【英国・グラスゴー24日(日本時間25日)発】ロンドン五輪に臨む男子代表イレブンが虎視眈々だ。1次リーグ初戦スペイン戦(26日)にバルセロナなど、スペインの超ビッグクラブのスカウト陣が視察に来ることが判明。今五輪後に世界進出をもくろむ選手も多いだけに、鼻息が荒くなっている。
スペイン報道陣の一人によれば、「日本との試合にはレアル・マドリードやバルセロナのスカウトがたくさん来るよ」。超ビッグクラブが原則23歳以下の選手が戦うロンドン五輪で、世界に通用する“原石”を見つけようと躍起になっているという。
日本はすでにMF清武弘嗣(22=ニュルンベルク)をはじめ、6人が海外クラブに所属するが、日本代表MF香川真司(23)がマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)入りし、スペインでも日本人は注目されている。守護神のGK権田修一(23=FC東京)は「世界中が注目する大舞台でプレーできることは幸せ。僕も海外の人にアピールしたいし、五輪をきっかけに海外のクラブに…と考える選手も多い。そういうギラつく気持ちはモチベーションにもなるから大事」とスペイン戦に向け高い意欲を見せた。
FW永井謙佑(23=名古屋)も「(自分のプレーは世界に)あまり知られていないと思うし、この大会でインパクトを残したい」と目を輝かせる。チームとしての勝利が最優先には変わりはないが、スペイン戦ではアピールのために、持ち味のスピードをあえて強調するようなプレーも必要になるという。
権田は「北京のメンバーもそうだったでしょ」と話すように、2008年北京五輪では3戦全敗を喫した一方、MF香川やDF長友佑都(25=インテル)、DF内田篤人(24=シャルケ)が存在感を発揮し、後に海外進出を実現させている。
さらには海外組までもが虎視眈々。今夏にもビッグクラブ入りを目指すDF吉田麻也(23=VVV)は「個人としても重要な大会」と移籍をアピールする舞台と公言した。初戦スペインを相手に大波乱を起こせば、日本人の欧州進出は加速することになりそう
30年以上、世の中高年の人々に元気を注入し続けているタフマン。そんなベストセラー商品にミス東スポ候補の美女が突撃取材!愛され続ける理由や、気になるタフマンマークの由来に迫った。