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2012年7月26日15時12分

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児童虐待6万件に迫る 11年度、10年前の2.6倍に

図:児童虐待の対応件数拡大児童虐待の対応件数

 全国の児童相談所(児相)が2011年度に対応した児童虐待は、前年度より約3500件多い5万9862件だった。統計をとり始めた1990年度以降、21年連続で過去最多を更新。10年前の2.6倍に増えた。また、10年度に虐待で亡くなった子どもは、前年度より10人多い98人(このうち心中は47人)にのぼった。厚生労働省が26日に速報値を公表した。

 児童虐待の件数は、児相が住民などから通報や相談を受け、親への面接指導などの対応をした件数。厚労省は、虐待自体が増えている可能性に加え、住民や関係機関の意識が高まり、通報も増えたとみている。都道府県別では大阪府(8900件)、神奈川県(7296件)、東京都(4559件)が多かった。

 また、4月からの新制度に基づき、児相が虐待を防ぐために親権の一時停止を家庭裁判所に申し立てたのは、親が子どもの治療を怠ったケースなど、6月末までに7例あった。

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