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社会

「東京は発生伏せていたのか」 井戸知事が発言 

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 井戸敏三兵庫県知事は、26日東京都内で開かれた地域主権をめぐるシンポジウムで「兵庫は日本のミニチュア。変な事件も最初に起こりがち。エイズ患者や新型インフルエンザも神戸からだった。東京は(発生しても)伏せていたのか? 神戸はまじめだから発表しちゃった」と発言した。兵庫の特徴を説明しようとしたものだが、根拠のない内容は波紋を呼びそうだ。

 シンポジウムは、NPO法人の主催で「地方分権・広域連携が日本を変える」がテーマ。井戸知事は、関西広域連合の首長らとともにパネリストとして参加した。

 井戸知事のこうした発言に会場はしらけたムードに。その後は一変、熱心に広域連合の意義をアピールした。

 井戸知事の発言をめぐっては、2008年11月の近畿ブロック知事会議で、東京の一極集中を挙げ、関西経済にとって「関東大震災が起きればチャンスだ」と述べ、批判を受けた。

(白倉麻子、山崎史記子)

(2012/07/27 07:00)

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