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　ロンドン・パラリンピック（８月２９日開幕）に参加する日本選手団の結団式・壮行会が先日、都内で開かれ、壮行会には選手団２２４人を含む約４５０人が出席した。野田佳彦首相（５５）、障害者スポーツを支援するみのもんた（６７）も壮行会に駆けつけた中、金メダルへの決意を強めたのがセミヌード・カレンダーで話題になった陸上女子の中西麻耶（２７）だ。

「反響はありましたね。最初は２０００部いけば元がとれると思っていたところ、９０００部売れた。（遠征で）どこの国へ行っても、『カレンダーを買ったよ』とか『カレンダーのニュースを見た』と声をかけてもらった。これで、スペアの義足を製作することができた」

　たくましくもみずみずしい肢体を披露した、１部１２００円のカレンダー。今春、インターネットなどを通じて販売すると多数のメディアで報じられ、練習費用にも役立てられるほどの売れ行きとなった。

　２００６年に遭った仕事中の事故の影響で、右膝から下が義足となった。その２年後に北京パラリンピックに出場。２度目となる今回は、「Ｔ４４」と「Ｆ４４」などの障害区分で、女子１００メートル、同２００メートル、同走り幅跳びで自身、初のメダルに挑む。「実力を出し切れれば、２００メートルと幅跳びは金メダルに届く範囲」と自信を深めている。