生えている場所も薄暗いところだし、あまりいい印象を持っていないウバユリ。
けれど山形の帰省中、たくさん固まって咲いているのを見つけて、
あまりの見事さにカメラを向けてみた。
朝、ようやく日が射しはじめる時間、次々にやってくるマルハナバチが面白かった。
改めてよく見ると、ウバユリの雄しべと雌しべは、受粉を助けてくれる虫たちが
とまれるようにうまくデザインされているように見える。
花の中で、マルハナバチは、雄しべや雌しべにぶら下がって、後脚の花粉団子を作っていた。
花びらの内側は大変滑らかで、ツメはひっかからないだろう。
足場は雄しべと雌しべだけになる。
8月12日 山形市 E-520 50mmマクロ&シグマ150mm
花の中に留まっている時間は結構長く、花粉の受け渡しには十分すぎるように見えた。
あたりは花の強い香りで一杯だった。
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