「孤立」貫いた高木監督
2012年07月26日 18時00分
球宴でセ・リーグの指揮を執った中日・高木守道監督(71)はベンチでほとんど“独りの世界”に入っていた。試合中に全セコーチの巨人・原監督とヤクルト・小川監督が肩を寄せ合ってずっと話し込んでいたのに対して、老将だけは球宴3戦中とも、やや距離を置いて座った。
これについて、中日関係者は「高木監督は球宴中とはいえ、ライバル球団の原監督や小川監督たちとなれ合うようなことはしたくなかったのではないか。球宴中から勝負師に徹したということだよ」。
別の中日関係者も「本来、高木監督はしゃべりたがりの性格だけど、そこでいろいろしゃべっていると、つい自分のチームの機密に関わるような重大なことをポロリとしゃべってしまうこともあるかもしれないし、あえて自重したんでしょう」。
前半戦終了時点で首位・巨人に4・5ゲーム差をつけられて、2位に甘んじている中日。しかも巨人に3勝7敗2分け、ヤクルトに3勝7敗1分けで両球団に負け越しており、高木監督は「巨人とヤクルトには、もう負けられない。勝てる試合をちょっとひっくり返されているのが、ああいう数字になっているだけ。全く勝てない要素でなっているわけじゃない」と意識していた。その気持ちが華やかな球宴の舞台裏でも、つい出てしまったようだ。
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