韓国LGディスプレー、第2四半期は7四半期連続の赤字

2012年 07月 26日 18:14 JST
 
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[ソウル 26日 ロイター] 韓国のLGディスプレー(034220.KS: 株価, 企業情報, レポート)の第2・四半期決算は、価格カルテルに絡む費用計上が響き、営業損益が7四半期連続で赤字となった。ただ、テレビパネルの価格は安定の兆しを見せており、米アップル(AAPL.O: 株価, 企業情報, レポート)製品向け販売も増加している。

アップルの新型iPhoneの発売が今年後半に予定されていることから、LGディスプレーの第3・四半期は黒字への回復が見込まれる。

第2・四半期の営業損益は260億ウォン(2260万ドル)の赤字。市場の予想平均は740億ウォンの赤字、前年同期は480億ウォンの赤字、前期は1780億ウォンの赤字だった。

同社は第2・四半期に価格カルテルに絡む費用として約1億7500万ドルを計上したことを明らかにし、第3・四半期に業績が改善するとの見通しを示した。

同社の最高財務責任者(CFO)はアナリストに対し「純粋な営業利益水準としては、第2・四半期に前期から4000億ウォン程度改善したが、価格カルテル関連費用の計上で引き続き赤字となった」と説明した。

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7月26日、韓国のLGディスプレーの第2・四半期決算は、価格カルテルに絡む費用計上が響き、営業損益が7四半期連続で赤字となった。写真は2010年、ソウルで撮影(2012年 ロイター/Jo Yong-Hak)
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