのMCから始まっていました。
わたしは終演後に知ったのですが、第一部のは、牧バレエ団のホープという男性ダンサーが踊るステージ、第二部のは、パリから招いた有名な女性ダンサーがここでようやく登場という感じでした。
ローラン・プティ氏の選曲ですが、ライブ音源とかのバージョン違いには、芸術家としてこだわったのかも(笑)。
『THE WALL』にはリー・リトナーのギターもでしたか。
そういえば、>>111 ping-ping-pingさんが、<この「エコーズ」はサックス入りだから73年頃かな>のとき、サックスっていうだけでわかってしまうなんてさすがーって思ったのですが、単にわたしが不勉強なだけで(^_^;)
ディック・パリーっていう名前は調べ直して分かったんですが、「狂気」「炎」のアルバムでもサックスはこの人だし73年のツアー以降(「WALL」「鬱」の頃を除いて)2002年のデイヴのソロまでずっと出てる人だったのですね。
>>114
シド・バレットのブートレグも、フロイドほどじゃないけどたくさん出回っていたみたいですね。わたしはだいぶ前に「帽子が笑う」と「その名はバレット」のオフィシャルアルバム2枚を聞いただけなので、他のはこれから。
ブートだったら、最初は『 MAGNESIUM PROVERBS 』かなぁとか思ってます(今でも売っていればの話ですが(^_^;)なんでこれが気になるかっていったら、フロイドデビュー前のデモ用に録音したとかいう「Lucy Leave」 と 「King Bee」が入ってるから。
とはいえ、これらに限らず、同じ曲を別のタイトルで収録しているブート盤もあるらしく、何だかややこしそう…
ブートで出てくる 「Let's Roll Another One」は、後に「Candy and a Currant Bun」というふうに、なるんだそうです(;_;)
>>116 白蛇さんが書いて下さった69年のライブでも別題同曲というのが目立ちますけど、シドが居たころからのクセというか、伝統だったのかもーー
あと、デイヴが居たバンド『ジョーカーズ・ワイルド』の音源もあったら聞いてみたいなぁとか(^_^;)
最近気がついたのですけど、「シー・エミリー・プレイ」のシドって、マーク・ボランとちょっと似てる〜。
70年代の前半って、わたしはデヴィッド・ボウイよりもマーク・ボランのほうが好きで、T-REXベスト盤をしょっちゅう聞いていました(前にも言ったようにスイングやディキシーを子守唄替わりで聞いて育ったものですから、ブギーのリズムに違和感がないんですね(^_^;))
「Lucy Leave」 帽子屋 さんはディスクで聞いてらっしゃるのかもしれませんが、わたしは、最近ネット上で聞きました。実は、それを聞いて、T-REXを思い出したのです。
>>115>>116
ナガフキン様、白蛇様
すいません。質問なのですが
「FROM UNDERGROUND TO THE MOON」の中に1-5、「THE JOURNEY」という
同名の曲があるのですが、
http://ha2.seikyou.ne.jp/home/myamo/progr/PINK/FROM.HTM
話題にされている曲と同じものでしょうか?
「AMSTERDAM 1969 COMPLETE」はまだ聞いた事がないのですが
「FROM UNDERGROUND TO THE MOON」の中のものは
ジャーマンプログレ風の、あまりフロイドらしさを感じさせない曲で
いまいちピンとこなかったのですが・・・・。
あっ、と・・・失礼しました。
「THE JOURNRY THROUGH THE PAST」にも「THE JOURNEY」という曲が
入ってました。こちらは「グリーン・イズ・ザ・カラーとユージン、
ナロウェイ」のメドレー演奏で、全然別物ですね。
いったい「THE JOURNEY」・・・って?
>>123、>>124
ご指摘のPLUMPTON 1969'8'8 の公演でも「ザマン・ザジャーニー」が演奏されたという記録あります。
69年4月のロンドンから70年1月のパリまで繰り返し演奏されてきたとうい事で、
その断片がさまざまなブートに収められてるのでしょうね。
ただ全曲通しで高音質で残されてるのはアムステルダムのものだけと聞いてますが。
白蛇さんが書かれたように、「グリーン」も「ユージン」もアレンジされて「ジャーニー」の中で
メドレーされてます。
確かに断片だけ聴いてもピンときませんよね。
機会があればぜひ通し(ぴったりLP2枚分)で聴いてみてください。
>>122 なるほど!!! >「シー・エミリー・プレイ」のシドって、マーク・ボラン
「Jugband Blues」どうですか?イチ押しはこれ!!
「Octopus」もすごくいいです。けど「Julia Dream」「See Emily Play」のが受けてますね。
後、おいらも公式盤しか持ってないんでネットでいい曲聞けるトコ教えて下さい、てのはダメ?
>>125
もう1枚、完全収録盤ブート(2枚組)を発見しました。
タイトルはズバリ『THE MAN AND THE JOURNEY』です。
この組曲の初演である4月14日のロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール公演を
13分のアンコール“Interstellar Overdrive”付きで完全収録。
さらに6月22日、マンチェスターのフリー・トレード・ホール公演もDISK2に
収められてます。こちらは、やや短めの「THE MAN & THE JOURNEY」とアンコールの
“Set The Controls For The Heart Of The Sun”が収録されてます。
いずれも超高音質のレアもの。
>>122
シド・バレットのブートも見つけました。
『BEYOND RHYME NOR REASON (6CD) RARITIES COMPILATION SBD』
なんと6CDコレクション。ピンク・フロイド以前のアセテート盤からフロイド期のテレビ&ラジオの
ライヴ&アウト・テイク、ソロのライヴ&アウトテイク、更にバレット引退後のトリビュート・
ラジオ番組をも収録した完全コンピレーション盤です。特にフロイド期の音源が充実しており、
モノ・テイク、アウト・テイク、テレビ&ラジオ・スタジオ・ライヴがほぼ完全収録されており
ソロ期も初登場アウト・テイク音源や、彼の唯一の公式ライヴ・パフォーマンスをも含む内容。
全く未発表アウト・テイクである「ベジタブルマン」が4テイクも入っていたり、全てのBBDライヴ・
オン・エアーを収録。で、値段は\\15,000です。
>>120
ナガフキンさんのご質問に回答を。
答えはWHITESNAKEです。……な〜んてな。
いやいや、難問ですね。どっちもイイですねって答えは反則かも。
再び
>>96>>118 の続きを。
『A COLLECTION OF GREAT DANCE SONGS/ベスト・オブ・フロイド〜時空の舞踏〜』
ジャケット・デザインもタイトルも、「アメリカのレコード会社はフロイドをダンス・グループだと思い込んでいる」と
ニックがかつて語った冗談をベースにしています。
「マネー」はディック・パリーがサックスを吹いた以外は、すべての楽器をデイヴが演奏して再レコーディングした
別ヴァージョン。
「狂ったダイアモンド」は『炎』収録のオリジナルのパート1,2,3,5,7をつなげたもの。パート5のサックス・ソロ
も短縮されてます。
「アナザー・ブリック・イン・ザ・ウォール(パート2)」はシングル・ヴァージョンのイントロで始まり、エンディングはアルバム・
ヴァージョンという珍種です。
『THE FINAL CUT/ファイナル・カット』
もともとは映画『ザ・ウォール』のサントラ盤として企画されたため、『スペア・ブリックス/SPARE BRICKS』という
仮題でマスコミ発表されたもの。
LP盤は通常録音だがCD盤はホロフォニック・サウンドとなってます。(「ゲット・ユア・フィルシィ・ハンズ・オブ・マイ・デザート」の
冒頭での効果音は、ミサイルが前から発射され、頭上を通過し、後方で爆発するというふうに聴こえるはず)
「ザ・ヒーローズ・リターン」はシングル「ノット・ナウ・ジョン」のB面に収録される際、アルバム未収録の一節が追加され、
「パート1&2」と題されました。
別ヴァージョンというわけではありませんが、「THE GUNNERS DREAM」の本来のタイトルは「THE GUNNER'S DREAM」
だったのですが、誤って「'」が抜け落ちてしまったもの。
『ビデオEP』ではこの曲の映像の中にロジャーの口と顎と後頭部が映ってます。
「ノット・ナウ・ジョン」のアルバムとシングルの違いは歌詞の一部。“fuck all that”が“stuff all that”に換えられて
ます。意味は同じで「くたばっちまえ」。
『鬱』以降も別ヴァージョン等ありますが、わりと最近で種類も多いので、ひとまずこのシリーズは終わりにします。
今後も時折り紹介していこうと思いますので、ご理解ください。
>>121
>そういえば、>>111 ping-ping-pingさんが、<この「エコーズ」はサックス入りだから73年頃かな>のとき、
>サックスっていうだけでわかってしまうなんてさすがーって思ったのですが、単にわたしが不勉強なだけで(^_^;)
いやいや、75年だったとは私の方が不勉強でした。サックス入りの「エコーズ」は
「狂気」以前にはないはずです。87年にもサックスを入れたかも知れないけど、
あのMCはロジャーの声ですね。ただそれだけの発想でした。
「炎」ツアーのアンコールは「狂気」だけかと思っていたから。
「エコーズ」は1971〜75年の5年間やったということは、「神秘」や「ユージン」より
長いんですか? 「天の支配」と「太陽讃歌」は早々に止めてしまったけど、ともに
復活しましたね。
>>129
「神秘」は1968年6月のBBCセッションが初演。1972年9月まで演奏され、『ライヴ・アット・ポンペイ』の
撮影を最後に封印されました。
「ユージン〜」も1968年が初演で、1973年10月まで演奏されましたが、1977年5月カリフォルニア州
オークランドでのライヴのアンコールで突然復活しました。
>>129
サックス入りのフロイドというのは、大げさに考えると、サウンドの方向の転換期だったんでしょうか?…思えばメロトロンでフルートの音を使いまくってた「夢に消えるジュリア」の頃とはほんと変わりましたよね。
はるか、音のことはあんまりよく分かんないのでみなさまについていけるように精進します〜(^_^;)
年代別、ツアー別の SETLIST と参加ミュージシャン名がわかるサイトをみつけたので、調べてみたたい方はどうぞ。
ただし楽器のパートは出てないです。親ページはドイツ語だ(;_;)
http://www.floydian.de/dokument/doc192/thema4882.htm
>>126
「Julia Dream」は、いつ聞いても気持よくて大好きです。まぁ強いていえば、ジェファーソンエアプレーンの「Somebody to Lone あなただけを」に通じるような、サイケデリックサウンドだと思います。(もともとサイケもアメリカからの輸入ですし、当時のイギリスのレコード会社では、そういう路線のスターがほしくてこれを売り出したかったんじゃないかな)。
「Jugband Blues」も別の意味で大好きです。歌詞でちと痛いモンがあるから、大事に聞いてます。
サウンドは、シドの好きだったジャグバンドのブルースを、シド風にアレンジしたかったのだと思います。
ジャグバンドってゆうのは、ブルースの代用品器楽演奏という感じ。ギターとかハーモニカのようなお手軽な楽器の他に、ベースを弾く替わりに業務用の大きい空き瓶を吹くとか、洗濯板こすって効果音出すとかが加わる、という演奏スタイルですが(もとはといえば貧乏なブルースマンがピアノとか買えなかったからですが)、本物の楽器を使わないってところは、>>120 ナガフキンさんのおっしゃる「狂気」の効果音とかにも、つながっていったと思うの。
以前に、「狂気」の次に当時、楽器を全く用いないサウンドで録音があったとかちょこっとお話が出てましたね(旧掲示板の[308]〜[309])。
http://music-6.dot.thebbs.jp/r.exe/1031392627.301-400
>>127白蛇さんご紹介感謝ですぅ。曲目を調べるべく、海外サイトと格闘しておりますです(^_^;)
>>128それにしてもですが、「The Wall」以降は長い曲が姿を消したので、ここもサウンドの転換期でしょうか?
「時空の舞踏」は、デイヴが選曲してるベスト盤ということですから(「おせっかい」〜「ザ・ウォール」からの6曲)、再録音の「Money」になるというのも、なるほどって感じ。
・A COLLECTION OF GREAT DANCE SONGS (時空の舞踏)(1981)
「Sheep」と「Diamond」は、短縮バージョンだから好き嫌いが分かれるかも。
・ECHOES 〜啓示 (2001)
67年から94年までのベスト盤。
「The Wall」のアルバムでは出てこなくて映画の冒頭で出てくる「WHEN THE TIGERS BROKE FREE」のシングルは、このCDに入ってます。
選曲構成は、4人全員ということになっています。実際にはロジャーの意見ちょぴっとしか通っていないのだそうですが(代理人経由だったというし)、ECHOES というアルバムタイトルはロジャー提案なんですって。
『Echoes』 主に真ん中の間奏をはしょって、16分。
『Diamond』 PART. 1〜7まで、通しで聴ける、17分。カット部分… PART.3のギターソロ、PART. 8〜9。
つなぎがオリジナルの効果音を活かしたノンストップで、ちょぴっとリミックス。
選曲の順番に凝ったコンセプトは、シドへのラブレターまたは連載小説という感じで聴くと、違和感がないですー。
26曲中、「The Wall」の後の収録曲は5曲。
曲順と誰の書いた作品かが分かる一覧表。http://nt.sakura.ne.jp/~inako/music/22_1.html
候補からもれた曲の一覧。http://nt.sakura.ne.jp/~inako/music/22_3.html
5月2日(日) NHK教育テレビ 22:00〜0:15 芸術劇場
海外音楽情報の後に、約90分、
ローラン・プティ「ピンク・フロイド・バレエ」放映されます。
収録
2004年2月8日(日) NHKホール ローラン・プティ振付 牧阿佐美バレヱ団「ピンク・フロイド・バレエ」
出演
マリ・アニエス・ジロ、シャーロット・タルボット、リエンツ・チャン、草刈民代、上野水香 他
曲目
1「ラン・ライク・ヘル」
2「マネー」
3「イズ・ゼア・エニバディ・アウト・ゼア」
4「ノウバディ・ホーム」
5「ヘイ・ユウ」
6「吹けよ風、呼べよ嵐」
7「ユージン、斧に気をつけろ」
8「雲の影」
9「ホエン・ユーアー・イン」
10「虚空のスキャット」
11「エコーズ」
12「ラン・ライク・ヘル」
13「エコーズ」
14「吹けよ風、呼べよ嵐」
上記の元になった30年前のマルセイユ公演は、ブートレッグで出ています。
PINK FLOYD / ORIGINAL PINK FLOYD BALLET = Performed with Roland Petit Ballet at Salle Valliers, Marseilles, France in November 1972 PRO-SHOT Sirene (1DVDR)
当時、ヨーロッパ各国で40分のテレビ番組として制作・放送されたものです。
・曲目
1. Introduction
2. One Of These Days
3. Careful With That Axe, Eugene
4. Obscured By Clouds / When You're In
5. Echoes
made for serious Pink Floyd collectors PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.38min.
72年11月〜73年2月の間にマルセイユとパリで計9日間演奏し、この時はピンク・フロイドが生演奏しています。
30年後の東京の新公演では、照明も衣装もマルセイユ公演と比べてだいぶシンプルですが、当時の曲が同じ順序で登場します。
30年前の公演にしても、ピンクフロイドのライブと言えるほど演奏場面が多く映るわけではなく、バレエファン向けのステージだと思います。しかし、一般にプログレッシブロックがクラシックの要素を取り入れたと言われるまでの経緯には、クラシックバレエ出身のローラン・プティとロックで人気上昇中だったピンクフロイドによる、こういったコラボレーションも影響したと思います。
昨晩、偶然NHK-HVでピンクフロイドバレー、エコーズと吹けよ・・だけみました。
どうも踊りってくくりで考えても、体の動きで表現する、リズムってものが、自分は
好きではありません。グルーブが感じられないんです。これって、日本人が多いから?
本場モノはグルーブあるのかな?
KOJIMAさんご紹介ありがとうございますー。ハイビジョンでやったのと同じのを地上でも翌週にやるということになったようですね。
わたしは30年前のほうは、写真で見ただけですが、当時はめずらしいコラボレーションできっとすごく話題になったのでしょうね。今年の2月のは、照明に凝ったステージを期待してたのは確か(^_^;)
プログレは、クラシックの他にジャズの影響も大きいと思うのですが、ピンク・フロイドのファンだと広告に出ていた曲目のエコーズに釣られたような人がわりと多くて、ジャズダンスやヒップホップになじんでる人はあんまり来なかったんじゃないかと思います(^_^;) グルーヴ感がどうだとか日本人だからどうだとかは、わたしにはよくわかんないです(^_^;)ただ、自分の大好きな音楽に合わせて踊ってくれる人たちっていうだけで、気持ち良かった・・・。「ユージン」「虚空のスキャット」「エコーズ」は、ペアで踊るから、物語が見えるような気がしたし、「吹けよ風…」は群舞だから生命力の表現かなーって思いました。
PFは、どうもフランス人に高く評価されているようで、70年頃にはPFの曲をバレーによく
利用している。80年頃フランスで出されたPFの本を買った事があるが(日本語版で)、
バレーの写真が沢山のっていたと記憶します。(この本、いまはもう手元には有りません)
夢ジュリや絵の具、サントロペ、モア、原母等、フレンチポップスを意識しているみたいだ。
そういえば、日本では、72年前後によくNHKTVでPFの曲をバックに使っていました。
先日はるか様のコメントにジェファーソンの、「あなただけを」の事がでていましたね。
なつかしいですね、たしかシングルのジャケットの見出し文句は、「サイケデリックの本命版」
と書かれていたような気がします。日本では、67〜8年頃ヒットしてたと思います。
この曲は、どちらかと言うと、フォークロック調で、元々がフォークグループみたいな傾向でした。
同じ頃、ゾンビーズの「二人のシーズン」がありますが。こちらもなかなかで、
67〜8頃のPFと通じるものがあります。
どちらアナログで手元にあります。
ところで、
最近でたベスト盤のエコーズ、あれは、ひどい!
曲の一部をカットしてまでも出さなくては、ならないのか。
初めまして。
『狂気』の「Time」が好きです。
ところでどうでもいいけど、『原始原母』の1曲目、桑田圭佑のラジオ番組「やさしい夜遊び」(番組名これであってるのかな?)の番組CMに使われてるね、ずっと前から。
>>138 ゾンビーズ初めて聴いたのはモンキーズの流行ってたころのFENのラジオでした。
"リバプールサウンド"とか"マージー・ビート"と呼ばれていた路線。ピンク・フロイドがデビューするちょっと前ぐらいですから、サイケデリックとは別のブームだったみたいですね。
「絵の具箱」は、リックの作るおしゃれなブルースって感じ(^_^) 初期のリックって「シーソー」「サマー68」なんかを聞いててもほんとメロディメーカーだなぁって思いますよ。キーボードやる人だしR&Bの前にクラシックを学んだ人なんだろうな。
その頃のロジャーの作ったブルースっぽい「Biding My Time」や軽いジャズみたいな「サントロペ」も、リックの影響受けたんじゃないかなーと想像します。
『エコーズ啓示』は、短縮部分や、効果音のつなぎは、オリジナルアルバムとは違うから、そこいらへんは好き嫌いが分かれると思うんですが、これはこれで一枚のコンセプトアルバムとして楽しむつもりで聞くのがいいというアルバムじゃないかな、っと(^_^;)。『時空の舞踏』のはんぱな選曲を改善したと言えなくもないしー…(^_^;)
「原子心母」からの曲は、『時空の舞踏』でも『エコーズ啓示』からも外されておりましたね。メンバーの思い入れがうすくなったのかしら、それとも出世作だからあえて外したのかな…
>>139 ラジオ番組の「やさしい夜遊び」知りませんでした。
放送時間、TOKYO FM 土曜23:00〜23:55 …ってなっていますね。
「原子心母」だと、なんか意外な組みあわせという気もしますが、桑田圭佑さんの世代だと洋楽好きなら幅広く楽しんでいた人が多いと思いますし、桑田ファンがその番組で興味持ってアルバム聞いてくれるなら(^_^)。
(今だから言っちゃうけど、ブッチャー入場曲で出合うケースよりも、他のアルバムへの興味が起きる率は高いのでは…(^_^;)
「Time」のある『狂気』は、30周年記念盤のジャケットがブルーになるとかの、アルバムカバーアートのバージョンちがいも色々あるんですよね。
わたしが買い直したCDは、白いピラミッドがきれいなので選んじゃったUSAのリマスター盤ですー。
リマスター盤は細かい音にこだわりたい人には向かないってお店の人から言われたけど、一般的に言ってそんなにたくさん調整しちゃうんでしょうか? 曲にもよるのかな?
>>139 一年前にはもうやってたよね。
曲のはじめのトコだけ。曲が流れてる間桑田が詩を朗読してました。
今は聞いてないから知らないけど。
「狂気」でテーマになっているコード進行
Am7. Am7. Am7. Am7. D7/9. D7/9. D7/9. D7/9.
このコード進行が所々出てきます。(ブリーズ、とタイムで聴かれます)
この進行は、当時ポップス界ではよく利用された進行で、有名なものでは、
ドゥービーブラザーズのジーザス イズ ジャスト オールライトがあります。
もともとはブルース界で使われるコード進行ですが。それまでのPFには、耳にする事がないコードで
当時は少々驚きと戸惑いを感じた物です、
これ以前のPFのジャズやブルースはヨーロッパ的でしたが、アメリカ市場をにらんだものなのか、
サックスや黒人女性コーラス(内一人はハンブル パイのコーラス)の使用など、PFが激変したような感じでしたね。
それまで私のまわりには、ほとんど、いなかったPFのファンでしたが、『狂気』の登場で急に私からレコードを借りて行く人が、
多くなったのをおもいだします。
<ステレオとモノラルの違い>
1.julia dream
(1) オリジナルモノでは主旋律のボーカルの音が大きくかつシングルトラックでエコーがほとんどかかってない。
コーラス部分では急に遠くから聞こえるように音が小さくなりエコー(ダブルトラック)も深くなっている。
ステレオでは主旋律の方もおそらくダブルトラック(ADT?)でコーラス部分との差、違和感がない。
(2) エンディング近くのSEで、モノではドラと思えるシャーンという金属的な音響が音がひずむほど大きく聞える。
ステレオではほとんど聞えなくなっている。
(3) モノの方がアコースティックギターが特に中間部で大きくはっきり聞える。
あくまで素人の私が聞いた主観的な感想です。(結構聞き比べは大変)
*聞き比べた音源 ;
モノ : 英国オリジナルシングル(マトリックス−1 の初盤)
ステレオ : 英国「レリックス」(スターラインレーベルのオリジナル)
その他 : ドイツ盤「マスターオブロック」・・モノラルの擬似ステレオで音質悪い。
これから1曲づつ気が付いたら書いていこうと思います。
「狂気」、何であんなに売れたのかいまだに疑問感じるけど・・
以前、>>130 で紹介した1977年5月9日、カリフォルニア州オークランドでのライヴ・ブートを発見し、
早速注文してしまいました。
『WELCOME TO THE MACHINE (2CD)』
というタイトルで\\5,900でした。
収録曲は以下のとおりです。
DISC 1
1 Sheep
2 Pigs On The Wing 1
3 Dogs
4 Pigs On The Wing 2
5 Pigs (Three Different Ones)
6 Shine On You Crazy / Diamond 1-5
DISC 2
1 Welcome To The Machine
2 Have A Cigar
3 Wish You Were Here
4 Shine On You CrazyDiamond 6-9
5 Money
6 Us And Them
Encole Careful With That Axe, Eugene
これはcannonballレーベルのディスクですが、他にもHighlandやBlue Cafe,
Sireneといったレーベルも高音質のブートを次々とリリースしています。
お金がいくらあっても足りません!
>>145
『狂気』はすべての歌詞をロジャー・ウォータースが書いた初めてのアルバムでした。
ロジャーのメッセージを伝えたいからか、フロイド史上初めて歌詞がジャケットに掲載された
こともヒットした一因ではないかと思います。
もちろん、当時のロック・シーンや世界情勢などの時代背景にもうまくマッチしたのでしょう。
ビートルズと対極を成すような音作りがハマったのかな?
