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赤龍帝と滅殺姫と皇帝龍の話 (氷狼)
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第22章 皇帝、日常。

第四章   冥界最強のデビルカイザー






私は冥界最強の悪魔アウグストゥス


そして今いる此処は冥界一の都市にある城


自分の名であるアウグストゥスにかけて『アウグストゥス城』と呼ばれている


冥界最強の証として魔皇帝と呼ばれ、四大魔王、ルシファー・ベルゼバブ・レヴィアタン・アスモデウスの四人が表の政治をしているならば、私は裏の政治をしている


やることは簡単だ、簡単に言うと賞金稼ぎの成れの果て


冥界の中で暴れる怪物やはぐれ悪魔、政治に悪影響を及ぼす奴を陰で討伐していく、それが私の仕事である


今は何の仕事も無く自身の書斎の中で自分の趣味であるチェスを、人間界ではアーサー王と呼ばれ、今は悪魔として私の妻となっている者とやっている・・・・・・だが


「アルトリア、これで二十三戦目だぞ。そろそろ飽きてきたんだが」


「何を言ってるんだ、私はまだ一回も勝っていないんだ。勝つまでやめないぞ」


そう、今の戦績は俺の23勝0敗。日が昇ってからかれこれ5時間はやり続けている


「次で止めるぞアルトリア、そろそろ仕事の時間だ」


「だったら勝たせてくれ「チェック」なっ‼」


「次で勝っても負けても終わりだ、チェックメイト」


そういって俺はルークを4マス進めてキングを取る


ふっふふ、これで24勝0敗・・・


そのとき書斎の扉を叩くような音が聞こえる


『皇帝陛下、仕事の方が魔王陛下から来ました。今回は龍退治との事』


「よし、それでは行こうか」


「待て‼まだ一戦あるだろう?」


「アルトリア・・・お前は給料と今チェスすること、どちらがいいんだ?」


「う~ん・・・」


いや、其処は悩むところか⁉


「まあそんなことはどうでもいいが、準備をしろアルトリア。それでは今回の龍退治とはどの龍だ?火炎龍フレイムドラゴンか?それとも、冥界最強の龍と呼ばれた冥王龍インペリウムドラゴンか?ハハッ!」


『え、えーと。その通りにございます』


「ほう、火炎龍フレイムドラゴンか・・・」


では火炎対策でもしていこうか・・・


『い、いえ。火炎龍では・・・』


「ん?なんだ?」


『今回は、冥王龍インペリウムドラゴンにございます』


な、なんですと?


「な、なんといった?」


『ですから、冥王龍と・・・』


ふむ、今回は冥界最強極悪冷徹悪鬼羅刹、神が夢幻龍の次に恐れた龍か・・・




「・・・・・・アルトリア、ルシファーに殴り込みに行くぞ」


「・・・・・・ああ、あいつは調子のりすぎだ」


この前はなんか、堕天使軍勢30人の盗伐とか馬鹿なこと言ってたしもう腹の虫がおさまらん


「「ルシファァァァァァァァァァァァァァァッッッ‼‼今度逢ったら絶対に殺す‼‼」」


『ヒィィィィィィィィィィィッッ⁉』


衛兵がビックリして気絶したとさ








      ――――――――――――――――――――――――――








その頃ルシファーの書斎


「クシュンッ!ん?なんだ?風邪かなぁ・・・」


『ル、ルシファー様‼こ、皇帝陛下と皇帝妃殿下が来ましたぁぁぁッッ⁉」


ドドドドドドドドドドドドドドドドォォォォォォォォォォォォォッッッ‼‼


「え?なになに?アーちゃんとアルトリアさん⁉「ガチャ」へ?」


「「貴様ァァァァァァァァァッッ‼もう許さん‼」」


「え?な、何のこと⁉え?何その剣・・・アルトリアさん⁉ちょっとアーちゃん雷炎弾はダメェェェェェェェェッッ‼ギャ、ギャァァァァァァァァァァァッッ‼」


その後他の魔王3人が最大魔力を駆使した魔力で止めるまでアウグストゥスとアルトリアの怒りは静まらなかったとさ・・・ハァ













最初運営違反着ててビックリしました。
ケド、tinamiとのマルチ投稿の件でしたので
tinamiから見て頂いていた方は分かるかもしれませんが
お知らせで言ったように八月になったらすべて消します
もしそれまでに消されてしまったらどうしましょうと思いつつありますが
まあ気合いで乗り切りましょう‼

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