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「罪を認めて償って」住民に安心感と悲しみ−下関女児殺害事件
2012年7月26日(木)掲載
事件現場となった下関市彦島福浦町のアパート近くの住民らは、痛ましい事件が一つの区切りを迎えたことに安心しながらも、幼い命が奪われたことにあらためて悲しみの表情を浮かべた。

無罪を主張した被告に有罪判決が言い渡されたことについて、近所の男性(26)は「ほかに犯人がいないということなので安心した。(女児は)帰ってこないけど、(事件が区切りを迎えて)良かった。(被告には)早く罪を認めて償ってほしい」。近くの女性(25)は「本当に犯人ならば、ほっとした。(被害者は)まだ子どもだったのに、かわいそうな事件だった」と話した。

女児の遺体が見つかったアパートそばの側溝付近は草が生い茂り、周囲はひっそりと静まり返っていた。アパートは事件後に転出が相次いだといい、空室が目立っていた。
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