政治次期衆院選で小沢氏、強気と焦りと…谷亮子氏の鞍替え説浮上+(1/2ページ)(2012.7.27 12:57

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次期衆院選で小沢氏、強気と焦りと…谷亮子氏の鞍替え説浮上

2012.7.27 12:57 (1/2ページ)小沢一郎
「国民の生活が第一」両院議員総会であいさつする小沢一郎代表。左端は谷亮子参院議員、中央は東祥三幹事長=27日午後、衆院第1議員会館(酒巻俊介撮影)

「国民の生活が第一」両院議員総会であいさつする小沢一郎代表。左端は谷亮子参院議員、中央は東祥三幹事長=27日午後、衆院第1議員会館(酒巻俊介撮影)

 新党「国民の生活が第一」の小沢一郎代表が今秋の衆院選を想定し、選挙準備を急ピッチで進めている。野田佳彦政権との対決姿勢を強める小沢氏は虎視眈々(たんたん)と情勢分析を進めており、首相に対する「刺客」として、国民的知名度を誇る谷亮子参院議員のくら替え説も浮上している。だが、選挙地盤の弱い当選1回生議員が6割以上を占める現状では打つ手も限られる。強気の「小沢戦略」には焦りの色もにじむ。(山本雄史)

 最近の小沢氏の言動の根幹にあるのは、民主党への怨念だ。

 「私どもは国民の生活が第一。国民の暮らしと国益を守っていく」

 26日昼、国会内で開かれた勉強会「新しい政策研究会」で小沢氏はこう訴えた。新党名にも採用した、言わずと知れた平成21年衆院選における民主党のキャッチフレーズだ。

 民主党マニフェスト(政権公約)へのこだわりも相変わらずだ。新党は衆院選挙制度改革に関し、現行の小選挙区比例代表並立制のまま議員定数を80減らす独自案の作成に着手。民主党マニフェストに掲げられた「比例定数80削減」が遅々として進まないことへの当てつけにも映る。

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「国民の生活が第一」両院議員総会に臨む小沢一郎代表=27日午後、衆院第1議員会館(酒巻俊介撮影)
「国民の生活が第一」両院議員総会に臨む谷亮子参院議員=27日午後、衆院第1議員会館(酒巻俊介撮影)

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