日本大使館にトラック突入男起訴

7月25日 22時39分

今月９日、ソウルの日本大使館にトラックで突っ込み、門の一部を壊したとして逮捕された韓国人の男が、暴力行為などを取り締まる法律に違反した罪で起訴されました。

起訴されたのは、古物商のキム・チャングン被告（６２）で、今月９日、ソウルの日本大使館にトラックで突っ込み、門の一部を壊したとして、暴力行為などを取り締まる法律に違反した罪に問われています。
捜査当局によりますと、キム被告は、先月、日本人の活動家が、「竹島は、日本固有の領土」と書いたくいを、従軍慰安婦問題を象徴する少女の銅像にくくりつけたことに反発して、犯行に及んだと供述しているということで、先に送検された際にも、記者団に対し、「後悔はしていない」などと述べていました。
ソウルの日本大使館では、ことし１月にも、中国人の男が火炎瓶を投げつける事件が起きるなど、竹島や慰安婦の問題を巡って、標的になるケースが相次いでいて、警戒を強めています。