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  逃走中~エピソードⅠ 賞金争奪妨害計画~ 作者:ゲームマスター:細野 コズエ
彼女の考えがここで少し分かるだろう。
事前番組Ⅰ 逃走中の全貌
時は西暦2500年...

人類は荒廃した地球を脱出し、宇宙移民船を使い月へと移住し月面で暮らしていた...

そして月面にコロニーを建設し、人類は新たな生活を始めた...



そして月日が経ち西暦2900年...

巨大企業であるクロノス社の若き天才科学者であり、逃走中のゲームマスターでもある月村サトシは、アンドロイドであるハンターを開発し、全ての世界の人々を熱狂させるエンターテイメントとして逃走中を開催し、成功させた...

しかしその30年後には、月村がある重病に冒されその生涯を閉じる事となった...

彼の死を誰よりも悲しんだのが、助手を務めていた木下ユウリであった...

彼女は月村の遺志を継ぎ、2代目ゲームマスター:木下ユウリとして逃走中を開催...

今では月村以上の実績を残す偉大なゲームマスターとして成長を遂げていた...

ところが、彼女も月村と同様に病に倒れる事態に見舞われた...

幸い命に別条はなかったものの長期入院を余儀なくされている為、ゲームマスターをやるのが不可能に程近くなってしまった...

彼女が入院している間は、助手を務めている細野コズエが臨時のゲームマスターとして逃走中を開催する事となり、木下はこれを承諾した...

しかしそれは、細野が仕組んだ罠だったことに木下は気付いていなかった...



細野はこの直後に、全ての世界を破壊できる為の悪のモンスターの欠片を入手するためにありとあらゆる場所をずっと探していた...

そして今回の逃走中に使うための悪のモンスターの欠片として見つけたのが3対にも及んだ...

それは『大乱闘スマッシュブラザーズⅩ』に出てくるあの三体...

『ボスパックン』『レックウザ』『ポーキー』の三体だ...

この3体はスマブラファイター達にやられて瀕死状態になっていた為、魂のみが残っていた...

細野は、瀕死状態になっていた3体の魂をクロノス社へ持ち帰ると、司令室のモニターで確認し融合させて3体の命と魂は運よく辛うじて取り留め、復活を固く約束し誓い合うのだった...

普段は木下の助手であり日々日々努力して頑張り屋で臨時のゲームマスターの細野であるのだが、彼女が居ない時では裏の顔を持つ世にも思わないような事をさせる恐ろしい悪の総師であった...



今回のゲームで細野は、3体の復活を早める為に逃走者全滅と地球破壊を目論んでいた...

細野
「逃走者を全滅させる為には、常に逃走者達を苦しめるミッションや通達を必要とするか?…でももしもそう考えたとしたならば、最初からミッションや通達を難易度が高いものにしたほうが…でもそんなことしたらやっぱり逃走者達がミッションや通達に挑んできてくれるのだろうか?そこがやっぱり問題なのよね…」

彼女が考えた逃走者を追い詰めるミッションや通達の内容とは、一体どのようなものなのだろうか!?



更に...

木下
「細野、ちょっと聞きたい事があるんだけど~」

細野
「何ですか?」

木下
「細野、今回はどんな逃走者達が逃走中に参加するのかしら?」

細野
「今回は単純に小説関係の作者が逃走しますけど…何か問題点はありますか?」

木下
「無いけれど…でもキャラクターとかも逃走者の枠に入れといた方が良いと思うんだけd…」

細野
「それだけは嫌です。考えてみてください。逃走中とは人間が出る事が常識でありキャラクターだと本格的な逃走中を作れなくなってしまうので…」

木下
「アンタ!それじゃあ似たようなLV逃走者しか逃走しないって事じゃないの!」

細野
「すみません・・・。まさか貴方みたいな前向きな方が、そんな素朴な疑問を抱いていたとは思わなかったもので…その件に関してはこちらで充分に考えておいたので、全くご心配には及びませんよ。」

木下
「何でアンタそんな大口が叩けるのよ!?しかもそんな余裕の表情なんかして…」

細野
「それは失敬致しました。まずはこちらのモニターをご覧下さい(これが偽映像だという事も知らないで…馬鹿なやつめ…)」

そう言って月川が表示させたモニターには、とんでもない程まともな偽映像が映っていた...

果たして、それは一体何なのか!?



~ゲームスタート後~

ゲーム前のようになる事を期待してゲームの様子を病室から見ていた木下は...

木下
「何なのよこのゲームは!!…私が細野に司令室のモニターから見ていた映像と全く違うじゃない!…まさかとは思うけど私って細野に騙されたのかしら?…もしそうだったら…」

この時に木下が取った行動とは!?

木下
「この場所からでもゲームにアクセス出来るわ…! まさかとは思ったけれど、ゲームマスターの特権がここで生きてくるとはね…万が一、アクセスエラーが出るかもしれないから、1秒でも早くこの通達を逃走者達に一斉送信しないと…」

真のゲームマスターである彼女が関与する事になり、ゲームに更なる展開が訪れた!?



全てはこの小説の本編で明かされる事であろう!



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