下地氏、米でオスプレイ試乗「安全性向上」

2012年1月21日 10時30分

 【平安名純代・米国特約記者】国民新党の下地幹郎幹事長は19日(日本時間20日)、米カリフォルニア州のミラマー海兵隊航空基地を訪れ、米軍普天間飛行場に配備予定の垂直離着陸型輸送機MV22オスプレイに試乗した。試乗後、下地氏は「明らかに安全性は向上しており、機種交代は騒音軽減につながる」と述べ、同機の配備に前向きな意向を示した。オスプレイの配備をめぐっては、県議会のほか、多くの市町村議会が配備反対を決議している。下地氏の発言に波紋が広がりそうだ。

 下地氏はオスプレイについて「非常に危険でどうしようもないというものではない。シミュレーターも4割ぐらいあり、騒音問題の軽減にもつながる。報道などによる同機の危険性に対するイメージがかなり変わった」と述べた。

 その上で「古いCH46ヘリの使用を容認する方が問題だ。配備に反対といっても配置は決まっているから計画が簡単に変わるものでもない。日米同盟で沖縄が一定の役割を担っている以上、安全を保障するために新しいものを入れることが必要」と語った。沖縄へ配備する前に本土の基地で1~2機を訓練する必要性などの提案もしていきたいとした。

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