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'12/7/27

東京「TAU」、客入り上々



 東京・銀座に16日オープンした広島県の東京アンテナショップ「TAU(タウ)」の開店後1週間の売り上げが1日平均で146万7千円だったことが、県のまとめで分かった。県は「上々の滑り出し」とする。年間5億円の売り上げを目標にしており、リピーター確保が不可欠となる。

 県によると、16〜22日に約1万8570人が訪れ、1030万円を売り上げた。内訳は、水産加工品や土産物をそろえる1階の物産店が550万円で53%を占め、地下1階のレストランが140万円(14%)だった。

 年間5億円を達成するには、年末年始を除く360日間営業した場合、単純計算で1日138万9千円の売り上げが必要となる。

 県が払う店舗の賃料は年間1億5千万円。このうち5千万円以上を店の売り上げで賄う計画だ。店の運営を委託した鞆スコレ・コーポレーション(福山市)とは、(1)最低補償額の5千万円(2)売り上げの7%―のいずれか多い額を県に払う契約を結んでいる。売り上げが7億1429万円に届けば県への支払額は5千万円を上回る。

 同社は「オープンしたばかりでまだ改善すべき点もある。売り上げをもっと増やし、県の負担も減らしたい」としている。

【写真説明】広島県産の商品が並び、買い物客でにぎわうTAUの店内




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