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歴史的勝利!その時…ツイッターダウン 喜び“分かち合えず”

一時ダウンした短文投稿サイト「ツイッター」の画面
一時ダウンした短文投稿サイト「ツイッター」の画面
Photo By AP

 大金星の喜びが共有できなかった――。短文投稿サイト「ツイッター」が26日(日本時間27日未明)、世界中で約40分間ダウンした。ちょうどこの間、ロンドン五輪サッカー男子日本代表がスペインに勝利。その喜びをツイート(つぶやき)しようとしても利用できず、復旧後に苦情が相次いだ。ユーザーは「みんなで喜びたかった」と残念そうだった。

 サイトを運営するツイッター社(米サンフランシスコ)によると、ダウンしたのは現地時間26日午前8時20分〜9時(日本時間27日午前0時20分〜1時)の間。スペイン戦の試合終了のホイッスルが鳴ったのは午前0時半すぎだった。

 ユーザーの男性(34)はスマートフォン(多機能携帯電話)でツイッターを見ながら観戦。後半戦に入ると勝利を期待するコメントに加えて「ツイッターが重い」などの書き込みが増加。試合終了時には「現在ダウンしている」とのメッセージが流れ、閲覧も利用もできなくなった。男性は「みんなで喜びたかった人たちにとっては残念だったと思う」と話した。

 スペイン戦を生中継したNHKが試合後に放送したニュース番組でも、普段なら画面下で紹介されるはずの視聴者のツイートが途中まで流れないトラブルがあった。

 復旧後の27日午前には「昨日の夜中の障害はひどかったね」「ロンドン五輪でつぶやくことも増えるから何とかしてもらわないと」「日本勝った!!!ってツイートしようとしたら全くつながらなかった」などとツイッターへの苦情や注文の書き込みが相次いだ。

 共同電によると、原因はデータセンターにシステム障害が起きたため。ロンドン五輪による利用増加が原因ではないという。AP通信によれば、1億4000万人以上のユーザーが影響を受けたとみられる。ツイッターは6月21日にも1時間ダウンしている。

 ツイッター社の日本語版の公式ブログは「日本対スペインの試合を楽しまれていた方々は、喜びの瞬間にツイートができず、残念な思いをされたことと存じます」と謝罪した。

[ 2012年7月28日 06:00 ]

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