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【プロ野球】

杉内10勝 工藤以来!13球団から勝利

2012年7月28日 紙面から

◇巨人9−0広島

 巨人が大勝し、引き分けを挟んでの連勝を5に伸ばした。杉内は8回を1安打無失点、13三振を奪う好投でリーグトップに並ぶ10勝目を挙げた。打線は4回に1点を先制。終盤の大量得点で一方的にした。広島は1安打の完敗。

     ◇

 コレクションケースの最後の空白が埋まった。巨人の杉内が8イニングを1安打13奪三振無失点で2年ぶりの10勝目。3回以外は1人の走者も許さず西武、巨人など4球団で活躍した工藤公康以来となる“13球団勝利”を達成した。

 02年4月1日のロッテ戦でプロ初勝利を挙げて以降、エジキとしてきた球団は近鉄を含めて12。杉内の“獲物リスト”で最後に残っていたのが広島だった。「そのことは知っていましたし、自分にも良い印象を与えられるので良かったです」。伝説への階段を上る左腕は自らの足跡を確認するようにうなずいた。

 (1)マウンドに上がる(2)左足でプレート上の砂を払う(3)三塁側を回ってセットポジションの姿勢に入る。「自分が投げる場所はいつもきれいにしておきたい」。ルーティーンの“清めの作業”にも風格が漂う。4回の3者連続を含む13奪三振。神聖なマウンドで背番18が躍動した。

 唯一の誤算は9回の打席。打つ気は全くなかったが、四球で出塁してしまった。「あそこでランナーに出る、という選択肢は予想してなかった」という原監督は疲労を考慮して代走のコール。完封こそ逃したが、球団では1953年の大友工以来、59年ぶりとなるシーズン2度の1安打勝利となった。

 もちろん、チームにとっても会心の1勝になった。交流戦明けで最多の9点を奪っての5連勝。両リーグ最速の50勝到達で2位中日とのゲーム差は今季最大の5・5に広がった。原監督は「(28日からも)同じスタイルで戦う」と胸を張った。勢いを全く失うことのない原巨人が、自信満々にV奪回へ突き進んでいく。 (井上学)

 

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