新日本プロレスのIWGPヘビー級王者・棚橋弘至(35)が「G1クライマックス」(8月1日、後楽園で開幕)終了後、メキシコCMLLに遠征することが決定した。棚橋は昨年実現できなかった同地での防衛戦開催に意欲を見せた。
山形大会(22日)で田中将斗を退けV2に成功した棚橋は、「首が悲鳴を上げてるっス…。光より早く治さないと」と、激闘のダメージを訴えた。
しかし王者に休息の時はない。真夏の祭典・G1は開幕目前。さらにそれを待たずして、G1後の8月22日からは約3週間のメキシコ・CMLL参戦が決定した。新日プロ復帰は9月12日の富山大会からで、一部から熱い注目を集めるミスターこと永田裕志デビュー20周年記念興行(9月9日、千葉・東金)は無念の欠場となる…。
メキシコ遠征は3年連続4度目。昨年に続き王者としての出陣が確定的だ。棚橋は「去年は手応えをつかみましたね。やっぱりIWGP持って行くと向こうのレスラー、関係者の反応が違うんで。デザイン、重さ、価値…全てで引き付けるものがある。一発、海外で価値上げてきますよ」と高らかに海外防衛を宣言した。
海外では昨年5月の米国遠征でチャーリー・ハース相手にIWGP戦を行ったという実績がある。過去メキシコでIWGP戦が実現したことはないが「インターナショナルの文字が入ったベルトですから」という自負を持っており、当然CMLLマットで新たな歴史を刻むことも視野に入る。
昨年、同王座史上最多記録のV11を達成したばかりの棚橋が今夏のG1でも優勝すれば、国内では挑戦者候補が不在となる可能性が高い。海外の強豪との防衛戦という青写真はより現実味を増す。ハードスケジュールはエースの証し。盤石の政権を築く棚橋の守備範囲は、海の向こうまで広がりそうな気配だ。
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