16歳の杏南は恋愛小説持参
2012年07月27日 18時00分
ロンドン五輪陸上女子400メートルリレーのメンバー、土井杏南(16=埼玉栄高)ら短距離代表選手が23日、事前合宿地のドイツ・フランクフルトに向けて出発した。出場すれば日本陸上界では戦後最年少記録となる女子高生スプリンターは「ドキドキしているし、ワクワクもしている。どんな時でも自信を持って頑張る。決勝進出を目標にやっているので、自分の役割を果たしたい」と決意を新たにした。
そんな土井が出国までのわずかな時間を利用して向かったのが、成田空港内にある書店だった。物色すること約10分。迷った末に購入したのが関口尚著の小説「ナツイロ」(集英社文庫)だった。「青春と恋愛の本です。結構(恋愛ものは)読みますよ。恋愛がしたい? それは…大丈夫です」と照れくさそうに話す姿は16歳の乙女そのものだ。
今月3日に五輪代表に決まってから、取り巻く環境は一変した。埼玉栄高レスリング部の野口篤史監督が「五輪が決まってから、ほかの生徒たちも認識するようになりました。普通の子で礼儀正しいから、校内でも評価が高いですね」と話すように、常に周囲の視線を集める存在になった。
とはいえ、素顔は普通の女子高生だ。フランクフルト合宿で最後のサバイバルを勝ち抜かなければならないが、息抜きも必要。今どきの大学生の恋愛を描いた青春小説は最高のリラックスアイテムになりそうだ。
(右から土井杏南、市川華菜、佐野夢加)
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