キング・クリムゾン、エマーソン、レイク&パーマーの台頭も追い風になったはず。
「狂気」は、浮気者さんがおっしゃるようにアメリカ向けといえばそのとおりですね…プロデュースの最終担当者というかクリス・トーマスがスーパーバイザーですから、かれの意向なのか、メンバーたちの意向だったのか、分からないですが。
コンセプトというかテーマは、それ以前のアルバムの中ではいちばん重たいのだけど、サウンドが細かいところで凝っててメリハリがある感じ。わたしは自分で弾ける楽器がないのでギターのコード名くわしくわからないですが、楽器の使い方もだいぶ変わったなぁって思います。
>>147
歌詞が掲載されたってことは、やはりコンセプアルバムだってことをアピールしたかったからなのかなー
>>144
オリジナルの音って、ステレオとモノラルでもだいぶ変わるのですね。ジュリアは、CDで聞いてますが、特に目立つ楽器の音とかは気にならないし音量は同じくらいのような気がします。わたしの部屋には今やすいCDラジカセしかないので、どうも高音ばかりが目立つような(笑)。それでもPCでCD聞くよりはかなりいいですからガマン(笑)。ウーハーがついてるスピーカーとアンプが恋しいですー
えーと、ちょっと前に、出ていた、「2001年宇宙の旅」の映画と「エコーズ」をシンクロさせるとかいうお話。>>71
ビデオやDVDは音声なしで再生、映画の画面の最終章のタイトル「木星と無限の彼方 Jupiter and Beyond the Infinite」が出た瞬間に「エコーズ」CDをスタートさせると、曲の雰囲気が画面と実に良く合うのだそうです。イントロの、ピーーーーン、に合わせてモノリスが宇宙空間を漂い、サウンドに合わせて宇宙船がワープするとか、映画のストーリィを反映するような歌詞が聞けるとかで…。
もとはといえば、20年ぐらい前に、煙草などを吸いながら音楽と映画のビデオを合わせてみたファンが広めたらしいです。
まぁ、ハンドメイドのプロモーションビデオというか、BGVという感じですね。
で。いつの頃からか、マニアックなファンの間では、他のアルバムにもぴったり合う映画を探すのがブームになったようです。
「狂気」の場合は、「オズの魔法使い」。
最初のMGMのロゴで、ライオンがガオーッ!って3回啼き終わった瞬間に「狂気」1曲目をスタートすると、シーンの変わり目と曲の変わり目も合ってて、最後まで画面と音がシンクロしちゃうんですって。
「オズ」の音声もほどほどの音量で流しておくと、台詞にもシンクロしちゃうという説もあります。それについては、解釈する人のセンスかなって気もしますが、「オズの魔法使い」は非日常の世界から家へ帰りたくて苦労するお話ですから、日常に潜むような "狂気" と向かい合いながらホームに戻りたいとか願うところが、合うのかもしれませんね。
他のアルバムにもシンクロ用の映画の組みあわせ色々あるのだそうで、わたし的には、そういうひそかなブームが今なおあるというのが意外でしたが、色んな楽しみ方があるんだなぁと感心しますー。
ただ、歌詞のない、たった一回のギターのストロークでもジーンとするときがあるもので、イメージなしのがホッとするときもありますから、好みのモンダイかな(^_^;)。
>>149 「エコーズ」のシンクロ
実は私が書いたんですけど、自分ではまだやってない、というよりやめた。
はっきりいってあまりいい趣向じゃないかなって思って。
せっかくの素晴らしいお気に入りの音楽を特定の映像にリンクさせたくないから。
一度やって面白いと思うと、次に聴く時からその映像が思い浮かんじゃうんじゃないかな。
どうしても耳より目のほうが勝っちゃうんだね、人間の5感って。
マイクオールドフィールドの「チューブラベルズ」も「エクソシスト」でどれだけダメージを受けっちゃてるか・・・。
だから大切な曲は変なことやらずに今まで通りしっかり目をつむって聴きたいと思います。
いい忘れましたが「julia dream」に関しては、モノよりステレオのほうが全体の音のバランス、曲の雰囲気は勝ってると思います。
↑ 「チューブラベルズ」は許可なしで勝手に使われたんだよね、「エクソシスト」のサントラに。
だからそれだけで僕はあの映画は大嫌いです。
アルバム神秘では、Sバレットが、参加しているのが3曲、Dギルモアは4曲という事らしいけど、
バレットがどの曲で、ギルモアがどの曲か分かる人、いらっしゃいますか?
私は、バレットが、追憶、シーソー、ジャグバンドB、の3曲。
ギルモアが、光を求めて、太陽賛歌、コーポラルG、神秘、の4曲だと思っていたんだけど。
確かでは有りません。長年気になっていました。
>>152 とりいそぎ簡易的ではありますが…
===============
A Saucerful Of Secrets
===============
Let There Be More Light (*)
Lyrics/Music: Waters
Vocals by: Gilmour
Remember A Day
Lyrics/Music: Wright
Vocals by: Wright
Set The Controls For The Heart Of The Sun
Lyrics/Music: Waters
Vocals by: Waters
Corporal Clegg
Lyrics/Music: Waters
Vocals by: Gilmour, Barrett
A Saucerful Of Secrets (**)
Music: Waters, Wright, Mason, Gilmour
See-Saw
Lyrics/Music: Wright
Vocals by: Wright
Jugband Blues
Lyrics/Music: Barrett
Vocals by: Barrett
(*) スタジオ録音でリックもボーカルに加わったという記録もありますが、詳細は不明ですーー
たまにデイヴの声とリックの声が似てるケースもあるし。。。
(**)ライブでは、「ポンペイ」のラストのデイヴのようにボーカルが入ることも多いのかな?
>>153
蛇足ながら、補足させてください。
“Let There Be More Light”
やはりヴォーカルはデイヴとリックのようです。でも、どこが誰かはわかりません。
“Remember A Day”
ギターはシドが弾いてます。もっとも、曲が完成したのは彼がバンドを去ってから
ですが……。
“Set The Controls For The Heart Of The Sun”
レコーディング前のBBCセッションで演奏した時はシドがギターを弾いており、このレコーディング・
セッションの初期にもシドが関わっていたので、この曲がデイヴを含めた5人編成のフロイドが
関与した曲である可能性が高いと思われます。
“Corporal Clegg”
私が聞いたところでは、シドはこの曲に参加していないことを自ら認めていた、
そうですが……。
“See-Saw”
シドが参加していると噂されているようです。
レコーディング前のワーキング・タイトルは「The Most Boring Song I've Ever Heard Bar Two/2曲を
除いては世界一退屈な曲」でした。
“Jugband Blues”
中間部の演奏は、シドが救世軍のバンドをド・レーン・リー・スタジオに連れてきて、「好きなように
プレイしてくれ」と言ってレコーディングしたそうです。
モノラル・ヴァージョンではギター・パートが多く、ヴォーカルも異なっています。また、『ア・ナイス・ペア』の
カナダ盤はステレオなんですが、別ミックスが収録されてます。
はるかさん、でしゃばってごめんなさい。
1.「神秘」にはモノラル盤が存在しますが、私はまだ聴いたことがありません。
お聴きの方があればその違いなど大雑把な感想で結構ですので是非ご意見お聞かせ下さい。
2.以下の曲はステレオミックスは公式にはないと思ってますが、
ブートでもステレオバージョンご存知の方、また他にモノしかない曲ご存知の方、
今後の私のコレクションの為、お教え下さい。
(1)arnold layne (2)candy and a current bun (3)see emily play
(4)apple and oranges (5)it would be so nice (6)point me at the sky
<ステレオとモノラルの違い>
2.careful that axe, eugene
私の聴く限り大きなミックス違いはありませんでした。
しかし雑誌などでは違うようなことが書いてありますが詳細はわかりません。
もしご指摘いただける方がありましたら些細な事でも是非ご意見下さい。
ただ、ステレオ盤の方が美しい広がりがあってスペーシーかつ繊細な感じがします。
(この頃はもう8トラック録音なんでしょうか、ステレオだと各パートがクリーアーに聞えますね)
モノラル盤は特にドラムとオルガンが太い音で全体的に攻撃的でハードな感じがします。
多くの方はきっとステレオ盤の方が気に入られると思いますが、
私はモノの方が迫力があり、より不気味な感じがする点で好きです。
あくまで素人の私が聞いた主観的な感想です。
*聞き比べた音源 ;
モノ : 英国オリジナルシングル(マトリックス−1 の初盤)
ステレオ : 英国「レリックス」(スターラインレーベルのオリジナル)
>>155
失礼しました。 (4)apple and oranges はステレオバージョンあります。
訂正いたします。
白蛇さん詳しいフォローありがとうございますー♪ 見ての通りで公式発表データではリードボーカルやった人しかわかんないですよね(笑) あと、このアルバムで、シドが思ってたよりたくさん働いていたのが分かってうれしいです(笑)
"See-Saw" にもワーキングタイトルがあったの初めて知りました。ワーキングタイトルと言われているものも、かなりの数があるのかなー。(たぶんライブの数に比例するのでしょうから、80年代は少なくなると思いますが)。
最近、シド関係では、『神秘』リリースの翌年、1969年にシド・バレットを撮った作品がデビュー作になった、ロンドン出身の写真家、ミック・ロックの公式サイトをみつけました。特にモノクロの写真がおしゃれっぽいです。http://www.mickrock.com/
シドの「帽子が笑う・・・」では、ヒプノシスのストーム・トーガソンと組んで裏ジャケットを担当した後、70年代にはデヴィッド・ボウイやクイーンのアルバムジャケットを手掛ける人なのです。
…それにしても5人フロイドの時期は、メンバーそれぞれに大変だったのでしょうねー。ロジャーはいちばん年上だし、シドが加わったときはシドをバックアップしながら、デイヴが加わったときはデイヴをバックアップしながら、なんとなく常にメンバー全体のまとめ役になってたんじゃないかと思います。
だいぶ前に読んだ本に、シドが休業状態になってからは作詞作曲やれる人はいなくて、リックが多少作曲の経験があったぐらいだったというふうに書いてありました。
『神秘』は、やっぱり5人で作った傑作…かな。
>>155
以前 >>96 で私が触れた、『THE PIPER AT THE GATES OF DAWN』のアメリカ盤オリジナルには
“See Emily Play”が収録されてます。
このアルバムはモノラルとステレオの両ヴァージョンがあったので、当然“See Emily Play”もステレオ・
ヴァージョンがあった、というわけです。
……でも、私は持っていないので違いはわかりません。すみませんです。m(_ _)m
>>159
私も米盤ステレオ持ってないんですが、モノの擬似ステレオではないかと思うんです。
理由は、「レリックス」にせよ最近のベスト(エコーズ)にせよモノラルしか収録されてないから。
ステレオミックスが存在するとすれば当然そちらのバージョン使うのではないかと・・・。
いずれにせよ米国盤か日本盤持っておられる方のご意見を待ちましょう。
648さんを、探しています。色々今後もギターのことで、教えて欲しいことが沢山あります。ザ・ギターを買うなら、の時は大変お世話になりました。どなたか、知り合いの方がいましたら、教えて下さい。
前に『夢ジュリ』のバージョン違いの事、述べましたが、もう一度聞き比べてみました。
アルバムは、『レリックス』、アメリカ盤ステレオ
『マスターズ オブ ロック』オランダ盤モノラル
最後のサビのくりかえしの回数、ステレオ盤は6回、モノラル盤は5回と半分でした。
ちなみに、『マスターズ オブ ロック』というアルバムのことを少し紹介します。
オランダEMIレコード
1973〜75年頃の発売(私が購入したのは76〜7年頃)
サイド1 1,第24章 ステレオ
2、マチルダ マザー ステレオ
3、アーノルド レーン モノラル
4、キャンディ アンド ア カレントバン モノラル
5、黒と緑のかかし ステレオ
サイド2 1、アップルス アンド オレンジス ステレオ
2、イット ウド ビー ソー ナイス モノラル
3、絵の具箱 ステレオ
4、夢に消えるジュリア モノラル
5、エミリーはプレイガール モノラル
購入したころ(1976年頃)、初めて聞く1ー4、2−1、2−2に感激しました。
>>162
いいレコードをお持ちですね。私は持っていないのでうらやましいです。
ヨーロッパで1974年に発売されたLPだそうで、日本では未発売ですね。
ジャケットはバンド名とタイトルが金色の文字で書かれているだけだと、ある本に出てますが、
そうなんですか? タイトルに「VOL.1」とありませんか?
このコンピレーション盤のオリジナルは、1970年にリリースされた『THE BEST OF PINK FLOYD』という
LPで、ジャケットは『MEDDLE』の頃のグループ・ショットが使われているとのことです。
>>162 >>163
白蛇さんのおっしゃってるとおりですー。『MEDDLE』のアルバムの内側にあった写真ですよね。
この際ですから、みなさま、オランダ盤ジャケットをまとめて眺めましょう(^_^)『マスターズ オブ ロック』の他にも何となくおしゃれなデザインが目につきます。
http://ourworld.compuserve.com/homepages/PFArchives/DNLLPcom.htm
各国共通のオリジナルアルバム(VINYL盤)は、この、国別ジャケットの目次から入り直して下さいね。
http://ourworld.compuserve.com/homepages/PFArchives/DiscTOC.htm
すみません、同じ写真ではないですー アルバムの内側にあった写真は別のショットですが、同じころに撮ったんじゃないかなという感じ・・・
>>164
この各国盤の無茶苦茶詳細なデータは重宝します。情報ありがとうございます。
(3,000円ぐらいの本一冊分の価値あり)
>>164
はるかさん、紹介ありがとうございます。
とても興味深いサイトです。じっくりと眺めて今後の参考にさせて
いただきます。
うん、ほんとにあのページのデータまとめあげた人って、えらいなぁと思うのですよ。
前に、浮気者さんが教えて下さった日本のEPジャケットも見れましたし(^_^)。
ちなみに、>>163『MEDDLE』の頃の同じ系列の写真、ブートレッグのジャケットでも使われたみたい。
『Boston Gardens, 18/6-1975』
http://floydart.no-ip.org/artwork/bostongardens/index.htm
偶然なんだけど、>>129 ping-ping-pingさんがエコーズのアンコール曲聞いてあのMCはロジャーの声っておっしゃってたツアーのです。これは75年の同じ日のソースでちがうところからもリリースされているケースなので、ジャケットもちがうのを見れました。
主要なブートのみだと思いますが、ジャケット関係は、ここで、年代別のリンクから入ってみて下さい。
http://floydart.no-ip.org/art.htm
>>115-127で話題になってた69年の『The Man & The Journey』関係は、ここから。
http://floydart.no-ip.org/1969.htm
たいていのアルバムには曲目リストへのリンクもあります。わたしみたいにジャケットのアートってすてきだなぁというあこがれで見てるのではもったいない(ってゆうか猫小判(笑)。
…実物情報は最近だとmyamoさんKOJIMAさん白蛇さんナガフキンさんなどがお話しして下さってますが、クオリティや聞き応えのほかに、オフィシャルアルバムとの関係がわかって、わたしも読んでておもしろかったです。そのあたりは、みなさまも興味深いのではないかしら?
オフィシャルCDのジャケットも色々ありますが、それはまた別の機会にしますね。
皆さんこんにちは、先日、ロジャー・ウオータースのオペラ"CA IRA"からの曲がマルタ島で演奏されたそうですが、"CA IRA"についての詳しい情報ご存知の方いませんか?
>>169 Lyric opera "Ca Ira"(サ・イラ)。フランス革命〜バスチーユ監獄などを題材に、ロジャーが10年くらい前から(一説では15年くらい前から)取組んでいる未公開作品。全体が出来上がるのはまだまだ先らしいですね。2002年9月のロンドンでのライブの時、その一部が演奏されているので、今回のイベントでのプレイはそれ以来ってのは、もうご存知かもしれませんね。
詳細はわたしには分かりませんが、"Ca Ira"(サ・イラ)のことは、ロジャーのスレッドがありますから、後でそちらに書いておきますね。
ちょっと久しぶりに見に行ったファンサイトには次回は"Ca Ira"ロシアで演奏するかも、みたいな文字が…。とはいえそのイベントを彩るレーザーショーと花火の夜景の写真ばかりで、プレイする写真ってのは出てこないんですけど。
この、ロジャーのツアーレポート中心のサイトですー。
http://www.rogerwatersontour.com/main.htm
ページ中央のテキスト、midnight on 30 April. Pictures & Report…のリンクから入ると夜景の写真集。
右わきの写真アイコンのうち、銅鑼のそばから入ると、2002年ワールドツアーの試聴コーナーで、6月のロジャーinロンドン、ニックがゲストで入った日の「太陽讃歌」も聞けます。
ニックの先月のニュースとしては、今年の9月にピンクフロイドの伝記を出版というのが決まったところです。一時期はデイブが、ちょっと待てよおまえひとりで書くのかよ〜みたいにすねてた本なのだそうです(笑)。
(前にニックを地味とも言いましたが、地味ってゆうよりマメじゃないとできないオシゴト…(汗)。多才というか器用なのかなー)
出る出るという噂が重なりながらもなかなか出ない、ロジャーの10年ぶり(もっとか?)新アルバムと同じ時期にならないといいなぁ…
それより、ニックも、ミュージシャンとして、もうひと働きして欲しいもんですー。
デイブは先月はロンドンで、Teenage Cancer Trustというコンサートにゲスト出演していたりして、コンスタントにあっちこっちで演奏してるみたいです。
リックは何をしているんだろう・・・? わたし最近、リックの曲けっこう聞き直してるんですけどーーー(笑)
2003年は 狂気 発売30周年の年に、ミックロックの「ロックンロール・ア
イ」写真展に行き、そこで人目ぼれしたSYDという人が、あのPINK
FROYDのメンバーだったという事を知りました.
アルバムジャケットがすこぶるハイセンスで「はっ」とさせるものがあり,
いつか聞こうと思いながら6,7年すっかり忘れていたのですが,同じ年にラジ
オで初めて「TIME]を聞いて指の先から電気に打たれたみたいにしびれて,
30周年記念盤で初めてFROYDを体験しました。それ以来ほぼ毎日きい
ています.
個人的に写真家のマン・レイに興味があったのですが,ミック・ロックも
マン・レイに自らのルーツを見ているようでしたし,
30周年記念盤にはレイヨグラフが載っていたり,PINKFROYDを取り
巻く要素の一つとして「シュールレアリスム」というのもあるのかな,と
思いました.でもそれは表面的なもので,開くまで音そのものが文字通り
時間を忘れて聞き入ってしまう素晴らしさを持っていますね.
PINKFROYD歴が浅いのですが、バンドへのあたたかい眼差しが感じ
られる掲示板があるというのを知って、ほっとしています.
長々失礼しました.
純粋に曲がよかったからCDをかったのだけど、FROYDをおもい
ださせたのがSYDだったという意味のない偶然に意味を見出したくな
るような衝撃的な出会いだったのでついつい書きこんでしまいました.
ミック・ロックは、 ケンブリッジで現代言語学専攻の大学生の頃に出会ったシド・バレットに魅せられて写真を撮りはじめた、という経歴なのですよね。>>158
彼のオフィシャルサイトには、toriさんがごらんになった東京でのロックンロール・アイ」会場の写真もいろいろ載っていますが、扉ページのシドの次に出てくるモノクロの写真を最初に見たとき、「おっ、これはマン・レイの"Tears"〜?」って思ったものでした(Tears=大粒の涙と長ーいまつげの瞳。ポスターショップなどでは代表作っぽく売ってますね)。
シド、ロジャー、デイヴと同じケンブリッジ高校出身のヒプノシス_ストーム・トーガソンは、たまにルネ・マグリットの影響かなぁって思えるようなデザインもありますし…『炎』のアルバムカバーとか…間接的にシュールレアリスムというのはあるかもしれないですね。
toriさんも新しいお気に入りなどができたらまた教えて下さいね。
みなさまも、最近はこの辺を聞いてみたーというようなのありましたら、ぜひ♪
>>170貴重な情報をどうもありがとうございました、英語がネックですから大変感謝しています。 In The Flesh世界各国のライブの様子も多数の音源があって感激しましたが他のサイトも興味深い情報が多いようです。これからもこの掲示板を頼りにしています。
>>140
>初期のリックって「シーソー」「サマー68」なんかを聞いててもほんと
>メロディメーカーだなぁって思いますよ。
リックソロのBroken Chinaを聴いたことありますか?
彼はザ・ウォール、ファイナルカット、鬱、光の頃は精神的に
完全に病んでいて、もうダメかと思いましたが、96年にリリースした
この作品を聴いて、完全に復活というか、本来の自分を取り戻した
のだと思いました。
フロイドメンバーのソロ作品の中では、個人的にはベストです。
蛇足かもしれませんが、彼のオフィシャルサイトのURL、
知っているかもしれませんが、貼り付けておきます。
シドとのこと、ロジャーとの確執等、興味深いコメントが読めますよ。
Rick Wright:Broken China
http://www.emirecords.co.uk/rickwright/lowgra.html
リックの"Broken China"は、ボーカルとインスト半々ぐらいだったかなぁ、インストはジャン・ミッシェル・ジャールみたいな軽さもあるけど"Wet Dream"の延長上にあるやわらかい感じで、やっぱりフロイドのリックらしい音だったりして。。。ジャケットはおなじみのストーム・トーガソンです。
EMI(UK)"Broken China"のサイト、アルバムからの曲を試聴しながら読めるようになってるのがいいですね♪
このアルバム出した直後=96年のリックのインタビューでわたしの印象に残ったリックの言葉は、「あの頃わたしたちは若かった」「以前は友だちで今は尊敬している」。たぶん現在もそうなんだと思います(^_^;)
前にCadmiumYellowさんが話していらしたことなんですけど 、 >>38 もともと全員仲が良かったというのもあるし、誰かのソロ活動でもそれぞれの時期のフロイドらしい音も入ってるというのは意外と多いのかも。
>>172 >>174
この掲示板の内容とか雰囲気は、旧掲示板で書き込んでいらっしゃる方々が長い時間を重ねて作って下さったの。
もし、まだごらんになっていないのでしたら、お時間のある時に、旧ログも読んでみて下さいね。
スレッドを立ち上げて下さったPITさんが話していらっしゃるフロイドの聞き方とか(ピンクが今でも古臭くないのは、ロックの王道をはずしてないから等々、なるほどと思えるお言葉があります)、白蛇さんの分かりやすいディスク情報とか、参考になると思いますよ。
http://music-6.dot.thebbs.jp/1031392627.html [1]〜[363] まで
あとですね、英語サイトはわたしにとっても敷居が高いのですー(;_;) 見に行くときは、Exciteの翻訳とかAltavistaの翻訳をたよりにしていますが、訳し方のパターンというか、かなりクセがあるので、どうも…。そのクセを承知の上で見ると、多少は意味がわかるところもあるという感じかなー。Exciteの場合は原文と訳文の両方を表示する設定で使うと、少しは読みやすいように思えます。
みなさまは、翻訳サイトとか利用しますか?
>>176,>>177
>175に挙げたサイトには、96年のインタビューが載ってますが、
リックは「(注:ファイナルカットの頃)ロジャーは
自分がフロイドなんだという、とんでもない信念を持ってたね」とも
言ってますね。
控え目な彼がこう言うのですから、ロジャーの態度は・・・まあ・・・
何と言うか、そういうものだったのでしょう。
ちなみに僕は、語学が堪能なわけではないですが、
翻訳サイトは使わないですね・・・。
自分で辞書をひいた方が早そうだというのが、理由の一つ。
あとそれ以上に大事な理由として、フロイドの詞を理解しようとする場合に
通じるものがありますが、“完璧な日本語訳”などあり得ないから、
求めるべきではない、ということがあるように自分には感じられます。
「インタビューなんだから、それは変だ」と思われるかもしれませんが、
ぼくは原文が英語なら、なるべく英語で思考したいと思ってます。
先刻、別スレで書いた後
ここの誰かが知っていそうだと気づいたので、質問。
「プログレ」とは最初は日本のレコード業界がつけた呼び方だというのは
本当だろうか?
「原子心母」が最初だと聞いているが・・・?
>>179
「プログレ」の語源を探してネットを歩いておりましたら、次のような説を発見しました。
“そもそも『プログレ』の語源が、東芝EMIがPink Floydのキャッチコピーに困り、英和
辞典をひっくりかえした挙句にでっち上げた『Pink Floydの道は、Progressive Rockの道』
から来ている”
……とすると、東芝EMIは明らかに日本のレコード会社なので、「プログレ」のネーミングは日本で
生まれたということになるのでしょうか。
(始まりがフロイドだっていうのは、ちょっとうれしい!)
また、別のところでは、キング・クリムゾンが『クリムゾン・キングの宮殿』でビートルズの『アビー・ロード』を抜き、
全英チャート1位を獲得したことから、それまでサイケデリック・バンドと呼ばれていた、フロイド、イエスらが
台頭し、いわゆるプログレ四天王とかプログレ五大バンドとか呼ばれるようになった……とか。
よくはわかりません。はるかさん、ナガフキンさん、いかがでしょうか?
