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事件
「事実誤認」無罪求める 元秘書、控訴趣意書を提出
2012.7.27 19:51
小沢一郎元民主党代表(70)の資金管理団体「陸山会」の収支報告書虚偽記入事件で政治資金規正法違反罪に問われた衆院議員石川知裕被告(39)ら元秘書3人の弁護側は27日、一審東京地裁の有罪判決を破棄し、無罪とするよう求める控訴趣意書を東京高裁(飯田喜信裁判長)に提出した。
控訴趣意書では「虚偽記入の故意や、元秘書の間の共謀を認めた一審判決には事実誤認がある」と主張。中堅ゼネコン水谷建設(三重県桑名市)からの「裏献金」1億円受領の事実はなく、起訴内容と関係もないのに量刑に反映させたのは不当だと指摘している。
今後、検察側が答弁書を提出し、公判は秋にも始まる見通し。控訴審の手続きは、強制起訴され4月の一審判決で無罪となった元代表が先行しており、元秘書より先に公判が始まる可能性がある。
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