'12/7/28
通りの銅像、4件目の損壊
柳井市のJR柳井駅前の麗都路(れとろ)通りにある銅像が足首から折られ、胴体が近くの川に投げ捨てられているのが27日、見つかった。麗都路通りの銅像が壊されたのは昨年11月以降で4件目。柳井署が器物損壊の疑いで調べている。
香川県丸亀市出身の彫刻家矢野秀徳氏(1907〜96年)の少女像「若草」。御影石の台座に立つ高さ約50センチの像が足首から下を残して折られていた。
27日午前、約350メートル離れた川に胴体が投げ捨てられているのを住民が発見、市役所に通報した。柳井署は目撃情報などから24日朝から25日朝までの間に折られたとみている。
麗都路通りには少女像が7体あり、昨年11、12月、ことし3月にも「若草」を含む3体が壊されている。
【写真説明】足首から折り取られた銅像の台座(27日午後0時55分、柳井市中央2丁目)
【写真説明】折り取られた銅像の本体