ニック・メイスン(おぉ、フルネームで書いたの初めて!)はいくつかの曲でヴォーカル(?)を
披露していますが、こんなとこにも出てるよ〜ってのがあれば教えてください。
有名どころだと、
「One Of These Days」……“One of these days, I'm going to cut you into little pieces”
「Learning To Fly」 ……中間の離陸前のチェックリストを読み上げる声。
があります。
>>179、>>180
私もそう聞いてます。
オリジナルのジャケ帯にある「ピンク・フロイドの道はプログレッシヴ・ロックの道なり!」
と言う有名なキャッチコピーですね。「道」という言葉使ったあたりもすごいじゃないですか。ねえ?
確かに今では英語世界でも堂々と "progressive rock" で通用してますよね。
大したもんです。
ただ "progressive music" とか "progressive jazz" と言う言葉はすでにあったみたいだから、
まったくの創作語とは言えないかも・・・。(詳しくは私わかりません、間違っているかも)
日本語に訳したら「進歩的ロック」って言うんでしょうか。
「前衛」はアヴァンギャルドかアンダーグラウンドですもんねえ。
↑ こんなんふっと思い出しました(記憶違いもありえますが・・・)
ニールヤングだったか、インタビューでプログレッシブロックについて聞かれたとき、
「え? ロックって大体はプログッレシブだと思うけど・・。」と答えていた。
わざと冗談で言ったのかもしれませんが、このプログレッシブと言う言葉も
よく考えてみれば(進歩的なんて)結構あいまいですよね。ちょっと定義が難しい。
>>178 フロイドの歌詞は奥が深いところもあるけど、ちょぴっとでも分かるとうれしかったりします。
> なるべく英語で思考
わたしも真似してみますー(ーーーできるのか?>自分 (笑わないでねっっ(^^;)))
>>181 "One of these days〜"ぐらいしか知りませんでした、あとで"Learning to Fly"も聞き直してみます♪
えーと、前に浮気者さんが気にかけていらしたことでもあるのですが、『神秘』でのメンバーの担当パート。
曲ごとに誰が使った楽器というのが書かれているサイトがありました。
オフィシャルアルバムのディスコグラフィ紹介サイトのひとつで、70年代のアルバムになると楽器の名前もだいぶふえていて、『鬱』になると、デイヴがドラムマシンやキーボードのプログラミングをやった曲というのも出て来ます…(デイヴは作詞でもがんばったんですよね)
ニックの場合は色んなアルバムでテープエフェクトというの結構やってたんですね("Alan's Psychedelic Breakfast"で録音やテープ編集担当とか。80年代からはサウンドエフェクト)
http://www.poprockmusic.net/music/pf/releases/discography.html
>>152-154 の補充で、『神秘』の3曲だけ抜粋で補っておきますね。
【 Corporal Clegg 】【 See-Saw 】シドに関してはどうもはっきりしませんが、それ以外は白蛇さんのおっしゃってたのと同じです!
【 Let There Be More Light 】
March, 1968 at Abbey Road Studio #3, London, England
Lyrics/Music: Waters
●Gilmour - lead vocal (verses 2, 4, 6 and 8), guitars
・Waters - bass guitar, background vocal (verses 1, 3, 5 and 7)
●Wright - lead vocal (verses 1, 3, 5 and 7), Farfisa organ, piano
・Mason - drums
【 Remember A Day 】
May 9, 1967 at Abbey Road Studio #3, London, England
Lyrics/Music: Wright
■Barrett - guitar
・Gilmour - guitars, background vocals
・Waters - bass guitar
・Wright - lead vocal, piano
・Mason - drums
【 Set The Controls For The Heart Of The Sun 】
January, 1968 at Abbey Road Studio #3, London, England
Lyrics/Music: Waters
■Barrett - lead guitar
・Gilmour - lead guitar, rhythm guitar, background vocal
・Waters - lead vocal, bass guitar
・Wright - Farfisa organ, piano
・Mason - drums
>>182 わたし的には、それぞれの時代の中でプログレッシブなものをプログレと言うのがいいんじゃないかと考えています。演奏スタイルや様式を受け継いでいるだけだったらどうかなってのはある…(すみません生意気なことを申しましてーーーってトシでもないのですが(汗))。
でもふつうっぽいジャンルの人が「この曲はプログレ風ですね」とか言われる場合は、技術やセンスをほめることばになるような…? とにかく呼び方は何でも、お話しが通じればいいんじゃないかな、っと(^_^)
>>『Pink Floydの道は、Progressive Rockの道』
こういうキャッチコピーがあったって聞くとやっぱりうれしいですね(^_^)
シドの"Lucifer Sam"それから共同名義になってる"Interstellar Overdrive" あたりからプログレッシブという感じはあったと思います。
>>180 >>182 >>183 >>186 ご回答感謝,
色々と参考になるスレだね。
また質問するかもしれませんが
何卒よろしく願います。
あるサイトの中で同じプログレッシヴロックでも、
次のようなカテゴリーをつけてるのがありました。
PINK FLOYD : Psychedelic/Space progressive rock
KING CRIMSON : Art rock
YES : Symphonic progressive rock
EMERSON, LAKE & PALMER : Symphonic progressive rock
MOODY BLUES, THE : Folk progressive rock
なかなか言い当ててるようで、面白いと思います。
それぞれアルバムごとのレヴューも多く載せてます。(英語だけど)
サイト:http://www.progarchives.com/
>>171
当初の予定では『The Official History of Pink Floyd』という表題だったが、
実際に出版されるのは『Inside Out: A Personal History of Pink Floyd』で、
ピンク・フロイドとしての公的なものではなく、彼個人の回顧録のようなものに
なるそうです。
『Relics』のジャケットを描いたときの話や、1975年の手書きのツアープログラムの話とか、
『Animals』のロゴと歌詞カードを作成したいきさつなんかも出てくるのかも知れませんね。
あるいは過去に紹介されたかも知れませんし、ご存じの方も多いと思いますが、
フロイド関連の日本語サイトにかなり詳しい内容を載せてあるものがありましたので、以下に
紹介します。はるかさんなんかはご存知でしょうね。
↓
http://boat.zero.ad.jp/floyd/top.htm の中の
http://boat.zero.ad.jp/floyd/floyd/top.htm です。
私は興味深く、面白く読ませていただきましたが。
先日プログレの言葉のことでていましたが、70〜1年頃東芝では、実験音楽、思考的音楽、
などの言葉で、プログレ系のバンドの売り込みを計っていた様でして、その事は、アナログ
盤の「雲の影」の解説書にその宣伝がみられます。そこにはPFの他クウォーターマス、
ホークウィンド、アモンデュール2、タンジェリンドリーム、サードイアーバンド、等の
LPが紹介されており、当時の東芝の意気込みが感じられます。他社ではワーナー系では、
まだクリムゾンの宮殿も日本では発売しておらず、(日本では71年頃発売)
マクドナルドアンドジャイルズやELPの方が先に発売していましたし、イエスもまだでした。
まだプログレッシヴの言葉が一般的になる前でして、当時はヘッドロック、アートロック
などとよばれていました。
レリックスのレコードジャケットの帯の宣伝文句も発売当時は『アートロックの道なり』
じゃなかったかな〜?
Rライトの奥さんまだ一緒にいるの?PFのオリジナルメンバーだよね、ジュリエット
だったかな〜名前
当時はRライトがリズムギターでジュリエットがヴォーカルでバンド名も
なんとか、こんとか、アブダブズって名前で。
別に当時ライトと友人だったというわけでは、ないのですが。
たしかライトのソロアルバムでジュリエットが作詞していたと思ったが〜
>>182
>ただ "progressive music" とか "progressive jazz" と言う言葉はすでにあったみたいだから、
>まったくの創作語とは言えないかも・・・。(詳しくは私わかりません、間違っているかも)
ナガフキンさん、あなたが正しいです。すでに何かの広告で使われていたのです。
ただ、そういう音楽ジャンルとしてでなく、ただの広告の形容詞です。
それをジャンルの名詞として確立したのが石坂さんです。
>>193 アルバムの邦題の「原子心母」「おせっかい」「狂気」なども、当時の東芝EMIの石坂ディレクターがつけたのですよね。とくに直訳の「原子心母」は、文字を目で見るときの印象も、すごくいい感じだったと思います。
SONYになってからの「鬱」や「対」は、アルバムのカバーアートからの印象でついたのかしら?
>>188 このサイトは、バンドの数1,058、アルバムのディスコグラフィ 5,349 という膨大な資料!
…最近、英語のサイトを見るときは、ブラウザの文字サイズを150%くらいに大きくすると読む意欲が出るということに、気づきました…(^_^;)
>>190
このサイトご存知の方はけっこう多いのではないかしら。論文がたくさんあるので読みごたえありそうですね。
短いコラムの「PINK FLOYD's FAQ 」のコーナー、PFが愛しくなるような豆知識が豊富でおすすめです♪
(『ザ・ウォール』発表後に米国レンガ業協会がレンガを積み上げるアイディアに特別賞みたいなのを与えてくれたとか、『対』にはロジャーとシド両名のことを綴った歌詞があるとか…)
>>192 別の方になってますねー…他のメンバーの場合もみんなそうなんですが(^^;)…家族関係を書いてある資料を、ちょっと整理してみますね、アルバムとの関係も。
Rライト……
最初の奥さんは、ジュリエット・ゲイル。建築学校の仲間によるフロイドの前身バンド、アブダブズでは、ボーカルで参加、リックの卒業の頃に結婚(1966年)、『Wet Dream』(1978)内"Pink's Song"で作詞を担当。
現在の奥さんミリーは、89年に出合ったアメリカ人のモデルで、5年後に結婚 (94年?)、リックにとっては再々婚。『Broken China』(1996)内"Blue Room In Venice"ではミリーへの愛を歌っています。
リックには3人の子供がいます。ジュリエットとの間に、ガラ、ジェイミー、ミリーとの間にベンジャミン。
Nメイスン……
前の奥さん、リネットとの間に、3人の子供、ホリー、クローエ、キャリーがいます。
90年5月にアネット・リントンと結婚、現在に至ります(同名のTV女優で顔も似てる人がいるけど未確認ですm(_ _)m)
ニックの場合は、私生活の公開資料がどうもカーレース関係に片寄るのですが、90年代後半に雑誌「Q」のインタビューで、ベストフレンドと言える男性はロジャーがバンドを去ったから今はいなくてベストフレンドの女性は妻だと答えていました。
Dギルモア……
最初の奥さん、ジンジャーとは、75年夏に結婚、90年4月に離婚。その後94年7月にジャーナリストのポリー・サムソンと結婚。ポリーは『The Division Bell/対』(1994)の歌詞にも協力しています。
デイヴには、8人の子供がいます。ジンジャーとの間に4人=アリス、クレア、サラ(ミュージシャン)、マシュー。ポリーとの間に3人=ジョー、ガブリエル、ローマニーローズ、それからポリーの最初の結婚による息子のチャーリィ。
Rウオータース……
最初の奥さんはジュード(ジュディ)、二度目がキャロリン。三度目の奥さんは、アメリカ人の女優プリシラ・フィリップス、『Amused to Death/死滅遊戯』(1992)収録の"Three Wishes"のプロモーションビデオに出演している人で、93年7月に結婚、2002年の終わり頃に離婚。
ロジャーの子供は前の奥さんとの間に2人。キャロリンとの間にインディア(モデル)、そしてハリー(In The Fleshツアー(2002)でキーボード奏者として参加)。
各メンバーの家族と一緒のシャシンを見てみたい人はこちら。
http://members.aol.com/cyrilhooverbag/floyd_town/floyd_town.htm
http://members.aol.com/cyrilhooverbag/floyd_town/Floyd_town1.htm
72年の東京公演の時、20代後半の頃のメンバーのオフステージのシャシン撮ったファンの方の、回顧録によると http://park2.wakwak.com/~zep/pf_natsu_01.html リックの奥さんはグルーピーに不機嫌になってたのだそうで、ロジャーの奥さん(シャシン.9)はファンにも好意的だったのですって。
(なんだか女性週刊誌みたいになっちゃいました(^^;) どなたか音楽性のお話にして下さいませー)。
>>193
めちゃくどいようですが(自分でもいやになるくらい)、「プログッレシヴロック」の語源。
71年5月号「ミュージックライフ」。
表紙はPF、特集もPF。 注目のアルバムがELPのデビュー盤。
海外新譜でクリムゾンのリザード紹介。
しかし全本文、広告とも「プログレッシヴ」なる単語一切なし。
「原子心母」から半年も経つのに。
そして、71年12月号。(表紙ジョンレノン)
本文中に2個所「プログレッシヴな・・」と言う形容詞でチラっと出てる!
そして驚くことにキングレコードが大々的に、
「プログッレシヴロック」と言う言葉をはっきり使って広告出している。
ムーディーブルースとストローブス。
(肝心の東芝はPFの「おせっかい」にもこの言葉は使わず。)
そこで私の大胆かつまったくどうでもいい推測によると、
70年10月に「原子心母」で使ったこの言葉も、
71年後半ぐらいまでは特にロックのジャンルを指す言葉としては浸透していなかった。
ただ形容詞的に業界で使われ始めたかな−という程度。
しかしキングレコードあたりの他のレコード会社がこの言葉いただきっとばかり、
積極的に使いまくったので徐々にひとつのジャンルとして固まってきたのではと思う次第です。
ということでこの言葉が日本で一般的に浸透してきたのは72年以降かしら?
海外では当時の日本と違い結構progressiveと言う言葉自体は普通に使われてたようなんで、
その後、自然と抵抗なく逆輸入されちゃったというとこでしょうか。
↑ 71年当時は彼らをひっくるめて「ニューロック」なる言葉を使ってます。
>>198
>71年5月号「ミュージックライフ」。
>表紙はPF、特集もPF。
すごいものをお持ちですね。でもMLは以降、一度もピンク・フロイドを表紙に
しなかったそうです。Rockin' Onも一度も。
グラビアなどにはかなり載っていたから、なかったわけではないのです。
とにかく、日本のロック雑誌はフロイドに冷たかったみたいです。
60〜80年代のフロイドの表紙の雑誌、他に記憶はありますか?
>> 199 [当時は彼らをひっくるめて「ニューロック」なる言葉]
この言い方は、海外のばかりではなく日本のミュージシャンも含めてで使われていたのを覚えていますが、なんだか情けなかった…(アートロックという言葉も輸入されてはいたけどね)
日本の場合、特にフォークからの転向だったカルメン・マキ、遠藤賢司、岡林信康などが「ニューロック」って呼ばれていましたが、それと前後して、フォーク系アコースティック系を「ニューミュージック」と呼び始めたりして、なんだか強引だったですね(苦笑)
そうゆう意味では、二年くらい前に、石井竜也が既成のヒット曲のカバーオンリーのアルバムを出したとき、ご本人がJ-POPという呼び方への叛旗をもって「二ポップス」と称していた姿勢には、なんとなく共感しました。
>>200 わたしも知りたいなぁ…<60〜80年代のフロイドの表紙の雑誌
みなさまもご存知と思うのですが、フロイドって新しいアルバム出すたびに大掛かりなツアーやるということを続けているのですよね。でも日本の場合、71年の箱根、72年の東京大阪京都札幌、の後は、88年の東京大阪名古屋まで、なかった…マーケットとしてはかなり美味しいはずなのにね。日本の音楽業界とフロイドのマネジメントサイドのあいだで、もっと仲良くしてほしかったなぁ。
まぁ過ぎちゃったことだからしょうがない(^_^;)、これからの例で言うなら、たとえば、今年9月に出版が決まったニック・メイスンによるフロイド回顧録の本 >>189 、日本版も早めに発売ってことになってくれるといいなとか思います。
MLのおまけの別冊で東京公演のグラビアってなかったでしたっけ?
CCRとカップリングでなかったかなあ?71年5月ML、実家にあるかも?
73年ぐらいからはNMMだからなあ!グラビア少ないから確かに記憶にないかも?
ニューフォーク&ニューロックってオムニバスアルバムがEMIからでてましたね!
3枚組み3000円、はるかさんのあげたミュージシャン、のほか、フォークル関係、ジローズ
赤い鳥、アリスの前身、トワエモア、浅川マキ、その他が網羅されておりました。
>>196 はるかさん
>Nメイスン……
>90年代後半に雑誌「Q」のインタビューで、ベストフレンドと言える男性はロジャーがバンドを去ったから
>今はいなくてベストフレンドの女性は妻だと答えていました。
このインタビュー、私も見ました。ニックとロジャーは仲が良く、
子供の名付け親にもなったりしていたんですね。
ニックとデイブは不仲を隠していると聞きました。
ロジャーのライブにニックが誘われたのは、驚きでした。
こううゆうのってどうですか?
http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=vivatread
>>205
全然ピンク・フロイドと関係なし。見るだけ無駄。
>>204
ニックのそのインタビューは、Neptune Pink Floyd という、老舗的ファンサイトの中にある、Articles のコーナーで読みました。
ロジャーのライブにニックが誘われ、ゲスト出演で「太陽讃歌」が実現したというのは、2002年のIn The Fleshツアーのロンドンでのことですけど、なんかうれしいですね、そうゆうの。
はるか、脳天気って言われるかもしれませんが、いつの日か、フロイドのライブかアルバムで、ロジャーがゲスト参加ってゆうのでも、って、夢見ているのですよ…(笑)
>>208
ありがとう。そのサイト知ってましたけど、インタビューもあるとは知らなかったから
うれしいです。ニックのインタビューはQで見たけど、翻訳機にかけるには
タイプしないといけないですね。サイトのものは有益です。
Neptune Pink Floydは老舗というほど古くないですよ。オーナーは22歳ぐらいかな。
ロジャーがフロイドにゲスト参加・・・は確かに夢みたいですが、その逆の方が
可能性がありますね。ロジャーがゲストになったものはありますか?
彼はフロイドという名義を否定してますからね。
しかし、3人が個人として彼のゲストになるのは意に反しないのでしょ。
Neptune Pink Floydのオーナー、そんなにお若い方だったと走りませんでした。でもっ、たのもしいですね(^_^)
えっと、まだ見たことないという方いらっしゃいましたら、色んな資料が豊富なサイトのように思います、時間のある時にいちどのぞいてみたいという方、http://www.neptunepinkfloyd.co.uk/ です。
3人が個人としてロジャーのゲストになる、っていうほうが確かに可能性としてはアリですよね。
デイヴもまめに色んなところでギグやったりゲストで加わったりしてるようですけど、音楽活動を精力的にやっているという点ではロジャーも、制作中の新しいアルバム(遅れているようですが)に合わせたツアーの計画もあるというハナシですから。
ニックによるフロイドの本の発売というのを機にというのでも、いつか何かのきっかけで、4人の再会するチャンスにつながるといいですね…(^_^;)
>>210
Neptune Pink Floydのキースは当初、About meで顔写真を載せていて、20歳の坊やでした。
あのサイトは登録制で、登録するとニュースや「今月のブートのDL」ってメールをくれます。
もちろん登録してないとDLできません。現在、6枚組のブート「Azimuth Coordinator」の
Part 2のアニマルズツアーのものが出ています。希望者はお急ぎを・・。
ええ、キースは“老舗”のファンサイトに憧れて、ボクも大型のファンサイトを作るぞ!
と燃えている未来を担ったたのもしいお兄さんです。
みなさま、こんばんは。かなり恥ずかしい自分の誤字を訂正しますっっ。
>>210 お若い方だったと走りませんでした。
ではなく、
とは知りませんでした。
ですm(_ _)m
あとですね、Neptune Pink Floydのサイトは、ping-ping-pingさんがおっしゃってるように、希望者はお急ぎを、なのですよ。
ここには、音源関係は、何ヶ月か同じファイルを置いてあるというコーナーもあるんですが、だいたい月替わりで、まぁアルバム一枚分のファイルというコーナーもあるのです。
4月末くらいまでは、Dark Side Of The Moon一枚分で、74年の英国ライブからの演奏、5月の上頃からは、4人フロイドで演奏した最後のThe Wallライブでした。1週間ちょっと前から、上記の「Azimuth Coordinator」になっています。
登録はメールアドレスを用意しておくだけで出来ますよ。
きょうは、4人フロイド初期のお話をさせてください。
遅ればせながら、低画質ではありますが、以前から気になってた " Point Me At The Sky/青空のファンタジア " (1968)のプロモーションビデオを見ましたので、感想文いきますー。
映像について。全体的には、複葉機に乗る4人のパイロット姿がかっこいいです。ロケなど撮影制作費用もそれなりにかかってるんじゃないかと思うし、「アーノルド・レーン」「シー・エミリー・プレイ」など他のビデオクリップと比べると、スタッフ側の入れ込み方が見える気もする(^_^;)
最初は、デイブの正面向きアップが妙に目立って、なんの言葉を言ってるのかはよくわからないくちびるが色っぽいです。ロッキングチェアのリックといっしょの猫?とか、すごく絵になる風景があり、レトロな電車の走る駅の景色になります。そして曲のサビのあたりから、いつのまにか複葉機で空を飛んでいるメンバーたち。ニックはパイロット姿が妙によく似合います。…なんでだかロジャーは目立たないですねーどこにいたのって感じ(笑)、まぁいいか。
低空飛行中に見おろせる地上の田園風景と、ゴーグルからはみだす長髪なびかせてるデイヴの横顔アップが続いたりして、やがて、飛行機から降りてきたメンバーたちが逆光のシルエットっぽく見えて、みんなが駆け寄ってくる途中でストップモーションでおしまい。このラストのフィルムワークは、よくあるパターンですが(ゴダールの映画「男と女」で使われて以来の)、いさぎよくて却って鮮烈な印象になって好きです。
このビデオで使われたパイロット姿の4人のシャシンは、Pink Floyd Archives http://ourworld.compuserve.com/homepages/PFArchives/ など、フロイド関係のサイトでも時々お目にかかります。
" Point Me At The Sky/青空のファンタジア " …曲を聞いていると、サビになると、なんとなく、以前にナガフキンさんがお話してたように >>85 Lusy In The Sky.....のビートルズを思い浮かべるといえば、たしかにそういう感じもあるんですよね。でもフロイドのこれは何となく初々しい感じでいいですね。ストーンズの"She's A Rainbow"も、<飛んでる感じ><トリップ>っぽい曲だったし、あの時代の流行りというものなんでしょうか。"She's A Rainbow"は、フロイドの「エミリー」に近いテイストもあったような…。
" Point Me At The Sky "、歌詞の最初のほうに「ユージーン」って出てくるけど、こだわりの名前なのかしら?
この歌詞の和訳を出しているファンの方がいらっしゃいます(>>190 で白蛇さんが紹介して下さったサイトの中)。
http://boat.zero.ad.jp/floyd/floyd/lyrics/01.htm#point
詞の1節に「もしも君が2005年まで生き残っていたら」っていうのも出てくるんですが、
来年はもう2005年ですー(^_^;)
…月日って大人になるほどに、早く過ぎていくような気もしますーーー
>>214 Point Me At The Sky歌詞の最初のほうに「ユージーン」
「ユージーン斧に気をつけて」の一番最初のタイトルは「keep smiling,people」。
68年の春からライブで演奏されてましたが、「Point Me At The Sky」のB面
としてリリースが決まってからその曲の歌詞をもじってタイトルが付けられました。
よって「ユージン」はもともと「Point Me 〜」の歌詞のほうが最初の出です。
↑ さらに言えば「ユージーン斧に気をつけて」のニックネームとして、
当初彼らは「the one chord wonder」と呼んでいました。
ワンコードでこんだけの曲を作れるんだという・・・、面白いですね。
>>213>>214
またまた少々ウンチクをば!
「Point Me At The Sky」は一度もライヴ演奏されていません。ただし、1968年12月のBBCセッションと、
1969年11月に放送されたフランスのTV番組『トゥ・ザン・セーヌ』では演奏されています。
リード・ヴォーカルはデイヴで、途中からリックが入り、“People pushing on my side……”という一節は
ロジャーが歌っています。
日本でシングル・リリースされた時のB面曲は“アーノルド・レイン”でしたね。
>>215
ナガフキンさんには失礼かとは存じますが……
「Careful With That Axe, Eugene」の最初のタイトルは「Murderistic Woman」ではなかったで
しょうか?
……にしても、フロイドは曲のタイトルにはあまり興味がなかったのでしょうかねぇ。
以前、>>8>>74>>116 でも書かせていただきましたが、同じ曲でもそのときどきでいろんな
タイトルが付けられています。
あの“Echoes”も
“Nothing Parts 1〜24”“Son Of Nothing”“The Return Of The Son Of Nothing”などと
名づけられています。ブート盤でこれらのタイトルを見かけたら、すべて“Echoes”のことですから
未発表曲か! と慌てないでくださいね。
>>218
ご指摘ありがとうございました。
もう少し詳しく言いますと、一番最初はやはり「keep smiling,people」。
最初のライブは68年5月31日の演奏で、それは映画「the committee」の
スコアーとして書かれたものでしたが結局サウンドトラックとしては陽の目を見ませんでした。
その次に、おっしゃる「Murderistic Woman」として再録し、
68年8月のBBCラジオの「トップギアー」で演奏されました。
この頃には大分曲も完成形に近いものになっていったようです。
いずれにせよ、こうした音源や貴重なフィルムが「アンソロジー」ような形で早く世に出ませんかねえ。
ビートルズと並ぶロックの王者なら、それを出すのは後世のファンに対する義務だあ!
