HEADLINES
ページ更新時間:2012年7月26日(木) 07時12分
シー・シェパード代表、独で再収監命令
 |
動画をご覧いただくには、最新のWindows Media Playerが必要です。上のボタンをクリックして、サイトの案内にしたがってインストールしてください。 |
保釈中の連絡義務を怠り、所在が分からなくなっている「シー・シェパード」の代表、ポール・ワトソン容疑者について、ドイツの裁判所は25日、再び収監するよう命令を出しました。
ポール・ワトソン容疑者は、サメ漁を行っていたコスタリカ船籍の船の航行を妨害したとして、今年5月にドイツ国内の空港で逮捕され、その後、2400万円の保釈金を支払い、保釈されていました。しかし、警察への連絡義務を怠るなどして、22日から所在がわからなくなっています。
フランクフルト上級裁判所は、25日、「ワトソン容疑者が逃亡し、信頼を損ねた」として、再収監するよう命令を出しました。また、ワトソン容疑者から弁護士に「ドイツを出国した」との電話連絡があったということですが、出国の理由や行方は明らかになっていません。
また、ヘッセン州検察の担当者はJNNの取材に対し、20日、日本の海上保安庁からワトソン容疑者の身柄引き渡しを求める内容の書面が届いたことを明らかにしました。
2010年に日本の調査捕鯨船が南極海で妨害を受けた事件に基づくもので、日本の身柄引き渡し要求がワトソン容疑者の『逃亡の理由』ではないかとの憶測も出ています。(25日22:23)