スポーツ賭博投資:大阪の会社が配当中止 数百億円集金か
毎日新聞 2012年07月27日 13時40分(最終更新 07月27日 16時11分)
スポーツ賭博に投資すれば多額の配当を得られるとうたい、出資金を集めていた大阪市の投資会社「スピーシー」が今年4月以降、出資者への配当を取りやめ、元金の返済もほとんどしていないことが27日、出資者や代理人の弁護士への取材で分かった。
代理人によると、出資者は全国に千人以上おり、出資金は計数百億円に上る可能性もあるという。出資者の一部は近く、元金の返済を求め東京地裁に提訴する。
代理人や出資者によると、同社は英国のブックメーカー(賭け屋)を使い、同じ試合であってもブックメーカーごとに倍率が異なることに着目。毎月3〜10%程度の配当を出せるとしていた。(共同)