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【ゴルフ】

アマ松山 4位キターッ

2012年7月28日 紙面から

◇サン・クロレラC<第2日>

▽27日、北海道・小樽CC(7471ヤード、パー72)▽曇り、気温29度、風速2メートル▽賞金総額1億5000万円、優勝3000万円▽137選手(うちアマ6人)▽観衆2747人

 前日30位にいたアマチュアの松山英樹(20)=東北福祉大3年=が、同組で回った大学の先輩、谷原秀人(33)と池田勇太(26)=日清食品=をしのぐ66をたたき出し、通算7アンダーとスコアを伸ばし、首位と2打差の優勝争いに浮上した。谷原は69で回り通算6アンダーの6位、池田は68で通算1アンダーの44位だった。前日トップの塚田好宣(42)が68で回り通算9アンダーで、ブレンダン・ジョーンズ(オーストラリア)、李京勲(韓国)とともに首位。

 最終の9番ホール。2メートルのバーディーパットを外しながらも66をマークした松山からは「今日も30パットを切れなかった。スコア的には良かったので、途中から楽にプレーできたけど、最後バーディーパットをミスしているので、そのへんがまだまだ」という反省の弁が口をついた。

 前日に引き続き、谷原、池田の東北福祉大の先輩プロとのラウンドは「楽しく回れた」という。インから発進して11番でボギーが先行したが、12番で4メートルを沈めてバーディー奪取。「悪い流れを断ち切って一気に良くなった」といい、その後は3連続を含む6バーディーを奪った。

 内容も上々だ。ドライビングディスタンス(9、16番での計測)では平均302ヤードでこの日の5位、フェアウエーキープ率は71・43%で同2位、パーオン率は83・33%で同5位と堂々たるもの。しかし課題はパット。平均パットは1・7333(1ホール当たり)で同45位。「ミスをどれだけ減らせるかが、明日からの勝負だと思う。練習して頑張ります」と気を引き締めた。

 昨年の3日目に64をマークしてアマチュアのコースレコードを更新した相性のいい舞台。「明日から最終日に優勝争いできるように頑張りたい」。8月には2位に入れば来年のマスターズに出場できるという全米アマに参戦する松山。“はずみのV”へ視界良好だ。 

  (櫛谷和夫)

 

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