「ユージン」「エコーズ」の他の曲にも別タイトルがあるのかなとか思って調べてみようかなとか思ったのですが、多すぎてザセツしました(笑)
みなさま、過去ログも含めて >>218 白蛇さんのご紹介を覚えておきましょうねっっ♪
「ユージン、斧に気をつけろ」は、シングル(1968.12月)や 『Ummagumma』 (1969.4月末〜5月のライブ)に、このタイトルで収録された後でも、別のタイトルで出ているのですよね。
『The Massed Gadgets of Auximines』『The Man & The Journey』(1969オランダなどのツアー)では、"Beset by Creatures of the Deep" >>116
それと、サントラ『Zabriskie Point / 砂丘』(1970)での改作バージョン "Come in Number 51, Your Time Is Up / 51号の幻想"。
サントラは映画の内容に合わせたのでしょうけど、もしS.キューブリック監督からの映画音楽オファーなんかが実現してたら、『砂丘』みたいに書下ろしのほかにも改作の名演というのも入ったのかな…
以前にナガフキンさんがおっしゃっていた、 >>71 キューブリックが「2001年宇宙の旅」のサントラ盤を彼らに依頼するつもりだったとかいうお話はわたしもどこかでみたことがあるんです。
フロイドの場合、白蛇さんもおっしゃるように、曲のタイトルにはあまり興味がなかったのかも…(^_^;)
あるいは、タイトルに興味があったからこそ、改作バージョンとか完成バージョンとかで使い分けたとも言えますけどね(出版業界だったら編集者泣かせだろうなぁ…あ、でも小説などの世界ではブートレグみたいなのは出ないからはんぱな勘違いもないですね(笑))。
話がそれちゃうかもしれませんが、70年代中頃までのフロイドは、新曲はライブでお披露目してからアルバムで公表というパターンが目立ちますから、それだけライブを重要視していた、ということでもあるのでしょうね。
>>221
とても凝ったジャケット・デザインと“Shine On You Crazy Diamond”“Gotta Be Crazy”
“Raving And Drooling”の新曲3曲が含まれていたことから、『DARK SIDE OF THE MOON』
の次作を熱望されていた時期に、タイミングよく出回った『BRITISH WINTER TOUR '74』
というブートが、ファンの間で“待望の新作”と受け止められ、バカ売れしてしまいました。
それ以来、フロイドはアルバム発売前の新作をライヴで披露することはなくなりました。
フロイドの曲のタイトル改変はほんとに日常茶飯事だったようで、ひどい時にはコンサートのたびに
曲名が変わるなんてこともあったようです。(その時の気分で変えていた?)
『狂気』の楽曲はアルバムのレコーディング前の1972年初めから「A PIECE FOR ASSORTED LUNATICS
(各種狂人のための作品)」というタイトルでライヴ演奏されていました。
このアルバムの“Breathe In The Air”という曲も、リマスター盤CDでは単に“Breathe”となって
います。ロジャーの『ボディー/MUSIC FROM THE BODY』に同名のタイトルがあるので、それと区別
するため、あえて長いタイトルにしたのかもしれません。なお、両曲の1行目の歌詞は全く同じ
です。他にも、
“The Great Gig In The Sky”→“The Mortality Sequence”
“Us And Them” →“The Violent Sequence”
また、正式なタイトルではありませんが、“Comfortably Numb”をデイヴはしばしば“Come On
Big Bum”と呼んでいたそうです。(早口で言うと、“Comfortably Numb”と聞こえる……?)
はるかさんが書いているとおり、これはほんの一部です。挫折するのも無理はありませんね。
白蛇さん、お気遣いをありがとうございますー(^_^;)
タイトルが変わるというぐらい、たいしたことではないのかもって、ふっと思いました。
歌詞の中身がしょっちゅう変わるというんじゃなさそうですしね(苦笑)
まぁライブの雰囲気次第で歌詞にも即興っぽいのが入ることはあるのかもしれませんが…
ブートレグのお話…先日、近所のBOOK OFFでたまたま目について買っちゃったのですが。
『 Live in Knebworth ,u.k., june 6,1990 』
1. Shine On You Crazy Diamond
2. The Great Gig In The Sky
3. Wish You Were Here
4. Lost Paradise (これは『鬱』(1987) のラスト曲"Sorrow")
5. Money
6. Comfortably Numb
7. Another Brick In The Wall Part 2
8. Run Like Hell
3人フロイドですけど、タイトルちがいは、その時期になっても尚あるという一例かな…これも公式アルバムでの発表の後(笑)。
ちなみに、このCDはイタリアで作られて日本でだけ売られたものだということです(ブートレグのデータベース的サイトの解説によると)。
2曲目は、盤面とジャケットスリーブには BRAIN DAMAGE と印刷されてて、なんでだか入っている日本語解説文にも「狂人は心に」となっていました。4曲目についての解説は「おそらくデヴィッド・ギルモアのペンによる未発表曲であろう」…
こうゆうのって、作る人たちも色々あわただしい中でやってるんでしょうね、おつかれさまですー(^_^;)
>>224
『 Live in Knebworth ,u.k., june 6,1990』 をデータベースのサイトで発見できなかったんですが、
私の持っている『The Knebworth Concert』(とても高音質です)と同じなのかな。
これはビデオも出ているライブなんですが、ビデオは2曲?しか入ってないです。
サックスがキャンディ・ダルファー。
でもKnebworthは1990年6月6日ではなく、6月30日ですよね?
ベルリンの「ウォール」は同年7月21日で、コアなファンはさぞ当時は忙しかったでしょう。
>4曲目についての解説は「おそらくデヴィッド・ギルモアのペンによる未発表曲であろう」…
ブート業者はフロイドのファンじゃないからね。
ちょっと教えて下さい。
Pink Floyd と Led Zeppelinの競演ライブのブートレックって
出ているのでしょうか?
Stairway To Heaven
Whole Lotta Love
Knocking on Heavens Door
などが、外国のP2Pで出回っていますが、そっくり入っている
ブートレックがあるのでしょうか?
Stairway To Heavenは、2つのバンドの良さが出ていて最高
なのですが、フロイドの曲をツェッペリンと競演した曲もあるのかどうか?
また、何と言うコンサートを録音したものか、分かる方いましたら
教えて下さい。
P2Pがらみなので書き込みに気が引けましたが書きました。
もし、問題があれば管理人さん、削除願います。
>>224 は、ここで見たデータなのです、http://www.pf-roio.de/roio/roio-cd-index-date.html の、1990年で7つあるうちの6番目。
やはり、ソースは6月30日になっています。他のサイトのライブ演奏日程の記録でもそうなってました。
(日付をタイトルに出すならちゃんとしてほしい…(--#) という大事なことをここで書かなかったわたしがうっかりしてましたごめんなさい…)
90年のネブワースは、エルトン・ジョン、ポール・マッカートニー、エリック・クラプトンなど、フロイド以外の出演アーティストも豪華なメンバーだったみたい。
ネブワースのロックフェスティバルは、イギリスの身障児治療のためのチャリティ・コンサートとして(たぶん60年代から)恒例で開催されてきたものですが、フロイドは以前にも出演してきましたし、ほかのフェスティバルにも色々出演していますよね。
そういったなにかのフェスティバルでZEPそのほかのバンドとフロイドのセッションもあったんじゃないかと思いますが、わたしの検索結果では今のところみつかっていません、でもすごく盛り上ったんでしょうねー
>>225
>コアなファンはさぞ当時は忙しかったでしょう。
つまり、作る側もいそがしかったってことでしょうね(笑)
ふだんは(ってのもヘンですが)そういった印刷もちゃんとした表記になっていると思いますが…? 白蛇さん、ナガフキンさん、ping-ping-pingさん、ほかのはいかがですか?
>>225
よくは知りませんが、ネブワース・フェスティヴァルが1990年6月30日に行われたのは疑いのない事実です。
このコンサートの模様を収録したオフィシャルCD/DVDは以下のサイトに紹介してありました。
↓
http://pinkfloydhyperbase.dk/albums/knebwort.htm
http://pinkfloydhyperbase.dk/film/knebvid.htm
上記のサイト、お役立ち資料がすごく使いやすく整理されてていいですね♪ さすが白蛇さん、ping-ping-pingさんもご存知でしょうね。
昨日ほかのコンテンツもあれこれ見てみました。
親ページ http://pinkfloydhyperbase.dk/ に目次が並んでいますが、おすすめどころは次の3つ。
Unreleased Pink Floyd Material
77作品収録。
ここを見れば、>>215-222 のような、ライブ次第でタイトルが変わった作品も(全部じゃないけど)かなり分かりますね!
オフィシャルタイトル作品へのリンクもあるし(ディスコグラフィやリリックのあるページ)、有名な未発表作品についてはあのブートレグに収録されているとかの手がかりも…
Who is who?
52アーティスト収録。
アルバムにクレジットが出てくるようなミュージシャンやデザイナー、キューブリック監督のような(実現はしなくても)アルバムワークでゆかりのある方々。
Other Pink Floyd Related Albums
135アーティスト収録。
フロイドのメンバーがゲスト演奏やプロデュースなどで参加している、他のミュージシャンの該当アルバム。
他のミュージシャンによって、フロイドの曲のカバーバージョンが収録されているアルバム。
これらが、まとめて分かるページです。
↑ シドの未発表作のひとつ「ヴェジタブル・マン」をカバーしたジーザス&メアリチェーンも載っていました。
これはカバーのほうが上手いというか、しかも雰囲気までシドだったらこう演るかもというふうにイケてるのです。思わずシドに惚れ直す傑作♪
ジーザス&メアリチェーンって、ポジティブパンクになるのかなぁ、80年代の中頃ですが、ネオサイケとも言われていました。あの当時は、後にシド作品を聞き直すようになる自分って想像しなかったなぁ…
ジャズヴァイオリニストのステファン・グラッペリが
ピンク・フロイドの「あなたがここにいてほしい〜炎」に
ゲストで加わっていると聞いています。
私のCDでは聞き取れないのですが、
別バージョンなどがあるのでしょうか。
詳しいことをご存知の方
教えて下さいませんか?
>>231
手前みそながら、>>8 で少し書かせていただいております。
フロイドが『WISH YOU WERE HERE』をレコーディングしていたアビー・ロード・スタジオの真向かいの部屋で
ステファン・グラッペリが同じくレコーディングをしていました。
なぜ、参加することになったかという詳しいいきさつは、残念ながら私は知らないのですが
(ご存じの方、フォローお願いします。)彼は300ポンドのギャラを受取り、数小節でプレイしたそうです。
次の曲、“Shine On You Crazy Diamonds Part6-10”へ移る前の風の音とクロスする部分でかすかに
聴かれます。ウチのボロ・ステレオでは、その部分でヴォリュームをいっぱいに上げてかろうじて聴く
ことができるくらいの音です。(アナログ・レコードでの話で、CD盤では試してません。)
あと、どこかのサイトでその時の模様をメンバーが語っているのを見たような気がしますが定かではあり
ません。これもどなたかフォローください。
洋楽好きの交流の場になればと思い、頑張っています。
是非、遊びに来て下さい。
http://ahiru.zive.net/bbs/wmusic/
>>231 わたしも、232>>の白蛇さん以上のことは分かりません。でもこの件も心にとめておきますので、みなさまも、思い当たることがありましたらよろしくお願いしますー。
Stephane Grappelliというと、あのコール・ポーターやあのジョージ・ガーシュインなどのジャズの超大御所をはじめ色々なジャズメンとのセッションがあるものの、ロックバンドのお仕事をやるということは、めったにないことなんでは、と思いました。
でも、もしかしたら、フロイドが前例を作ってくれたのかも。
なんて思ったのですが、逆だったみたい(笑)。
1972年、ポール・サイモンの1st ソロアルバム『Paul Simon』 で、ステファン・グラッペリ、ヴァイオリンで参加。クレジットも出ていました。
1975年には Peter & The Wolfというユニットバンドでアルバム『Peter & The Wolf』に参加。
このときのメンバーは、 Cozy Powell (Drums) Jon Heisman (Drums) Brian Eno (Synthesizer) Bill Bruford (Drums) Phil Collins (Drums) Gary Moore (Guitar) Stephane Grappelli (Fiddle)
みなさまには、おなじみの名前ばかり?
…まったくの推察ですが、この顔触れだと、ビル・ブルッフォードさんあたりのご縁じゃないかなぁとか(苦笑)。
フロイドの「炎」と同じ年なので、どっちが早かったのかはわかりませんが、クリムゾンの『RED』(1974) の後フリップ先生から解散宣言が出た翌年…ですよね。
お話がそれちゃいますがm(_ _)m、
ステファン・グラッペリというと、やはりジャズ系ギタリストのジャンゴ・ラインハルトの片腕というか、同じバンドでしたよね。個人的にはジャンゴ・ラインハルトのほうが、ウディ・アレン監督の映画で知ってて気になる存在でした。1930年代くらいのアメリカのジャズギターバンドマンを描いた「ギター弾きの恋」という映画で、ジャンゴ役のギタリストが出てくるわけではなく、主人公のギタリストの憧れの存在として名前がしょっちゅう出るの。
(デビュー前のシド・バレットが、ブルースマンのスリム・ハーポやボ・ディドリーにあこがれたように、楽器弾く人には必ずそうゆう存在はいるわけですね…)
ところで、わたしも手持ちの「炎」ではステファン・グラッペリまともに聞けないんですよ。リマスター盤以降は聞けるかも?とかの話は聞いたことあるけど、どうなんでしょ。
とにかく、元が音量がないってのは、はっきりしていますので(苦笑)<茶色の小瓶さん。
嵐のような強風の彼方でかすかにヴァイオリンが聞こえるという効果をねらった(ニックかロジャーの)サウンドデザインなんですー。
わたし今あんまりいいオーディオ環境じゃないし、うーん、マルチオーディオさんのSACD環境が羨ましい・・・
グライコ使えばすこしはってのも思ったけど、元が音量ないしねー。昔はよかったとかはあんまり言いたくないけど、いまどきはラジカセCD/MDにも、グライコほとんどついてないんですね〜。持ってたころはそんなにこまめに使わなかったけど、あれはあれでおもしろかったわよ・・・
ちなみに、もういっこ「聞き取るのが大変」なので有名なのがありますね、"狂気日食/ECLIPSE"の最後の方でビートルズの「涙の乗車券」がちょぴっと流れるというの。「炎」のグラッペリより音量は更に小さいそうです。
聞けた方、いらっしゃるかなー?
天王はるかは好きではある。
>>236
もうひとつ!
リマスターCDでは、“Eclipse”1分41秒のところで囁き声が聞こえる?
仮説1 フロイドによるジョーク
仮説2 マスタリングの際に混線があった
仮説3 使い古しのテープの上にマスターを録った
ほかにも様々な説があるそうですが、果たして真相は?
>>236
「涙の乗車券」はneptunepinkfloyd.co.ukにあったけど、もうないです。
http://www.holyzoo.com/~jeff/dsotm.mp3
ここにもあります。これなら誰でも確認できます。
>>232>>234>>235
丁寧なお答えをありがとうございました。
ウディ・アレンの映画にはニューヨークを舞台にした作品が多く、
音楽にはたいてい1930年代〜1940年代のジャズが使われます。
「ギター弾きの恋」もその一つです。
古いジャズのお好きな方は、よろしければこちらにもどうぞ。
1930年代〜1940年代のジャズで好きな曲
ビートルズは好きな方です。
ピンクフロイドは「おせっかい」「狂気」「あなたがここにいてほしい〜炎」を持っています。
ご存知の方もおられると思いますが、
東芝EMIピンクフロイドページが「ファイナルカット」リマスター盤でリニューアルして、
一部URLも変更になってますよ。
トップページ以外のテキスト及び画像は、
従来のものを流用と思われます。
TOP http://www.toshiba-emi.co.jp/pinkfloyd/
BIOGRAPHY http://www.toshiba-emi.co.jp/pinkfloyd/bio/index_j.htm
DISCOGRAPHY http://www.toshiba-emi.co.jp/pinkfloyd/disco/index_j.htm
クラシックギター初心者[e100]
>>239
しっかり聞けました、「涙の乗車券」のメロディ♪
ありがとうございますー<ping-ping-pingさん
neptuneのは聞き取りにくかった…(^^;)
>>238
こちらは、わたしはまだ確認できてないです。
聞いたことある方、いかがでしょうか?
仮説は、1、2,3の順で真実に近いんじゃないかなーとか思いますが…
その場のノリで決まっちゃったのかな…?
>>242
お知らせをありがとうございます。黒字に白抜き文字になったんですね…
LP盤『THE WALL』の“Empty Spaces”に隠されている、逆回転メッセージを聴かれた方は
いらっしゃいますか?
私はレコードを持ってはいるのですが、針が傷むのを恐れてまだ試してません。
>>245
これは、わたしは http://www.neptunepinkfloyd.co.uk/ の中で聞きました。Multimedia / Hidden Messages のページ。
以前に、"Ticket To Ride"のメロディが聞けた所 >>239 かな。
未登録の方は、downloadsに入ると最初に登録用の画面が出ると思います。
終わりのほうの言葉はよく聞き取れなかったのですが…(;_;)、メッセージをテキスト化したものが置いてあります。
「おめでとう、あなたはたった今秘密メッセージを発見したところです、古いピンクにあなたの答えを送って下さい、精神病院に気をつけて、...(中断)...ロジャー、キャロリンは電話中だ! (ロジャー)了解!」
ってことになるのでしょうか、メッセージ内容。わたしの和訳だからまちがってるところもあるかも(苦笑)。
キャロリンってロジャーの当時の奥さんの名前ですよね。
まぁ、フロイドによくある(?)ジョークで、こうゆう隠しメッセージをやっていたと思いますが・・・
>>246
私もそのサイトで聞いていました。
あれは何かのメッセージを秘密にしたいので逆回転にしたのではなく、
何か不思議な感じがする言葉を効果音として入れるのが目的で、
でも何か入れると、きっとマニアックなファンが逆回転にして
わかっちゃうので、意味のある言葉を入れてからかってやろう・・・
というジョークですね。
>>240
ウッディ・アレンは最近作「スコルピオンの恋まじない」でも
1940年代が舞台で当時のジャズが全篇に使用されています。
先日WOWWOWで放映されていました。
>>245
映画版"The Wall"は、The Whoのロックオペラ"Tommy"との類似性も見られます。
皆さんはどういったご意見をお持ちですか?
なお、"Tommy"は映画版では第二次大戦で父を亡くす設定で"The Wall"のPinkと同じですが
原作となるThe Whoの"Tommy"では第一次大戦で父を亡くす設定です。
原作とはストーリーの違う箇所も少なからずあります。
"The Wall"は、原作に忠実に再現しているという点で素晴らしいと思います。
>>248
『THE WALL』のコンサートはレンガを積み上げるステージ・セットが非常に大掛かりだったため、
1980年2月のニューヨークとロサンゼルス、同年8月のロンドン、そして1981年2月のドイツ・ドルトムントの
4都市でしか行われていません。
ただ、映画撮影用に1981年6月にロンドンで数回のコンサートが行われています。その時、
撮影の指揮をとったのが映画監督のアラン・パーカー。ところが、脚本の解釈をめぐってロジャー、
ジェラルド・スカーフ、そしてパーカーの三者の意見が衝突し、結局は監督であるパーカーの意見が通った
ものの、三者ともに映画版『THE WALL』は妥協の産物だと言ってます。
『TOMMY』ですか、懐かしいですね。THE WHOのロジャー・ダルトリーが主演ですね。
THE WHOのメンバーである故キース・ムーン、ピート・タウンジェントはもちろん、エルトン・ジョン、エリック・クラプトン、
ティナ・ターナーやアン・マーグレットの名前もありましたね。
そうそう、フロイドとの接点もありました。
あの“ネブワース”でのステージでバッキング・ヴォーカルを勤めたヴィッキー・ブラウンの名前があります。
彼女は、『鬱』ツアー、『対』ツアーでバッキング・ヴォーカルに参加した、サム・ブラウンのお母さんですね。
hHUHHHHHHHHHHHHHHHggggggggggggg
>>248
えーと、このスレッドのちょっと手前みそ(苦笑)、ストーリィや設定で似たところがあるというのは、以前にもナガフキンさんがお話しして下さいましたし、>>48-51 別のスレッドでも出ていましたから、コンセプトアルバムの 歌詞、曲、アート[12-] それらをごらんいただけるとうれしいです。
二つの映画を監督で比較してみると…
アラン・パーカーは、しばしば「音楽に強い監督」「牢獄を描くことが多い監督」と言われます。『ウォール』でそれを決定づけたという感じ(獄中シーンはないけど、スターになったピンクって契約によって囚われの身でしたからね)。
『ウォール』(1982)以前の監督作品
■ダウンタウン物語(1976、ミュージカル仕立て)、■ミッドナイト・エクスプレス(1978、麻薬不法所持で投獄された青年の孤独な闘い)、■フェーム(1980、ダンサー、歌手、役者、ミュージシャンを目指す学生たちの青春)、■シュート・ザ・ムーン(1981、倦怠期を迎えた夫婦や家族の絆を描くホームドラマ)。
ケン・ラッセルは、娯楽路線の作品も色々ありますが、作曲家などクラシック方面の芸術家の生涯や生活を、独特な切り口で描いている作品が多いです。音楽ものには慣れていても『トミー』は、初めて手掛けるロックアーティストだから、ロックンロールっぽいノリを意識して、原作よりメリハリ効かせたのかも(苦笑)。
『トミー』(1975)以前の監督作品
■10億ドルの頭脳(1968、スパイアクション)、ボーイフレンド(1971、トゥィッギー主演のロマンチック・コメディ)、■恋人たちの曲/悲愴(1970、チャイコフスキーが薬物中毒になっていく悲しいストーリィ。こういう切り口のが多いから鬼才って呼ばれるのでしょうか…(-_-;)。■マーラー(1974、マーラーがナチスの悪夢に悩まされるホラー系)、■リストマニア(1975、リストやワーグナーの日常をコミカルに描くスラップスティック・ミュージカル)。
『トミー』は、ピート・タウンゼントが「四重人格」の頃から映画化を望んでいて、監督はやっぱり彼にやってほしい!って信念もってて、ケン・ラッセルのところに出向いて何ヶ月も掛かってOKに至ったのだそうです。
『ウォール』の場合は、どうだったのか知らないのですが…。 アルバム完成の頃からライブやってたし、監督の方からオファーが来たのかな?? アニメのジェラルド・スカーフはアルバムのデザインの時から加わっていますから彼が?
>>249
The WhoとPFの接点は、白蛇さんがおっしゃってるように意外なところにもあったりするんですね!
フロイドの「アニマルズ」もそのひとつかも。
音的にもハードロックでザ・フーと近そうですが、ジャケット写真に使われたロンドンのバターシー発電所は、PFより5年ほど前になりますが、The Whoの「四重人格」のブックレットでも使われています。
バターシー発電所は、「アニマルズ」で使われたということで、イギリスを訪れるロックファンの観光名所なんですって。
…以前に「ジャケットの名盤」スレッドに書いたネタで、こういうのがあります。
●ロックファン観光名所 ベスト5
Beatkes "Abbey Road"
Pink Floyd "Animals"
OASIS "(What's The Story) Morning Glory?"
