先日、「普通人」というペンネームの方から
こんなコメントをいただきました。
老朽化して、発電効率の悪い火力発電が
良くて、安全性の高い最新の原発がダメと
言うのは、60年代に設計されたオンボロ
ヘリコプターは良くて、実験段階で4回、
実践配備で2階の事故を起こしただけの
最新鋭のヘリはダメと言うのと同じ。
極めて非科学的で感情的な問題であり、
もうちょっとまともに物事を考えるべきだ。
皆さんは、このコメントを読んで、どのように
感じるでしょうか? 世の中には、いろいろな
考え方の人がいるので、僕は、こう考える人が
いるのは、おかしいことではないと思うのですが、
気になるのは、「普通人」というペンネームです。
おそらく、「これこそ普通の人の考えだ!」と
主張したかったから、こういうペンネームに
つながったんでしょうけど、もしそうだとすれば、
この世は、あまりに伝えるべき真実が伝わって
いないことになります。
まずは、火力と原子力の発電効率の話。
火力発電所の発電効率は40%を超えており、
最新鋭の火力発電所になると60%以上です。
ここでは、オンボロの火力発電所ということで、
40%と考えてよいでしょう。
一方、原子力の発電効率は、どれくらいなのか。
実は、わずか30%程度でしかないのが現実で、
理論的には発電効率を上げることはできますが、
原子炉が壊れてしまうかもしれないという理由で、
30%程度に抑えられているのです。
原子力は、発電効率も悪い!
さらに、ロシア、フランス、韓国などの企業が
次々と新しい原発を開発しているわけですが、
最新鋭の原発とは、どういうものなのかと言うと、
「飛行機が突っ込んでも壊れない原発」。
これは、フランスのアレバ社が三菱重工と
一緒に売り出している最新鋭の原発ですが、
万が一、テロに狙われ、ジャンボ機が突っ込む
アクシデントがあっても、壊れないんだそうです。
まるで、「ゾウが踏んでも壊れない筆箱」を
思い出させますが、はっきり言ってバカです。
飛行機が突っ込んだら、原子炉が無事でも、
配管などはグッチャグチャにやられますから、
配管が壊れて水を失えば、原子炉は終わる。
まったく意味がない!
こんなキャッチフレーズは、渋谷でファッション
スナップを撮られているオラオラ系兄ちゃんの、
「大胆と書いてヨーロピアンと読むのが
スタンダード! スタンダード=最強。
これが俺の答えだ!(キリッ」
「闇夜を切り裂く、赤い閃光。ようこそ、
劇的COOLな俺のステージへ!(キリッ」
みたいなヤツと一緒だと思うんですよね。
オラオラ系兄ちゃんならカッコイイんですけど、
原子力発電所がコレだと目も当てられません。
「闇夜に光る蒼きオーロラ、チェレンコフ!
解き放たれた熱い臨界は、ジャンボ機でも
止められない!(キリッ」
馬鹿界の貴公子。
要するに、「最新鋭になってもバカ」という
救いようのない状態が、原子力の世界です。
そして、次にオスプレイの話をしてみますけど、
実験段階で4回、実践段階で2回しか墜落を
していないと言っていますが、これは嘘です。
この時点で、けっこう墜落する飛行機ですが、
これはあくまで、アメリカ様がオフィシャルに
公表している数字に過ぎません。
政府の公式発表と実際には、
かなりギャップがあるのです。
これは、日本政府が放射能問題を語る時と
まったく一緒です。政府の発表では、福島は
まったく汚染がないことになっていますけど、
福島のストロンチウムは、どれくらいあるのか。
「震災の影響で検査をできていない」なんて
バカなことを言っていますが、他の都道府県を
検査しているヒマがあったら、今すぐ福島県を
検査するのが筋ってものだと思います。
しかし、数値は発表していません。
実は、アメリカの海兵隊に渡されたオスプレイは
126機ありましたが、そのうち12機は事故等で
リタイアしました。
ということは、海兵隊が所有するのは、114機。
しかし、アメリカの議会で、71機しかないことが
明らかになり、アメリカ政府会計監査院の人が、
「どないなっとんねん!」とツッコんでいます。
なんと、43機が行方不明!!
しかも、海兵隊側は、一切の調査を拒否して、
この疑惑に、だんまりを決め込む姿勢であり、
もし疑惑の通りに、43機が墜落していたなら、
オスプレイの墜落率は・・・!
3機に1機は墜落する
計算になってしまう!
そうです。60年代製造のオンボロヘリの方が、
オスプレイなんかより、ナンボも安全なのです。
どんなに飛行速度や操縦の自在性が上がって
便利になっても、肝心の安全性が無視された、
とんでもない飛行機が「オスプレイ」なのです。
そして、アメリカ様のご機嫌を伺うために、
わざわざ日本にオスプレイを配備させたのが、
我らがスーパーミラクル首相、クルリンパ野田。
先日は、福島・小名浜漁港の魚市場を訪れ、
カツオを食べるパフォーマンスをしたあげく、
「とってもおいしい。ハッハッハ。さすがに
これ以上食べたら・・・・・・(モゴッ!)」と、
口に入れたカツオをハンカチに吐き出しながら、
風評被害の解消をアピールしていたのですが。
今度はぜひオスプレイに!
野田首相には、安全性と性能を証明するため、
まずはオスプレイに乗るパフォーマンスをして
いただいて、市民の不安解消を図ってほしい!
万が一、墜落するようなことがあったとしても、
オスプレイのことを悪く言ったりしませんから、
安心していただきたい。むしろ・・・、
「ありがとう、オスプレイ!」
僕たちが望んでいるのは、アホの野田首相が
落ちてくれることですから、選挙で落ちないなら
オスプレイで落ちていただかないと!
大手企業の税制を優遇し、貧しい庶民には
消費税を上げるなんて、バランスがおかしい。
こんなことをするバカは、死刑に値しますから、
オスプレイを政府専用機にするべきでしょう!
さて、今日もセシウムを検査してまいります。
今回、検査してみる商品は、こちら!
「小岩井いちご」。
秋葉原の萌えな女のコは「いちご牛乳」が
大好きと相場が決まっていますから、一度、
検査しておく必要があります。
メイドさんのみならず、小さな子供たちも
普通の牛乳より、「いちご牛乳」ですよね。
久しぶりの牛乳シリーズ、果たして結果は?
「不検出(ND)」。
牛乳は、数か月前まで、たびたび怪しい
数値が出ていましたが、最近は「不検出」が
続いております。
牛乳については、ぼちぼち安全宣言を出して
良いのかもしれないと思っている今日この頃。
ただでも売れない牛乳が、ますます売れなく
なってしまうのは死活問題なので、しっかりと
取り組んでいる証拠でしょう。
他の放射能測定室の検査結果も見ながら、
「牛乳」を解禁する日も近いかもしれません。