死体遺棄:容疑の元従業員、店長の「首を絞めた」と供述
毎日新聞 2012年07月23日 13時02分
勤務先だった千葉県市原市の毎日新聞辰巳台販売店店長、池田聡さん(56)の遺体を山林に遺棄したとして死体遺棄容疑で逮捕された元同店従業員、松崎光二容疑者(48)が「池田さんの首をひもで絞めた」と千葉県警市原署の調べに供述していることが、捜査関係者への取材で分かった。同署は殺人容疑を視野に捜査を進める。
同署などによると、松崎容疑者は池田さんの自宅に侵入したことを認めており、「室内にあったひもを使って首を絞めた」と話しているという。「勤務態度についてしかられ、恨みがあった」などと動機についても触れているという。
店長が出勤してこなかったことなどから、従業員が22日午前8時過ぎ、警察に通報。販売店の軽自動車1台も無くなっていた。同日午後1時45分ごろ、茨城県土浦市内で軽自動車を発見。運転席にいた松崎容疑者の供述通りの場所で池田さんの遺体が見つかったという。【小林祥晃、黒川晋史】