Deep Purple "Deep Purple in Rock"
Eagles "Hotel California"
ジャケットに登場したことによってロックファン向けとなった観光名所なのですが、解説?は、プログレ、ジャケットの名盤...Part.2 に書きましたので、各バンドに興味のある方は、どうぞ読んでやって下さいー。
どうでもいいようなことですが、今日の昼間、車で外出中にFMラジオを聴いていると、
THE WHOの「Behind Blue Eyes」が流れてきました。
私はTHE WHOにはうとく、『カンボジア難民救済コンサート』でのライヴ演奏しか聴いたことがないのです。
でも、その数少ない知っている曲のひとつを今日聴くことができ、偶然にも懐かしい思いが
できました。(PFのスレなのにスミマセン)
ザ・フーって、初来日公演間近ですが(「ザ・ロック・オデッセィ2004」7/24〜25)、今まで何で来日がなかったのか不思議ですー(^_^;)
現在のメンバーは、ピート・タウンゼント(g) 、ロジャー・ダルトリー(vo) 、 ピノ・パラディーノ(b) 、ザック・スターキー(dr, リンゴ・スターの息子さん) 、ジョン・バンドリック(k) 、サイモン・タウンゼント(g, ピートの弟さん)… オリジナルメンバーは二人になっちゃったけど、がんばってるんですね。
「カンボジア難民救済コンサート」は、ビデオ借りて見た覚えがありますが、ポール・マッカートニィが「ロッケストラ」とかいうバンド名でもりあがっていました。
そういえば、フーって、「ライブ・エイド」のとき、再結成ということで話題になりました(そのときはツェッペリンも再結成とか言われましたが)。
ライブ・エイドでは、デイヴがブライアン・フェリーのバックでギター弾いていましたが、バンド・エイドとライブ・エイドのイベントの立役者が「ザ・ウォール」主演のボブ・ゲルドフだということのほうが意外でした。「ザ・ウォール」見たころは想像もしなかったです。。。
ピンク・フロイドのリンク集を作ってみました。
まずは、今までにこのスレッドでみなさまから教えていただいたサイトをまとめてみましたので、必要な折りにはどうぞご利用下さいね。
後日にURL再確認する時には、他のおもしろそうなサイトや関連資料の追加などもできたらよいなと考えています。
http://3265.hito.thebbs.jp/Madam/0406
↑http://3265.hito.thebbs.jp/Prof/ にあるグラフィックは、MUSIC LIFE 73年1月号の付録のカレンダーです。なにやらコワイ雰囲気に見えるかもしれませんが…6月分のPINK FLOYDの四人。
実際のサイズは、当時のMLよりひとまわり小さい17.5x24.3cm。
日本の70年代の音楽雑誌は、MUSIC LIFEでもロッキング・オンでも、フロイドの記事って少なかったそうですが、>>198-203
72年の春以降は、来日の予定がなかったというのが影響していたのかな…
(73年の「狂気」は勿論75年の「炎」も、日本でもたくさん売れたんですけどね(笑))
>>255
はるかさん、便利なリンク集の作成に感謝です。
いろいろと利用させていただきます。
また、面白いサイトを見つけたら報告しますので、もし気に入られれば追加を検討くださいね。
『LET'S ROLL ANOTHER ONE ANTHOLOGY』……Syd Barrett在籍時の1966年から1983年までのレア映像ばかりを集めた
アンソロジーDVDを発見しました。
"INTERSTELLAR OVERDRIVE" のライヴ2ヴァージョンに始まり、“ARNOLD LAYNE"、“POINT ME AT THE SKY"や“ONE OF THESE DAYS"の
アニメ・フィルム・ヴァージョンや“ECHOES"のSURFING FILM などのプロモ・クリップ、さらには1971年8月に日本で行われた
箱根OPEN AIR FESTIVALでの伝説の"HAKONE Aphrodite"の映像、初期フロイドのTVライヴ、ロジャー・ウォーターズ&シド・バレットの貴重なインタビュー・シーン
などなどレア映像をハイ・クオリティな映像で思う存分堪能できます!……と紹介されてます。
収録曲など詳しくはこちらをどうぞ。
↓
http://www.junk-headz.com/pinkfloyd-page.htm
>>255
はるかさん、便利なリンク集、ご苦労様です。
ほしいのは海外の歌詞のサイトですね。ただの歌詞ではなく、台詞もすべて載っているサイト。
「狂気」が載っているのは珍しくないけれど、「アランの朝食」まで載っているのがないんですよ。
リンク集を見て下さってありがとうございます。
歌詞がわかるサイトとか、曲のリリース年月がわかるサイト、っていうのも、ひとつのグループにしてみると便利なのかな…?
みなさま、フロイド関係でおもしろかったサイトや参考になったサイトに出合いましたら、このスレッドで教えて下さいね。あのページは、みんなで作るフロイド・リンク集です♪
>>256
すごいラインナップのディスクですねー。ローランプティのバレエの73年公演からのシーンやリックのシジフォス組曲が入っているのがめずらしいかも。
シド登場のビデオクリップいくつか見たことがありますが、"See Emily Play"をちょっと紹介しましょうか。
曲はレコードからのみたいですが、映像はシド不在でなんだか複雑な気分もありますが、白黒ながらもなかなかおもしろいクリップでした。
舞台になるのは、郊外の町の道路沿いの広場みたいな所で、芝生なのかな?
最初は、山高帽にスーツ姿というリックが、ベースギターを持つロジャーに歩み寄ってロジャーの頬をひっぱたくというシーン。その後リックは、ギターを持つデイヴにも何かちょっかいをだしています。
やがて、椅子にこしかけたニックが、曲に合わせてスティックを動かしているシーン、でもドラムセットは映ってないのです。ロジャーが弾いているベースギターはコードがつながってないです。
口パクの楽器バージョンか(笑)
道路沿いなので時折車が通りすぎたりしています。
リックは、曲のリズムに合わせて帽子を取ったり被ったリのパフォーマンス。ロジャーのベースは、ライフルで何かを撃つようなポーズになったり、ゴルフのクラブで珠を打つポーズになったり。
やがて、楽器を手放したロジャー、ニック、そしてリックの三人が輪になって踊り始めたところへ、デイヴも加わり、四人でフォークダンス風に踊り始めます。
曲が終わりに近付くと、四人は天辺でつないでいた手を放し、四方へ駆けていきます。
…興味深いのは、この映像ではリックがなんかかっこよくて、デイヴが目立った登場をしていないってことかな。加入まもない頃は、シドを含めた五人フロイドだったのですけどね。
この、シドが登場しないビデオ"See Emily Play"は、デイヴが、フロイドに溶け込んでいく第一歩みたいで、踊る三人の所へ駆け寄るデイヴの姿には、おもわず「デイヴ頑張ってねー」って感じ…ミ⌒_⌒ミ
>>257
たいていは、【 instrumental 】の表記で済まされちゃいますね(虚空のスキャットや吹けよ風…も、そうですね)。
わたしの手元には今 "ATOM HEART NOTHER" の公式のお皿がなくて(引っ越しの時物置にしまわれてしまったのです)、音源と照らしあわせての確認ができないので、リリックの一部だけかもしれませんが…m(_ _)m
Alan's Psychedelic Breakfast のリリック?
フロイドを紹介するサイト
http://www.pinkfloyd-co.com/disco/ahm/ahm_album.html
左側のメニュー、SONGLIST AND LYRICS から入ります(ここはTEXT COPYできないですけど)
他のアルバムについては、http://www.pinkfloyd-co.com/disco/disc_idx.html から
一般のリリックサイト
http://www.songmeanings.net/lyric.php?lid=141956
http://www.davemcnally.com/lyrics/PinkFloyd/AlansPsychedelicBreakfast.asp
>>258
はるかさん、こんなのどうですか?
http://utopia.knoware.nl/users/ptr/pfloyd/index.html
http://www.pf-roio.de/
>>262 ありがとうございますー白蛇さん♪
(どっちも英語ですが)上の方はオランダのサイト、下の方はドイツの、
資料がすごい〜
下では、336枚のジャケット一覧ページもありました。ツアーデータ集とも言えそう。
こんど更新の時に加えましょう。
あ、そうだ、オフィシャルCD各国盤ジャケットのサイトも入れましょうか(^_^;)
盤面がピクチャーCDかどうかも分かります
http://www.pinkfloydcd.com/
>>260
www.davemcnally.comの「エコーズ」の後半、「And now this is the day you fall」
これは「Cloudless everyday you fall」のミスです。また、最後の1行が抜けています。
はるかさんには悪いけど、ここは信用できません。
www.pinkfloyd-co.comここは確かにTEXT COPYできないですね。翻訳機を使う我々には不都合です。
確かに、ショートカットですべてを選択しようとすると警告がでます。
しかし、メニューバーの「すべてを選択」ですべてを選択できます。それをやはりメニューバーの
「コピー」でコピーでき、エディタにコピーできます。または、「すべてを選択」できたら、
それをディスクトップにドラッグできます。
www.pinkfloyd-co.comの歌詞は正確だと思います。
「Alan's Psychedelic Breakfast」のしゃべりまで載っているサイトは少ないです。
運良く見つけてもどこも同じで、パート3の「Morning Glory」以降が省いてあります。
後半でgreat gig...と聞こえたりします。(笑)
「Alan's Psyche...」は価値のないしゃべりだとは思うんですが、これを完全掲載しているサイトがあれば、
たぶんどこよりも日本人にとって頼りになるでしょうね。
>>264
一般のリリックサイトにはアバウトなところもありますねーすみませんです(汗)
あと、もう一個みつけたファンサイトはもうちょっと言葉数も多いですが
(My head's a blank...
Come on.で終わっている)、
ping-ping-pingさんもご存知のところかも?でも、ここブラウザによってはうまく表示できないようです。
(最初は広告が自動で出るかもしれませんが www.angelfire.com/home/FloydWaters/albums/pfalbums.htmlからです)
メニューバーからの方法教えて下さって、どうもありがとうございますー。
環境が(ブラウザが)旧いとXですが、新しめのでは、おっしゃるとおりでしっかりできました♪
> 「Alan's Psyche...」は価値のないしゃべりだとは思うんですが、これを完全掲載しているサイトがあれば、
> たぶんどこよりも日本人にとって頼りになるでしょうね。
ですねー。そうそう、BEATLESのホワイトアルバムにある「Revolution 9」の "リリック" を載せている一般サイトがありましたが、ビートルズソングで一番長いあの曲から書き起こした方もさぞ大変だっただろうなぁとか思います。
皆さん初めまして。
ピンクフロイドは最近聞き始めたばかりで初心者です。
エコーズとクレージーダイアモンドが好きです。
皆さんのレスを読んで勉強します。
ピンクフロイド色々な人にもっと知ってもらいたいので
洋楽カテで出張スレを立てたいんですけど
許可してくれますか?
リンクも貼りたいんですけど。
相互リンク許可してくれますか?
>>265
おお、ありがとう!! あるもんですね。「My head's a blank...」まで載っているサイトは
はじめて見ました。感謝です。ここも聞き取りだから100%正しくないという断わり書きと、
別の聞き取りがあれば知らせてくれと募集していました。でも私は何もないより、
ずっとうれしいです。
「若者の鼓動」まで載っていたのは驚きです。「死滅遊戯」のごちゃごちゃした言葉も
載っているようです。すぐにいるってわけではないんですが、リンク集に入っていると
ほしいときに役立つものですね。
>>267
どういたしまして〜。じつは白蛇さんが>>262で教えて下さったばかりのオランダのサイトのリンクコーナーから(欧州のフロイドサイトも出てるリンク集のページがあってそこから)行き着いたのです、白蛇さんのおかげ!
トップページで「おっと♪五人フロイドの写真だー」などとつい見ていまして。お役に立てそうでラッキーでした。
さすがping-ping-pingさんチェックいれるアルバムがハイレベル!
歌詞サイトもそのうちリンク集に加えようと思いますが、歌詞サイトのことでもし他にもチェックポイントありそうでしたら、思いついたときで構いませんので、どうぞよろしくお願いしますー
あと、わたし、なんとなく先延ばしにしてた"Atom Heart Mother"のCD近いうちに買いに行きます(笑)。
>> 266
> ピンクフロイド色々な人にもっと知ってもらいたいので
うれしいお言葉です、楽しみにしていますね。こちらへもいつでもお書き込みにいらして下さいね。
白蛇さん、ping-ping-pingさん、ナガフキンさん、浮気者さんなど、わたしよりだいぶくわしくてセンスのいい方々ばかりですから。
あと、さっき歌詞のお話したからってわけでもないのですが、歌詞も音楽の一要素ですし、
旧掲示板の時に白蛇さんが紹介してくださったような珠玉の「ピンク・フロイド詩集」というのもありますし
http://music-6.dot.thebbs.jp/r.exe/1031392627.319-
時には、曲と一緒に見て味わうのもおもしろいと思いますよ。
2004.7.5『Welcome To The Machine』入手しました。
1977年5月9日、カリフォルニア州オークランド、アラメダ・コロシアムで行われた“アニマルズ・ツアー”を収録したブート盤です。
(Disk1)
1 Sheep
2 Pigs On The Wings 1
3 Dogs
4 Pigs On The Wings 2
5 Pigs(Three Different Ones)
6 Shine On You Crazy Diamonds 1-5
(Disk2)
1 Welcome To The Machine
2 Have A Cigar
3 Wish You Were Here
4 Shine On You Crazy Diamonds 6-9
5 Money
6 Us And Them
7 Careful With That Axe, Eugene
マスター・テープ使用とかで、音質は極めてGOODです。もちろん、ステレオ録音。
“Sheep”のロジャーのベース音もとてもクリアーですし、“Dogs”のデイヴのギター・ソロも
冴えわたっています。さすがに\\5,900の価値はあります。
私がこの時期のフロイドのブートでもうひとつ狙っているのは、1977年7月6日のカナダ、
モントリオール・オリンピック・スタジアム公演のもの。ロジャーが『THE WALL』を作るきっかけと
なった、例の“唾吐き事件”が起こったステージです。
このブートにも、ロジャーが“Pigs On The Wing”を歌い始めた直後に炸裂した観客の
爆竹に激怒し、歌うのをやめてヒステリックにまくしたてる一幕が収められています。
>>270
> 1977年5月9日、カリフォルニア州オークランド、アラメダ・コロシアムで行われた“アニマルズ・ツアー”
これは、>>130でお話してらしたアルバムですね!
「ユージーン、斧に気をつけて」が、なんと五年ぶりにライブで演奏されたという日の。
9分55秒って書いてありますから、結構長いほう?(ちなみに「ウマグマ」収録のユージーンは8分50秒)
> 1977年7月6日のカナダ、モントリオール・オリンピック・スタジアム公演のもの。
> ロジャーが『THE WALL』を作るきっかけとなった、例の“唾吐き事件”が起こったステージです。
アニマルズ・ツアーって銘打ってるくらいですから、ライヴでは、その時期のアルバムに合わせた曲をやってたんですよね(それは他の時期でも他のバンドでも同じことで、コンセプトアルバムって、ライブもアルバムとの連携で行なうというのはすごく当たり前だったと思います)
けど、アンコールの「ユージーン」みたいなのが予想以上に受けたりして、ロジャーは、フロイドのファンが過去のヒット曲も聞きたがっているということにも気づいて、複雑な心境だったのでしょうね。
アニマルズ・ツアー最終日のライヴ。
演奏中に、ロジャーは、最前列で大騒ぎしている観客を手招きして、唾を吐きかけます。
(若かったんですねロジャーも(^_^;))
ロジャーが、"唾吐き事件"が引き金となって意識したという、
「ミュージシャンと観客との間の見えない"壁"」と、
アルバムのコンセプトになった
「人の心の中に築かれる、自分で自分を守るための"壁"」っていうのは
よく考えたら、別問題ですぅ。
まぁでも、アルバムの「壁」というコンセプトは、わかりやすかったと思います。
ジョン・レノンもヨーコさんと別居中に作ったアルバムで自分自身や周囲と闘っていたような感じがしますが、『Walls and Bridges / 心の壁 愛の橋』、これは邦題に助けられた感じですね。
フロイドの場合は、ザ・ウォールの頃から、日本語での曲名は、英語を片仮名表記するだけになっていきますね…
その後のフロイドの曲で、わりといい邦題って「幻の翼」くらいかな・・・
サザンの「夢に消えるジュリア」ってフロイドと関係あるの?
>>273
それは「夢に消えたジュリア」で
フロイドは「夢に消えるジュリア」ですね。
曲はまったく別物です。私はサザン大嫌いなので、不愉快です。笑
>>273
詳しいことはわかりませんが、サザンのとあるサイトに書いてあったことを引用しますと、
サザンのどこぞのコンサート開演前のBGMに「Atom Heart Mother」を使っていたことが
あるそうですから、桑田佳佑があるいはフロイドを気に入っているのかもしれません。
「夢に消えたジュリア」もフロイドからインスパイアされた、もしくはパロった可能性は
あるかもしれませんね。
>>271
はるかさん、覚えていてくださってありがとうございます。
このブート収録の“Careful With That Axe, Eugene”は、おっしゃるとおり5年ぶりの演奏
なのですが、久々とは思えないほどテンションは高いです。くり返されるロジャーの絶叫も
背筋が凍るようなおぞましさですよ。V(^o^)V
9分55秒は短くもなく長くもないのではないでしょうか。ロング・ヴァージョンだと13分を超えるものも
ありますから。
ついでに、「夢に消えるジュリア」とサザンとフロイドの関連を調べているときに見つけた
サイトを報告しておきます。
↓
http://ha2.seikyou.ne.jp/home/myamo/progr/PINK/live.html
「PINK FLOYD コンサート記録」(66〜80年)
桑田さんは曲のタイトルに関してはパロディーとオマージュが多いみたい(^_^;)
「夢に消えたジュリア」JALのCM曲としてオンエアされてるそうですが、わたしはまだ聞いてません。
とりあえずそれでフロイドに興味持ってくれる新しいファンが出て来てくれるなら、って考えることにしますか・・・
>>275
オリジナルアルバムのリリース年月を組み込んだブートのリストなので、参考になりますね〜
主要の35作品については内容の紹介もありますし。
サイトオーナーさん、フロイドのことを「本当にマメで精力的にライブをこなすバンド」ってことも書かれていますが、「夢に消えたジュリア」がきっかけでフロイドを知る方々にも、そのことはぜひ認識していただきたいですぅ。
はじめまして。45才の親父です。30年もPINK FLOYD聞いてます。
初めて聞いた時は中学3年でした。なにか刺激が欲しい年頃にそのとき
の感動は忘れられません。
いろいろなアルバムがあって楽しませてくれましたが、やはり狂気に
変わるものはなかったね。あのころのPINKが一番若いし、パワーが
あったしハングリーだった。次世代のPINKが現れないかな。無理だな!
>>278
はじめまして、KITAYAMAさん。同年代ですね。これからもよろしくお願いします。
私がフロイドを初めて聴いたのは『狂気』ではなく、『炎』だったんですよ。
高校1年生のときでした。
黒いビニール袋に包まれたレコードを開封する瞬間をリアルに思い出しました。
四元素を表すステッカー、インナー・ケースに描かれた砂漠の男、赤いスカーフ、
そして水に飛び込む男のポスター。
そのうち、黒いビニールの端っこが破れていき、ついには全部はがして捨てて
しまいました。そうなって初めて、握手する燃える男が見えたのです。
でも、今から思えば黒いビニールを剥がさないで大事にしていればよかったとも思いますね。
それから間もなく、『狂気』のイギリス盤オリジナルを購入したわけです。
ギザの三大ピラミッドとメンバーのコラージュのポスター2種類とステッカー入り
でした。(メンバーのポスターはなぜか2枚入ってました。)
こんにちわはじめまして。
フロイドとゆえば、シドが大好きな私です。
みなさんは来週発売される国内盤DVD「The Pink Floyd And Syd Barrett Story」は入手されますか??
春頃はじめてこれの輸入版を神保町でみかけて、でも英語わからないし・・と思っていた私にとっては垂涎もののDVDになりそうです。
今からとっても楽しみですっ。
みなさんはじめまして。
私も高校生の頃からピンクフロイドを聴いています。
サザンの桑田さんですが、彼がやっているラジオ番組のオープニング曲に
「Atom Heart Mother」が使われていますよ。また、PINK・FLOYD特集もし
てました。大好きだって言ってました。桑田さんはFLOYDファンで間違い
ないと思います。
ついにシドのDVD観られました・・。ポスターももらえて感激・・。
まばたきをしているシドを観られるだけでも感涙してしまいます。
うまく言葉になりませんが、今でもシドはあのときのままの姿で、みなに愛されているのですね。
>245
私はレコードが発売されてすぐにその逆回転メッセージを実際に逆回転させて確認しました。
「おめでとう。あなたはメッセージを発見しました。オールドピンクにメッセージを送って下さい。」が主な内容です。
このような手法は、ロジャーがソロになってから、死滅遊戯でも行われて
います。
これは、スタンリ−キューブリックの2001の1場面を彷彿させますが
(ライブでは実際に映画から「dave...I'm afraid Dave...」というHAL90
00の声が使われている)、実際にCDに納められているのは全くの別物で
す。
>>279
wish you were here のCD版は、実は shine on は別として、ジャケ違
いがあります。
ひとつはLPのあの機械の手の握手のもの、そして倉庫の前の二人のも
の。
>>283
ありがとうございます。
「秘密のメッセージを見つけることができておめでとう。回答をチャルフォント市精神病院
気付オールド・ピンクまで送ってください。」
ですね。
>>284
『WISH YOU WERE HERE』に限らず、各アルバムの国別ジャケット違いはそれこそ数え切れないほど
ありますよ。
もし、興味がおありなら以下のサイトを参照ください。
↓
http://ourworld.compuserve.com/homepages/PFArchives/DiscTOC.htm
>>286
お〜、ありがとうございますm(._.)m
ご挨拶が遅れましたが、初めまして、どうぞ宜しくお願いします。
フロイドに関しては、雑誌にレビュー記事を書くなどしておりました。
また、フロイドの音楽に触発されて、最近では楽器を弾けないのに、
シンセ×8台、サンプラー×3台で再現しようと頑張っています。
YULIさん、はじめまして。Myamoと申します。
国内ではフロイドのファンの方は結構おられますが
フロイドの音楽を再現しようとか、フロイドの影響を受けたような曲を
作ろうとかいった方はあまり見かけないので、お仲間感覚でちょっと
うれしくなりました。
昔なら、四人囃子とかコスモスファクトリー、ファー・イースト・
ファミリーバンドなど、フロイドの香りが見え隠れするバンドも
あったのですが、最近は壊滅状態です。
もちろん本物のフロイドサウンドが一番なのですが、本家はなかなか
新作を出してくれないし、亜流サウンドすらも見かけなくなってしまい
寂しい思いをしています・・・・・。
すでに一度ここで紹介して頂いていますが、もしGS音源をお持ちでしたら
http://myamo.hp.infoseek.co.jp/floyd_midi/midi.html
を覗いて見てやって下さい。
「狂ったダイヤモンド」「エコーズ」等を再現したMIDIデータをアップ
しています。
http://ha2.seikyou.ne.jp/home/myamo/syn/ana/pink-guitar/s1.htm
あと、こちらはアナログシンセでギルモア様のギターサウンドの再現に
挑戦してみました。
YULIさんも何かサウンドの再現が出来ましたら、是非聞かせてやって
下さいまし m(^_^)m
Myamoさん、はじめまして。
早速聞かせて頂きました。
アナログシンセ(ローランド100M)のページ、面白かったです(^-^)。
中々、力入ってますね〜。
MIDIのデータですが・・・
「Money」については、正直申し上げると、「またかよ〜」って感じでした。
この「Money」、私がniftyにアップした最初の作品でして(^^ゞ
それがインターネットに流出したものなんですよね(ノд−。)クスン
これが元で新聞の取材を受けたりしたんですが、これほどワールドワイド
で広まっちゃうと、フロイド側から抗議なり損害賠償請求が来ても私自身
では責任を取れなくなってしまいます。
削除してくださいね。
で、フロイド側(EMI又はCBSも含めて)から何らかの動きがあった
場合にはそちらで対処願います。
私は無関係ということで、よろしく。
いきなりこういうことは書きたくなかったのですが、それはそれとして、
今後とも宜しくお願いいたします。
>289
これは、大変失礼いたしました。
YULIさんはniftyでのハンドルネーム「バブ◯」様と同じ方なのでしょうか?
ネットで拾った「Money」のデータも何種類かあり、別のと入れ替えようかとも
思ったのですが、何か雰囲気は違うけど同じ元データが加工されて出来たデータの
ような感じもし、判別が難しかったので結局データ作者の意図を汲むかたちで
「Money」は削除する事にしました。
私の打ち込んだ「ダイヤモンド」も妙に変換をかけられた別データがあちらこちらに
アップされている様ですが、大抵はniftyのバージョンが元になっている
みたいです(^_^;)
しかしフロイドのような曖昧模糊&マッタリとした音楽って、MIDIでは本当に扱い難いですね。
>>290
Myamoさん、こんにちは。
早速の対応を頂き、ありがとうございます。
え〜と、Niftyでのハンドルは同じ「YULI」ですよ(^-^)
他にsmoke on the water やlet it be, shine on you crazy
diamond などをアップしたりしていました。
ネットサーフィンしていると、いろんなことがありますよね〜。
どこかで聞いた事があると思ったら自分のデータだったとか。
フロイドのような音楽、特にギターなどはアタックが潰れている
時も多いですし、チョーキングやハンマリング、プリングなどを
多用しているので、それを表現するとなると、仰る通り、大変で
す。
それとミックスですよね。
ピンポイントでミックスされているので、少しでもミックスバラ
ンスが崩れると、目もあてられない出来になってしまいます。
こんばんわ。
KORNファンのマリヂョナと申します。
KORNが次のアルバムでフロイドのカヴァーをするという事で興味がわきお邪魔させていただきました。
曲はANOTHER BRICK IN THE WALLなのですが、
KORNカヴァーはこのようになってます。(ライヴで披露したものなのであまり音質はよくないです)
http://kornjapan.com/newsimg/dl/floydcover.zip
フロイドファンの皆さんから見てどうですかね?
