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地デジ難視聴2万8300世帯 険しい地形が原因 東北
東北総合通信局は26日、東北6県で地上デジタル放送が見づらい世帯が6月末現在、約2万8300世帯(速報数)に上ると発表した。山間部などの険しい地形の影響で、デジタル電波が届きにくいのが主な原因。東北通信局は、自治体などと協力して共同受信施設の整備を進める。 チャンネルの電波が届きにくく、映像が乱れる世帯のうち、約1万9000世帯は、国の暫定対策として、首都圏向けの地デジ放送を衛星放送で受信している。残る約9300世帯は「対策の申請に間に合わなかった」などの理由で対策を受けていない。 県別では福島が約1万4700世帯で最も多い。ほかは岩手約4800世帯、宮城約4700世帯、青森約2300世帯、秋田約1100世帯、山形700世帯の順。 衛星放送による暫定対策は2015年3月末で終了する予定。東北通信局は「共同受信施設の整備などの恒久的な対策を急ぐ」としている。
2012年07月27日金曜日
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