山口知事選:オスプレイ争点化、自民に逆風

毎日新聞 2012年07月25日 21時43分(最終更新 07月25日 22時39分)

 新人4人の争いになっている山口県知事選の投開票が29日に迫り、自民党が推薦候補のてこ入れに全力を傾けている。米軍の垂直離着陸輸送機オスプレイの岩国基地搬入が争点化し、政府に向かうはずの逆風を自民党が受ける構図になっているとの危機感があるためだ。反原発を掲げる対立候補の存在も次期衆院選で警戒する「第三極」と重なり、知事選の行方が衆院解散戦略に絡むと見て党幹部を次々に投入している。

 「オスプレイは安全性が確認されるまで飛ばしてはいけない。原発も福島で大きな事故があり、新しい原発は造らない。この知事選は争点なき選挙だ」

 自民党の石原伸晃幹事長は25日、山口県宇部市の企業でこう訴えた。石原氏が強調したかったのは、対立候補が唱えるオスプレイ搬入問題と、中国電力上関(かみのせき)原発建設計画の是非は、知事選の争点にはならないとの主張だ。

 立候補者はいずれも無所属新人で、▽NPO法人所長の飯田哲也氏(53)▽元県課長の三輪茂之氏(53)▽元国土交通審議官の山本繁太郎氏(63)=自民、公明推薦▽民主党衆院議員から転じた高邑勉氏(38)の4人。

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