うちの父はフロイドをよく聞いてるみたいなのですが
私は聴いた事がありません。何のアルバムから入るのが良いと思いますか?
質問ばかりで申し訳ありません。
>>292
マリヂョナデイヴィスさん、はじめまして。白蛇と申します。HR/HM系のHNで、このスレには似つかわしく
ないとお思いかもしれませんが、よろしくお願いします。
さて、フロイドに入門されるなら絶対に『THE PIPER AT THE GATES OF DAWN/夜明けの口笛吹き』から
聴かれるのがベストだと思います。自分で言うのもなんですが、同意見の方も多いはずです。
皆さんはじめまして。
今までピンクフロイドは聞いた事がなかったのですが、
あるきっかけでハマってしまいました。
ミニミニ大作戦という映画のエンディングで Money が流れていたからです。
急いで「狂気」を借りてきたのですが、何か違うんです。
ソロがサックスですが、映画では、ギターでワウを踏んでるようなんです。
何か違うバージョンなのでしょうか?
ご存知の方いらっしゃいましたら教えてくださいませ。
寝られません〜!
>>294
Scott Weiland、Slash、Duff McKaganとMatt Sorum(Guns N'Rosesのメンバー)の4人が
Velvet Revolverというバンド名でカヴァーしたのがPFの“Money”です。
残念ながら、このカヴァー・ヴァージョンが聴けるのは映画の中だけで、サウンドトラックCDには収録されて
いません。
……と知ったようなことを書いてますが、元のソースはこちらです。
↓
http://pinkfloydhyperbase.dk/
残暑お見舞い申し上げます… みなさま、ご無沙汰していてごめんなさい、はるか、夏バテておりましたm(_ _)m、またお仲間に加えて下さいませ。
>>292-293 わたしも、白蛇さんと同じく、フロイド入門には『The Piper At The Gates Of Dawn/夜明けの口笛吹き』からお聴きになることをお勧めしますという意見です。
このプログレッシブ・カテゴリーの他のスレッドで、無人島で暮らす場合に持っていきたいアルバム3枚というのを書いたことがあるのですが、
コンセプトアルバムの 歌詞、曲、アート[23-]
『夜明けの口笛吹き』はそのひとつです。
10枚とか20枚ならフロイドのオリジナルアルバム全部って言いたいところですが。。。
わたし的には、1stアルバムの『夜明けの口笛吹き』の次に、2ndの『A Saucerful of Secrets/神秘』で5人フロイドをお聴きになって、そのあと、『原子心母』『おせっかい』『狂気』『炎』『ザ・ウォール』などの代表作と呼ばれるようなアルバムを聴いてみる、あるいはリリース年月の順にアルバムを聴いてみる、というのがお勧めです。
最初に代表作のアルバムを聴いていらして1st2nd はまだ…っていう方も、機会がありましたらぜひ、初期のフロイドも聴いてみて下さい。後年の代表曲につながっていくようなフロイドらしい曲想やセンスにも随所で出会えると思います。
ちなみに、わたしの場合、こういう順番でした。
「原子心母」+「おせっかい」--->「炎」--->「狂気」--->「夜明けの口笛吹き」+「神秘」--->「ピンクフロイドの道」--->「雲の影」+「モア」+「ウマグマ」--->「アニマルズ」--->「ザ・ウォール」--->「時空の舞踏」--->「鬱」+「対」--->「ファイナル・カット」 --->「エコーズ(啓示)」
>>294
はじめまして。
件の映画のカヴァーバージョンは知りませんので、オリジナルのお話を少し(^^;)
マネーの中では、キーボードにワウ(オートワウ)が掛かっていますね。
それと、ギターソロにもディストーションとリバーブ、ディレイ、コーラスが主体なんですが(実は演奏の時にはオクターブユニゾンでギターをもう1本被せるとしっくりきたりします)、これだけではイマイチしっくり来ないんですよ。
多分、ワウが僅かに掛かっていると思います。
サックスのソロの後のギターソロについては、ドライのみです。
実は、日本の爆風スランプが「ORAGAYO」でマネーのカヴァーではなくパロディを演奏しています。
5曲目の『組曲「天下御免の回り物」より 第1章 カネ(マネーに捧ぐ)』というのがそれです。
イントロは、キャッシュレジスタの音ではなく算盤の音から始まります。
正確に数えてはいませんが、4分の7拍子ですよ(^-^)
あくまでも、パロディですので、お聞きになってお怒りにならないように(笑)
>>292-293>>296-297
こんばんは。
過去において、何度か初心者の方から、同様のご質問をお受けする事が多々ありました。
その時には、迷わず、「wish you were here」と「the final cut」を推薦していました。
今なら「echoes〜啓示」を上げたいところです。
因みに私が聞いた順序は、
echoes(NHK/BBC Live)→atom heart mother(オランダライブ)→炎→british winter tour 72→狂気→原子心母→アニマルズ→おせっかい→サイケデリックの新鋭→神秘→モア→ウマグマ→雲の影→ウォール→時空の舞踏→ワークス→ファイナルカット→鬱(鬱ツアーは3度見た)→光→シャインオン(BOX)→対→パルス→TH WALL LIVE・・・
です。一部反則もありますし、省略してあるのもあります。
4人のそれぞれのソロは、ZOO名義のものと、ロジャーのボディ以外は全部所有しています。
なお、上の順序ではおせっかい以後から雲の影まではほぼ同時期に聞いていました。
>>292-293>>296-297
こんばんは。
過去において、何度か初心者の方から、同様のご質問をお受けする事が多々ありました。
その時には、迷わず、「wish you were here」と「the final cut」を推薦していました。
今なら「echoes〜啓示」を上げたいところです。
因みに私が聞いた順序は、
echoes(NHK/BBC Live)→atom heart mother(オランダライブ)→炎→british winter tour 72→狂気→原子心母→アニマルズ→おせっかい→サイケデリックの新鋭→神秘→モア→ウマグマ→雲の影→ウォール→時空の舞踏→ワークス→ファイナルカット→鬱(鬱ツアーは3度見た)→光→シャインオン(BOX)→対→パルス→TH WALL LIVE→啓示・・・
です。一部反則もありますし、省略してあるのもあります。
4人のそれぞれのソロは、ZOO名義のものと、ロジャーのボディ以外は全部所有しています。
なお、上の順序ではおせっかい以後から雲の影まではほぼ同時期に聞いていました。
すみません、ほぼ同じ内容のものを上げてしまいました。
申し訳ありません。
すみません、ほぼ同じ内容のものを上げてしまいました。
申し訳ありません。
>>292 マリヂョナデイヴィス。さんがお知らせ下さった 、
KORNの"ANOTHER BRICK IN THE WALL"を聴きました。
(えっと、もし、わたしみたいに環境によってzip解凍後のファイルが再生できないみたいな方がいらしたら、そのファイルに.mp3の拡張子をつけると聴けるんじゃないかなっと思います)
聴いてみてどうですかって?
オリジナルと近いテンポで正統派の真摯なハードロックなのがうれしいですね〜(^_^)ジョナサン・デイヴィスの地下室みたいな低音のヴォーカルは、わたしには心地よいです。
6分52秒の中には、フロイドのアルバム『 The Wall 』で"ANOTHER BRICK〜"の次に入ってる"GOODBYE CRUEL WORLD"も入っておりました。
KORNは、はじめて聴きましたが、グランジっぽさがあって、へヴィでダークなサウンドがイイ感じ♪
傾向はちと違いますが、シド・バレットのアンオフィシャル曲"Vegetable Man"をJesus and MaryChainがカバーしたときのへヴィでダークなサウンドを思い浮かべました。
>>298
"Money"のパロディ盤があったなんてびっくり〜。
> イントロは、キャッシュレジスタの音ではなく算盤の音から始まります。
> 正確に数えてはいませんが、4分の7拍子ですよ(^-^)
算盤ですか。いいなぁ、そうゆうノリ…日本語の歌詞にはぴったしでしょうね(^_^;) タイトルとか詞のフレーズのオマージュじゃなく、リズムでやってくれちゃうのは、根っからミュージシャンっていう感じがしますね。
>>300
YULIさんは「夜明けの口笛吹き」を、「サイケデリックの新鋭」で聴いていらしたのですね…(わたしは「ナイスペア」で、「夜明けの口笛吹き」+「神秘」なのでした)。
「british winter tour 72」まで入っていらっしゃるなんて尊敬のラインナップですー。
>>299 or >>300
“BRITISH WINTER TOUR 72”というのは、あの『狂気』初演を含むツアーを収録したものなの
ですか? ブート盤では、ロンドン、レインボウ・シアターの4日連続公演のものが出回っていますが、
これらのことでしょうか。
私は『炎』発売前の“BRITISH WINTER TOUR 74”しか知りませんでした。
>>305
申し訳ありません、誤記でしたm(._.)m
「british winter tour 74」が正当です。
但し、私が手に入れたのは、同じ内容のジャケ違いのものです。
72の方は、LPとCDで持っています。
豚さんの写真のものなど色々ありますが、いずれも狂気全曲演奏されたもので、その中には来日時における日本初演もあります。
時期的には、狂気を購入する前に買っていました。
その後狂気を購入し、聞き比べて、「on the run」と「any colour you like」の違いに驚いたものです。
そして、the wallのliveで後の「last few bricks」の中にこの「any colour you like」の原曲が使われたことがあって非常に驚いた覚えがあります。
>>304
はるかさんも御存知だと思いますが、ナイスペアは、色々とジャケ違いが出ていますね。
またカナダ版では、「天の支配」がウマグマのライブに差し替えられています。
それとナイスペアには、あの「シー・エミリー・プレイ」が入っていないんですよね〜(と、本来はこれが正当でして、日本版で「サイケ・・・」に勝手に挿入しちゃったらしいのですが・・・)。
>>306
YULIさん、つまんない揚げ足取りしてすみませんでした。
「On The Run」と「Any Colour You Like」の『狂気』発売前のテイク違いはブート盤でも聴けますね。
“THE FIRST NIGHT IN FRANKFURT”1972年11月16日のドイツ・フランクフルト公演の初日の模様を収めた
ブートCDで聴くことができます。
「On The Run」はギターを中心にしてキーボード・ソロを乗せたナンバー。……なのですか?
また、1972年4月28日のシカゴ公演、“CHICAGO 1972”では「On The Run」のタイトルが「The Travel
Section」となってます。
オフィシャルアルバムなのに国によって曲目や曲順が違うっていうのは、この時代だとフロイドに限らず色々あったみたいですね。
ジャケットちがいも意外と多いのでコレクター泣かせかもしれませんね。
ナイス・ペアの場合は、9分割の写真の一部が入れ替わってるのが何種類かあるそうですが、おそらく主に出回ったのは、US盤とUK盤第二版(andそれぞれを元にした国の盤)2種類だと思います。
UK盤の初版は、表ジャケットの右上が、ストーム・トーガソンが撮った、ロンドンの郊外にある歯医者さんの建物。ブラインドの降りた窓の写真ですが“W.R. Pahng, Dental Surgeon”という看板が読めてしまうって、歯医者さんがこの写真の使用を認めなかったため、初版が回収されたのですって(その歯医者さんが社会的なモンダイを起こしたのでフロイド側が自粛したという説もあります)。
これが回収された分なのかな? 右上=歯科医、左下=レインコート。
UK盤(432x460pixcel)
http://www.2112.net/powerwindows/coverpics/PinkFloydANicePair.jpg
USでは右上が歯医者さんの写真のままで発売。でも、左下の写真は、コートの色がなんでだか黒に替わっているのです。
US盤(504x500pixcel)
http://www.hokafloyd.com/CDHOKA/A%20Nice%20Pair/front.jpg
UKでは、右上は、歯医者さんの写真の替わりに、日本の建物とお坊さんを写した写真と差し替えられることになります。左下の、コートの色は元のまま。
UK盤、JP盤など(354x349pixcel)
http://support.uni-oldenburg.de/~floyd/pics/cover/nicepair.jpg
差し替えといえば、ちょっと閑話休題の一枚…
上記の『ナイス・ペア』の確認で、>>286 の白蛇さんのご紹介にも出てくる、【オフィシャルアルバム国別ジャケット】のサイトを先ほど見ていたのですが…
初期の名曲を集めたオランダ盤『MASTER OF ROCK Vol.1』(1974)。
このジャケット写真、『おせっかい』(1971)のジャケットの内側の4人の白黒写真と似てるので、同じころに撮ったのかなぁって思っていたのですが、
『おせっかい』の時に並んでる位置を替えて、デイヴの顔を、シドに差し替えてたんですねー(-_-;)
でも『MASTER OF ROCK Vol.1』、中身がいいですから(>>162 浮気者さんのご紹介、参照)、持ってらっしゃる方がうらやましいです。
>>309
>UK盤の初版は、表ジャケットの右上が、ストーム・トーガソンが撮っ
>た、ロンドンの郊外にある歯医者さんの建物。ブラインドの降りた窓の
>写真ですが“W.R. Pahng, Dental Surgeon”という看板が読めてしま
>うって、歯医者さんがこの写真の使用を認めなかったため、初版が回収
>されたのですって(その歯医者さんが社会的なモンダイを起こしたので
>フロイド側が自粛したという説もあります)。
UKでは、歯医者など医療機関の宣伝広告活動は法的に禁止され
ているから削除したと聞いた事がありますよ〜。
他のジャケかもしれませんが、乳房が3つある女性の写真は結
構ショックでした〜。
はじめまして。
40代後半の親父です。
名前のAHFはAtom Heart Fatherの略のつもりです。
さて、>>294の件ですが、私も映画を見ていないのでわかりませんが、
最後のスタッフロールをチェックしたら、アーティスト名が出てくる
かもしれませんね。また、チェックしてみようと思います。
ところで、だいぶ前になりますが、キョンシー(中国版ゾンビ)映画
が流行っていたころ、ビデオの題名は忘れましたが、「狂気」が
映画の全編に流れていたビデオがありました。たしか、ヴァンゲリス
の「天国と地獄」も流れていたと思います。どちらもファンなので
思わずうれしくなりましたが、著作権はどうなっているのか心配に
なりました。今はもうレンタルしてないかもしれませんが・・・
>>311
乳房が3つある女性の写真は、わたし見たことないですが、「ナイス・ペア」には、ふたつの乳房という意味もあるって聞いたことがありますよ。
フロイドのジャケットでどうも引いちゃうのは、US盤LPの『RELICS』…通称「四ツ目」ですー(^_^;)
ジャケットといえば、先日『神秘』と、紙ジャケットで再会して、感激しています。
どんなふうに綺麗かっていうお話は プログレ、ジャケットの名盤...Part.2[37-]
に書いていますので、ここでは省略しますね。
>>312-313
『 Atom Heart Mother』は、スタンリー・キューブリック監督が「時計仕掛けのオレンジ」で使いたいとオファーした逸話も残っていますね。
フロイドの最初の大ヒットアルバムだった割には、26曲入りコンピレーション盤『ECHOES_啓示』には1曲も入らなかったですけど、その時の候補になってたのは「原子心母エディットバージョン」「イフ」「オールド・ファット・サン」ですし、オリジナルのアルバムで聞くのがベストってことなのかな。
映画の挿入曲… 合法的に流通する作品なら著作権上のことはクリアしてると思いますけどねーおそらくベルヌ条約加盟国でしょうし(^_^;)
たとえば1970年代のキング・クリムゾンの曲で、「エマニュエル夫人」のサウンドトラックに勝手に使われたとか、それは原曲のままじゃなくそっくり似せている曲だったとか、色んな説がとびかってわたしには真相が分からずじまいだったことがあります。使う場合はちゃんクレジット出してほしいですね。
>>314
『RELICS』……通称「四ツ目」。
あれって栓抜きなんですって。でも何の栓を抜くんでしょうか。
あの栓抜きをどのように持って、どこで抜くんでしょう?
裏側が写っていないのでわかりませんね。V(?o?)V
>>315
うー …栓抜きですか…(^_^;)?
白蛇さん、四ツ目の裏側は(ジャケットの後ろ側)は、このサイトで見れますです(-_-;)
左側のリンクメニューの、ALBUM ARTWORK から入って下さい
http://www.pinkfloyd-co.com/disco/relics/relics_album.html
あ、そうだ、ここのサイトは、>>260でも書きましたが、コピーペーストできない作りになってるんです。
でも、>>264- で、ping-ping-ping さんが、上手くコピーする方法を教えて下さってますから、必要な方はどうぞ試してみて下さいーーー
ブートDVD『EARLY DAZE』を手に入れました。
たった今、見終えたところですが、ご紹介します。
1 Pow R Toc H/2 Astronomy Domine(BBC“Look Of The Week”May 1967)/3 Arnold Laye(edit)(Promo
1967)/4 Intersteller Overdrive(Granada t.v. 1967)/5 The Scarecrow(Pathe Newsteel 1967)/6 Apples
& Oranges(promo 1968)/7 See Emily Play(promo 1968)/8 Astronomy Domine(promo 1968)/9 The Scarecow
(promo 1968)/10 A Saucerful Of Secrets(edit)(promo 1968)/11 Set The Controls For The Heart Of
The Sun(Euro T.V. 1968)/12 Set The Controls For The Heart Of The Sun(BBC“All My Loving”1968)/
13 Point Me At The Sky(promo 1968)
(Recorded Live For KQED T.V. San Francisco. A Special Matinee Performance At Fillmore West
April 29 1970)
14 Atom Heart Mother/15 Cymbaline/16 Grandchester Meadows/17 Green Is The Colour/18 Careful With
That Axe, Eugene/19 Set The Controls For The Heart Of The Sun
Total 87minutes
1&2でシドのギター・プレイが見られます。2のギターではスライド・バーを巧みに使ってます。ロジャーは早速狂気の雄叫びを
あげてます。2の演奏のあと、ロジャーとシドが番組の司会者からインタビューを受け、答えていますが、悲しいかな
私の英語力では翻訳できませんでした。3はこれまで見たのと同じプロモです。4はディスコでの演奏でみんな踊って
ますねぇ。5はカラー映像。メンバーが何かやってるんですが画質が悪くてよくわかりません。7はそばに高架橋が
ある公園で演奏する真似(ニックはドラム・チェアに座りスティックを振っているがドラム・セットはない。)をしてます。
13はメンバーが複葉機に乗って飛んでいる様子が映ってます。手を振っているのですが誰かはわかりません。
14はメンバーのみのプレイ。15ではデイヴがメロウなヴォーカルを聴かせてくれてます。16ではデイヴとロジャーが生ギターで競演。
17と18はメドレーになってます。17ではテレビ局の演出か、デイヴが緑色に染まってます。18では相変わらずのロジャーの
絶叫が聴けます。19ではロジャーが8弦ベースを弾いているのがわかります。
書きなぐってしまったので読みにくいと思いますが、お許しください。
1〜13までは全体的に画質が悪く、コピーを重ねた結果だと思います。
プロモ・フィルムも収録されてますが、これまで見たものと異なるものも多く面白かったです。
>>317 白蛇さん、初期のビデオクリップ見ると、当時すごく期待されてるバンドだったというのもわかるし、なにげないシーンでもドキッとしたりしみじみしたりします。シドとデイヴのパフォーマンスは、特にそうかな。
詳しくはまた後でお話しますね…。
さきほどロジャーの新曲を聞きました。
ロジャーのオフィシャルサイトに2曲アップロードされています(ストリーミングですぐ聞けます)。
http://www.roger-waters.com/
(1) "To Kill The Child"...3分31秒。
(2) "Leaving Beirut"...12分29秒。
わたしの印象は、(1)「詩人ロジャー・ウォータース」 (2) 「小説家ロジャー」…
(1)は、タイトルからも想像できるように悲痛な内容ですが
ブルースっぽいバラードってゆうよりは、ラップのような歌い方。
サビからのコーラスが入ってくるあたりは、なんか「狂気」の頃の"Eclipse"みたいな雰囲気です。
(2)は、戦地ベイルートを離れて…という意味なのでしょうか、
ナレーションと歌が交互に出てくる構成なの。
詞の中には登場人物が多い感じですが、演劇風の、むかしのプログレっぽい感じもします。
時間が長い曲っていうのも久しぶりです。
上記のサイトには、ありがたいことに2曲のリリックも紹介されています。
歌詞を見ながら曲を聞けるってうれしい♪
(ってゆうか、サウンド以上に詞を理解してくれよな、ってことなんでしょうか。
久々に、英語力がほしいっ、と思った今日でした(笑))
フロイドのデビューの年代を考えると、初期の映像としてTV出演やライブステージではない曲のプロモーションビデオが残っているということ自体すごいなあって思います。
プロモーションビデオの原型とも言われるビートルズの『マジカル・ミステリー・ツアー』は67年9月から撮影開始、12月にBBCで放映。
フロイドの1stシングル「 Arnold Layne / Candy And A Currant Bun 」は、67/03/11に発売されました。
>>317
>3 Arnold Laye (Promo1967)
海辺で、パーティの余興のようにマネキンと遊んでるビデオクリップですね。ここで出てくる、おそろいの仮面をつけた4人って、ふと、『 Is There Anybody Out There 』(2000年)ウォールライブCDジャケットを連想してしまいます(笑)。
>5 The Scarecrow (Pathe Newsteel 1967)
田園風景の中で、かかしのそばで談笑したり草原に寝転がったりしているという様子で、"Arnold Laye"でマネキン人形を運ぶシーンと何となくだぶってきます。
>7 See Emily Play (promo 1968)
シドの歌う曲なんだけど、これはシドが登場しない68年のクリップなんですよね。場面の紹介と感想は、>>259に書いたので省略します。
やってることはArnold Layeと似たようなノリですが、デイヴが遠慮がちに登場してるのが印象的です。
>13 Point Me At The Sky (promo 1968)
黄色い複葉機に乗ってるのは4人だと思うのですが、手を振ってるのは誰なのか判別できませんねー。デイヴじゃないかなーって気がしますが、昔の映画にありがちだったスタントマンかもー(笑)。場面の紹介と感想は、>>213に書いたとおりですー。。
フロイドのシングルレコードは、5thの「 Point Me At The Sky / Careful With That Axe, Eugene 」の後、11年間イギリスでのシングル盤は出てなくて、6thシングルは79年の「Another Brick In The Wall (2) / One Of My Turns 」。
日本の場合は >>103浮気者さんのご紹介にあるようにアルバムからのシングルカットが多かったのね。
初期のUKシングル5枚10曲のお話はまた今度書きます。
>>317-320
シドのクリップで、アメリカのTV出演の「ジャグバンド・ブルース」見たことありますか?
歌ってる顔は目が虚ろで痛々しい。
初期のビデオは当時の技術から言ってもオリジナルの画質もそれほど良いわけではないでしょうね・・
存在しているだけでもありがたいというか・・・
>>322
アメリカのTV番組の「ジャグバンド・ブルース」は見たことありません。
ブートDVD『LET'S ROLL ANOTHER ONE ANTHOLOGY(2DVD)』に
UK CENTRAL OFFICE OF INFORMATION Promotion film A mimed perfomance of
"Jugband Blues"として収録されているそうです。(残念ながら私は持ってません。)
>>322>>324
『 Jugband Blues 』
アメリカのTV番組かどうかは分かりませんが、私が見たビデオは、ギター弾くシドのアップで始まるもので、シドは無表情な感じでした・・・
アルバムでのこの曲は3分弱ですが、ビデオでは間奏部分がちょっとだけ長くなってるみたいです。
そのプロモビデオは、曲のレコーディングとほぼ同じ頃、67年12月に制作されています。
http://www.pinkfloydz.com/jugband_blues.htm
↑ 『 Jugband Blues 』プロモビデオ からのスチル写真を11点見れるページ。
シドのアップが多いですが、レコーディングでの救世軍バンドの部分は、このプロモビデオではブラスバンドというか、リックがトロンボーン、ロジャーがチューバを吹いているという、ちょっとめずらしいシーンもあります。
上記のページには、それぞれの場面で聞ける歌詞のフレーズも出ています。
「月がすごく大きいなんて、月がすごく青いなんて、知ることは出来なかった……ボクをここへ連れてきたキミに感謝するよ、そんでもって、この歌を作ったのは誰なんだろう!?」というフレーズを歌うシドは、なんだかさみしそうでなげやりっぽい雰囲気。
『 Jugband Blues 』、曲については、>>131 ですこしお話したことがありますが、歌詞にはシドがバンドから離れることとつながっちゃうような痛さがあるから、大事に聞きたいですね。
「鬱」とか「対」はどうなんでしょう?
