'12/7/28
中電柳井火力が運転再開
中国電力は27日、16日から運転を停止していた柳井火力発電所(柳井市、出力140万キロワット)の発電機1基の修理を終え、運転を再開した。
停止していた発電機は出力8万キロワット。ガスタービンの軸と発電機の軸をつなぐ接合部品が故障していた。ガスタービンを覆う金属ケースが熱で膨張して軸の位置がずれており、接合部品の円盤の周りに長さ約1・7メートルのひび割れがあった。
16日にタービンの軸の振動が基準値を超えたため、運転を停止して調査していた。接合部品を取り換え、軸の位置も修正。27日正午に通常運転を始めた。これで同発電所は、発電機計10基が全て稼働した。