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事件
小沢元代表公判“時給”1420円 指定弁護士に報酬120万円
2012.6.11 19:26
民主党元代表、小沢一郎被告(70)の1審公判について、東京地裁は11日までに、検察官役の指定弁護士で主任格を務めた大室俊三弁護士に対し、報酬として規定の満額となる120万円を支払った。振り込みは6日付。
大室弁護士によると、平成22年10月の選任から今年5月の控訴までの間、業務に費やした時間は843・5時間。時給にすると、1420円余りだった。ほかの2人の指定弁護士にも同様の支払いがあったとみられる。
指定弁護士の報酬は政令で1審、2審、上告審ごとに「19万~120万円」と規定。大室弁護士は、元代表と同様に強制起訴された兵庫県明石市の花火大会事故と尼崎JR脱線事故を挙げ「資料も多く、証拠の評価も難しい事件がある。上限が決まっているのはどうかとも思う」と指摘する。
強制起訴で初判決だった那覇地裁の詐欺事件では、110万円が支払われた。
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