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【プロ野球】

楽天また井川に負けて4位転落

2012年7月27日 紙面から

◇オリックス1−0楽天

 オリックスは3投手が無失点でリレーした。井川は7イニングを2安打で2勝目。8回から平野、岸田とつなぎ、4回に竹原の犠飛で奪った1点を守り切った。楽天は3安打で辛島の好投をふいにした。3連敗で貯金がなくなり、4位に転落。

     ◇

 なすすべなしの4位転落だ。楽天は、仙台(11日)で日本復帰初勝利をプレゼントしたオリックス・井川に7イニング2安打と返り討ちにされ、7度目の零封負け。試合中スタンドから飛んでいた「気合を入れろ」コールに応えられず、5月19日の阪神戦(甲子園)から約2カ月間守ってきた3位の座を西武にあっさりと明け渡した。「昨日も今日もみんな(好機)つぶしてる。これが野球やけどな」と星野監督。4位転落についてはコメントをしなかったが、2日間でたった1点しか取れない貧打には「今のウチには右が左で投げても勝てるぞ」とあきれ顔だ。

 指揮官が嘆くのも当然だ。井川に対し4度も先頭打者が出塁し、3度は得点圏に走者を進めた。しかし、3度凡退の4番・枡田を筆頭に、後続がことごとく沈黙した。星野監督は「左で投げているだけなのに…」と負け惜しみをいうが、悠長なことは言ってはいられない。貯金は6月28日の日本ハム戦(東京ドーム)以来の「0」だ。

 27日からの西武との直接対決を前に、枡田は「気持ちを切り替えたい」と全員の気持ちを代弁したが、今はまさに正念場。混パに生き残るため、本拠地・仙台で出直しだ。 

  (川越亮太)

 

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