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'12/7/29

夏満開 広島港に大輪1万発



 真夏の夜空を彩る「広島みなと夢花火大会」(広島祭委員会、中国新聞社など主催)が28日、広島市南区の広島港一帯であった。約1万発の鮮やかな競演に約43万人(主催者発表)が魅了された。

 午後8時ごろ、大音響とともに扇形に炎が広がる仕掛けで開幕。今年は海上の打ち上げ台を2台から3台に増やしたほか、大輪が5重に見える打ち上げ花火が初登場するなど迫力の演出が続いた。

 クラシックが流れる中、滝のように降り注ぐ空中大ナイアガラで締めくくった。家族と来た広島県府中町の会社員平川康二さん(32)は「迫力があって、感動しました」と喜んでいた。

【写真説明】広島港を照らす色とりどりの大輪の花火=28日午後8時45分(撮影・高橋洋史)




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