密教式の呼吸法と瞑想法で新しい自分自身を発見!

はじめに:密教式呼吸・瞑想法とは

  「密教式呼吸・瞑想法」とは、密教の特殊な内観法をとりいれた呼吸法と瞑想法をいいます。

 

 私がこれまでにチベットやインド、ネパールなどの世界各地で修行してきた数々の特殊な呼吸法・瞑想法の中から重要な部分だけを抽出させた「自己覚醒法」(自己発見法)です。

 

 具体的には、真言密教の阿字観瞑想法や、チベット密教の修行階梯「生起次第」(しょうきしだい:キェーリム)・「究竟次第」(くっきょうしだい:ゾクリム)、あるいは『チベット死者の書』などに記されている「死」と「再生」のプロセスを模擬体験するような壮絶な修行内容も含まれております。

 

 ただし、実際にこうした修行法は難解なものも少なくありません。

 

 また、それらを完全に修得しようと思えばさらに高度な専門的な知識を必要とし、かつ膨大な時間等を費やすことにもなります。

 

 そこで、こちらでは不可欠かつ重要なポイントだけに絞った効果的な呼吸法・瞑想法をお教えいたします。

 

 特に、場所も選びませので是非お気軽にお試しくださいませ。

密教式呼吸・瞑想法作法

密教式呼吸・瞑想法の一連の流れです。

 

 @ 入堂(にゅうどう):手や口をすすぎ、ゆったりとした服装にて入室

 

 A 三礼(さんらい):三宝(仏・法・僧)に帰依

 

 B 着座(ちゃくざ): 結跏趺坐(けっかふざ) 半跏座(はんかざ)

 

 C 金剛合掌にて発菩提心 : ご真言を唱える

 

 D 同じく金剛合掌にて三摩耶戒 :  ご真言を唱える

 

 E 五大願(ごだいがん)

 

 F 五字明念誦(ごじみょうねんじゅ) :  アビラウンケン * 胎蔵界大日如来の真言

 

 G 調息(ちょうそく) : 鼻から息を吸い込み、口からゆっくりと息を吐くの繰り返し

 

 H 瞑想(めいそう) : 初期のうちは心に浮かんでくる雑念をただ傍観するスタイル

 

 I 出定(しゅつじょう) : 瞑想を解き、変性意識状態から通常の意識へとゆっくり戻す

 

 J 三力加持(さんりきかじ) 

 

 K 祈念(きねん) : ご先祖様をはじめ、さまざまな人や事物に感謝する

 

    回向(えこう) あまねくいっさいの生きとし生けるものが幸福であるように願う・・・

 

L 出堂(しゅつどう) :  金剛合掌をしたまま、一礼し部屋から退出する

 

* 簡単ではありますが、これが密教式呼吸・瞑想法の作法の一連の流れとなります。

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