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2012年7月25日(水) 19:38 |
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岡山ものづくり展、職人の技が間近で
岡山県で作られている伝統工芸品やアイデア商品などを集めた岡山ものづくり展が、岡山高島屋で始まりました。 職人の技が間近で見られます。
涼やかな風合いの「撫川うちわ」です。 俳句を詠み込んだ雲の模様と歌に合わせた花鳥風月の切り絵が挟み込まれています。 完成までの全ての工程を一人が手掛けていて、実用性はもちろん、職人の高度な技によって生み出される美しさが魅力です。 雲の部分に浮かびあがるのは「夏草や兵どもが夢のあと」の文字。 その下では夏草が風に揺れています。 会場では、岡山県郷土伝統的工芸品に指定されている様々な工芸品の実演が行われていて、烏城紬の制作の様子も間近で見ることができます。 独特の技法でつむがれたシルクの糸は、柔らかくて丈夫でツヤがあるのが特徴です。 このほか、桃やマスカットの香りがするお香など、岡山ならではのアイデア商品も並び、20店舗がおよそ500種類の商品を販売しています。 岡山ものづくり展は、岡山市北区の岡山高島屋で今月30日まで開かれています。
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