滋賀県大津市の公立中学校で男子生徒(13=当時)がいじめを苦に自殺した問題で、加害生徒の母親が「プロレスごっこをしていただけ」と弁明したと報じられた。いじめの言い逃れに「プロレス」を持ち出され「残念だ!」と唇をかんだのは元プロレスラーで自民党衆院議員の馳浩氏(51)だ。過去に文部科学副大臣を務めた馳氏が、荒れ果てた教育現場を憂い、本紙に緊急提言した。
一部報道では保護者会で、加害者の母親が「うちの子は悪くない。仲良くプロレスごっこをしていただけ」とプロレスを持ち出し正当化していた。
「正直、残念な思い。でも、親が子供をかばう中で、プロレスという言葉が出てくることを否定しません。(子供の話から)そういう印象を受けたのでしょう。プロレスは子供たちにとって、やってみたくなるものです。私もそうでした」
静かに語った馳氏だが、心中は穏やかではないだろう。いじめの事実を隠すため、プロレスが引き合いに出されたのだから、無念さは推して知るべしだ。それでも母親が「子供達がマネをする」という印象を持つのも、プロレスに魅力があるゆえ。だからこそ、馳氏には言いたいことがある。
「プロレスだけでなく、柔道の絞め技や空手のまねごともあるでしょう。しかし、それはどこまでやっていいのか、自分がやられたらどうなのかということを道徳など教育を通じて、繰り返し教えていかないといけない。やられる方の立場を考えさせることが大事です」
子供がまねしたくなるのは止められない。だからこそ加減を教えないといけないというのだ。
学校や教育委員会がアテにならない以上は「いじめの認定や再発防止に取り組む第三者監視委員会を全国に設置すべき。弁護士、捜査当局、医者、教育カウンセラーらが専門的見地から現場をサポートする。本来なら教育委員会に求められる役割。なくすべきとは思わないが、形骸化と指摘されても仕方がない」と提言した。
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