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【プロ野球】

阪神、鬼門ナゴヤで今季6連敗 和田監督「屈辱だな」

2012年7月26日 紙面から

◇中日6−0阪神

 中日の吉見が4安打で今季初完封し、7勝目を挙げた。打線は4回、森野の適時打で先制。5回に和田の2点三塁打と山崎の犠飛、8回には柳田の適時打などで加点した。阪神は5回2死満塁の逸機が響き、引き分けを挟んで4連敗。

     ◇

 反攻を誓ったが、無残すぎる返り討ちにあった。ナゴヤドームで今季勝ち星ゼロの6連敗に阪神・和田監督は「ここまで来ると悔しいを通り越して屈辱だな」と気色ばんだ。

 ナゴヤドームで呪われたかのように続く守りのミスが、この日も出た。1点ビハインドの5回無死一塁、遊撃・鳥谷が堂上剛のゴロを後逸して一、三塁とピンチを広げてしまった。この回3失点で勝負は決した。指揮官は「どうしてもここでは接戦になるので。1点を防ごうとか余計な力が入ってしまうので。それにしても、ちょっといろんな事が起こりすぎるよな…」と困惑を隠さない。

 その直前の5回攻撃では、1死一、二塁のチャンスをつくるが、8番・小宮山、9番・メッセンジャーと下位に回るツキの無さも手伝い、この回無得点。閉塞(へいそく)感を打破するために定石にとらわれず、早めの代打も一考と思われたが、動かなければ何も変わらない。借金は今季ワースト11。最悪の後半戦スタートとなった。 (中谷秀樹)

 

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