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風見しんごさん事故防止訴え7月26日 20時1分
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子どもが犠牲になる交通事故が都内で相次ぐなか、5年前に小学生の長女を事故で亡くした俳優の風見しんごさんが講演を行い、事故の撲滅を訴えました。
東京都内では先月までの半年間で、2歳から9歳までの子ども5人がトラックにはねられるなどして死亡していて、死者が1人だった去年の同じ期間に比べて急増しています。
警視庁は夏休み中の事故防止の取り組みを強めようと、5年前に長女を事故で亡くした俳優の風見しんごさんを招いて、警察官を対象とした講演会を開きました。
この中で風見さんは、事故から5年以上たった今も、毎晩、寝る前に現場の様子が頭に浮かぶと打ち明けました。
そのうえで「まさか自分や家族にそんなことが起きるなんて思っていなかった。大切な人を失ってから事故の悲惨さに気づいたのでは遅い。これ以上、自分と同じ思いをする親が出ないように交通ルールを守って一日も早く犠牲者がゼロになってほしい」と訴えました。
講演のあと風見さんは「子どもたちが元気に2学期を迎えられるよう、大人は事故に対する注意を繰り返し呼びかけてほしい」と話していました。
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