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【プロ野球】

巨人ミスミスも東京ドーム11連勝

2012年7月27日 紙面から

巨人−DeNA 7回裏2死満塁、勝ち越しとなる押し出し四球を選んだ代打加治前は、ガッツポーズ。捕手鶴岡=東京ドームで(武藤健一撮影)

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◇巨人6−4DeNA

 巨人が引き分けを挟み4連勝を飾った。1点をリードされた7回に高橋由の押し出し死球で同点とし、さらに代打加治前の押し出し四球で勝ち越した。3番手の西村が3勝目を挙げ、マシソンが10セーブ目。DeNAは自滅で50敗目。

     ◇

 すったもんだがあっても最終的には勝つのは強さの表れか。巨人は攻守にミスを連発しながらもシーソーゲームを制して4連勝。9四死球を与えてくれたDeNAのアシストも受け、東京ドームでの連勝を球団最多の11に伸ばした。

 原監督の表情が締まらない試合内容を物語っていた。「今日は9イニングの中にいろいろありましたね。結果的に非常に反省材料の多い試合だったと思う」。1回、荒波にセーフティーバントを決められると、ホールトンがけん制悪送球。このプレーをきっかけに2点を先制された。同点の7回には無死一、二塁からバントを処理した阿部が三塁に大暴投して勝ち越しを許してしまう。攻撃もチグハグ。5回無死満塁のチャンスはエドガー、谷が沈黙して無得点。再逆転した7回も満塁機から押し出しの四死球でもらった2点だった。

 決勝の四球を選んでお立ち台に上がった加治前も「正直ここに上がって良いのか迷った。まずいかなって。大分出にくいヒーローインタビューでした」と苦笑いするしかなかった。

 試合終了は午後10時6分。サラリーマンナイターとして通常より1時間遅い午後7時に始まった前日よりも遅く終わる始末。指揮官も「勝つことはできたけど、あってはいけないミスもあった。反省するところを箇条書きにしたら10行ぐらいあるな」とぐったりのロングゲームだった。 (臼杵秀之)

 

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