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【社会】

改正暴力団対策法が成立 直罰規定で封じ込め

2012年7月26日 13時34分

 指定暴力団のうち特に危険な組織を「特定」暴力団に指定し、その組員が不当な要求をすれば、中止命令を出さずに即座に逮捕できる直罰規定などを盛り込んだ改正暴力団対策法が26日、衆院本会議で可決、成立した。

 九州では対立する暴力団同士が抗争を繰り返し、一般人が巻き込まれる事件も起きているため、組員らの行動を規制し組織を封じ込める狙い。

 警察庁は指定対象として工藤会(北九州市)、道仁会(福岡県久留米市)、九州誠道会(同県大牟田市)などを想定。

 都道府県の暴力追放運動推進センターが住民に代わり、組事務所の使用差し止め訴訟の手続きをできる制度も盛り込んだ。

(共同)
 

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