私は結構、気に入っているアルバムなんですけど。
往年のファンの方たちはフロイドの名前で出されるの嫌だんですか?
僕も「対」は結構気に入っています。特に、クラスター・ワン、孤立、
運命の鐘等が好きですね。とは言いながら、僕の中では真のピンク・フロイドは
「おせっかい」までかなあと思います。もう少しがんばっても「狂気」までですかね。
それ以降のアルバムはいい曲もたくさん有りますが、それまでのフロイドとは
かなり方向性が変わってしまったと思います。ちなみに僕の一番すきなアルバムは、
「原子心母」です。買った当時は毎日「原子心母」ばかり何回もきいていました。
そしてある時、「このままではレコードが磨り減ってしまって聞けなくなってしまうんじゃないか」
と思って、保存用にもう一枚「原子心母」を購入してしまいました。
(当時はCDなんか無かったので・・・)
なつこさんは昔のフロイドは聞かれましたか?
まだでしたら是非聞いてみてください。
>>327>>328
私も『A Momentary Lapse Of Reason』『Division Bell』は好きですよ。
ただ、ギルモア・フロイドとしてですが。
単にロジャー・ウォータースがいないから、という理由だけではなく、ソング・ライティングの面から見て
フロイド・メンバー以外の貢献度が大きい作品なので、それまでのアルバムとは違うものになって
ますね。ロジャーが“えせフロイド”と呼んだのもある意味で正しいとも言えますね。
AHFさんは『おせっかい』までとおっしゃっておられますが、私の場合は最初に買った
のが『炎〜あなたがここにいてほしい』だったもので、『ザ・ウォール』までかな、と思い
ます。
そのあと過去の作品を聴きこんでいった結果、真のフロイド作品はやはり『THE PIPER AT
THE GATES OF DAWN』だと信じてやみません。
1999年8月
DOCOMO 25943000
セルラー 5888200
東京デジタルフォン 4712200
IDO 3473900
ツーカー 3085000
デジタルツーカー 2461800
1.vodafone(英)3億4000万人
2.T-Mobile(独)6100万人
3.テレフォニカ・モビレス(スペイン)5200万人
4.Orenge(仏)4913万人
5.NTTDoCoMo(日)4537万人
6.TIM(テレコムイタリアモビレ)(伊)4450
7.Verizon Wireless(米)3750
8.Cingular Wireless(米)2400
9.AT&T Wireless(米)2200
10.mmO2(英)2007
11.KDDI(日)1598万人
12.Sprint(米)1590
13.KPN mobile(蘭)1470 (万人)
DOCOMO 4078万人
au 1221万人
vodafone 1223万人
>>327>>328>>329
あまりにも私的な部分で書くなら、「鬱」も「対」も、私にとっては欠か
せない作品です。
フロディアンには不評である「現実との差異」でさえも。
それは、例えば「末梢神経の凍結」が私のカヴァー作品の最初だったとか
「対」の前後に雑誌に旧作のCDレビューを書いたとかということも含ま
れているのですが、その作品の全てが今は亡き唯一無二の親友との思い出
にも直結しているからです。
その親友は、「対」が「炎」に雰囲気が似ているって言っていました。
まぁ、サポートメンバーについて言えば、既に狂気の時から入っていまし
たし、「原子心母」からオーバーダブもやっていますから・・・
私は、サイケデリックからウマグマ前後までの流れが狂気で一気に具体化
したくらいにしか思っていないです。
因みに、「おせっかい」で発表されたエコーズの当時の評価は「ワンパタ
ーン」「またかよ」でしたよね。
当時は、テリーライリーに影響を受けた音符と音符の間を音符で埋めると
いう手法とかシンコペーションとかが面白かったんでしょうね、きっと。
ただ、転じて好きな作品は、となると、以前にも書いた様に「炎」と「
ファイナルカット」なんですけどね。
そう言えば、ポールマッカートニーは、「ヴィーナス&マース」の後の作
品が「狂気に影響を受けた」と言ってますね。
>>329>>331
皆さん、それぞれ思いいれのアルバムが有るのですね。
それだけ、アルバムの内容がバラエティーにとんでいて、また完成度が高いということでしょうか?
前にも書いたように、真のフロイドは「おせっかい」までといったのは
それまでの曲はどちらかと言えば、曲を聴いてイメージを自分のなかで膨らませていける様な
曲が多かったと思います。ですから、フロイドを聞くときはいつも部屋の明かりを消して聞いていました。
しかし、「おせっかい」以降の曲はメッセージ色がだんだん強くなってきて、
部屋を暗くするのではなくて、歌詞カードを見ながら聞くと言う風になってきました。
それまでのアルバムでは、レコードに針を下ろすたびに、はっとするような驚きと聞き終わったときの感動
がありましたが、「狂気」より後のアルバムには、そういうものがあまり感じられません。
フロイド自身も新しい手法にいきずまってしまったのだと思います。
そこで、社会に対する批判という方向にいったのかなあと思います。
とくに、「ファイナル・カット」「ザ・ウォール」はほとんどロジャー・ウォーターズ・バンドと言う感じで
僕的にはアルバムとしてはあまり好きではありません。
注:「コンフォタブリ・ナム」は別です。最高!!
わたしは、基本的にどの時期のフロイドも好き。シドもロジャーもリックもニックもデイヴも好きですし、作品や生き方でカッコイイところもそうじゃないところも引っくるめて好きっていうか…(^_^;)
YULIさんみたいに個人的に親しかった人との想い出につながるような曲もいくつかありますが、最近は、この曲は何年にリリースされた作品っていう、時代性よりも、ロジャーやデイヴが何歳の時に書いた曲なんだなぁ・・・みたいな、年齢を意識しながら聞いて、しみじみしちゃうことが多いです。
フロイドを聞き始めた十代二十代の頃は、そういうこと全然考えないで熱中してましたけどね(笑)。
たとえば「クレイジー・ダイヤモンド」はロジャー30歳くらいの頃だし、「LEARNING TO FLY / 幻の翼」はデイヴ40歳くらいの頃です。「A SAUCERFUL OF SECRETS / 神秘」は全員が20代前半でした。他にも色々ある中でどれがいちばん好きっていうのは聞く人それぞれでしょうけど、どれがいちばんフロイドらしいというのを語るのは、むずかしいです… どれもみんなフロイドなんですもの。
以前にも二三回お話ししたことがありますが、わたしの場合フロイドに限らずプログレについては10年くらいブランクがあります。80年代後半『A Momentary Lapse Of Reason / 鬱』の頃は、プログレよりもニューウエーブ系にはまってたし、90年代前半『Division Bell / 対』の頃は、ジャズやブルース聞くことの方が多かったの。さらっと聞き流してたこの二枚をちゃんと聞いたのは、今年に入ってからです。
フロイドに惚れ直したきっかけは、今年の二月にローラン・プティ振付の「ピンク・フロイド・バレエ」を見に行ったことでした。
バレエのステージを生で見るのは初めてで、フロイドの曲が聞けるステージだから行ってみようかなって軽い気持ちからでした。
出かける前まで色々といそがしくて昔のアルバム聞くひまがなかったので、何年ぶりって感じでフロイドの音楽に浸って、こんなにもすてきな曲だったんだーってしみじみ感激、で、帰宅後に「ピンク・フロイド・バレエ」でネット検索してみたら最初に出て来たのが、この掲示板の旧スレッドでした。
この一年を振り返るにはまだ早すぎますが、今年いちばんうれしかったのは、旧掲示板のこのスレッドに書いていらした方々のおかげでフロイドの世界に還れたってことかも…(^_^)
>>333
>どれがいちばんフロイドらしいというのを語るのは、むずかしいです…
>どれもみんなフロイドなんですもの。
そうなんですよね。
どれもみんな、外野が何を言おうがフロイドなんですよね。
実は、私が>>331で一番言いたかったことは、そこなんです。
20代、友人と私のぼろアパートで「神秘」を聞いて何故
だか二人で目茶苦茶落ち込んで・・・それもフロイドだし、
ヤングラストやノット・ナウ・ジョン、ナイルソングみた
いなヘヴィで時にはソリッドなロックもフロイドだし〜。
ただ、言えるのは、フロイドの場合は「狂気」で、他のア
ーティストで言うならデビッド・ボウイーは「ダイアモン
ドの犬」や「ロウ」で、クリムゾンはいきなり「クリムゾ
ンキングの宮殿」で「ビートルズ」の「ラバーソウル」以
後の作品の呪縛から解かれたような気がしますけど如何で
しょうか?
考えすぎかしら?(笑)
>>333
>YULIさんみたいに個人的に親しかった人との想い出につながるような曲もいくつかありますが、
連続コピペで失礼します。
親友の葬儀の時には、彼の遺言に記されていた通り、葬儀の最中に
「shine on you crazy diamond」を流し、彼の柩には私が所有する
オリジナルカットの「炎」のLPを納めました。
そして、奥さんとの約束は、何が何でも「私の解釈による」「shine
on you crazy diamond」を完成させること。
そして、私の葬儀の時にも必ず「炎」を柩に入れ、式の最中には「
shine on you crazy diamond」を流す事を約束しています。
それらが無ければ、私はとっくにこの世には存在しえなかったと思
いますし(甘い根性ではありません。病気が関係しています。)、
shine on you crazy diamondをカヴァーするときは74初演当時の
1曲20分以上の形体に戻した上で、web上で発表するつもりでい
ます。
>>333>>335
確かにそうですね。
フロイドほど長い歴史を持つバンドには、広い年代のファンがいて当然です。
私のように初めて買ったのが『炎』なら、その前後のアルバムに思い入れがあるのは自然でしょう。
(自分で言うのもなんですが。)
「See Emily Play」や「Arnold Layne」にノックアウトされた方なら、やはりその時代の作品が印象深い
でしょう。
『THE WALL』で狂った方も、『PULSE』でハマった方もいて当然です。
それぞれにそれぞれのフロイドへの思いがある。やはり、それは尊重すべきだと思います。
アルバムが売れたから、多くの観客を動員したから、だからすごい、というわけではないのだ。
『THE PIPER AT THE GATES OF DAWN』を真のフロイドだと書いたことは訂正します。
“あくまで私にとって”という注釈を追加させてください。
“恋は盲目”……フロイドはフロイド、私も実は盲目的に愛しているのかも。
>>331>>336
親友さんとは、はなれていても、フロイドの音楽でつながってるんですね。
「対」が「炎」に雰囲気が似ている、って、なんとなくですが気持ち分かるような気もします。
わたしが感じるのは、そばにいて欲しい人が今はそばにいなくて淋しいみたいな雰囲気…かな。
>>335
> フロイドの場合は「狂気」で、他のアーティストで言うならデビッド・ボウイーは「ダイアモンドの犬」や「ロウ」で、クリムゾンはいきなり「クリムゾンキングの宮殿」で「ビートルズ」の「ラバーソウル」以後の作品の呪縛から解かれたような気がしますけど如何でしょうか?
どれも、おおきな節目になったアルバムっていう感じがしますね。
「ラバーソウル」以後のビートルズ作品って、当時の革新的なのが続いてると思います。年齢的に数年くらいしかはなれていない後進のミュージシャンにはやはり大きな存在だったのでしょうか・・・
>>337
>“恋は盲目”……フロイドはフロイド、
私もそうかも(笑)
どれもみんなフロイドなんですもの。って思った理由の一つですが・・・
ライブアルバム『PULSE』の曲目みると、"Astronomy Domine" が入っていますよね。この94年のツアーのセットリストを調べてみたら、4月16日のカリフォルニア、パサデナの会場では、サウンドチェックプレイですが "A Saucerful Of Secrets" が加わっていました。
二十代の始めの頃に作って演奏した曲を、四十代の終わりに近い年齢になってる時でも演奏している… 彼ら自身がこれもあれもフロイドって考えてて、大事に思っている曲だからライブ演奏するのでしょう。自然なことだと思いました。
>>332
AHFさんお気に入りの「Comfortably Numb」は、メンバーのみんなが、かなり気に入っている曲なのではないかしら。
映画The Wallでは、心を病んだピンクがツアー中のホテルの一室に引きこもっている所へ、お医者さんがやってきて注射をするシーン。このオリジナルのボーカルは、歌詞のAメロ"お医者さんの語りかけ"=ロジャー、サビの"ピンクの気持ち"=デイヴ、という唄い分け。
でも、『 鬱 』以降ではツアーやるたびに歌われていますし、2000年以降のデイヴやロジャーのツアーでも歌われているんですよね。
二人が揃ってないところではやりにくいと思うのに、それぞれに工夫してやっていたりします。
いろんなバージョンの中には、聴く人によっては違和感アリってのも出てくるでしょうけど(笑)、
メンバーは、はなれていても、曲でつながってるんだなあって、思います。
>>340
はるかさんはこの曲はどうですか?
僕は曲の後半のギターソロの部分がもう最高に気に入っています。
いつまでも聞いていたい気分です。
色んなバージョンが有りますが、一番のお気に入りはロジャーの「イン・ザ・フレッシュ」というアルバムの物です。
あのギターソロは最高っす!
>>340>>341
私も“Comfortably Numb”は大好きです。
特に『P・U・L・S・E』のCDとVTRが気にいってます。
イントロから201小節目で歓声があがりますが、VTRではアールズ・コートの客席中央に吊りさげられた
ミラーボールが回転しながら開いていくところ。それをCDで音だけを聴きながら脳裡に思い浮か
べるのが好きです。
145小節目からエンディングの271小節目まで延々と続くギター・ソロも気にいってます。
『IN THE FLESH』でのギター・プレイはSnowy White? ちょっとデイヴのプレイを意識しすぎのような
気がしますが思い過ごしかな?
>>342
確かに、両方とも甲乙つけ難いのですが、ギターの音色が「イン・ザ・フレッシュ」の方が好きなので、こちらを一番にしました。
僕は、「P・U・L・S・E」はLDを所有しているのですが、初めて見たときはあまりの美しさに感激してしまいました。
円形スクリーンに映し出される、光の幾何学模様はアイデアといい美しさといい僕の想像を遥かに超えていました。
また、超特大のミラーボールをはじめ、色んな仕掛けにも度肝を抜かれました。
もう、こんなすばらしいコンサートは見られないのでしょうか?
最後に「Comfortably Numb」の不満点をひとつ。
演奏時間が短すぎる!!
>>339
1987年9月19日・JFKスタジアム/フィラデルフィアでのコンサートでは、オープニングの曲は「神秘」でも「天の支配」でも「狂ったダイアモンド」でもなく、「エコーズ」でした。
1974年〜1975年にかけての「狂気」ツアー(前半は「raving and drooling」「shine on you crazy diamond」「you've gotta be crazy」)でアンコール曲として演奏されたエコーズと同じく、saxが入ったテイクです。
comfortably numb は確かに人気がある曲のひとつですね。
確かにミラーボールは綺麗ですし、初めて見た時は驚きました。
ギルモア自身は、「大きなプロジェクトとしてのフロイドは活動停止」宣言していますが、一方では新曲を何曲か書いているという話が数年前から流れています。
新曲は、その時点では未だ新作として発表でいるほどの数も質も揃っていないという話でした。
>>344
デイヴ自身、今後ニック、リックとともにフロイドとして活動する意味があるんだろうか。
新曲を書きためている、のならソロ・アルバムでも十分なのではないだろうか。
話はそれますが、ニックの自伝はどうなったかな?
>>345
ところが、話が錯綜気味になっています。
ウォーターズが他のメンバーと和解の方向にあり、エコーズ(啓示)はウォーターズも関与しているという噂もあります。
確かそのあたりは、啓示のライナーとかにも書いてあったかと思いますけど、真偽のほどは?
>>341-344
わたしは、「Comfortably Numb」歌詞もなんかすごく好き。二人の目線二人の主観で交互にという演劇的な構成がめずらしいというのもあります。ふつうはそういう作りだとハッピーな内容のデュエットソングが多いですが、これは深刻な内容、だけど、お互いがいちおう対話しようとしてる姿勢が胸に響いてきて好きなの。デイブのギターは、PINKの、言葉にならない思いを奏でる感じで好きですね。
"David Gilmour in Concert"(2001年 発売日:2002年10月)では、ゲストでボブ・ゲルドフが「Comfortably Numb」の二番を歌うのですが、歌詞のメモを見ながらでしたから、歌うというのが急きょ決まったんじゃないかなぁと思います。
>>341
ロジャーのAメロも気合いが入ってましたね。
>>342
こういう聴き方っていいですねー。ナマのフロイドと近づける感じ。
色んなバージョンの共通点。
この曲は、どこで演るにしても、ステージのハイライトシーンになるみたいですね…
>>345
ニック・メイスン著"Inside Out: A Personal History of Pink Floyd"。
amazon.co.ukでは、9月30日発売。購入者の感想コメントはまだ載ってないけど、もうすぐ載るんじゃないかなー。
ハードカバー、360ページ。
日本語版、出ないかなぁ…。
フロイドのニュースが多いBRAIN DAMAGEサイトの記事を拾い読みすると、フランス語やドイツ語に翻訳されるお話が持ち上がってるようですから、ひょっとしたら…?
BRAIN DAMAGEには、10月7日からのロンドンやエジンバラなどイギリス各地の本屋さんでの、ニックのサイン会スケジュールも載ってました。
>>346
"Echoes〜啓示"。
四人が顔を合わせたわけじゃないけど、フロイドとは長いおつきあいのレコーディング・エンジニア、ジェームズ・ガスリー氏が、四人の意見の連絡相談窓口という、まとめ役になったのですって。
選曲やアルバムタイトル名が多数決になった経緯は、ロジャーもデイヴも当時のインタビューで話しています。
その頃のコメントを少し拾ってみました(出所はファンサイトのインタビュー資料集)。
■2001年10月("Echoes"発売は11月6日、その直前の頃)
▲ロジャー In TheFleshツアーでの記者会見
「私よりもデイヴの主観がかなり入っていると想像できるのではないですか?まぁそれはいいでしょう、フロイドのファンにはベスト盤が手に入るというのはうれしいことだ。しかし力関係では私の発言権は3対1で負けるんです」
年代順に並べたかったロジャーの意向は通らず、タイトルでデイブ案よりロジャー案が皆んなに納得されたということでした。
▲デイヴ MOJO誌のインタビュー(2001/10)
「ロジャーとは87年に彼がはなれてから同席して話すということはしていないですよ。今の私はソロ活動が楽しいです」。
"ファイナル・カット"の曲よりもシドの曲を多く入れたのは、デイヴの選択だということです。
▲ニック yahoo系サイトLaunch.comのショートインタビュー(2001/10/30)
「今は特にソロ活動をやりたがってるDギルモア、新しいソロアルバム準備中のRライトが、その気になれば、いつでもフロイド復活出来ますよ。私は、引退したつもりはない。メンバーみんなが望めば、まだまだ何か出来るんです」
■2002年5月
▲ロジャー Rolling Stone誌のインタビュー
「 2001年のクリスマスのすぐ後に、Mustique島に遊びに行ったら、そこに、なんとニック・メイソンがすぐそばにいたのです。もう彼とは15年も話をしてなかったので『うわっ、こりゃなんと!』ということで、こっそり後ろに回って、うなじをくすぐってやりました。ニックはくすぐった犯人が私とわかると、腰をぬかさんばかりにびっくりしてました。そうしてニックは私を夕食に呼んでくれたのです」
■2002年6月
ニックが、ロジャーのIn The Fleshライブにゲスト出演して「太陽讃歌」のドラムをプレイ。
当時の報道陣に、▲ニック「素敵なプレゼントをもらった」。
■2002年8月
BBCラジオで、フロイドがチャリティコンサートで臨時的に復活するというニュース。でも出所が新聞Daily Express誌…日本でいうと夕刊系スポーツ新聞みたいなものだそうで…(笑)。
■2002年12月
▲デイヴ Classic Rock誌のインタビュー
「また昔の仲間とよりを戻してやりだすかどうかなんて、誰もわかりませんよ。今のところ、自分のレーベルのことで頭がいっぱいです。フロイドのことは、頭を離れていってます」
>>345-346
デイヴは、今年8月に発売されたアラン・パーソンズのアルバム"Valid Path"に参加してますね。2003年の1月にソロ活動ツアーは延期という発表があり、その後は、現在に至るまでしょっちゅういろんなコンサートにゲストで出てますが、チャリティ関係のが何となく多いみたい。
それにしても、リックは最近何をしているんでしょ。2002年の始め頃にデイヴのライブに出演して以来・・・
わたしもニックの本が世に出るこの機会に4人のつながりも前よりちょっと近くなるといいなあって思ってるのですが、リックの近況ニュースになかなか出合えないので、近頃はリックの様子がいちばん気になります。
ピンク・フロイドファンの皆様。
ネット通販ショップも紹介しているコーナーを立ち上げました。
http://www.eshirase.net/amazon/pink.htm
しかしリンク先にはオフィシャルサイトもございます。
どうぞお役立ててください。
>>351
ご紹介ありがとうございます。
ネット利用のお買い物に便利そうですね。
通りすがりの古本屋さんで、レコード・コレクターズの1993年3月号と2002年1月号を偶然見つけて買っちゃいました。
はい、どっちも特集ピンク・フロイドです。
表紙がフロイドの音楽雑誌って、今まで手元にあったことないから、あこがれだったのですよ♪(レコード・コレクターズ誌ですから渋めでメンバー4人のモノクロ写真です…ヘアスタイルから見ると「おせっかい」の頃かな)
…っていうか、だいぶ前にこのスレッドでも出た話題ですが、>>198-200 日本の音楽雑誌でフロイドが表紙になること自体、めずらしいのかも…80年代までは特に。ミュージック・ライフ71年5月号ぐらいだったようです(^_^;)
93年3月号のレコード・コレクターズ誌は、タイミング的にははんぱな時期なのですが(「カレラ・パンアメリカーナ」の出た翌年。「対」の出る前の年)、シド・バレットの記事など初期のフロイドのことが詳しかったです。
2002年1月号のほうは、タイミングが「ECHOES〜啓示」発売で、ロジャー・ウォーターズ来日前ってことで、特集になったようです。シド期、グループ期(神秘から炎まで)、ロジャー期、デイヴ期の四つに分けての記事になってました。
カラーページはジャケットの特集で、印刷物で見るというのもなかなかいいものでした。
始めまして。
「コンフォタブリー・ナム」が大好きです。
特に歌詞が。
ペイジ親分さん、はじめまして。フロイドでお気に入りのアルバムってどのあたりですか?
