民主党が新スローガンを本格検討 冷ややかな声も(07/27 11:54)

 民主党は、「国民の生活が第一」に代わるキャッチフレーズを党内で募集しています。しかし、ネットでは、「国民の生活が台無し」や「国民の生活が2番じゃいけないんですか」など揶揄(やゆ)するものばかりが次々と書き込まれています。民主党は、こんな揶揄を吹き飛ばそうと「決められる政治」などの新しいキャッチフレーズを検討しています。

 執行部は「キャッチフレーズ検討チーム」を設置して、「新たな党としての活動の出発を期す」と熱を入れています。今のところ、「決められる政治」のほか、「未来への責任」「逃げない政治」といった野田総理大臣の姿勢を全面に出したものから、「もう一回やり直そう!」「花も嵐も踏み越えて」といった自虐的なものも挙がってきています。ただ、輿石幹事長は「まだ、これというものはないな」と周辺にこぼしていて、決定打はないようです。締め切りは今月30日で、残り3日ですが、なかには「そんなもの出さない」という冷ややかな議員もいて、執行部との間に隙間風も吹いています。

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