聖書より
それに気づいてイエスは言われた。「なぜ、パンがないといって議論しているのですか。まだわからないのですか、悟らないのですか。心が堅く閉じているのですか。
目がありながら見えないのですか。耳がありながら聞こえないのですか。あなたがたは、覚えていないのですか。
マルコの福音書 8章 17節18節
イエスのコミュニケーションはこのように直接的なアプローチです。日本人は反対に直接的なアプローチを「無作法で思いやりの無い攻撃的なアプローチ」と捉え嫌がります。他方アメリカ人は「無礼ではない、率直である」と受け取ります。
日本人の得意とする間接的なアプローチは、日本人は「礼儀正しく思いやりがある」と考えるのに対し、アメリカ人は「不正直で無作法」であると捉えます。
いじめの問題やセクハラ、パワハラ問題も子どもの頃から直接的アプロー手法を学んでいないがために問題が肥大化してしまったのです。
日本では「波風を立てずに妥協し調和すること」を是とする組織がほとんどのようですが、これも社会混乱を生み出した一因です。対決を恐れずに直接的なアプローチで相手と論争する能力が日本人に加われば、まさに「鬼に金棒」と言えるでしょう。反対に直接的なアプローチの仕方を学んでいない者がいくら英語を話しても、相手には「子供扱い」されるだけなのです。
最後に、以前に記したいじめ防止システムについて記しておきます。
「IBSいじめ 防止 システム」の概要を記します。
月に1度、全校生徒にテンプレート化された「告白文」「要望文」を提出させます。
いじめがあれば、先生がその生徒に提出された「告白文」を手渡し、先生二〜三人対生徒一人の面接を実施し、叱責指導します。
以後、改善が見受けられない場合には、教育委員会と連携し、いじめを行っている生徒を他校へ強制転校させます。
テンプレートの内容はこのダニエル論法に準ずればよく、「我慢すると自殺に追い込まれるほど苦しんでいます」ということを強調することです。
http://dream333.seesaa.net/article/280293951.html