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【大リーグ】

ダル6失点で7敗目 防御率は4点台に

2012年7月29日 紙面から

先発し、6失点で7敗目を喫したダルビッシュ(共同)

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◇ホワイトソックス9−5レンジャーズ

 【アーリントン大城和美】レンジャーズのダルビッシュ有投手(25)は27日、地元でのホワイトソックス戦に先発。6イニング1/3を8安打6失点(自責5)、6奪三振、3四球で今季7敗目(11勝)を喫した。立ち上がりのつまずきを味方打線に帳消しにしてもらいながら、勝負どころで逆転を許した。これで7月に入って1勝3敗。これまで3点台だった防御率が4・05に落ちた。

 3点リードで迎えた2回2死一塁。元祖“ユーイング”のユーキリスに手痛い一発を浴びた。追い込んでからの4球目、96マイル(約154キロ)の速球をバックスクリーン左に豪快に運ばれた。

 「2死で、カウント0(ボール)−2(ストライク)だったし本当にもったいないというか、あれが一番大きかった」。一発警戒の場面で勝負を急ぎすぎた。シュート回転で真ん中に入った制球ミスも含め、反省すべき点は多々あった。

 4−3の4回1死二、三塁ではデアザに2点適時打を許し、試合をひっくり返された。「甘い球じゃなかった」という言葉とは裏腹に、不用意な1球だったことは否めない。ワシントン監督は「ゲームをつくった。攻撃力のあるチームに1球ミスをしただけ。どの投手にもあること」とかばったが、負けは負け。

 地区優勝争いが本格化する終盤に向け、「1球の怖さ」を再確認する必要がある。

 

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