野球部バス事故:運転の部員父に罰金刑判決 保護者も嘆願
毎日新聞 2012年07月27日 12時37分(最終更新 07月27日 13時32分)
昨年7月に起きた大分県立森高校(同県玖珠町)野球部のマイクロバス事故で、大分地裁は27日、自動車運転過失致死傷罪に問われた、部員の父で同県九重町の自衛官、江藤久人被告(50)に罰金100万円(求刑・禁錮2年6月)の判決を言い渡した。開発礼子裁判官は判決理由で「過失は大きく結果は重大だが、被告だけを責められず、酌むべき事情はある」と述べた。弁護側は控訴しない方針。
判決によると、事故は全国高校野球選手権大分大会の開会式があった昨年7月9日、学校へ戻る途中に同県別府市の大分道で発生。江藤被告は運転中に居眠りして大型トラックに追突、助手席の重光孝政(よしのぶ)監督(当時44歳)を死亡させ、部員ら6人に重軽傷を負わせた。
江藤被告は禁錮以上の刑が確定すると執行猶予がついても失職するため、弁護側は罰金刑適用を求めていた。保護者ら2万455人も減刑嘆願書を地裁に提出していた。