“レインメーカー”オカダ・カズチカ(24)が25日、都内でG1クライマックス(8月1日・後楽園ホール開幕)に向けた練習を公開した。真っ赤なフェラーリで乗り付け、国立競技場を借り切って50メートル走を披露。ろくにアップもせず、スターティングブロックなしで、通常のトレーニングシューズながら5秒94の好タイムをたたき出した。
オカダのフィジカルトレーナー、足立光氏は「練習していなくてこのタイムですから、真剣に取り組んでいればオリンピックの歴史は変わっていた。バネが違う。体重を落とせば走り幅跳び、三段跳び、110メートルハードルとかなら4年後(リオデジャネイロ五輪)の可能性があるかも」と解説。レベルの違いを証明したオカダは「制します。軽くいただきます」と、初出場初優勝を公約していた。