「コンフォタブリー・ナム」をお好きな方は、多いみたいですね。わたしもです。
くわしくは >>340-347でみなさまがお話ししていらっしゃいますが、聞きごたえの深い曲ですね。
歌詞も、しみじみ、そして痛切です。なのにきれいなメロディで、ギターが揺さぶってくれて…
『ザ・ウォール』では、「ヘイ・ユゥ」から「コンフォタブリー・ナム」までの流れが好きだったりします、わたし。
(CDだとDisc2前半、LPのSide-3にあたる部分)
心の内側がひどく淋しがってる様子を、しみじみ語ってるような…
>>355
はるかさん、いいこと言いますねぇ。
「ヘイ・ユゥ」は映画では使われてませんが、とても切ないですね。
それから、「イズ・ゼア・エニバディ・アウト・ゼア」。「エコーズ」を思わせる
カモメの鳴き声、後半の哀愁漂うスパニッシュ・ギター(デイヴが弾いているのでは
ないそうです。)
「ノーバディ・ホーム」は主人公“ピンク”の心の内を覗いている。
戦争直後を追想する「ヴィーラ」「ブリング・ザ・ボーイズ・バック・ホーム」。
そのエンディングで囁くような“Is there anybody out there?”という問いかけ。
そして「コンフォータブリー・ナム」で無理やり現実に引き戻される“ピンク”。
私もこの流れは映画のシーンとダブってすごく好きです。
>>355
『炎』〜『ファイナル・カット』が特に好きです。
特に『ファイナル・カット』の「フレッチャー・メモリアル・ホーム」のギターソロには
涙がでました。
「ヘイ・ユゥ」からの展開は、白蛇さんのおっしゃるとおりですねー。
曲と、映画のシーン、ちょっとふりかえってみますね。
グルーピーとのトラブルや妻の裏切りがあって、ピンクが心を閉ざしてしまった所からです。
●「イズ・ゼア・エニバディ・アウト・ゼア」
ピンク、高い壁の向こうに出ようともがいて挫折。現実のピンクは散らかった部屋の中で一人追想にふける。
●「ノーバディ・ホーム」
ピンク、髪の毛と眉をそり落とし、リクライニング・チェアーに座ってテレビを見る。焼け野原を彷徨う少年時代のピンクの映像。
●「ヴィーラ」●「ブリング・ザ・ボーイズ・バック・ホーム」。
少年時代のピンクが、戦場を彷徨う。ヴィーラ・リンは戦地慰問にもよく出かけた当時の人気歌手。
●「コンフォータブリー・ナム」
少年時代の思い出に浸っている(ドラッグでふらふらになってる)ピンクを、マネージャーがコンサート会場に出そうとしている。医者からは注射され、ラストのデイヴのギター・ソロにのって、ピンクはむりやり現実に戻される。
けれどもピンクは、幻想の中で体が腐りだして苦しみ、腐った体を剥ぎ取ると、そこにはドイツのファシストの服を着たピンクがいて、ステージへと向かう。
映画の方は、冒頭に、アルバムにはない2曲があります。
映画を見るとザ・ウォールは理解しやすいってよく言われる理由のひとつかな。
▲「The Little Boy That Santa Claus Forgot」 ヴィーラ・リンの歌うクリスマスソング。"父親のいない少年には普段と変わらない日だ" っていう内容。「ヴィーラ」の伏線ですね。
▲「When The Tigers Broke Free」"ドイツの戦車Tigerが駆け回ってたのに(ピンクの父がいた英軍の小隊は)上官命令でそのイタリアの戦地に留まったがために生きて帰れなかった…"という歌詞です。
ペイジ親分さんのお気に入りアルバムの曲は、ベスト盤の『ECHOES〜啓示』で聴くのもいいかもしれないですね。
ここでも、白蛇さんがおっしゃってるような、The Wallアルバムでの前の曲のエンディングの喧騒と"Is there anybody out there?...そこに誰かいるのか?→頭の中に誰かいるのか?"の問い掛けから「コンフォータブリー・ナム」に入る編集になってます。
白蛇さん、『炎』が最初に買ったフロイドのアルバムって以前にもおっしゃってましたが、この流れってどうですか?
DISC 2
1)「SHINE ON YOU CRAZY DIAMOND (PARTS 1-7)」 "幾層もの時を経れば、いつかまたお前(シド)に逢えるのだろう"
2)「TIME」 漠然と過ぎてゆく時間の中で、疲れた体を休める"HOME"を求める。
3)「THE FLETCHER MEMORIAL HOME」 父を奪った時の権力者たちを、父の名フレッチャーを冠した老人ホームへ閉じ込める。
4)「COMFORTABLY NUMB」 外からの問い掛けに、苦しさから逃げたい気分を打ち明ける。
5)「WHEN THE TIGERS BROKE FREE」 悲しみと悔しさを込めて父の戦死の日を訴える。
ロジャーにとっては、シドって高校の後輩だけど才能豊かな頼りになる弟分で、ある意味、父親のイメージ重ねていたのかな?
>>359
……そうですね。
『ECHOES〜啓示』の曲順についてあまり深く考えたことがなかったのですが、
はるかさんに言われてみると、結構深い意味があるのかもしれませんね。
このベスト・アルバムの編集にはメンバー4人が関わっている、という宣伝文句でしたが、
ロジャーの意見はあまり通っていないらしいですね。
となると、ロジャーには不本意な内容なのかもしれませんね。「When The Tigers Broke Free」
はロジャーのリクエストではないかと想像できますが。
フロイド・フリークとしては、ベスト・アルバムでさえコンセプトを求めたいところですが、所詮作られた時期も
違いますし、当然各アルバムの背景も違うので物語にするのはやや無理があるのでは?
でも、はるかさんの想いはすっごくわかりますよ。
『炎』は私が初めて買ったフロイドのアルバムですが、買ったきっかけは、FMラジオでフロイドに
興味を持ち、その時期にたまたま新作がリリースされた、ということでした。
ですから、このアルバムが私のお気に入りになったのはもう少し後になってからのことです。
シドは、ロジャーがニックとリックとともに結成したバンドに後から加入したんですよね。「ピンク・フロイド」という
バンド名の名づけ親はシドでしたね。そして、バンドが人気を得たのもシドが加入してからのことで、
ということは、シドの才能を見抜いていたのはロジャーだったとも言えるのかな?
シドは確かに初期フロイドの主導権を握ってはいたけど、それを許していたのは実はロジャーだったのかも
しれない……少し想像が過ぎますかね。
「アス・アンド・ゼム」とアラン・パーソンズ・プロジェクトの「時は川の流れに」
のゆったりした曲調は、通じるものがあると思います。
>>361
言われてみれば確かにそうですね。しばらく前にアラン・パーソンズのベスト盤で聴いたことがあります。
『運命の切り札』(1980)に入ってる曲ですね(『アイ・イン・ザ・スカイ』のひとつ前)。
「時は川の流れに」原題は"TIME"。
フロイドの『狂気』に入ってる同タイトルの曲や「アス・アンド・ゼム」とはちがって、
歌詞はわりとシンプルに、どこかに別の時の流れがあるんじゃないだろうか〜とかを歌ってますが。。。
そこいくとフロイドのロジャーの歌詞は、先へ行くに連れて長めになっていきますね(^_^;)
ペイジ親分さんは、どっちかってゆうとスローバラード系でギターが泣く曲がお好みですか?
デイヴのギターですが・・・
「クレイジー・ダイアモンド」のイントロについては、
「全曲のインスピレーションになったデイヴのあのギターフレーズ…」っていうロジャーの言葉が
『ECHOES〜啓示』の日本語ライナーにも出ています。
他のアルバムにも、デイヴのギタープレイがすごくかっこいい曲が多いですが、
みなさまはどの曲がお気に入りですか?
>>360
わたしのこだわりっぽいところ、理解して下さってありがとうございますー。>白蛇さん
『ECHOES〜啓示』の選曲や曲順…>>349でもちょこっとお話しましたが、ロジャーは年代別に並べたかったのだそうです。
まぁふつうはそうですよね。
ただ… In The Fleshツアー再開時の記者会見インタビューでは、
「シド時代の曲、ロジャーが書いた曲、デイヴの作った曲、というふうに、
僕が関わっていない時期を区別してほしかったんですけどね」なあんてことを語っていた頑固者ロジャーなので…(笑)。
発売直後にはデイヴが、『ECHOES〜啓示』の制作は君たちフロイドの企画?っていうMOJO誌のインタビューに対して、
「レコード会社のほうからベスト盤制作をオファーされて作ることになったんですよ」って、答えていました。
曲順をこうするというレイアウトプランみたいなのは、白蛇さんがおっしゃるが如くで、
各アルバムの制作時期も背景も違うのですから、ひとつの物語にするのはやや無理がありますよねー。
歌詞の相性よりもサウンド的な相性でつないだところが多く、
風の吹く効果音を挟んでちと強引につないだところも目立ちますもん。
でもまぁ『ECHOES〜啓示』はシド作品で始まり時間と空間をトリップしてシド作品で締めるループ構成かな…
どの時代もフロイドなんだよフロイドは5人なんだよってことを再認識させてくれますね。
部分的には相性のいい2曲つながりとかもあると思うの。
特に、同じメンバーが書いた(歌った)曲が続くところです。
シド 「天の支配」「シー・エミリー・プレイ」(冒頭のここまでは一般的なベスト盤なのね)
ロジャー「ハッピエスト・デイズ〜」「アナザー・ブリック〜」(元アルバムでもつながる2曲で片方が短い曲だから入った?)
○リック 「孤立」「虚空のスキャット」。
○デイヴ 「アス・アンド・ゼム」「幻の翼」。
…いかがでしょうか?
シドの時もですけど、デイヴ加入後も、ビデオクリップ映像で見ると、アップの多いデイヴやリックの後ろで
ロジャーがベース弾く状態が多いですし、文字通りバンドのべージックなところを支えていたような…
二十歳をちょっと過ぎたぐらいの年齢のわりには大人だったのかな、ロジャー。
『炎』で、何故シドのことを全体のテーマにしたかという経緯はちょっとよくわからないのですが・・・
『ザ・ウォール』(79年リリース)の壁のイメージは >>270- 272 で出てくるように、
ライブでロジャーがお客さんとの間にある見えない壁を痛感したのがきっかけ、ってのは有名ですね。
で、壁のストーリィ仕立てするにあたって、ロジャーの少年期を自伝的に入れたのは、
息子ハリー・ウォーターズが1977年生まれであることを考えると、
男の子の父親になったことで、自分の父親を強く意識したということなんでしょうか・・・
>>362
「アニマルズ」の"Dogs"。
切り裂くようなデイヴのギター最高。
ハードロックの王道を行くフロイドだね。
>>363
> ○リック 「孤立」「虚空のスキャット」
> ○デイヴ 「アス・アンド・ゼム」「幻の翼」
これらは絶品。こういった曲は通の好むところだね。
ゴールデンレター)
この文を見た人はコピペでもいいので30分以内に
7つのスレへ貼り付けてください。
そうすれば14日後、好きな人から告白され、
17日後にはあなたに幸せがおとずれるでしょう☆
>>362
言われてみるとそうかもしれませんね。
>>362
“デイヴのギターがかっこいい曲”
はるかさん、新たなディスカッション・テーマですか?
「One Of These Days」「Time」「Any Colour You Like」「Dogs」「Young Lust」
「Confortably Numb」「Run Like Hell」「Take It Back」
そして『ABOUT FACE』の各曲。
こんなもんでいかがでしょうか?
久しぶりです、最近「ジ、オリジナルキャスト」の「ミスターマンデイ」知人から譲り受けて感激しています。
ギルモアのギタープレイで私にとって印象深いのは、「嘆きの歌」、「ザ,シン、アイス」ですね。
浮気者さん、オリジナルキャストの「MR.マンデー」はすごくヒットした曲でラジオでよく聴いたの覚えてます。
70年代の初め頃だから、フロイドが『原子心母』出した頃ですね。
あのシンフォニーの中でも、ギルモアのギターはロックで調和しているのがすごいと思います。
デイヴって早弾きみたいなことはしないけど、ミュージシャンとしての感が鋭くて研ぎ澄まされてるんでしょうね、
特にスローナンバーの時は、ここっていうツボを上手くおさえてるなあってことも思います…。
今まででも、デイヴィッド・ギルモアのギターがいいぞって声は時折出ていたような気がします。
たまにはまとめて聴くのもいいかな、なんてね(^_^)
白蛇さんの挙げてる曲って、納得のラインナップ!
『 About Face 』は、 パワフルになってるデイヴがいいですね。
その前の『 David Gilmour 』は全体が曇り空のような重い感じもあったけど、
「Raise My Rent」とかは、『炎』の続きのような曲だなって思いましたよ(アウトテイク?)。
浮気者さんからの曲には『モア』からのもありますね。
『神秘』の頃のジャズロックっぽさを残してるアルバムですよね。
だいぶ前のだと、デイヴのギターは、『ポンペイ』のライブもかっこよかった…
もちろんあの映像の中では、ロジャーもニックもリックもみんなかっこいいです。
デイヴがギターを地面に寝かせてあれこれ音を出すシーンを見たとき、
ジミ・ヘンドリックスを思い浮かべたものでした。
デビュー前後の頃のフロイドでは、シドがそういうパフォーマンスやってたようですね。
ルカサーさん、はじめまして。ハードロックっていうか、ロックって感じになるのは、
やっぱ、デイヴだから。
ギターの、デイヴィッド・ギルモアの貢献度大、でしょうね。
たまにフルネームで書くと緊張ー(^_^;) David Gilmour。
ちなみにわたしがフルネームひかえてる理由のひとつは、
以前に検索でデイヴィッド・ギルモアって入れたら
David Gilmoreという、現役のジャズのギタリストの記事のサイトに出ちゃって、
アセったという体験も影響してるんですぅ(笑))
エリック・クラプトンだったかな、
「ギタリストではなくギタープレイヤーと呼んでくれ〜」とかを言ったそうですが、
デイヴも、わたしから見ると、ギタープレイヤーって言うほうが合ってるような感じ…
みなさまはどうでしょうか?
>>372 はるかさん
>「ギタリストではなくギタープレイヤーと呼んでくれ〜」とかを言ったそうですが、
>デイヴも、わたしから見ると、ギタープレイヤーって言うほうが合ってるような感じ…
>みなさまはどうでしょうか?
客観的に言いますと・・・
David John Gilmour(ミドルネームの綴りは自信ない(;^_^A)の
ギタリストとしての力量は普通よりも下手な部類に入ると思いま
す。
フルタップは少なく、ハンマリング・プリング・チョークアップ
/ダウンが多いというのも理由なんですが・・・
膨大なヴィンテージギターのコレクション(一部は盗まれてしま
いましたが)の量的な問題だとか、ポールのアルバム「RUN DEVIL
RUN」でコードを忘れたポールに一生懸命教えたりなんていうエ
ピソードを考えると、真面目なんでしょうね。
だけど、それが上手いか下手かという話になると、贔屓目なしに
見れば答えは出ます。
The Wall のYoung Lustのようなソリッドな音は、恐らくスノウ
ィーホワイトとか他のギタリストによる演奏だと思いますし、
「About Face」の「Until We Sleep」のようなプレイは、ディ
レイを効果的に使ったもので、「Run Like Hell」の延長線上に
あるものと思います(楽譜上は「one of...」同様に単純だと思
いますよ)。
クラプトンが言った言葉が、David J. Gilmourにそのまま当て
はまるかどうかは、フロイドのメンバーであるからとか、フロ
イドが好きだからというバイアスを取り去れば容易に出ると思
いますが如何でしょうか。
決してpink floydやDavid J. Gilmourに対して否定的な目で見
ているわけではありません。
誤解のないようお願いしますm(._.)m
特に、エフェクタの使い方は超一流だと思いますし、それを含
めればプレイヤーだと言い切れると思いますので。
今から34年前、1970年私は中学1年生、日本ではロミオとジュリエットのサントラがヒット
して、ビートルズのレット イット ビーが話題になり、モップスの月光仮面がラジオをにぎわし
大阪では万博、巨人がv8達成、新宿西口広場での集会、PL高校の甲子園登場、
東大安田講堂は、、、、69年だったかな?、、、とにかく私が思うに、ロック界最大の年、
1970年、私は友人と自作のライトショーレコードコンサートをやっていました。
懐中電灯を何本も用意してレンズに色とりどりのセロファンを張り、部屋を暗くして
客は全部で4人、かける曲は、『星空のドライブ』、さあ、始まり始まり。
だいぶ前ですが、ある個人サイトで主要プログレバンドの紹介をしていて、フロイドはテクニックが無いから照明に凝ったりコンセプトに凝ったりするようになったのだとかが書かれていて、うーみゅそういう見方もあるのか、っと…(^_^;)
そんときの気分はうまく言えませんが、フロイド(サウンドとメンバー両方)に思い入れを持つ身としては、一応客観的な判断も出来るようにならないとなー、ってことも思いました。
だから、>>373 YULIさんのお言葉も、すごくうれしいです。もちろんYULIさんがフロイドへの思い深く持ってらっしゃることも。
ただ、わたしは人前で演奏したことがないので、演奏技術のことは詳しくは分からないのですが(スミマセン(^_^;))、
よかったら、もっと教えて下さい、みなさまも。
デイヴやフロイドの世界にちょっとでも近くなりたいです。
あとね、映像で見る、気持ちよさそうにプレイしてるデイヴってのも、見ていてほんと気持ちいいのです。
>>374「星空のドライブ」…セロファン、懐中電灯、なんか今すぐ試したくなってしまいますね。
フロイドと照明の関係は、デビュー前にさかのぼるのですよね。
レオナード・ロジャースと名乗っていた頃に、
ロジャーやシドの住むアパートの近所のパブで始めたのだそうです。
アパートの大家さんである建築家のレオナード氏がオルガンを弾いてたりして、
後のピンク・フロイドでおなじみとなる照明を派手に使った演出を、最初に始めたのはレオナード氏なんですって
この時期リックはロジャーやニックとは一時的に離れていて、途中からレオナード・ロジャースに戻ります。
デビュー前のメンバーとバンド名の変遷は、>>78をごらん下さい。
資料にしたのは、BRAIN DAMAGEサイトの、フロイドの細かい基礎知識を並べてある Echoes FAQコーナーです。
フロイドがレコードデビュー前後の頃によく出ていた、ロンドンのUFOクラブでも、照明は定番だったみたい。
UFOクラブでのパフォーマンスが、後のアーティストにも影響っていうバンドでは、
クレイジー・ワールド・オブ・アーサー・ブラウンなんかもそうですね。
「Fire」でアーサー・ブラウンが火のついたヘルメットをかぶっていたようなところは、
アリス・クーパーが参考にしたのだそうです。その路線は、キッスとかに引き継がれますし。
最近知ったのですが、クレイジー・ワールド・オブ・アーサー・ブラウンには、後にEL&Pに入るカール・パーマーが在籍していたというのも意外でした。
フロイドは、クリムゾンやYES みたいにメンバーが他のメジャーバンドへ行くというのがないですが、
わたし的には、そういうところもなんとなく気に入ってます。
他所からスカウトされるほどの技術じゃなかったとも言えるんでしょうけど(^_^;)、
デイヴ、ロジャー、ニック、リックの四人で作るハーモニーは最高の技術だと思います♪
デイヴは70年代の頃から、他のミュージシャンとのセッションやプロデュースも多いですね。
ケイト・ブッシュなんかはみなさんもきっと聞いて来られたと思いますが、
1st2nd アルバムはわたしも何度も聞いたものでした。
近年のデイヴは、ポール・マッカートニーとの共演も多いみたい。
みなさんはフロイド関連のミュージシャンでいいなって思った曲とかは、ありますか?
さっき書いた60年代の「Fire」は、直接的な関係はないけど、オルガンがかっこよくて元々忘れ難い曲で、
フロイドと同じ頃のUFOクラブ出身と知ってから、ちょっとうれしかったのです。
http://www.acport.com/addclickport.cgi?pid=1092198
↑↑↑↑↑↑↑↑
月収2〜3万円は確実に誰でもいけます。それから上の収入になると努力がいりますが
本当に簡単ですよ!お金は一切かかりません!!
>>377
私の場合はわりと最近で(と言っても15年くらい前ですが)、Sam Brownの『Stop』
とか『April Moon』がいいですね。
BLUE PEARLのDurga McBroomもいいです。
>>377
僕の場合、ピンクフロイド関連で持っているアーティストと言うと、
ソフトマシーンの「セブン」くらいです。
全体的に曲の抑揚が無いので、ぼーっとして聞いているのにはいいのですが
音楽にのめりこむところまではいきません。
1971年、バングラデシュコンサート、キャロルキング「つづれおり」、ストーンズ「ブラウンシュガー」、イエス、オールマン、
CCR、アリスクーパー、GFR雨の後楽園、PF初来日、フィフスデメイション、
ザ タイガースの解散、NHKのヤングミュージックショーでのクリームの放送、
書いていたら、きりがない。
PFは「おせっかい」の発売、私はギターを始める、そこで、
PFの曲のフレーズを気にするようになり始めたのですが、
初期〜69年ころは、RWのベースのフレーズが曲を作っているのが多く、
「星空の、、」「光を求めて」「太陽賛歌」「モア」など、いろいろありますが
ほんとはギタリストになりたかった、RWの大学時代のロック、ブルース、ストーンズの
研究成果をかんじます。
71年は私にとっては、やはり「吹けよ風、、」ですね、あのRWのベースです。
>>381
「吹けよ風、呼べよ嵐」
原題は“One Of These Days, I'm Going To Cut You Into Little Pieces”です。
ベース・エフェクトについてよく知らないのですが、ある書物によると、「ビンスン・エコー・ユニット」
というエフェクトをかけていて、スタジオ・ヴァージョンはダブル・トラッキングで片方をロジャー、もう片方を
デイヴが弾いているそうです。
テープをループにしたんじゃなかったんだ。
UKオフィシャル・サイトにニックの著書のことが出てますよ。
↓
http://www.pinkfloyd.co.uk/insideOut/
誰か翻訳してくださ〜い.....
>>382
ディレイの銘柄は分かりませんが、よくよく聞くとこのあたりは良く分かりますよ。
あのベースは、ベース側のトーンをトレブル最大にして、実際に弾くのは4/4拍子中一拍ずつで、残りはすべてディレイです。
冒頭の部分は、一拍ずつになるようにディレイタイムを設定した上で、ウェットのフィードバックを調整して繰り返しがかぶらないようにします。
スタジオテイクでは、数小節後からベースが被さって来ますが、ロジャーのベースよりもコード上の下の音から入ります。
この音は、良く聞くと僅かに歪んでいて、なんとなくベースではなくギターではないかなとも思えます。
>>385
詳しい解説をありがとうございました。
素人の私でも“なるほど”と納得できました。
スタジオはよしとして、ステージでのプレイも同じディレイを使用していたのでしょうか?
ロジャーのプレイはよく覚えていませんがどうだったかなぁ?
『P・U・L・S・E』のガイ・プラットはピックで弾いていたように思いますが。
>>386
実際に見た1987年当時のライブでは、ベースの設定は同じ、ディレイはその音質から恐らくデジタルディレイと思われます。
演奏方法は、チョッパーで、高域の倍音を更に増やしていましたよ。
「神秘」「モア」「ウマグマ」の頃が好きです。ジャズロックっぽいから___
>>377
4人組のバンドはなぜかメンバーチェンジが少ないです。
ケイト・ブッシュは16歳の頃ギルモアにスカウトされ、
19歳でデビューしたようですが、どういう経緯で知り合ったんでしょうか。
>>389
ケイトのデビューまでのいきさつは、これらのページが詳しいです。
HMVのサイト
https://www.hmv.co.jp/search/artistdetail.asp?artistcode=000000000001604
これは日本のファンサイトのひとつ。
年表になっていて、「炎」録音中のEMIスタジオへケイトが見学に訪れたとかも出て来ます。
http://www.geocities.jp/lionheart_katebush/fly/biography.html
あとは、海外のファンサイト。
ケイトやデイヴのインタビュー語録を交えての紹介があり、詳しいです(けど英語(;_;)
http://gaffa.org/phoenix/index.html
ケイトには二人お兄さんがいて、二人とも早くからケイトの音楽的才能をサポートしてきたようです。
長兄ジョンはケイトの写真を撮って後年のケイトのアルバムにも登場、次兄パディは演奏方面でのサポート。
1973年、ケイトは、グラマースクール在学中に、次兄のパディと仲間たちでバンドを結成します。
やがてバンドはパブに出演するようになり、
家族ぐるみの友人リッキー・ホッパーの助言と協力でデモテープを大手レコード会社に送ってみたけど、反応なし。
兄のパディは、リッキーの勧めにしたがって、デヴィッド・ギルモアとコンタクトをとることにします。
デイヴ・ギルモアをブッシュ家に招いて、ケイトの歌を直接聴かせたところ、デイヴが即座に才能を認め、
デイヴの自宅スタジオで、ケイトがデモテープを作ってEMIに…
という感じです。
詳細は、上述の3サイトにあります。
ちなみに、ケイトの本名は、キャサリン・ブッシュ。
「嵐が丘」のヒロインと同じキャシーなんです。
詳しく教えて頂いて有難うございます。
"Echoes"つながりで映画の話題・・・
>>8で白蛇さんがちょこっとお話しておられた、
サーフィン映画「Crystal Voyager」のフルバージョンが、
12/4から公開されています。
79分のうち終わりまでの23分に、"Echoes"がまるごと使われていて
フロイドのメンバーも気に入って、ライブ会場で使ったこともあるというフィルム。
'72年作のこの映画(David Elfick監督George Greenough主演)
日本では劇場公開されていませんでしたから、日本版のビデオも出てなかったのですが
もしかしたらDVD発売になるかな…
紹介は、あっちこっちにあります。
http://dion.namiaru.tv/news/news_115.php (サーファーのサイト)
http://www.brain-damage.co.uk/news/0410211.html (BRAIN DAMAGEでの紹介)
ちなみにわたしは80年代の中頃、旅行先でみつけた
"Echoes"のかかる部分だけピックアップされたビデオを買ったことがありますが
夏の暑いころだったし、BGVにはなかなか良かったです。
今回の劇場公開も、気分的には、夏のほうがお客さんいっぱい入るような気がするけど
サーファーの方々は、季節とか関係ないから行くかも…(^_^;)